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1:
とまと
???????????
2005-10-07 01:27:00 -
61:
部屋に戻るとお母さんが荷物を片付げにきていた。
母の顔は疲れきっていて昔の母みたいじゃなかった。
『お母さん大丈夫?ちゃんと寝てる?』「大丈夫に決まってるやろ』おかんはニコッと笑ったケド目の下にはクマ。誰が見てもまるで母の方が病人だった。
『明日ねケンタンに会うネン。で全部話すねん…』「そっか家にも呼んだりや、おかんもケンタ君と仲良くなりたいからね』『うん!絶対呼ぶ?』片付けが終わった母は明日迎えに来ると言い帰った。
母の背中は本当に寂しそぉだった…無理に笑ってる母の顔わ胸が本当に痛い2005-12-22 13:39:00 -
62:
退院の日がきた。
天気わ最悪の雨…。
『はぁ…。』「ゆりなぁー!!』『りかぁ?』「明日カラいっぱい遊べんね?』『うん?』いづれはまた病院に戻らないとダメな事は自分も分かってる。でも今いっぱい遊んで幸せもいっぱい感じたいッッて思った。
「ケンタンといつ会うん??』『まだ分からん!でも夜やで!』「そっか?何も怖い事ナイで?アンタらラブラブやから』リカは安心さしてくれた。
看護婦さんなど先生に挨拶をしお母さんの車に二人で乗った。ウチは興奮してた。また明日カラ好きな人と会えて、リカともいっぱい遊べる。何故か今の私は思い出を作りたかった2005-12-22 13:40:00 -
63:
家に着いた。
『めっちゃ久しぶりや?やっぱ自分の部屋わ居心地ぃぃわぁ?』「何おばさんみたいな事言うてるん?』声を合わして笑った。
こんなに大事な人が側にいてくれる事を幸せと思った事がない。これが当たり前になってたから。
病気になって本当に大事な人や物どれだけ大切かを実感した。
『大人になったなぁ…。』「えッ?』『えっ?何もナイ!!りかとおれて幸せゃな思って?』「アホ?』リカわ笑った。『でも本当やで…?ウチりか大事やもん失いたくないて本間に思ぅ』「そんなんお互い様やで☆』二人でいろいろしゃべった。ケンタンに電話しなきゃ2005-12-22 13:45:00 -
64:
『ちょっとケンタンに電話していい?』
「えぇょ☆』
プルルルル…プルルルル…ガチャン「もし?』
『ケンタン!前も言ったケド今日会える?話したい事あるねん…』「お前好きな人できたとか系か?』少し半切れやった『ちゃうょ!!ユリナケンタンの事世界一好きやもん』リカが目の前にいたけど必死に話した。「俺もや!!今どこにおんねん?今カラ会えるで』『家だよ!リカとおる…』「じゃぁユリナの家の近くの公園まで行くカラ一人で出てこれっか?『うん?☆』「ほなまた着いたぁ連絡するな!バイバイ』『うんバイバイ!』
ガチャン 『ハァ…。緊張したぁ!!』2005-12-22 13:47:00 -
65:
「まるで初めての告白やん』リカが笑った
『うるさいわ?☆』「リカ帰ろっか?』『あかん帰ったら!家おってて!ケンタンと話してから色いろ話したいから…』「わぁかりましたぁ☆』
『何て言ぇばいいかな?』めっちゃドキドキ興奮してた「ん?ユリナが思ってる事全部ケンタンに伝えたらええんちゃうん?』『うまく言えるかな?』「アンタさっきまで電話で世界一好き言うてたやん!』ニヤつきながら言った『りかぁ!!』恥ずかしくてクッションを投げた。
少し不安が溶けた。
「絶対うまく行くょ。』『うん?』2005-12-22 13:50:00 -
66:
一時間後ケンタンカラ着いたとメェルがきた。
『着いたみナニいゃから行ってくる。めっちゃ緊張するぅ…↓』
『大丈夫?絶対うまくいくッッて?アンタらラブラブやから?」『うん☆全部話してくるね?』『いってラ?」
『待っててゃ☆』リカとバイバイして公園に向かった。
通り道 鏡を見て前髪を直した。2005-12-22 13:52:00 -
67:
公園についた…。
でも誰もいない。キョロキョロしていると後ろカラぎゅうと抱きしめられた。
「ゆりな?」私は愛しすぎて泣いてしまった「あっ?!ゴメン!!」ケンタンは必死に謝った『うぅん…久しぶりに会ぇてゆりなめっちゃ嬉しい…』ケンタンはそのままキスをした…。
舌が入った瞬間パッッと顔をよけてしまった。「どしたん…?」『ケンタンに大事な話しあるネン…』手を繋いでベンチに座った。
「ユリナ…?俺の事好きか?」不安そぉに聞いてきた『ユリナケンタンの事1番好きやで…』2005-12-22 13:55:00 -
68:
「じゃぁ何の話しすんねん?」
『あのね…ずっと連絡とられへんかったやん?ユリナ入院しててん…』「え?何かあったんか?」『ユリナ病気やねん…ちゃんとケンタンに話したかった大好きやから…
実はHIVに感染してんねん…ケンタンに嫌われんの嫌ゃ…ずっと一緒におりたいよ…』私は興奮して泣きながらうまくは伝えられんかった…。
私は下を向いた…ケンタンの表情が怖くて見れなかった。
「マヂで言うてんか?」コクンと頷いたケンタンはそれ以上何も言ってくれない…『ケンタン前ユリナと結婚してくれるって言ったょね?ユリナケンタンの事信じていいよね?』2005-12-22 13:58:00 -
69:
「ちょっといきなりすぎて意味分からんわ…」『…?何で?ユリナが病気やったらケンタンは嫌いになるん?』完全に興奮して声が震えていた
「ちょっと考えさして…」繋いでた指がそっと離れた。
『何でなん?ユリナ一人でいっぱい悩んでてんで?ケンタンが何を考えるん?ユリナの事好きって言ったヤン!!さっきも好き言ったヤン!!』頬は涙でいっぱいになった。
信じてたのに…信じてたのに…「ゴメン本間わ今カラバイトやから行かなあかん…またメェルするわ」
私はその場で泣き崩れた…。ケンタンは背を向けて歩いて行った。こんなはずじゃなかったのに…2005-12-22 14:01:00 -
70:
抱きしめて好きッて言ってくれると思ったのに…
涙がこぼれた地面にひざまずきひたすら泣いた。
化粧もとれぐしゃぐしゃだ。何時間泣いただろう。私はフラフラの状態で家に向かった…。
階段を上がり部屋の前に立ち涙を全部ふき笑って扉をあけた。
「ユリナぁ?……』『フラれちゃたぁ…』堪えた涙がまた溢れだした…。「ユリナ……』必死に私にかける言葉を探しているようだった『リカわこんな私に同情する?病気だから…可哀相て思うやろ!1番大事な人失ってん…生きる意味あんの』私は多分リカが羨ましかった…。誰かにぶつけたかった…。私最低だ2005-12-22 14:03:00