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1:
主
私の名前は桃香
つけてくれたのはスカウトしてきた元彼祐二。
系列店の二人の女に手をだしていて別れた。
祐二は私を本名で呼んでいた。だから私はこの日から本名を捨てた。2005-11-07 03:39:00 -
261:
主
涼「なかでも女は今まで、作る暇もなく過ごしててんやん。昔はおったんやけどな、時間も金もカツカツやったし、裏切って裏切って失ってしもてな。それからは作る気もせんかってん。けど今はな、それなりに時間も金も自由になって、余裕ができて、好きな女に苦労さすこともなくなったわけやん?………それやのに桃は離れたやんか。金も時間もカツカツなアイツを選んだやん?俺どーしても納得いかんくてな。きてしもたわ。」
2005-11-25 13:45:00 -
262:
主
さっきおきっぱにしておいたピアニッシモが長い灰をぶらさげて灰皿の中であたしと同じように涼の話を聞いている。
涼は振り返り手招きをした。
あたしはまるで何かに引き寄せられるかのようにその手招きに応じ、横にちょこんと体育座りをした。2005-11-25 13:48:00 -
263:
主
涼「桃、俺のこと好きやった?」
桃「顔…オーラ…H……。」(゚-゚)…?
桃「めっちゃ好きやった。けど、性格とかでやなとことか、たくさんあった。」涼「うん。」桃「あんな、あたし、悠也と付き合って、思ったんやんか。長所を好きになることなんかすごく簡単やねん。たとえば顔とか雰囲気とか。」2005-11-25 13:53:00 -
264:
主
涼はうなずいてきいてる。ピアニッシモはフィルターまで燃え尽きていて白い細い煙を上らせていた。
桃「でも、短所を認めることってめっちゃ大変。むかつくし、腹立つし。あたし、今まで短所‥てゆうかむかついたり腹立ったりするようなこと、見てみぬふりで恋愛してきたんやんか。だって楽やん?んでだるくなったら離れてきた。州ん時もそやねん。」2005-11-25 14:00:00 -
265:
主
涼「俺んときも?」桃「‥ウン‥色んな事無視してた。」涼「今の子はちゃうんや?」桃「アイツは‥はじめっから長所も短所もしってたから。だからやたらぶつかる。」涼「そっか…」涼はポッケからパーラメントを取出し、デュポンで火をつけた。
2005-11-25 14:03:00 -
266:
主
━カチャ…━
( ̄□ ̄;)!!
悠「何してん?」やばっ!悠也━━!(゚Д゚;)
悠「ダボ何してんねん!」すごい勢いで悠也が入ってくる。酔った悠也は涼に罵声を浴びせて殴りかかった。涼は抵抗しない。顔だけは守りながら悠也に殴られてる。2005-11-25 14:10:00 -
267:
主
泣いて悠也を止めるあたしに怒りの矛先がむいた。
太ももを蹴られてうつむくあたしに平手が飛んできた。
━パンッ!━すごい音。でも痛みはない。恐る恐る目をあけると、涼の頬が真っ赤になっていた。
涼はポッケから名刺を一枚テーブルにおいて、家をでていった。2005-11-25 14:14:00 -
268:
主
床にはロクサーヌとしずとチーンが灰と供に散らばっている。
悠「桃、ごめん。」後ろから抱き締められた手をあたしは解いた。
悠也は散らかった部屋を片付けてセブンスターに火を付ける。2005-11-25 14:17:00 -
269:
主
桃「‥‥もぅ‥無理‥‥‥」悠「なんて?」桃「‥‥無理や‥もぅ‥‥限界‥‥‥」悠「……ほんまか…。」
悠也は立ち上がって、タバコを消し、出ていった。
床にはもぅロクサーヌもしずもチーンもいなかった。2005-11-25 14:31:00 -
270:
主
(´_ゝ`)ゃたら険悪な場面ゃけど中断しまぷ?〃
2005-11-25 14:32:00