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お金の代償

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  • 1:

    きみ

    はじめて小説を書きます。フィクションで、読みにくい点も多々あると思いますがお付き合いください

    2008-01-12 04:31:00
  • 2:

    きみ

    わたしは可愛いくもなければきれいでもない。。。本当。何処にでもいる18歳 だけど自分の中に光る小さな可能性を信じてる。 只、信じていたい。それだけやけど。 自分の中にある何かを。。

    2008-01-12 04:34:00
  • 3:

    名無しさん

    私が水商売をはじめたのは18歳の頃。 理由はとゆうとお金の為だけである 。 そうほんの軽い気持ち。 友達と一緒に初めて体験で行った京橋のキャバクラ。 そこからはじまった

    2008-01-12 04:37:00
  • 4:

    きみ

    当時は時給もやすかった。けれど私達は日給1万円あれば御の字で遊べた。もちろん毎日真面目に出勤などしないし、お客さんを掴まないと! なんてゆう危機感もない。 その日貰う日給で、次の日、不自由なく遊べる金さえあれば。金がなくなればナンパ待ちをしてご飯食べれば良い。生きて行くのは本当に容易い。

    2008-01-12 04:41:00
  • 5:

    きみ

    私達に怖いものなど何もない。そんな感じで調子に乗っていた。 家庭に問題がある訳でもないのに、家庭を嫌った。家に帰りたくなかった。仲の良い友達が。周りに居れば怖いものなんて何もない。

    2008-01-12 04:44:00
  • 6:

    きみ

    理彩『なぁ!きみぃ〜!今日理彩客誰もけぇへんってぇ!』 私『きみもやしぃ!てか、良いやん別にそんなん。』 理彩『やなっ!うちら時給もらえたらそれで良いしぃ!』 私『そぉそぉ♪客なんて、どぉでもいいやん♪てか今日帰りに、こないだキャッチされたホス行かん!?』 理彩『あの子!?のり良くて男前の子!?全然おっけぇ♪』

    2008-01-12 04:50:00
  • 7:

    きみ

    私達といえば毎日こんな感じだった。私も友達もホストにはまった事は一度もないけれど。。一種の 場繋ぎのようなものやった。ホスクラで飲んでバカ騒ぎをして。 友達と居る時、騒いでる時は、孤独じゃないって確信できる。

    2008-01-12 04:53:00
  • 8:

    きみ

    私、理彩、香奈。この三人は小学生時代からの腐れ縁であり、不動の親友と呼べるものだった。皆、性格はバラバラ。だからこそ うまく付き合っていけてたのかもしれない。気が強いのだけは三人共の共通点。

    2008-01-12 04:56:00
  • 9:

    きみ

    理彩『香奈の、あの客また来てるしぃ!!ほぼ毎日じゃない!?』 私『やなぁ!香奈にはまっとんやん!笑』 理彩『香奈さぁ、今月ナンバーはいるんちゃう!?』 私『どやろなぁ。』 理彩『いや絶対はいるって!なんか香奈闇で気合い入れてるし!笑』 私『そぉなん!?』 理彩『うん!こないだファッキン行った時ゆーてたでぇ!香奈今月頑張るわ!みたいな

    2008-01-12 05:01:00
  • 10:

    きみ

    私『へぇ。頑張ったらええんちゃう。』 理彩『香奈やったら絶対いけるわぁ!あいつ客ウケ良いし、なんしベッピンやわ♪』私『やなぁ〜』

    2008-01-12 05:02:00
  • 11:

    きみ

    なんでもない様な顔しながら、理彩の話しを 聞いてた。でも心の中では すっごく おもしろくなかった。 今考えればこの時のもやもやはすごく理解できる。私は頑張る香奈に対して焼きもちを焼いていた。 頑張る事を拒否していたけど 本当は自分の可能性を確かめてみたかった。 それを 今しようとしている香奈に 焼きもちとあせりと妬みが重なりもやもやしていた。香奈は何も悪くない。だけど無性に香奈に腹が立った。

    2008-01-12 05:07:00
  • 12:

    きみ

    私『お疲れぇ〜♪なぁ!理彩!はよ着替えてきぃや♪はよいこぉ!!』 理彩『おっけ♪』 私『香奈もいこやぁ♪こないだキャッチされたホス行くねん!絶対おもろいでっ!』 香奈『。。。。』 私『香奈!!!聞いとん!?』 香奈『あっごめんごめん!何?ホス?あ〜。。。どぉしよっかな。。。』 私『なんか用事あるん??』香奈『明日同伴やねん。。早よ寝な起きれんしなぁ。。。』

    2008-01-12 05:11:00
  • 13:

    きみ

    ずっと携帯をいじりながら話す香奈にかなりイライラした。 とゆうより明日、同伴入ってる香奈への妬みが7割。 私『じゃあええわ!!!理彩と行くしなぁ』 香奈『まぁじごめん!!!今度いこや』 私は香奈に返事もせず 理彩の着替える更衣室までいき、大袈裟な位、理彩と楽しそうに話した。 香奈に聞こえる様に。

    2008-01-12 05:15:00
  • 14:

    きみ

    あの頃の私の中で、香奈は 《裏切り者》とゆうレッテルを貼っていた。 三人で適当にキャバはじめて、指名がとれなくてもヘラヘラ三人でしていたのに。香奈は一人抜け駆けした。 こうゆう感情が芽生えた時女とゆうものは自分の『身方』を作ろうとする。 もちろん私は理彩を『身方』につけようと必死だった。 女の醜い部分だ。

    2008-01-12 05:20:00
  • 15:

    きみ

    何故そんな事をするか。。。 そんな理由は実に簡単。【一人ぼっちになりたくない。】【自分と同じ人間が近くに居れば安心】それだけの事。これは人間であり女の習性といって過言ではない。 今日理彩と二人でホスクラに行くのは絶好のチャンス。。。理彩を私の【身方】につけるのに。

    2008-01-12 05:24:00
  • 16:

    きみ

    私『次の角曲がったとこがあの子の店やんな♪』 理彩『そぉそぉ♪双葉ビル五階♪』 ご機嫌にバックを振り回す理彩に私はゆった。『香奈誘ったんやけどさぁ!!明日同伴あるから無理とか言われたしぃ!!』 理彩『そっかぁ!!香奈、まじで頑張ってんなぁ♪』 私『ツレより客とる奴やってんなぁアイツ』 理彩『笑!!ほんまやぁ♪客とりやがったぁ♪明日デコピンの刑やぁ♪(笑)』

    2008-01-12 05:29:00
  • 17:

    きみ

    私は理彩の言葉にトゲがないのに気付き、必死に理彩にかなりにむかつくように、けしかけた。 でも理彩は元々、おっとりでマイペースな性格。よっぽどじゃないと怒らない。とゆうより私が子供過ぎたんだろう。 しびれをきらし私は、理彩にゆってしまった。 『なぁ!!香奈裏切り者やで!?腹たたんの!!!??』 声が大き過ぎたのか、双葉ビルのエレベーターに響いた。

    2008-01-12 05:34:00
  • 18:

    きみ

    空気が止まった。 理彩は目が点になっている。 やっと理彩が口を開く。。『何で、香奈が、裏切り者になるわけ??笑??頑張ろぉとしてるだけやん?応援したるのが友達やん。』 私『いや。。。そんな意味でゆったんちゃうねん!言い方悪かった!ごめんごめん♪』 理彩『。。。なんし。。今日は飲む雰囲気でもなくなったしぃ。。帰ろか♪』 そういって エレベーターの?のボタンを理彩が押した。

    2008-01-12 05:39:00
  • 19:

    きみ

    無理して明るく振る舞ってくれる 理彩に私も明るく振る舞って答えた。 でも確実に気まずい空気が 二人の間にある。別々のタクに乗り家路に着く。 明日店行って、私だけハブられるかも!? そんな不安だけが頭の中をぐるぐるまわる。

    2008-01-12 05:42:00
  • 20:

    きみ

    私は昔から極度の【気にしぃ】とゆうもので、人が思ってる事が過剰に気になるし、その上【ネガティブ】な女だった。一晩中、明日の事を考えて考えて。。。ほとんど寝ないままに出勤時間を迎えた。

    2008-01-12 05:45:00
  • 21:

    名無しさん

    おもしろい?人間の感情がうまい?がんばれ?

    2008-01-12 06:02:00
  • 22:

    きみ

    出勤前。化粧してる時もその事ばかりが頭の中でぐるぐるまわる。《行きたくない。。》 でも行かないと、理彩が香奈と話す時間が増える。そうなると私はきっとハブられる!!今日は行かな。。。 そんな事を考えながら店のドアを開ける。 理彩がリストで店長と楽しそうに喋ってた。理彩『おっ!きみきみおはよー♪』いつもと変わらない理彩の態度に体の力が一気に抜ける程 ホッとした

    2008-01-12 06:09:00
  • 23:

    きみ

    21さんありがとうございます?

    2008-01-12 06:14:00
  • 24:

    きみ

    私『おぉ理彩ぁ♪はよ〜♪』 なに事もなかったかのような空気。あんなに悩んだのがあほみたい。 *9時半*香奈が同伴で出勤。 待機席でグロスを塗ってた手を慌てて止めて立つ。 香奈は二人客を連れて同伴をした。店長、役職の人間は皆、香奈のところへ行っては褒める。 それが、とてつもなく気にいらない私は香奈と挨拶すらしようとしない。

    2008-01-12 06:19:00
  • 25:

    きみ

    ボーイ『理彩さん。お願いします。』 理彩『へいへ〜い??香奈吉のヘルプやねぇ〜♪』と言いながら更衣室から出てくる理彩。 ボーイ『ちゃうちゃう!!お前連れの人指名やぞ♪やったな!!』 理彩『まじ!!!?どれどれ!?。。。。あっ!!!!』そういって理彩は客のもとへ走って行った。

    2008-01-12 06:23:00
  • 26:

    きみ

    理彩『ありがとぉ!!理彩の事覚えてくれとったぁん!!!?はじめての指名やわぁ♪めた嬉しい♪』 理彩の声がでか過ぎて嫌でも聞こえる。《なんやねん。指名もらった位で。うるさい》 どこまでも妬み屋な私。香奈も着替え終わり、席に着く。待機席に居ても嫌でも笑い声が聞こえる。。 《うざ》

    2008-01-12 06:27:00
  • 27:

    きみ

    なんやねんあいつら。客に媚びてばっかやん。 ださ。。 でも本心は楽しそうな会話。指名をもらった理彩。同伴した香奈が羨ましいくて仕方なかった。 待機席にぽつんと座る私はこの世で一人ぼっちのような気がした。。。 店のボーイはきっと、私の事落ちこぼれやと思ってんやろなぁ。。。 理彩と香奈は指名とれてんのに。

    2008-01-12 06:31:00
  • 28:

    きみ

    今すぐにでも帰りたい。。。!そんな事ばかり考えてた私。だけど根が負けず嫌いなせいか、あいつら以上に客を掴んで見返したろう!!ってゆう闘争心が湧いてきた。 指名まわしがフリーに着けてくれた。 絶好のチャンス!!!!

    2008-01-12 06:35:00
  • 29:

    きみ

    張り切って席に着く。若いサラリーマンだった。 《こいつ金なさそぉ。。私金持ちの客がいいねんけど。。。》 第一印象でおもいっきりやる気が 失せてしまった私。。。 サラリーマンは嬉しそうにペラペラ喋ってるけど 明らかにだるそうな態度の接客で 次のフリーに回してもらえるのを待つ。。。

    2008-01-12 06:39:00
  • 30:

    名無しさん

    ?

    2008-01-12 13:03:00
  • 31:

    名無しさん

    ボーイ『きみさんお願いします。』 きみ『じゃあばいばぁい♪』それだけ言って即席を立つ。あんな金無さそうな奴いらんねん。絶対客ならんわ。私の次にそのリーマンの席に着いたのはNo.2のエリさん。 《かわいそ-。あんな細客つかされて。時間の無駄やのに》

    2008-01-12 17:09:00
  • 32:

    きみ

    スタッフ『おつかれ〜!』キャスト『おつぅ〜♪』そんな声が飛び交う中、理彩の元へ行く。私『理彩おつぅ-♪なぁ!!めっちゃ腹減ったくない!!?飯いこや♪』 理彩『きみおつぅ♪理彩お腹いっぱいやってぇ!!あそこの席フードめっちゃ頼んでくれたからさぁ!!焼きそばとぉ、たこ焼きとぉ、唐揚げとぉって食い過ぎやろ!!??笑!?』隣で笑う香奈。 『香奈もぉ!!吐きそう!笑』

    2008-01-12 17:20:00
  • 33:

    きみ

    二人が私をバカにしてるように感じて無償に腹が立った。 きみ『いや、香奈と飯行こーなんて最初っから思てへんから。』 当たり前のごとくその場の空気は一気に張り詰めた。沈黙を破り話しだしたのは 香奈。 『なぁ、きみなんか香奈に怒ってるん??昨日の営業後位からずっと気になっとったんやけど。』 私『怒って当たり前やろ。裏切り者やんお前。なぁ!?理彩も思うやろ?!』

    2008-01-12 17:25:00
  • 34:

    理彩『ちょっ!笑!ちょー待って!?笑!?なんで理彩に同意求めるん?!笑。理彩は香奈が裏切ったとか思ってないし。香奈が頑張ってんのが、きみは気に入らんだけやろ!?別に良いやん♪応援したろや♪なんか理彩も今日初めて指名入ってやる気でてきたしっ♪』 香奈『てか裏切り者とか言われる筋合いないねんけど!めっちゃ気分悪い。人気ないからって僻んでんなよ』―――――プチ―――――" " "08/01/12 17:30

    2008-01-12 17:30:00
  • 35:

    きみ

    私の中で何かがキレた。気が着いたら香奈の胸ぐらをつかみ顔面をどついてた。理彩が必死に二人の間に入り、止めようとする。でも私の耳には何も入らない。どつかれた香奈も黙ってない。掴み合いの喧嘩がはじまり、ボーイが飛んできた。引き離された私達の気は収まらず怒鳴っていた。

    2008-01-12 17:34:00
  • 36:

    きみ

    《もぉ。。。最悪》 言い訳できなくなった私は黙ってしまった。 母『こんないかがわしい所で働かす為にあんたの事産んだんじゃない!!!あんたまだ未成年よ!!??』 私『何勘違いしてるん!別にやらしい店ちゃうで?ただのキャバクラやん!』母『水商売は皆一緒です。汚い仕事や!!!あんたは一生この仕事するんか!?これがあんたの夢やの?!』

    2008-01-12 17:50:00
  • 37:

    きみ

    【汚い仕事】。。。か。お母さんから見たら汚いんや私。

    2008-01-12 17:52:00
  • 38:

    きみ

    お母さんは世間体を異常に気にする人やった。派手な化粧と派手な髪型 派手な服装で朝帰りや夕方出て行くのは耐えられないと言われた。まともな職に就く気がないなら家を出て行けと言われ 迷わず『わかった』とだけ答え自分の部屋に 向かい最低限の荷物を 一番大きなカバンに詰め込んで家をでた。

    2008-01-12 21:47:00
  • 39:

    きみ

    最低限のもの。。。化粧品 服 ドレスを二着ずつ。財布。これだけあれば充分やった。部屋にある物は妹にあげると伝え 電車に乗った。《私何処行ったらええんやろ。》 時間は朝の*8時* 電車の中は 通勤ラッシュ真っ只中で、スーツを着たサラリーマンやOLの人で溢れてた。。。

    2008-01-12 21:51:00
  • 40:

    きみ

    《この人達は今から行くとこがあっていいなぁ。。。宛もなく電車に乗ってる私とは違う。》通勤中の人達を眺めながら、すごく羨ましかった。

    2008-01-12 21:54:00
  • 41:

    きみ

    なんとなく携帯の電源を入れた。― 不在着信20件―新着メール7件― 開いてみると不在は店長と理沙で埋まっていた。メールは理沙が3件〔電話でて!!〕〔今どこよ??〕〔店長も香奈もあたしもメッチャ心配してんねんで?落ち着いたら連絡頂戴やぁ?香奈も酒入っててあんなんゆってもぉたと思うよ?今日店来て三人で話そう?うちらこんなんでキレちゃう仲じゃないやん?待ってるで?〕

    2008-01-12 22:01:00
  • 42:

    名無しさん

    めっちゃ理彩ええ子やん?

    2008-01-12 22:38:00
  • 43:

    きみ

    45さんへ?良い子ですよね?カキありがとう?

    2008-01-13 03:50:00
  • 44:

    きみ

    ――新着メール【店長】―――〔お〜い?生きてるかぁ?電話とれよなぁ〕 〔お前ら仲良かったんちゃうんか?なんかあったら相談乗るぞ〜〕〔明日出勤しろよ〜〕――新着メール【紗英】――〔おねぇ、ママと喧嘩して家でたん?!家帰ったらママ泣いててんけど?何があったん?てか服とかまじでもらって良いん???〕

    2008-01-13 03:56:00
  • 45:

    名無しさん

    どつぼにはまる日ってあるよな?そんなつもりなくても生理前とかここまで言わんでも八つ当たり?とひがみ
    頑張って??

    2008-01-13 04:00:00
  • 46:

    きみ

    誰にも返事を返す気になられへん。 我慢しても我慢しても涙がぽろぽろ流れる。あたし何してんねやろ。。。あほなんは自分でイタイ程分かってる。分かってるけど。。。 理沙にメールを返す事はきっとない。紗英にも。私は本間に臆病者やから。

    2008-01-13 04:05:00
  • 47:

    きみ

    48さん?本間そぉゆう時ありますよね??生理前なんか最悪?カキありがとう?

    2008-01-13 04:08:00
  • 48:

    きみ

    自分をリセットしたい! このままじゃあかん。今まで何も達成した事もなくて。自分のできない事を他人がすれば 羨んで 僻んで。 一人じゃ何もできなくて。 こんな私を許してくれる人に『ごめんなさい』『ありがとう』もいえない臆病者。

    2008-01-13 04:17:00
  • 49:

    きみ

    一人でも頑張ろう!!! いつか理沙と香奈にちゃんと謝れるように。 そう決意した時、電車が止まったのは心斎橋だった。思い立ったかの様に立ち上がり人混みを掻き分け 下車する私をサラリーマンやOLは睨みつけ舌打ちをする。 改札を抜けホームをあがってから気づいた。《私なんでここで降りたん???》

    2008-01-13 04:26:00
  • 50:

    きみ

    とりあえず、トボトボ歩いてみる。宛なんて何もない。仕事終わりであろうホスト達。ホストで飲み過ぎたであろう女の子がミニスカートにも関わらず大股を開けて道端で爆睡してる。こんな女の子を見ると私は、すごく[安心感]と[優越感]浸れる。 その子の背景も知らないクセに。。それでも良い。今私はシラフで立って歩き、その子は大股を開き商店街で酔いつぶれて爆睡をしてる。私の方がまともや。

    2008-01-13 04:34:00
  • 51:

    きみ

    とにかく睡魔に襲われた。朝日が辛かった。 お腹も空いた。家もない。 ここまで条件が揃えば漫画喫茶しかない。 《確かあそこにあったよな》 そう思い歩き出す足どりは、さっきと全く違う。 何にせよ目的があるのは進む原動力になるもんやねんなぁ。。。。

    2008-01-13 04:39:00
  • 52:

    きみ

    漫画喫茶に行きとりあえずマットブースに入る。 とにかく今は寝て明日考えよう。。。

    2008-01-13 04:42:00
  • 53:

    きみ

    隣のブースの人の着メロで目を覚ました。時計を見ると夕方の*五時* これからどないするか本間に考えんと。。 。
    全財産五万 未成年 寝る場所は二、三日漫画喫茶生活になる事は覚悟した。 でも五万なんて、すぐなくなってしまう。未成年で家も借りれない。 とにかく金がない!!!! 金を作らないと話しにならへん。日銭を稼げるのはやっぱりキャバクラか風俗しかないか。。。

    2008-01-13 04:47:00
  • 54:

    きみ

    シャワーを浴びて 化粧をしてセットサロンに行った。 そう。スカウト待ちをする為。 サロンを出る頃には、スカウトがうろつき出す頃合いやった。 さっそく、しゃしゃり歩く私にスカウトが寄って来てくれた。

    2008-01-13 04:53:00
  • 55:

    きみ

    スカウト『あっどーも♪今から出勤ですかぁ!??』 いきなり前に飛び出して来たスカウトに びっくりしたフリをして立ち止まる私。 『え!?』 スカウト『今どっかで働いてますぅ???』 私『今は働いてなーい』 スカウト『そぉなんやっ!!!キャバクラとか興味ないです!!?』私『今お金なくてなぁ!!今日体験とかいける店ない!?時給最低3500円欲しいんやけどぉ』スカウト『全っ然あるよ♪今日女の子欲しいゆうてる店何軒かあんねやん♪』

    2008-01-13 04:59:00
  • 56:

    きみ

    スカウトは何軒かお店をリストアップして、私に訪ねたけどミナミのキャバは有名店以外、店の名前を言われても全然わからへんかった。 私『なんし任せるわ!!』 スカウト『おっけ♪ほんじゃいこぉ♪』 スカウトが連れて来たのは、そえもんの中にある、小箱のキャバクラ。 店長に会い面接をする。 スカウトは必死に時給交渉をしてくれてた。笑

    2008-01-13 05:05:00
  • 57:

    きみ

    店長は渋りながら私に、『明日から入店でレギュラーで入ってくれるんやったら3、5だすでぇ。』と言いに来た。私『明日から入店でレギュラーで入れるます!!でも1ヶ月は日払いしてほしいんですけど』 店長『ええよええよ!金、困ってるん?』私『はい。』 そんな感じで働きだした。

    2008-01-13 05:10:00
  • 58:

    きみ

    店長『源氏どないする??』 私『きみで良いです』 店長『珍しい名前やもんなぁ♪』 私『はい』 愛想の無い私に店長は戸惑ってたけど。 そんなん関係なかった。この時私の頭の中ではお金の計算で忙しかった。

    2008-01-13 05:13:00
  • 59:

    きみ

    オーラスで働いたら、だいたい日給が 25000円 漫喫代がご飯も食べるとして、5000円位? セット3000円 じゃあ残り。。。1日だいたい17000円位かぁ。 結構残るやぁん♪♪
    ん!???ちょっと待てよ? 早上がりさせられる場合も、あるよな。。むしろオーラス働く事の方が少ないかも!!!どないしよ どないしよ!

    2008-01-13 05:21:00
  • 60:

    きみ

    頭の中はパニックやった。毎日一万ずつ貯めていけたとしても大した金にならん。てかその前に、家借りれないやん!!!まじどぉしよぉ。。。
    事の重大さに気づくのが遅すぎたあたし。

    2008-01-13 05:24:00
  • 61:

    きみ

    てゆうか下着の替えもない私。 生きる術をこんなに必死に考えたのは、生まれてはじめてやった。 考え過ぎて頭がショートした私を ボーイがフリーに着ける。 『はじめまして。きみです♪』にっこり作り笑いをしても、ピン客はこっちも見てくれへん。《何やねんこいつ。何しに来とん。帰れや。》何も喋ってくれないから、何も喋らなくなった私。 沈黙が流れる。早く抜かれるのを祈る。

    2008-01-13 05:31:00
  • 62:

    私は客を気にする事もなく、ぼーっとする。
    客『おい』 やっと口を開いた変子客。 私『はい?』 客『何か喋れやコラ』私『話しかけたけど無視したやん』客『お前の話しがおもろないから喋る気にもならんのや。不細工やねんから、喋り位なんとかせぇや!!』 私『じゃあ何喋ったら良いんですか??』客『そないなもん我で考えろや!!わしは金はろとんねん!気持ち良ぉ飲ませんのがお前らの仕事やろが!!!』

    2008-01-13 05:38:00
  • 63:

    きみ

    私『あ、すいません』 客『お前なんかもぉいらん!!向こういけや。』私『はい』

    席を立ち、トイレに行って、ドアを閉めた瞬間に涙がでた。怒鳴られた恐怖感と 屈辱。《あたし何も悪ないしな!!》―――コンコン―――店長『きみちゃーん??』涙を拭いて滲んだ化粧を直して、ドアを開けた。『はい??』 店長『泣いとったんか?』《バレてるし。。。》

    2008-01-13 05:45:00
  • 64:

    きみ

    黙る私に店長は続ける 『恐かったやろ??大丈夫?』私『はい』 店長『笑!!!てか、きみちゃんて『はい』か『はい??』ばっかやな!!!笑』私『はい』 店長『でた!!笑!!まぁそんな落ち込みなや♪あの人結構良い人やで♪』《どこが???》私『めっちゃうざいあの客。』店長『あっ!それはアカンでぇ??あの人がなんで怒ったか分かる??』

    2008-01-13 05:52:00
  • 65:

    きみ

    『私がおもろい話しせんかったからじゃないん?無茶苦茶やわ!』 店長『おもろい話しってゆうか、きみちゃんが努力せんかった事に怒ってんちゃうかなぁ』 私『努力したって!話しかけたけど無視ったんあいつやん』店長『俺見てたけど、きみちゃん話しかけとったん二言位やったやん??ほんでその後ずーっと沈黙やったし』

    2008-01-13 05:56:00
  • 66:

    きみ

    店長『それでも、きみちゃん平気な顔しとったやろ??そこは問題やなぁ〜。灰皿もかえれてなかったで?』《ここの店長バリうざいかも。京橋の店はこんな説教なかったのになぁ。。。だる》 店長『そんなダルいんやったら今日はあがり♪』私『え!!??』店長『だるそうな顔してるやん♪ほんで明日もだるかったら来んでええよン♪人の話しを素直に聞けない子は雇わへん主義やから俺♪♪リストで日払いもらってな♪ほなおつかれぇ♪』

    2008-01-13 06:08:00
  • 67:

    きみ

    《ちょっ!まじでゆってん!!?まだ一時間も経ってないし!!!まじヒドい!!!》 そう思いながら、更衣室のドアを嫌みったらしく思い切り閉めた。 リストに日払いをもらいに行く。。。
    今日の稼ぎ850円 《まじかよ。。。》

    2008-01-13 06:12:00
  • 68:

    きみ

    店を出て肩を落とし満喫へ戻る。。。*pm9時* 出勤途中のキャバ嬢とは反対方向に歩いて行くあたし。。最悪最悪最悪最悪最悪最悪!!! イラつきながらスカウトに電話。―――『もっすぃ♪』《今の状況とは相反したボケスカウトのハイテンションが本気でうざい》 『もし?きみやけど、なんなんあの店ばりダルいねんけど!!!!』『どしたん!!!?』 早口でさっきの出来事をマンシンガンのように喋る

    2008-01-13 06:20:00
  • 69:

    きみ

    うんうんと聞いていたスカウトが間髪を入れるかの様に『あっ!!!きみちゃん!ちょい待って!キャッチやから掛け直すわ!!』 ブチッッ――プーップーップーッ―――どいつもこいつも、まじでうざい!!!

    2008-01-13 06:23:00
  • 70:

    きみ

    一時間待ってかけ直した。新しい店を紹介さそうと思った。でも、でない。。。イライラは募る。10分後に私の携帯が鳴った。――着信スカウト★タカ――『もし!??』 『ごめぇん!!!遅なって!!』 『いいから、ちゃう店紹介してほしいんやけど!!』 スカウト『あぁ〜今日はもう厳しいなぁ!!てか俺絶対、ocean(体験に行った店)良いと思うけどなぁ!!』《何がどう良いねん?》

    2008-01-13 06:35:00
  • 71:

    名無しさん

    きみちゃん頑張れ?

    2008-01-13 07:28:00
  • 72:

    名無しさん

    ホンマ自己い女やな〜?
    でもおもろいし頑張って完結させて??

    2008-01-13 11:22:00
  • 73:

    きみ

    74サン?ありがとうゴザイマス?? 頑張ります(・∀・)?
    75サン?本間それ?笑?絶対完結させるんで、気向いたら又覗いて下さい?

    2008-01-13 15:23:00
  • 74:

    きみ

    私『。。。。又電話する』――ブチッッ――何もする事のない私は、漫画喫茶でなんとなく漫画を読む。 フードを適当に頼み、ご飯を食べる。。漫画を読むのも疲れて来た頃。現実に戻った。《時給3500円くれるんはオイシかったのになぁ。。あのクソ店長さえおらんかったらなぁ。》 時給3500円てゆう金額は、この頃の私にとって、アツかった。京橋で2500円で働いてた私にとっては。

    2008-01-13 15:33:00
  • 75:

    きみ

    店長に言われた事を思い出す。 《明日もだるいようやったら来んで良い》 《じゃあ明日ダルなかったら行って良いって事ちゃうん!!?今は気まずいからもう行かん。とかゆってる場合じゃない!!なんし金稼がな、アカンし。。。明日行って、店長に謝って働こ。。。》

    2008-01-13 15:36:00
  • 76:

    きみ

    次の日目が覚めたら夕方4時やった。 シャワーを浴びて昨日と同じ下着をつける。 《うぅ。。キモチワルイ。今日パンツだけでも買お。》 漫喫を出て昨日のサロンに行く。 席で化粧をしてたら、携帯が震えた。――着信―ocean店長―――《え!!?まさか今日来んで良いとか!!???》 『はい。。』 店長『きみちゃんおはぁ♪今日何時に来れそぉ!!?♪』 私『オ、オハヨーゴザイマス。。は、8時』 店長『りょぉかぁいン♪』

    2008-01-13 15:44:00
  • 77:

    きみ

    《メッチャどもっても-たし?てか店長ばり普通やん???らっきぃ♪》 気が楽になった私はセットを終え、 店に向かう。。心の中で何度も謝る練習をした。 謝る事が苦手な私には難関やった。。 開店準備をするボーイ達に挨拶をして リストに行くと店長が居た。。

    2008-01-13 15:49:00
  • 78:

    きみ

    店長『あっ!!ダルがりのきみや♪』 私『き、昨日はゴメンナサイ。。。』 店長『何がぁ???♪』 《何がとか聞くなよ!!なんていえばええねん?えーっとえーっと?》 私『素直に話しきかんかって。。』 店長『きみ夜歴どんくらい??』 私『1ヶ月位』 店長『ほぉかぁ♪んならこれから覚える事腐る程あんねんから、アドバイスは素直に聞いた方が自分成長できるで♪たかが夜、されど夜♪ 金に困ってんやったら頑張らなアカンのちゃう?♪ 俺も応援するやん♪ 』

    2008-01-13 15:56:00
  • 79:

    きみ

    私は素直に話しが聞けた。。店長は昨日の態度を出勤確認の時から許してくれてた。。怒られるより 許される事の方が罪悪感を感じるものやった。。。理沙も許してくれたなぁ。。。

    2008-01-13 15:58:00
  • 80:

    きみ

    『店長、私今日から頑張る。本間に金困ってるし、今までキャバも適当にしかやった事ないから、わからへんけど頑張るから』 店長『今のキュン♪とくるねぇ♪お前可愛いとこあるやんけぇ♪』 私『とりあえずどぉしたら良い??』 店長『指名バック、ボトルバック、ドリンクバック。。これを利用して金稼げへん手はないやろ♪ただしドリンク*ボトルは指名客以外はつけへん。 そしたら指名客を持たな話しならへんやん?』 私『どうやって客掴むん??』 店長『とにかくフリーまわしたるから連絡先聞きまくって連絡しまくる事な♪接客はナンバークラスの子のを見て覚えていったらええねん』 私『わかった。。。頑張ってみる』

    2008-01-13 16:06:00
  • 81:

    更衣室に行き、着替えてると続々女の子が出勤してくる。。今日は金曜日。 女の子も多い。 更衣室はアッとゆーまに女の子でごった返す。。。さっさと着替えて待機に座る。 一番に入って来たのは昨日の 変子客!!!!《又来てるし!!うわぁ常連なんやぁ?》 『きみさんお願いします』―――ギクッッ―――" " "08/01/13 16:10

    2008-01-13 16:10:00
  • 82:

    きみ

    案の定。。。変子客の席やった。 走って逃げたくなるキモチを抑え 深呼吸して席に着く。 『いらっしゃいませぇ。き、きみですぅ』 チラっとこっちを見る客 『お前まだおっんけ』 私『は、はい?笑?懲りずにまだ居ます』 客『よう又わしの席に来れたのぉ。大概の奴は泣いてそれっきり、見ぃへんようなるんや。』 私『お金困ってるんで?笑?泣き言ゆってられないんです?笑。あの。。。昨日はすいませんでした?気分悪くさしちゃって?』 客『お前客持ってへんやろ』

    2008-01-13 16:17:00
  • 83:

    きみ

    『一人もいません?』 客『せやろなぁ!!笑!不細工やし取り柄あらへんもんなぁお前。笑』 私『そぉなんっすよぉ?笑』 客『何笑ろとんねん!笑。危機感ないやっちゃの』
    なんか昨日より全然喋りやすかった。 言葉はいちいちきついけど トゲがなくて、仲直りできたみたいな気分になれて嬉しかった。

    2008-01-13 16:22:00
  • 84:

    きみ

    客『店長呼べ』 私『へ!!!??は、はい?』 《私の事クビにせぇとかゆぅんかな。。。》
    『店長お願いしまぁす。』 店長はすぐにやってきた。。。
    店長『堺さんどぉも!!!♪いつもいつも本間ありがとうございます!!』 《堺ってゆぅんやこのおっさん》 堺サン『おいっこの不細工に指名入れといたれ。A指でいれとけ。あと、吉四六卸せ』 店長『あざーーっす!!!!!吉四六頂きましたぁ!!!』

    2008-01-13 16:29:00
  • 85:

    きみ

    何が起きてるんか全然わからへん。。。このおっさんが私の事指名してくれたん!!!???しかもボトルまで。。。 客『おい不細工!!お前焼酎飲めんのか。』 きみ『は、はい』 客『飲まれへんねやったらゆえ。不細工に飲ます酒はないんじゃ。なんか勝手に頼め』 私『あ、ありがとうございます!!!!』 そういってボーイを呼ぶと、堺さんが勝手に 『お茶かオレンジジュース持って来い。賞味期限きれとってもええぞ』

    2008-01-13 16:33:00
  • 86:

    きみ

    その後も酒を飲まされる事なく ソフトドリンクを飲ませてくれた。 堺サン『わしが一人で来る時は茶飲んでたらええ。でもわしが人を連れて来た時は、きっちり飲んでもらうぞ不細工』 私『飲む!!!』 堺サンはラストぎりぎりまで居てくれた。ほとんどオーラス。 最後まで不細工やデブや 乳なしやと散々言われたけど、めちゃくちゃ楽しかった!

    2008-01-13 16:38:00
  • 87:

    名無しさん

    きみの成長たのしみやな?主さんがんばれ?

    2008-01-13 19:23:00
  • 88:

    名無しさん

    おもしろーい☆続き続き(・∀・)ノ

    2008-01-13 20:27:00
  • 89:

    きみ

    90サン?ありがとうございます?91サン?ありがとうです?今から続き書きますね?

    2008-01-14 00:05:00
  • 90:

    きみ

    堺サンの席に着きっぱなしでもなくフリーにまわしてもらった。 堺サンも『おい!!客無し女、はよ客捕まえてこい!』 と言って嫌な顔せず、他の席をすすめてくれた 。指名をとれず堺サンの席に戻ると『やっぱり不細工はウケへんかぁ!!!笑』と笑われた。 下品で口も悪いこのおっさんを、昨日とは正反対に大好きになった。 店長の言ってた事がよくわかった。

    2008-01-14 00:11:00
  • 91:

    きみ

    営業が終わって一服する。。 送り待ちじゃない。ただ少しでも漫喫に居る時間を減らしたかった。 金がないから 店長がどかっと隣に座って日払いをくれた。 封筒の中身は開けなくても昨日とはあきらかに違った。 昨日は、チャリンチャリンてゆってた中身とは違った。店長『バックは基本給料日払いなんやけど、貧乏人には特別バックも日払いしたるわ♪頑張ったらこんだけ稼げるて分かった?♪これはお前の力で稼いだ金や。お前の、能力代や。そう考えたら嬉しいやろ?♪』

    2008-01-14 00:18:00
  • 92:

    きみ

    給料袋を覗くと、諭吉さんが数人。。。夏目さんが数人。。。(この時はまだ千円紙幣が夏目漱石でした) この時貰った給料はほんまにうれしかった!!!お金に全く余裕がなかったのが、少し、ほんの少しだけ 余裕ができた事。 初めて指名を取って、自分が飲んだドリンクが自分の給料になって返って来た事。 頑張る事は恥ずかしい事なんかじゃなくて、自分に返って来るもんやった。

    2008-01-14 00:25:00
  • 93:

    きみ

    《パンツ買って帰ろ♪♪》 明日は新品パンツや♪ そんな事ばっかり考えてた。 同じ下着を2日連続。 ましてや3日連続とゆうのは本当に、嫌やった。 店長『なぁ腹減らん!!?』 私『減った!!!!』 店長『飯でも行くか!!』 私『いくー!!!!』 食費が浮くと思ったらバンバンザイだった。 若いボーイと 新人の女の子と4人で、ご飯を食べに行った。

    2008-01-14 00:32:00
  • 94:

    きみ

    店長は元々よく喋る人。ミカちゃんも人なつっこい。 若いボーイ(よっちゃん)はいかにも頭が悪そうやけどベテランらしい。 家を出て2日やけど、こうして人と一緒にご飯を食べたり皆で談笑するのが、すごく楽しくて嬉しかった。 【やっぱり一人は寂しい】

    2008-01-14 00:40:00
  • 95:

    きみ

    時計は朝の6時をまわってた。 かなり4人で話し込んでたみたい。 ミカちゃんとメアドを交換して、解散した。ミカちゃんとは友達になれそうで嬉しかった♪ 今となっては私の家と化した漫喫に辿り着く。店から歩いて五分位。 店泊してるボーイを覗いて、誰よりも通勤時間短いやろな。。。

    2008-01-14 00:45:00
  • 96:

    きみ

    堺サンや今日番号交換をした人達にメールを送る。なんて送ったら良いかわからんくて、同じ内容を転送した。

    2008-01-14 00:48:00
  • 97:

    きみ

    こんな生活が早くも、二週間目に突入した。この辺から私は焦りを感じる。 日払い期間がもうちょっとで終わってまう。。。毎日貯めたお金が20万ちょいは有るけど。。。来月その貯金を切り崩してまた、この生活続けなあかんの??? イタチごっこやん。。。

    2008-01-14 01:44:00
  • 98:

    きみ

    どうしたら良いの???どうしたらこの生活から抜け出せんの?? 少しずつ貯めた20万はいつも、持ち歩いてた。 キャッシュカードも持ってないし、家も無いから持ち歩くしかなかった。 駅のコインロッカーに入れとこうかと迷ったけど、それも何だか怖かった。

    2008-01-14 05:36:00
  • 99:

    きみ

    私は自分の今の生活状況を、誰にも言わなかった。 店で仲良くなった、ミカや、他の女の子達にも、言わなかった。 もちろん客にも。 恥ずかしかった。 漫喫で寝泊まりしてるなんか。。。 絶対バレたくなかった。

    2008-01-14 05:39:00
  • 100:

    きみ

    。今日は土曜日。イベント中で女の子がコスプレをしてるせいもあって、店は結構賑わってる。 堺さんはあれからほぼ毎日来てくれてる。 たまに、何人かで来る時もある。今日は4人で10時頃行くとメールをくれていた。 普段、メールなんてくれへんけど、複数で来る時は必ずメールをくれる。これは【飲むの覚悟せぇ】の合図みたいなもん。 酒は苦手やけど、こうゆうところが、堺さんの優しいとこ。 このメールが入った日はやっぱり堺サンが来るまで なるべく飲まない。

    2008-01-14 05:48:00
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