-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
キレイはお金で買いましょう
-
1:
名無しさん
中野美子。当時10歳、小学四年生。
わりかし裕福な家庭で育ち、一人娘で両親には「可愛い可愛い」 と溺愛されてきた。
名前の由来は読んで字の如く、美しく育つように…とつけられたもの。しかし、残念なことに容姿にはあまり恵まれなかった。2007-11-08 11:20:00 -
123:
名無しさん
あやは気が済むまで殴ると、美子の側に転がった携帯を踏み付け「次あきらにちょっかいだしたらこんなんじゃすまへんからな。」とだけ言い、周りの女と共に笑いながら帰っていった。
2007-11-10 01:57:00 -
124:
名無しさん
美子は服もひきちぎられ、色んな場所から血がでている。
鈍い痛みを身体中に感じながら壊れた携帯を拾った。「めぐ…んち行こう…」
さすがにこんな状態で家に帰るわけにはいかない。面倒は避けたい。
幸い恵の家は昼間恵以外はいない。2007-11-10 02:03:00 -
125:
名無しさん
道行く人の好奇や白い目にさらされ、ふらつきながらも恵の家に着いた。
――――ピーンポーン――――『はい。』
「恵、美子やけど開けて…。」
(恵おった…よかった…)2007-11-10 02:07:00 -
126:
名無しさん
ドアをあけ恵はビックリしていた。
「とりあえず上がり!」
恵の部屋に通されると、部屋にはこうじがいた。
「美子ちゃん…どうしてん!!」2007-11-10 02:13:00 -
127:
名無しさん
恵がこうじとそんな関係だったとは知らなかったが、今はどうでもよかった。
恵はお茶と救急箱を持ってきた。
「とりあえずこうじ送ってくるからシャワー入り。着替えはおいとくで。」
こうじがいると喋りにくいなと思っていた美子は、恵の気遣いが有り難かった。2007-11-10 02:20:00 -
128:
名無しさん
シャワーを浴びると身体のあちこちの傷がヒリヒリと痛んだ。
美子は自然に涙が出た。
傷の痛みでもなく、あきらに彼女が居た事でもなかった。
あやはかなり美人だった。あの女の勝ち誇った顔が忘れられない。それが悔しくてたまらなかった。2007-11-10 02:29:00 -
129:
名無しさん
砂や血を洗い流し、シャワーからあがり鏡を見た瞬間美子は愕然とした。
顔は土気色、目は窪み、頬はこけていた。身体も胸元の骨が出て、Eだった胸はBもなくなっている。
鏡に映ったソレは、美子の知っている自分ではなかった。2007-11-10 02:39:00 -
130:
名無しさん
鏡から目をそらし、深いため息をついた。
――フゥーッ―――
【クスリ…やめよ。】2007-11-10 05:15:00 -
131:
名無しさん
こうじを送り部屋で待っていた恵は、何も言わず美子がゆっくり喋るのを頷きながら聞いた。
美子はドラッグもやめると伝えた。
恵は黙っていた。2007-11-10 05:19:00 -
132:
名無しさん
その日は恵の家に泊まる事になった。
美子は布団に入って目を閉じたが、あやの顔と台詞が美子の脳裏に焼き付いて中々眠れない。
仕方なく、睡眠導入剤を飲んで眠りについた。2007-11-10 05:24:00