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〜KOKORO〜

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  • 1:

    名無しさん

    「お前って俺が浮気したら絶対やり返すってタイプやな。まあ俺は浮気なんかすることないけど。」嫌味っぽく、でもどこか悲しげに君が言った台詞をフッと思い出した。 気付けば別れて4年の月日がたっていた。

    2008-02-02 07:51:00
  • 71:

    名無しさん

    季節は夏。7月。相変わらず【仲良しな2人】ということになんの変わりもなかった。毎朝「おはよう」 というメールからはじまって何かある度にメールをする。「今から〜する。」 とか「今から〜いく。」 とか「〜してた。」 とか本当に何もかもメールして、離れていても常にお互いの行動を把握していた。

    2008-02-08 03:02:00
  • 72:

    名無しさん

    こんなことが当たり前の日常になると「お風呂に入る」という一言のメールがないとイライラしはじめた。「おやすみ」を言わずに寝た次の日は必ずケンカした。メールを送らなかった方が2人の中では悪者。そうやって感覚がどんどん変になっていった。自分の首をしめるはめになっていった。

    2008-02-08 03:08:00
  • 73:

    名無しさん

    それでもそんな風に求め合うことが愛だと信じていた。これが雅と私の愛の形だと。独占欲で相手を束縛することが愛だと。でもそれは自分を無くして相手の思い通りに生きることでしかない。自分の意志がどこにあるのかわからず、お互いが相手の意志で、でもまだ何の不満もなかったからやっていけた。

    2008-02-08 03:29:00
  • 74:

    名無しさん

    夏といえば花火。7月の終わりにひろくんカップルと花火にいく約束をした。ひろくんたちは会場まで近くだったので先についていた。私達は雅のママに会場まで送ってもらった。ひろくんたちと合流して、花火の時間になった。私達カップルのうしろにひろくんたちが座って見た。私達はずっと手を繋いでくっついて、咲いては散る花火を、ありきたりな「キレイ」という言葉を交わしながら見ていた。どこからみても幸せそうな2人。あのまま時間がとまればよかったのに。

    2008-02-08 03:57:00
  • 75:

    名無しさん

    この頃ちょうど離婚間近だった両親の正式な離婚が決まった。私の父はこどものまま歳だけとったような人で、自分の家庭を省みずパチンコをする人だった。母は身体が弱く、肺も片方しかなくて、しょっちゅう寝込むような人だった。母親は大阪の資産家で生まれ育った。反対に父はド田舎の金もない家で生まれた。しかし父は3人兄弟の末っ子で長男として生まれた為、私にとってのおじいちゃんから大切に大切に育てられた。

    2008-02-08 13:21:00
  • 76:

    名無しさん

    母は父と結婚するとき、大阪の家と親子の縁をきられた。そこまでさせて結婚したのに父は母を大事にしなかった。母だけでなく、自分の両親も、私と兄もいてもいないのと同じだった。幼いとき、父が家にいた記憶はほとんどない。いつも10時すぎに帰ってくる父を父だと認識しはじめたのは小学校に入った頃だった。母の父親が亡くなったとき、遺産は10分の1の1千万しかもらえなかった。そのお金は父と父の父で10年もしないうちに使ってしまった。母は自分の洋服もできるだけ安いものを選んでいたが、父は付き合いだといってゴルフクラブも何年かに1回新しく買ったり、とにかく人のお金で派手に遊んでいた。

    2008-02-08 13:32:00
  • 77:

    名無しさん

    離婚が正式に決まって引越しをした。市営住宅の入居は順番待ちだったため、私達親子は県が支援している寮にまず入った。寮といってもワンルームマンションみたいなもので、寮らしいところといえば門限が決まっていたこと、外泊届けがあったこと、お風呂が順番制の共同だったとこ、あと家族以外の男子が禁制だったところ。雅とはやはり雅の家で遊ぶことが多かった。

    2008-02-08 13:54:00
  • 78:

    名無しさん

    いつか雅にケンカしたときに言われた。「あみは自分の親みたいになりたくないやろ?離婚とかしたくないやろ?だったらきちんと話し合って解決しよ!」って。でも最後は話すチャンスすらくれなかったね。

    2008-02-08 14:19:00
  • 79:

    名無しさん

    私は雅に謝った。    「なんかゴメン。ふらついて。信用失ったよな?」 私のしたことは雅を確実に傷つけていた。でも雅は、「俺こそゴメン。俺にも非があると思う。もう1回チャンスちょうだい。もっといい男になってよそ見できんよおにさせたるから。笑」とあっさり許してくれただけでなく、私よりいっぱい謝ってくれた。

    2008-02-08 14:39:00
  • 80:

    名無しさん

    雅の優しさを感じた。それだけで満足すればよかったのに。私は馬鹿で、身勝手で調子にのって、私は悪くないと思ってしまったんだ。雅の優しさを勘違いして、雅に甘えて自分のことしか考えなかった。

    2008-02-13 23:16:00
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