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自称・本カノ

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  • 1:

    つばさ

    人は簡単に裏切る。騙す。
    それなら最初から人なんて信じなければいい。
    裏切って当然だと思えばいい。
    だから私は自称・本カノ。
    私が言い続けた言葉。弱い自分を必死に守るために。

    2007-11-22 00:10:00
  • 800:

    つばさ

    大きなテディベアを持ってミスズは現われた。
    翼「ミスズ本当に来てくれたんや!…彼氏はええの?」
    ミスズ「親友の誕生日なら行け!って言ってくれた」
    理沙「めっちゃエエ彼氏やん!」
    太田サンは女の客ミスズに興味を持ち、話しかけ、みんなで楽しく飲んでいた。

    2008-01-13 17:52:00
  • 801:

    つばさ

    理沙「歩来てないね…仕事抜けられへんかったんかな?」
    翼「どうやろね…もう閉店まで一時間か…」
    ミスズ「歩にあの事言うたん?」
    翼「今日言うつもり…歩は私の仕事理解しようともせず逃げてばっかり。そんなんやったら、この先不安やから…ウチは店に来ることにこだわってんねん。…って仕事中やねんから、こんな顔してたらアカンわ!よぉ〜し!」
    誕生日イベントからカラオケ大会へと化している店内の中心に入って翼は歌を歌っていた。

    2008-01-13 17:59:00
  • 802:

    つばさ

    「いらっしゃいませ!」
    大きな扉を開いたのは大きな真っ赤なバラの花束を持ち、黒のスーツを着て、髪も立てず大人っぽいキリッとした歩だった。
    翼が歩に駆け寄ると歩はニコリといつもの笑顔を見せた。
    歩「お誕生日おめでとう…実家にスーツ取りに行ってたら遅くなった…」
    翼は嬉しくて涙が出そうになったが、1度深呼吸した。

    2008-01-13 18:05:00
  • 803:

    つばさ

    翼「いらっしゃいませ。翼と申します。」
    翼の仕事の顔に歩は驚いているような顔をしていた。
    歩の席にはママが付き、歩に質問攻めしている。
    翼は引き続き接客に徹した。理沙は酔ってシャンパンコールまでかけていた。
    すべての席を回り終え、残すは歩の席だけとなった。

    2008-01-13 18:11:00
  • 804:

    つばさ

    翼が歩の席に付くと歩は背筋を伸ばし、水割りを作る翼の手をずっと目で追っている。
    ママ「歩くん良い子やね…あんたにはもったいないわ!」
    そんなことを言いながらママは席を立ち2人きりとなった。
    歩「ミスズも来てくれたんやね。…翼の客、楽しそうやな。ラウンジってもっとヤラしいって思ってたけど…翼の客はそんな人やないんやな。今まで頭ごなしに反対してごめんな。翼はこういう店で客やから仕事続けたかったんやんな?もっと翼のこと理解しようとせなアカンかったな…。」
    翼「いいよ…分かってくれてよかった。」

    2008-01-13 18:17:00
  • 805:

    つばさ

    歩「誕生日プレゼント…」
    プレゼントを開けるとブルガリの指輪が光っていた。仕事中だと我慢しても涙が零れてしまった。
    翼は涙を拭いて歩に目を向けると歩の左薬指にも同じ指輪が光っていた。
    歩「結婚しような!」
    店は最後まで盛り上がり、閉店を迎える。

    2008-01-13 18:20:00
  • 806:

    つばさ

    もやし「では今日の主役の大仏から挨拶があります」
    翼「大仏ちゃうわ!…ぇえ、みなさん本日はわざわざお越し頂き誠にありがとうございます。理沙に誘われ適当な感じで春からこの店で働いて…あっママ睨まないで下さいよ!日々お客様たちと接していく中で仕事をする喜び、楽しさ、やりがいを感じました。そして皆さんに励まされ、支えられ、応援して頂いたおかげで今の私があるのだと思います。世間から非難される水商売…悪くないです!私は好きです。本当にこの道で生きていこうと思いました。しかし新しい道を見つけ、それに専念致します。今まで本当にありがとうございました。」
    挨拶が終わると大きな拍手が響いた。
    いつもは怖いママは笑って拍手。理沙ともやしは大泣きして歩にしがみついている。
    歩はずっと拍手をしてくれていた。

    2008-01-13 18:30:00
  • 807:

    つばさ

    「翼…一緒に働いてきて楽しかった…ありがとう…翼の客、全員もらう…」
    理沙が泣きながら大きな花束を渡してくれて閉店となった。

    歩もミスズも加わった打ち上げを終え、2人で家に帰っていた。
    タクシーを降りて月が輝くだけの暗い道を手を繋いで散歩をした。

    2008-01-13 18:35:00
  • 808:

    つばさ

    翼「ウチ夢諦めてへんで!…店持つ夢は歩と一緒に作っていく」
    歩「それええな!…でも急に結婚決めたんは何でなん?」
    翼はニコリと笑って歩の手を掴み、自分のお腹に当てた。

    翼「パパだよ…歩パパだよ…」

    2008-01-13 18:39:00
  • 809:

    つばさ

    歩はボォーっとして、されるがままにお腹をなでている。
    翼「歩との赤チャン出来たから仕事辞めて結婚する事決めてん!」
    やっと事態が把握できたのか歩は笑顔でお腹に抱きついてきた。
    歩「マジでぇ…俺パパ?翼ママ?…こん中に赤チャンおんねや…俺らの赤チャン…」
    歩は目をウルウルさせていた。

    2008-01-13 18:54:00
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