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怪奇日食

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  • 1:

    チャポーン……。
    チャポーン………。
    水道の蛇口から水が漏れていた。

    2008-01-31 11:54:00
  • 41:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ


    【第三章】浸水

    2008-03-15 06:39:00
  • 42:

    帰りにコンビニで買ってきた求人情報を見ながら弁当を食べていた。『やっぱ、前の資格無いときついなぁ。』ぶつぶつ独り言を言い弁当を食べ終え、適当に棚や押し入れをまた調べ直していた。……………ピチャーン……ピチャーン……。……また水漏れか。俺は水道のレバーをペチンと叩いた。『ガサッ』『!!!』後ろで何かの布擦れの音に俺は反応した。それはテーブルの下にいた。一見何もないように見えるが、タマゴぐらいの大きさだけタイルが歪んでいる所がある。??なんだ??これは??水が?動いているのか??プレデターという映画を見た事があるがその透明に近い。それに触ろうと手を伸ばした。透明に触れるか触れまいかの所で、指先に電流が走った。人差し指に2センチの切り傷を付けられた。宇宙人?UMA?考えてる瞬間にその透明は消えてしまっていた。

    2008-03-15 07:07:00
  • 43:

    必死に探したが透明は何処にもいなかった。残ったのは指の傷だけ……。…敵意があるのか?もしかしたらとてつもない見えないだけで、とてつもない武器を持っているかもしれない。錯覚かもしれない、だけど念には念を。用心の為、包丁を背中に忍び込ませて置いた。

    2008-03-15 07:26:00
  • 44:

    電話がなり、由美が家に来るそうだ。俺の事が心配らしいが、何を心配しているのかさっぱりわからない。一目惚れさせたってのは自惚れになるのかな。それはさておき、来るのは別にいいとして…。さっきの透明がまた出て来たら間違いなく変人扱いされる。とりあえず片付けながら透明を探すか……。
    10分もたたないうちにチャイムがなったが姿は見えなかった。オートロックを外し、すぐに玄関のチャイムが鳴った。泥棒騒動もあったし用心の為に鍵穴から外を覗いた。

    2008-03-15 10:17:00
  • 45:

    誰も………いない?イタズラ?さすがに10分じゃ、由美も来れないしな。一応ドアも空けたがやはり誰もいなかった。ドアを閉めようとすると……何かが引っ掛かり閉めれない。チェーン付近に目を凝らすと空間が歪んで見えた。さっ!さっきの透明の化け物!!パニクった俺は傘立てにあったビニール傘で透明を殴りつけた。3回殴りつけると透明から赤い雫が滴り落ちた。化け物も血は赤いのか………。ドアが静かに開いた。さっきまでは見えなかったがよく見ると、…やはり空間が歪んで見える。それも人間大の大きさだ。血に染まった透明が俺の手を掴んだ。

    2008-03-15 10:27:00
  • 46:

    ヌルンと包み込むように俺の手首を掴んだ。『わぁぁぁ!!』何をされるかわからない恐怖。(もしかしたら、もう体内に何か入れられているかも!吐き気、目眩もしてきた!怖い!怖イ!コワイ!!)『オォボォェ!!』その場に嘔吐した。それでも化け物は優しくそれでいて力強く俺の手首を離さなかった。『ああぁぁぁ!』泣きじゃくりながら、玄関で子供が駄々をこねるように尻餅をついた。透明からヌルンと俺の手首が離れた。その時化け物から声が聞こえた『サ…ヅ…キ……サ………カ…ヅ…キ…』(何で俺の名前を知ってるんだ!何で俺がこんな目に!!)
    尻餅をついたせいで背中に隠していた包丁の違和感に気付いた。
    『おおおぉぉっっ!!』包丁を抜き取り手首を掴まれていた先端の透明目掛けて包丁を振り下ろした。シャパーーッ。透明から勢いよく赤い血飛沫が飛んだ。瞬く間に玄関一面を赤色に染め上げていく。
    『ザッザガヅギィィィィィィ!!!!!』
    化け物はうめき声をあげた。

    2008-03-15 14:38:00
  • 47:

    『ハァハァハァ』
    一瞬の静寂が辺りを包んだ。透明の化け物はウネウネと動き、目の前の空間を歪ませていた。
    『ウゥアウアウゥァゥ……』意味不明な言葉を発していた。化け物は切られた所を自分の中心に持っていき、傷口を庇っている様に見えた。俺はここぞとばかりに透明の中心に包丁を突き当て、渾身の力を込め玄関からドア外の廊下まで押し出した。ヌルンと吸い込まれるように化け物の体内に包丁が入っていった。浮いている包丁に赤が染まっていく。化け物は微かにうめき声をあげると、ゆっくりとその場に突っ伏した。
    終わった……………これが皆既日食なのか………皆も……襲われているのか……いったい……何が起こっている………………………………疲れた…。安心感からか涙が頬をつたる。『助かって…よがった…。』得体の知れない恐怖は死をも圧倒する。
    とりあえず家に入りニュースでも見よう………………………………………………………………。『は?』家に入ろうとした時、左右の廊下の端が歪んで見えた………………もう……かんべんして…くれ……。…………俺は家に入り鍵をかけた。

    2008-03-16 05:46:00
  • 48:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    事件発生から、約10時間後
    皆既日食当日
    AM8:05
    『……タ…スケテ…………カミ………サマ……ダァアァァアァアァアアアアッッ!』

    2008-03-16 06:26:00
  • 49:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    男が自分の指先をまた切り飛ばした。これで三本目だ。『サカヅキ!止めろ!馬鹿な真似をするんじゃない!俺達は警察だ!さぁ刃物をこっちに渡しなさい!!』
    『アアアアアアアアア!あしがぁぁあああああああ!!!がみざまああああああぁぁっっ!』
    今度は自分の左足を、あちこち削りとったり、突き刺したりしていてる。もうふとももの何箇所から骨や健が見えていた。駆け付けた警官の一人が、それを見て思わず吐いた。『サカヅキ!これ以上自分の体を切ったら出血多量になるぞ!!サカヅキ!おとなしく床に包丁を置くんだ!』

    2008-03-16 06:29:00
  • 50:

    『がああああ!!もう半分もないいいっっ!だすげえぇぇてえええええ!!!』顔面から涙、鼻水、ヨダレを垂らしながら今度は左腕を切り落しにかかった。力任せに肘の関節に包丁を減り込ませる………何度も…何度も…。ゴン!ゴン!と包丁が骨に当たる鈍い音が部屋で響いた。『サカヅキ!やめろ!』
    『よるんじゃねええ!くそがあああぁあァァ!!あっ…………あ…………あ………………アアアア!がみざまあああああぁぁ!』
    男はよろけていた体制を仁王立ちに直すと、腹に勢いよく包丁を突き刺した。次の瞬間、横一線に腹をかっさばいた。男の中心から血が滝のように溢れ出る。臓物がぶらさがり床にボトボトと落ちた。男は床に倒れ、それを見て周りにいた警官が男に詰め寄った。『何て……馬鹿な事を…』『ひゅ………ひゅー……ひゅ………………。』男はその場で息を引き取った。
    AM8:20 ....................................... まだ……………太陽と月は重なってもいない。

    2008-03-16 07:03:00
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