-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
〜KOKORO〜
-
1:
名無しさん
「お前って俺が浮気したら絶対やり返すってタイプやな。まあ俺は浮気なんかすることないけど。」嫌味っぽく、でもどこか悲しげに君が言った台詞をフッと思い出した。 気付けば別れて4年の月日がたっていた。
2008-02-02 07:51:00 -
241:
名無しさん
今年も変わらず祭へいく。初めて浴衣を着せてもらった。髪の毛は自分でアップさせた。雅は『似合う〜可愛い』っていつも通りほめてくれた。2人でスーパーでパックいりのお寿司を買って、公園でわけてたべた。プリクラもとった。萌チャンたちと4人でもプリクラを撮った。
2008-04-02 03:54:00 -
242:
名無しさん
時間は無情にも過ぎて、楽しいときはさらに早く終わってしまった。雅と過ごす残り少ない時間を、私は無駄に過ごしていなかっただろうか。うん、結局傷つけるしかできなかった。
2008-04-02 03:58:00 -
243:
名無しさん
雅の誕生日を迎えた。雅の誕生日だというのにプレゼントも用意しなかったのにはきちんと理由があった。お互いがきちんと推薦で大学に入れたらそれから盛大にお互いの誕生日を祝うつもりだった。
結局叶わなかったけど、雅の誕生日をムゲにしたわけじゃない。2008-04-02 04:10:00 -
244:
名無しさん
誕生日にプリクラを撮った。『まさ18歳おめでと?いつでも結婚できるよ?』と書かれたプリクラの2人は本当に結婚するかのような顔をしていた。
翌日違う地域の祭りにいった。残念なことに当日は雨が降っていて、霧みたいなモヤがかかっていた。2008-04-02 04:17:00 -
245:
名無しさん
『花火ないかもしれんな』不安げに私が言ったら、雅は『大丈夫ちゃう?』って答えてくれた。雅の言った通り、雨の中花火があがった。『ヒューーーーーーーードンッッ』1発目の花火があがった瞬間にまわりのモヤはなくなって、くっきりと花火が見えた。花火は何回も見てきたけど、あんな静かな、寂しい、でも強くて綺麗な花火は初めてみた。
2008-04-02 04:26:00 -
246:
名無しさん
なぜか雅が愛おしく思えた。雅が離れていきそうな気がした。なのに私は。私はまた雅を傷つけた。何も変わらない毎日が一気に崩れ落ちた。崩れさせる一言を私は雅に言ったんだ。気が変になってただなんて言い訳は通じない。
2008-04-02 04:30:00 -
247:
名無しさん
祭りから2週間たった日。夏期講習でみんながどんどん受験の体制を整えていく中、ついていけない自分にイライラした。
雅は学校では優等生だったから受験の心配はいらなかった。指定校推薦でもなんでもとれたから。
評定平均3.8の私とは違った。雅は4.8あった。2008-04-02 04:36:00 -
248:
名無しさん
そんな中で雅と会う約束をしていた。夏期講習で忙しかったから、雅は優しさから会わないと言ってくれた。『あみが勉強頑張るの応援する。頑張れ!』その言葉にもイラついたけど、ただ自分が小さかっただけで受験のストレスを雅にぶつけただけだった。
2008-04-02 04:41:00 -
249:
名無しさん
『あみ?だまってどうしたん??』
『別れたいかも。』 『急になんでなん?』 『雅のこと好きやで。今まで雅と付き合ってきて幸せやった。でもな、フッとしたときにこれでいいんかな?って思うねん。今までお互いが1番できたけど、これから先あみはいろんな経験して大人になりたい。おばあちゃんになったとき、絶対後悔すると思うねん。』2008-04-02 04:46:00 -
250:
名無しさん
フッとしたときにこのままでいいのか考えてたのは雅の方。私じゃない。解放されたかったのは私じゃなくて雅の方だったと思う。
そんなとき、雅は出会ってしまったんだ。運命の人に。私じゃない、私じゃなかった。私は雅の運命の相手になれなかったんだ。2008-04-02 05:02:00