小説掲示板――涙の数――のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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――涙の数――

• 1:

  あい

  忘れていくのわ､
  ｢綺麗な涙｣
  覚えていくのわ､
  ｢汚い世界｣

  2007-10-28 16:53:00
• 2:

  あい

  七瀬 愛
  18歳、仕事わ無職。
  口癖わ｢もういい!!!｣

  2007-10-28 17:05:00
• 3:

  あい

  16歳の時に大阪に出て…この町で過ごした時間わ､たった２年。
  私が見たのわ､腐った町､汚い世界。
  ｢皆何しとるん？｣
  ｢…愛何しとるんやろ｡｣

  2007-10-28 17:11:00
• 4:

  あい

  あんた等に出逢って無かったら､愛この汚い世界に埋もれていってた。
  ｢なあ､もう少し一緒に居りたいよ？｣
  ｢なあ､聞いとん？｣
  ｢なあ!!なあ!!｣

  2007-10-28 17:18:00
• 5:

  あい

  ―16歳―
  1500円を握りしめ､向かったのわ…憧れの町､大阪。夜でも大阪の町わ眠らず動いている。
  田舎でわ有り得ない人の数､遅くまで開いてる店､テレビで見た事のあるホスト達。
  私と友達の早紀わ､目を輝かせ…夜の大阪｢ネオンの町｣を歩きだす。

  2007-10-28 17:34:00
• 6:

  あい

  泊まる家も､お金も無い。友達や知り合いすら居ない…この町。
  ｢大丈夫｣
  何故そう思えたのか分からない。

  2007-10-28 17:42:00
• 7:

  あい

  ただ、｢なにしとん？｣とか言って近付いてくるヤリ目当ての男と喋るのが楽しくて､今が楽しくて､｢何とかなる｣気がしてた。甘すぎる考え。
  16歳の私達に｢ネオンの町｣わ早過ぎた…。

  2007-10-28 17:48:00
• 8:

  あい

  1500円わ1日で無くなった。昨日ナンパしてきた男に電話する。
  ｢も〜し？何してん？｣
  ｢今家やけど？｣
  ｢あんな〜。今昨日おった友達と居るねんけど､家とめてくれん？｣

  2007-10-28 17:52:00
• 9:

  名無しさん

  男の答えわ､あっさりＯＫ。男の名前わ｢勇｣。
  わざわざ駅まで迎えに来てくれて､勇の家までタクシーで向かう。何で迎えに来たん？ﾜﾗ
  勇わ､22歳で美容師。
  顔もまあ?男前やった。

  2007-10-28 18:03:00
• 10:

  あい

  勇わ美容師の寮に住んで居る。階段を上がり2階へ行く。部屋に入るなり､勇わ焼きそばを作ってくれた。そしてベッドの隣に布団をひき…
  ｢ベッド使い〜?俺､明日シゴトやから!!!おやすみ★｣
  と言って、速攻寝た。

  2007-10-28 18:11:00
• 11:

  あい

  ｢めっちゃ良い人?｣
  とか話してたら､二人共いつの間にか寝てた。

  2007-10-28 18:14:00
• 12:

  あい

  朝、勇の携帯のアラームで目を覚ました。
  ｢愛等も帰らな〜?｣
  そんな話してたら､｢あっ?寝てていいで★家無いんやったら､少しの間ここ居り?｣って言うてくれた。本間良い人?
  ｢本間?有難う?いってらっしゃい?｣

  2007-10-28 18:19:00
• 13:

  あい

  勇が行った後､私と早紀わ仕事を探した。
  ｢夜の仕事｣
  私わラウンジで働き､早紀わ給料の良いセクキャバで働く事にした。
  私わ少し引いていた。その頃わ｢金の為でも風俗わ無理!!｣って思ってたから。

  2007-10-28 18:27:00
• 14:

  あい

  その日から､勇の家から仕事に通う毎日が続いた。私わ早紀より仕事が早く終わってたから､先に帰る事が多かった。
  帰ると勇わいつも起きてまっといてくれてた。２人でご飯を食べて､寝る。そんな毎日やった。

  2007-10-28 18:50:00
• 15:

  あい

  仕事の方わ､まあ?順調で…
  ｢このまま何とか大阪で生活やっていけそう?｣なんて思ってた。

  2007-10-28 18:54:00
• 16:

  あい

  その頃､早紀の帰りわ日に日に遅くなっていた。いつも勇さんの出勤時間に帰ってくる感じやった。でも理由聞いたら､
  ｢スキな人出来てん?愛にも紹介したるわ?｣
  とか言うて喜んでたから､あまり気にしなかった。

  2007-10-28 19:04:00
• 17:

  名無しさん

  あげ?

  2007-11-01 00:44:00
• 18:

  名無しさん

  どーせホストか黒服か夜の男好きなったりとかゆーオチちゃん？しょーもな

  2007-11-01 06:51:00
• 19:

  あい

  そして次の日の仕事上がり､早紀から電話が掛かって来た。
  ｢はいはい〜？｣
  ｢今日､時間あったら早紀の彼氏紹介したるから､お久に飲み行こう!!｣
  ｢分かった。じゃあ､駅で待ってるし｣

  2007-11-01 13:06:00
• 20:

  あい

  勇に｢先寝といて♪ゴメンよ｣と電話し歩いて駅まで向かった。
  駅に向かう途中ﾎｽﾄにｷｬｯﾁされる。無視してるのにしつこい。
  ｢何処いくん？駅？俺も駅やねん。一緒にいこう？無視？てかなー今から客と会うねんけど､そいつかなり痛くてさー。まぁ､ｾｸ辞めてﾍﾙｽ行ってくれたし､太いのは良いけど…付き合って!とかﾈﾂｲねん!!ﾍﾙｽ嬢と付き合うとか無いや〜ん？ってか､プラベで遊ぼや。番号おしえて？｣

  2007-11-01 13:17:00
• 21:

  あい

  一方的に話してくるﾎｽﾄにｲﾗｯときてしまい､ﾁｮｯﾄ怒った口調で｢自分も結構ﾈﾂｲで？ﾎｽﾄとか興味無いし!!ってか､客待ってるんやろ？見られたら､愛刺されるやーん!!ﾜﾗ　じゃあバイバイ｣と言って少し離れた所で早紀を待った。

  2007-11-01 13:28:00
• 22:

  あい

  15分位たって､早紀の姿が見えた。さっきのﾈﾂｲﾎｽﾄが早紀にも話し掛けている。早紀も楽しそうに話してたから､少し怒りながら早紀とﾎｽﾄの所に向かった。

  2007-11-01 13:34:00
• 23:

  あい

  ｢もー何してん。早紀はよ行くでー!!｣
  ｢う…うん?｣
  ｢えっ？何？自分ら友達やったん？｣
  ﾎｽﾄわﾋﾞｯｸﾘしてた。

  2007-11-01 13:37:00
• 24:

  あい

  ｢そうやけど。今から２人で飲みに行くねん。じゃあね〜?｣
  ｢えっ？待ってやー。愛と塁知り合いなん？｣
  ｢今さっきｷｬｯﾁされて…って､これ彼氏…？｣
  ｢そうやねん。今日わ愛に紹介したかったし､塁の店飲みに行こう思って､塁とも此処で待ち合わせしとってん♪｣

  2007-11-01 13:50:00
• 25:

  あい

  飲みに行くって居酒屋やと思ってたし。ってか､こいつさっき痛い客と会うって…ｾｸからﾍﾙｽに…。愛の頭の中でわ､さっきﾎｽﾄが一方的に話してた言葉でいっぱいやった。ﾍﾙｽ？嘘やろ？そんなん聞いて無いって…。

  2007-11-01 13:55:00
• 26:

  あい

  ｢愛？嫌やった？愛ﾎｽﾄ行った事無いもんな…お金わ早紀が払うし､今日だけ付いてきて？｣
  ｢…うん｣
  私達わ塁の店に向かう。隣でわ早紀と塁が手を繋ぎ楽しそうに喋っている。｢さっき痛い客､ﾍﾙｽ嬢とか無い｣言うとったやんけ…。塁の言葉を思い出しイライラしていた。

  2007-11-01 14:01:00
• 27:

  あい

  ｴﾚﾍﾞｰﾀｰで上に上がる。うるさい音が､だんだん近くなる。
  ｢いっらっしゃいませー!!｣
  ｴﾚﾍﾞｰﾀを下り塁がドアを開けるといきなり､従業員のでかい声。

  2007-11-01 14:07:00
• 28:

  あい

  ｢ここ座ってて♪｣
  塁が何処かに行き早紀と２人になった。
  ｢愛ゴメンよ。でもﾎｽﾄかって良い子おるし､なかなか楽しいで♪｣
  ｢そっか…。｣

  2007-11-01 14:11:00
• 29:

  あい

  良い子って誰？塁とか言う奴の事？早紀さっき痛い客とか言われてたで？なぁこいつの為に…ﾍﾙｽしてるって本間？
  聞きたい事が山ほどある。でも今わ聞けない。

  2007-11-01 14:14:00
• 30:

  あい

  ｢愛トイレ行くわ♪｣
  ｢あっちやで〜｣
  トイレに行くと丁度､塁がトイレから出てきたとこやった。
  ｢トイレいくん？｣
  ｢うん。｣

  2007-11-01 14:25:00
• 31:

  あい

  無愛想に答えトイレに入ると､何故か塁も入ってきた。
  ｢えっ？何？ﾎｽﾄってトイレにも付いてきてくれんの？ﾜﾗ｣
  ｢おちょくってるん？｣
  ｢…若干。ﾜﾗ｣

  2007-11-01 14:28:00
• 32:

  あい

  ｢俺､そうゆう子好きやで。なぁ俺一目惚れした。付き合って？｣と言いキスしようとしてきた。
  何こいつ…色使ってさっき自分が言うてた事黙っといてもらおうと思ってるん？腐ってる。
  分かりやす過ぎる行動に思わず笑ってしまった。

  2007-11-01 14:33:00
• 33:

  あい

  ｢何で笑うん？ﾜﾗ｣
  嬉しくて笑ったのと勘違いしたのか､塁わﾆﾔﾆﾔしながら聞いてきた。
  ｢お前､焦ってるん？｣
  冷たく言うと､塁の顔わ真剣になり､
  ｢かなり｣と答え､トイレから出て行った。

  2007-11-01 14:38:00
• 34:

  あい

  トイレを済まし席に戻ると､早紀が怒っていた。塁が愛に言った事を､自分で早紀に言ったらしい。
  予想外の展開。
  ｢話題作りやーん。そんなん思ってる訳無いやん?早紀わ俺の愛する彼女やねんで♪｣
  必死に言い訳するﾎｽﾄに､少し照れながら｢もう?愛が本気にするや〜ん｣とか言うてる早紀。

  2007-11-01 14:53:00
• 35:

  あい

  友達ながらも殴りたい位キモイ。
  ｢愛ちゃん。俺､早紀の事本気やから安心して？誤解さしてゴメンよ｣
  どこまで調子の良い男やねん!!
  でも愛わ､｢良いよ。本気とか分かってたし?大丈夫♪｣と笑って答えた。

  2007-11-01 14:59:00
• 36:

  あい

  愛の返事が､予想外の返事だったのか塁わビックリした顔をしていた。
  別に今わどうでもいい。帰ったら全部話すつもりやし。
  ﾍﾙｽの事も､さっきのトイレの事も。全部。

  2007-11-01 15:02:00
• 37:

  名無しさん

  おもしろい?
  読んでます?

  2007-11-01 15:26:00
• 38:

  あい

  ﾀｸｼｰを拾い乗り込む。話を切り出そうとすると､早紀が口を開いた。
  ｢分かってるねん。色られてるって…。｣
  ｢えっ？｣
  ｢聞いたやろﾍﾙｽの事とかも。｣
  ｢…うん。｣

  2007-11-01 15:28:00
• 39:

  名無しさん

  38さん☆有難う???

  2007-11-01 15:29:00
• 40:

  あい

  ｢愛わ引くかもやけど､色でも嬉しいねん。愛してる､とか言うてくれるん。今だけそっとしてて？｣
  ｢…うん｣
  何も言えんかった。
  友達として､止めたり､怒ったりするべきやったと思う。でも｢分かってる｣その言葉が悲し過ぎて。辛い恋。ﾍﾙｽをしたくて､したやろか？

  2007-11-01 15:39:00
• 41:

  あい

  早紀にとってﾍﾙｽとゆう仕事わ｢金の為｣じゃ無く｢塁の為｣なんやろう。
  純粋で綺麗な想い。
  悪い事なのか､良い事なのか…分からない。

  2007-11-01 15:41:00
• 42:

  あい

  家に帰ると既に勇わ出勤していた。
  机の上にわ､ご飯と置き手紙があった。
  (ご飯くいや。俺も飲みに連れてけー?今日わ久しぶりに皆揃ってご飯しよや。約束?早紀たまには顔見せろよ?)

  2007-11-02 17:21:00
• 43:

  あい

  ｢優しい人やな…｣
  早紀わ少し寂しそうに言った。
  ｢なぁ？今日わ真っ直ぐ帰ろな？｣
  そう聞くと早紀わ迷わず｢おっけぇ〜?｣と笑顔で答えた。

  2007-11-03 00:59:00
• 44:

  あい

  でも､その日の仕事上がり…何回電話しても繋がる事わ無かった。
  ｢電波の届かない…｣
  そのｱﾅｳﾝｽを聞くたび､イライラする。
  初めて塁に電話する。

  2007-11-03 01:25:00
• 45:

  あい

  ｢も〜し？分かる？｣
  ｢当たり前やん?どうしたーん？｣
  ｢今､早紀と居る？｣
  電話の向こうで､小さい声が聞こえる。

  2007-11-03 01:31:00
• 46:

  あい

  ｢居らん言うてー?｣
  ｢えっ？何で？これ愛ちゃんやで？｣
  ｢分かってるわ?何でもやって。後で言う?｣

  2007-11-03 01:33:00
• 47:

  あい

  ｢居らんで?ﾞ何で？｣
  うざっ。会話､聞こえてますから…。
  ｢何でってか？隣の人に聞いてみたら〜？あっ♪さっき後で言うわ?って言われてたし､電話切ったら聞いてみたら？｣
  と笑いながら答えて一方的に切った。

  2007-11-03 01:42:00
• 48:

  あい

  こいつ､最悪。友達やからこそ腹立つ。
  勇にも凄くお世話になってるのに…たった１日の約束くらい守れよ。
  たかが､ﾎｽﾄやろ？

  2007-11-03 01:51:00
• 49:

  あい

  とにかく帰ろう!と思い駅まで歩いてると､勇から電話が掛かってきた。
  ｢お疲れさん?ﾞ今どこおるねーん？｣
  ｢駅行きよる♪てか早紀…｣
  ｢知ってるで♪さっき駅で見たから!俺､今駅に居るから駅まで早よ来いやー?｣

  2007-11-03 02:04:00
• 50:

  あい

  ｢えっ？駅居るん？｣
  ｢もう１時間くらい居るってやー?他人から見たら変人やって?ﾞ笑｣
  ｢何で､駅？どっか行ってったーん？｣
  ｢お迎えに来てやったんや?笑｣
  ｢優しいやん?ﾀﾞｯｼｭで行くしまっててー?｣

  2007-11-03 02:15:00
• 51:

  あい

  電話を切って､急いで勇の元に向かった。
  ｢遅いね〜ん?カメ｣
  ｢うるさいわ?待たしてゴメンや？?｣
  ｢まぁ､許したってもいいけど…?笑｣
  ｢はいはい?ﾞ笑｣

  2007-11-03 02:23:00
• 52:

  あい

  色々話ながら､勇と愛わ居酒屋に向かった。
  居酒屋に着き注文をし､少しの沈黙…。
  最初に口を開いたのわ､勇だった。

  2007-11-03 02:32:00
• 53:

  あい

  ｢なぁ？愛も行ってるん？ﾎｽﾄｸﾗﾌﾞ…｣
  ｢えっ？｣
  ｢今日､早紀ﾎｽﾄと居ったから…。あいつﾎｽﾄｸﾗﾌﾞ行ってるやろ？愛わ？行ってるん？｣
  ｢まーさか?辞めてや?全く興味無いって。｣
  ｢あはっ?そっか?｣

  2007-11-03 02:37:00
• 54:

  あい

  また､少しの沈黙…。
  次わ､愛が話す番。なんとなくそう思った。
  早紀の事を話した。塁の事､ﾍﾙｽの事､今日の事…。
  早紀を怒ってほしかった訳じゃ無い。
  ただ､自分の出した｢そっとしとく。｣って答えに…自信が無かった。

  2007-11-03 02:50:00
• 55:

  あい

  今日の事で､少し不安になった。早紀わ今きっと塁しか見えて無い…。
  早紀わ今まで愛の約束を１回も破った事無い。
  自分の両親が亡くなった時ですら､早紀わ愛との約束を守り､待ち合わせ場所に来た。

  2007-11-03 22:26:00
• 56:

  あい

  早紀の両親が亡くなったのわ､中３の卒業式４日前やった。
  家族で買い物から帰る途中､トラックと正面衝突したらしい。
  後ろの車も巻きぞいになり､早紀の乗ってた車わトラックと乗用車に挟まれた状態になった。
  運転席の父親と助手席の母親が亡くなり､早紀と妹が奇跡的に助かった。

  2007-11-10 00:14:00
• 57:

  あい

  何も知らない愛わ､約束の時間を１時間経っても連絡一つしてこない早紀にイライラしつつ､いつの間にか眠っていた。
  目を覚ましたのわ約束の時間から３時間と少し経った時､早紀からの電話でやった。
  キレ気味で出た。

  2007-11-10 03:30:00
• 58:

  あい

  ｢はいはい???｣
  ｢もしもし??ごめん。遅くなって…あのな…｣
  ｢つか､もういいし｣
  ｢えっ…とりま今から行くし待ってて!!｣
  ｢こやんでい…｣

  2007-11-10 03:34:00
• 59:

  あい

  喋ってる途中で切りやがったし。
  (ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ)
  玄関に行きドアを開ける。｢えっ…｣
  思わず声が出た。目の前にわ足と腕に包帯を巻いてる早紀が居った。
  ｢まぁ､入り??｣

  2007-11-10 03:44:00
• 60:

  あい

  ｢どうしたん??何かあったん??｣
  ｢事故した…｣
  ｢事故??どんくさー!!チャリかぁ??笑｣
  ｢車。ｵﾄﾝとｵｶﾝが…｣
  早紀が泣き出した。

  2007-11-10 03:52:00
• 61:

  あい

  ｢ちょっ…どうした??ｵﾄﾝとｵｶﾝが何??｣
  ｢しん…だ。｣
  ｢えっ？｣
  ｢ぐちゃぐちゃなって死んだって…!!｣
  この時､何言うてるか分からんくて…。頭で整理出来やんくて､早紀に何も言うてあげられんかった。知り合いが死ぬとか…考えた事も無い。

  2007-11-10 04:01:00
• 62:

  あい

  少したって､早紀が事故の事を話し出した。
  一瞬の事やったらしく､あまり覚えて無かったみたいやけど…親の痛々しい姿をまともに見たらしい。
  早紀わ少し震えながら､全部を思い出すように話してくれた。
  何も言えない…。

  2007-11-10 04:11:00
• 63:

  あい

  その日から早紀わ学校に行かなくなり､かなり精神不安定になった。
  そんな早紀から離れられる訳も無く､愛も学校に行かなくなった。
  卒業式も２人でサボり､ずっと家に居た。

  2007-11-10 04:21:00
• 64:

  あい

  １ヶ月位経って少し落ち着き､外に出るようになった。
  早紀と愛わ､何をするにも一緒やった。
  早紀わｵﾊﾞｧﾁｬﾝの家で妹と暮らしてるけど､毎日うちに来てた。
  ｵﾊﾞｧﾁｬﾝわ口うるさい人で､いつも夜中に帰宅する早紀を怒鳴りつけていた。

  2007-11-10 15:16:00
• 65:

  あい

  早紀わ地元で女から｢パンコ!!｣と言われていた。早紀わ女に全く興味が無いから､全然気にして無い感じやった。
  その生活も半年目で早紀に彼氏が出来て､終わった。

  2007-11-10 15:47:00
• 66:

  あい

  彼氏わ大阪の人で凄く普通の人やった。
  出会い系で知り合ったらしいけど､ﾁｬﾗそうでも無いし､何より早紀の事を凄く大事にしていた。
  早紀わ生活も落ち着き､性格も少し穏やかになっていた。
  毎週日曜､早紀が大阪まで会いに行ってた。
  月曜わ早紀の惚気話しを聞く日?になっていた。

  2007-11-10 16:16:00
• 67:

  あい

  付き合い始めて２ヵ月位たった日曜日､早紀が｢今日､彼氏こっち来るから紹介したるわ?｣って嬉しそうに言ってきた。
  話しを聞くと､彼氏わ友達と来るらしい。
  まぁ､愛わ人数合わせみたいなもん?笑

  2007-11-10 16:24:00
• 68:

  あい

  ｢じゃあ､用意出来たら連絡してー!!愛､化粧遅いから早く頑張れよ!!｣
  ｢うっさーい?また連絡するわ?バイバイ?｣
  ｢気を付けて帰りや!!バイバイ?｣

  2007-11-10 16:28:00
• 69:

  あい

  家に帰り､急いで用意をした。
  彼氏の顔とか妄想しつつ､用意終了。
  早紀に電話する。

  2007-11-10 16:33:00
• 70:

  あい

  ｢も〜し??用意終わりましたけどー?｣
  ｢遅い!!もぉ彼氏来てるし､早よ家こーい?｣
  ｢わかった?｣
  電話を切って､早紀の家に向かった。

  2007-11-10 16:38:00