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先生なんかいらん
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1:
@◆QgQkDdInhk
先生・・・その言葉だけで、色んな事が3割増。妙に尊敬されたり、毛嫌いされたり。
でも先生だってサラリーマン。結局は聖職者なんて言葉は傲慢で、本当はみんなただの人間なんだ。
2008-02-22 04:31:00 -
381:
@◆wemVbZnBiI
「ほーんまヤバイわ」
「うん…ホンマやったらヤバイな。でもまだホンマかわからんからヤバくないって(笑)」
めずらしく取り乱すゲンちゃんがなんだか面白い。
「いや・・・あれはマジやな…腹くくった顔してたわ」
「ゴムしてたんやろ?」2008-08-16 04:38:00 -
382:
@◆wemVbZnBiI
「いつもはな・・・でもむっちゃ酔ってたから、その時は正直自信ない」
まぁこの会話を聞いてだいたいお分かりのように、ゲンちゃんは神様から授かったよ宣言をされたらしい。
「いいやん…姫子やろ?客でもないし、何年付き合ってんのよ。結婚したれば?」
「あほかーい。俺まだ専門学生やで?一緒に住んでるんだってお互い親に反対されてんのに、腹ましたなんかバレたら一生会われへん様になるわ」
「うーん…」2008-08-16 04:41:00 -
383:
@◆wemVbZnBiI
「姫子は学校とかどうするって言ってるん?」
「あー?辞めるつもりちゃうか。なんか美容師なる気ない言うてたし」
じゃぁなぜ専門学校に…。
「とりあえず市販のんでもいいからちゃんと調べたほうがいいで。体調悪いだけかもしらんし」
「うん。そやねん。でも姫子が出来てたら嫌や怖い言うて、検査薬してくれへんねん」2008-08-16 04:45:00 -
384:
@◆wemVbZnBiI
「怖いって…」
「今、学校でちょっといいなって思う子いたからさぁ…二重に凹むわ」
「!?ゲンちゃん姫子と別れてその子と付き合うつもりやったん!?」
店内に響きわたる声に、ゲンちゃんの顔が般若みたいになる。
「そこまで考えてないけどな!もう長いしな…」2008-08-16 04:47:00 -
385:
@◆wemVbZnBiI
「じゃぁ二股すんの?」
枕しまくりのゲンちゃんに二股の定義があるんかわからんけど
「せーへんよ!姫子だけやし。たださぁ客以外の女とも遊びたいやん?」
ゲンちゃんは外人みたいに手を広げて、自分の正当性を話し始める。
「だいたいさぁ姫子、結婚願望強すぎやねん!学校辞めたいし結婚したいしやったら、俺のこと逃げ道にしてるとしか思われへんわ」2008-08-16 04:49:00 -
386:
@◆wemVbZnBiI
「…ふーん。いいやんそれでも。共働きじゃないと嫌なん?」
「それはどっちでもいいけど、なんていうんかなぁ…あーこいつ逃げてるなって、あいつが将来の話する度に思ってまうねん」
「…ふーん」
めずらしく声を荒げるゲンちゃんに、私はそれ以上反論せず、アールグレイを飲み干した。2008-08-16 04:51:00 -
387:
@◆wemVbZnBiI
「…俺はゲンちゃんの気持ちわかるわぁ」
ニットを着ようとする私の耳に、真壁がゆっくりキスをした。
「邪魔せんといてよ。寒いねんって」
手だけ通したニットを脱がされテレビの方へ投げられる。真壁との逢瀬は一回一回が濃厚で、本当にもう私、真壁意外とできないんじゃないかと本気で思う。
「ベットん中入ってたら暖かいやんけー」2008-08-16 04:56:00 -
388:
@◆wemVbZnBiI
抱きついたままベッドに押し倒され、太ももから上がってきた手は、さっきまで散々もてあそんだ所を、また触ろうとしている。
「もう!無理無理!今日は帰るから」
体がもたん!そう思い足をバタつかせて真壁から逃げようとするが、いつものキスの応戦に、途端に大人しくなってしまう私。なぜかいつも冷たい真壁の口の中に、舌が無理やりひっぱられる。2008-08-16 04:58:00 -
389:
@◆wemVbZnBiI
「ん…ッ」
強引なのに…ひつこくない大人のキス。右手は何かを探すように、いつもの場所を行ったりきたり…ふいに漏れる声に、真壁は優しく微笑む。
「送ったるから、もっかいしよか」
「もぉー・・・ン…アァ…」
何かを優しく掴む様な右手はスピードをあげる。舌で首から一本の道を作りながら、下に下っていき、布団の中に潜り込む真壁。2008-08-16 05:00:00 -
390:
@◆wemVbZnBiI
「ンァ…アァ!ァァ…ア・・」
「びしょびしょやん。可愛い」
シーツを握る手を強くして目をつぶった。
「せ、先生…いや」
恥ずかしすぎて死ぬー…アソコ舐めるんやったら、せめてシャワー浴びた後にしてー!2008-08-16 05:04:00