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睡眠薬
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1:
夏月
【睡眠薬】
眠気を誘うモノ。熟睡できるモノ。
長時間効くモノ。短時間効くモノ。
私の必要不可欠のモノ。2007-10-20 05:17:00 -
91:
夏月
満面の笑みで私の目の前で笑っているこの男。
『涼…??』
拓也に目をやると申し訳なさそうに笑っている。
意味がわからない。
なぜ涼が拓也の家に……???2007-10-23 10:37:00 -
92:
夏月
「びっくりした??びっくりした??」
相変わらず笑顔の涼。
びっくりしすぎて頭が回らない。『何…??どうゆう事??』
目が点の私に涼が話しだす。 「実は〜拓也と俺友達やねん★」
また拓也に目をやる。2007-10-23 10:40:00 -
93:
夏月
拓也は相変わらず申し訳なさそうに説明する。
「涼に合コンの話聞いてて…んで今日仕事終わってから電話かかってきて、どうしても会いたいって言うんで…その…すんません…」
やっと頭が働いた。
━そういう事か…拓也はウチが店で寝てんのわかってたんや━2007-10-23 10:45:00 -
94:
夏月
全てを理解したところで、何故か笑ってしまった。
普通なら怒るかもしれない。
だけど何故かお腹をかかえて笑ってしまった。
『そこまでするか普通!!笑。拓也も!!ようやってくれたわ笑』 私がケラケラと笑うと拓也わ安心したような表情をし、涼はニコニコと優しい笑顔をしていた。2007-10-23 10:50:00 -
95:
夏月
一旦休憩します?
2007-10-23 10:52:00 -
96:
夏月
笑いがおさまったところで3人リビングに行きソファに座った。『拓也ん家は相変わらず殺風景やなあ』
拓也の家に来るのは2回目。 2LDKと一人暮らしするには広い空間。
リビングには必要最低限のモノしかない。
後は寝室と、DJ器具の置いてある部屋。
たまにクラブにまわしに行くんだとか。2007-10-23 12:59:00 -
97:
夏月
拓也は笑いながらキッチンからお茶を運んできた。
涼はずっとニコニコしている。 こっちを見ながら。
『……何やねん』
あまりにも視線を感じるのでつっこむと「なんも〜」とニコニコしながら答える。
不思議な子だ。2007-10-23 13:03:00 -
98:
夏月
『てか拓也と友達て事は涼も18歳??』
「せやで〜」
またニコニコと笑いながら答える。
不思議と涼の笑顔は落ち着く。2007-10-23 13:06:00 -
99:
夏月
ずっとこっちを見てくるのでたまらず拓也に話を振った。
『拓也は何でウチが店で寝てるてわかったん??』
「めっちゃ疲れてる顔してたんで」
『ふ〜ん。ってか涼と友達なんやったら言えよ!!笑』
「涼に口止めされてたんで…すんません」2007-10-23 13:10:00 -
100:
夏月
と、そこに涼が話に入ってきた。「サプライズで楽しかったやろ??」
『びっくりしたわ笑』
その後3人でたわいのない話をして私はお風呂に入り、用意をして拓也と一緒に出る事になった。2007-10-23 13:14:00