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〜KOKORO〜
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1:
名無しさん
「お前って俺が浮気したら絶対やり返すってタイプやな。まあ俺は浮気なんかすることないけど。」嫌味っぽく、でもどこか悲しげに君が言った台詞をフッと思い出した。 気付けば別れて4年の月日がたっていた。
2008-02-02 07:51:00 -
221:
名無しさん
ただ変わったのは自分から打開させようと少し努力したところ。といっても心斎橋でハーゲンダッツをみつけたときに『アイス食べたら機嫌直りそう』と上から雅に言っただけだけど。雅はニコッってして『じゃあ買いに行こう』ってつなあだ手をグイグイ引っ張って中に入っていった。雅はあらないっていったから1つのを2人でわけた。
『おいしい?』無邪気に笑う雅に、本当に申し訳なくなって、自分の小ささに嫌気がさしたけど、笑顔で『おいちい〜』って機嫌を直した。本当は謝りたい気持ちでいっぱいだったけど、しょぼいプライドがそれを許さなかった。2008-04-02 01:22:00 -
222:
名無しさん
負けず嫌いなところも、しょぼいプライドも、雅と付き合っていく上で余分なものを一気に捨て去れたらどんなに楽だったか。雅を大切にすることが、自分を守ることに繋がったはずなのに、それに気付くのが遅すぎて、自分だけをただただ守ることにいっぱいいっぱいになりすぎていた。
2008-04-02 01:28:00 -
223:
名無しさん
桜咲く季節。当たり前のように季節は巡り巡って、雅と3度目の春を迎えた。
2008-04-02 01:30:00 -
224:
名無しさん
4月になってもまだ春休みを満喫する2人。
3年になったから何もかもが私たちの学年主体になる。雅の友達がたくさん所属している野球部の試合を見に行った。雅が持ってきたタオルを頭から被せられて真剣に応援した。 雅の友達からは【お似合い】だとか【あみちゃんマジ可愛いよな】とかいわれて有頂天になっていた。2008-04-02 01:39:00 -
225:
名無しさん
私しか雅には釣り合わないなんて考えもいつの間にかするようになっていた。
雅は私の中では本当に男前で、私は別に美人でもなければ、とびきり可愛くもない。スタイルは悪すぎるくらいどちらかといえばポッチャリだった。
あえて雅の短所をあげるとすれば背が低いことくらい。目はスラッっと切れ長、鼻筋は通っていて、K1の魔裟斗のような顔立ちだった。好き嫌いは別れるけど私のタイプだった。2008-04-02 01:47:00 -
226:
名無しさん
あっ!という間に5月。
大学を真剣に考え出した2人だったから、大学の説明会にも参加するようになった。三宮であった、たくさんの学校が集まるものに雅といった。2008-04-02 01:56:00 -
227:
名無しさん
私は教育の方向に進もうと決めた。理由は特にない。あるようでない。消去法。弁護士?無理!医者?無理!看護士?無理!CA?無理!雅と同じように建築?興味なし!他に職業がみつからなかった。無知すぎるけど、教師?…まあ〜向いてるか。ってな感じで決めた。今までボランティアとかで保育園に何回か行ってたし、こどもは好きだったし、夢を追いかける雅に少しでも近づきたかった。
2008-04-02 02:08:00 -
228:
名無しさん
雅は大工大の前から一歩も動かなかった。私も同じように佛教大学の説明を真剣に聞いた。
雅と2人で有意義な時間を過ごした。雅は、確実に夢に近づいていた。私はプライドだけで生きていた。雅にひけをとらないように、ついていくのに精一杯だった。2008-04-02 02:15:00 -
229:
名無しさん
6月になった。お母さんの知り合いから1日だけバイトを手伝ってほしいといわれた。雅は、接客ということを嫌がって『いかんといて』と言ったけど、そんなことは関係なくて私は行った。何1つ雅の思い通りにはならなかった。確実に亭主関白には程遠くて…雅はそんな毎日にうんざりだったんだ。
2008-04-02 02:22:00 -
230:
名無しさん
まだ気付かない私。雅はいっぱい悩んだと思う。このままでいいのかどうか。
でもケンカをするばかりではない。どちらかといえばケンカは少なくなっていて、この頃のプリクラはどこからどうみても幸せな2人にしか見えない。2008-04-02 02:26:00