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1:
田中
廊下からバタバタと誰かが走ってくる音
がらっと教室のドアが開いた必死な顔で友達の隼人が「大変やべーよ」2008-03-19 15:01:00 -
281:
まみ
電車に乗り込み椅子に座るとその帽子の彼は立ったまま外を眺めていた。
その横顔を見てハッとする…見間違えるわけがない。毎日毎日、横顔ばかり見ていた私。
彼は森岡くんだ。2008-04-02 01:27:00 -
282:
まみ
どっどうしよう…
話しかけていいものか。 でも嫌がられたらどないしよう…
でも、でも…
運命と言うのは偶然なのか必然なのか。いつもなら乗るはずのない電車に乗って彼に再び会えた。2008-04-02 01:31:00 -
283:
まみ
それも、隼人からのプロポーズをされた翌日に。
神様がそろそろここでけじめをつけなさい。
そう思って再会させてくれたのではないかと思った。後先の事や相手の事ばかり考えていたら私は前に進めへん。2008-04-02 01:35:00 -
284:
まみ
『次は〜駅。〜駅』そうアナウンスが流れると
私は立ち上がり彼の隣に立った。
プシューッと言う音を立てドアが開くと、彼の手を掴み電車を降りた。2008-04-02 01:38:00 -
285:
まみ
電車が後ろを通りすぎて走って行く。
彼の顔が恐くて見れない。とんでもないことしてしもた!!
「何?」低く大人びている声…私は振り向き彼の顔を見た。
「森岡くん、覚えてる?」2008-04-02 01:41:00 -
286:
まみ
彼の顔を見ると、あの頃にはなかった大人な雰囲気に少し身長が伸びていて
あの頃以上にかっこよくなっていた。
「うん。覚えてるけど」彼は私と目を合わせようとしない…
「私な、森岡くんに聞きたい事があるねん。時間作ってもらえへん?」2008-04-02 01:46:00 -
287:
まみ
緊張しながらも私は必死だった。
過去にけじめをつけないまま今まで生きてきた私にそろそろさよならをしなきゃいけない。それにはどうしても森岡くんと向き合う事が必要だった2008-04-02 01:48:00 -
288:
まみ
「今更なに?隼人と結婚する事なら昨日聞いたけど?」彼から返ってきた言葉は冷たかった。
「あいつは変わっちまったよ」と言った隼人の言葉を思いだした。本当に変わってしまったの…?2008-04-02 01:51:00 -
289:
まみ
私は携帯を鞄から取り出し会社に電話を掛けた。
「もしもし…ゴホッ綾瀬ですが今日朝から熱っぽくてお休みさせて下さい」
上司の返事を聞くと電話を切り森岡くんの方を見て、「今日は付き合ってもらうから!」そう吐き捨てるように言った2008-04-02 01:57:00 -
290:
まみ
さすがに彼も唖然としていた。
「じゃあ…俺も電話してくるわ」私の強引さに折れたのか少し離れた駅のホームのベンチで電話をしていた。2008-04-02 02:01:00