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霊感体質
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1:
菫
―痛いよ…。淋しい…。
いつもの帰り道。消えかかった街頭の下に、いつもならいないものが、そこにはいた。ツインテールの髪型に、フリルがついた服を着て、その子は泣いていた。年は10才にも、満たないといった感じだ。
2007-09-26 23:59:00 -
95:
菫
「……あの。」
ふいに、声がして、俺と小泉は振り返る。すると、俺達の前には、肩ぐらいまで伸びた、ストレートの髪を、横に一つに束ねた、綺麗な女の人が立っていた。2007-10-03 22:10:00 -
96:
菫
「はい?」
小泉が先に、口を開く。
「あの、ここで…何を?」女の人は、怪訝な顔で俺達を見て言った。
「いや、あの…」
と、しどろもどろな俺。しかし、この人の顔、どっかで見た事が…………あるよぅな…。どこだったかな?うーん、思い出せない。2007-10-03 22:15:00 -
97:
菫
うーーーーーーーーーん。どこで、見たんだった…!「あ!!」
俺のいきなりの大声に、二人は一瞬ビクッとした。
「な、何!?どしたの?」と、小泉が言う。
「思いだした!あなたこの前、ここで手を合わせてた人でしょ!」2007-10-03 22:23:00 -
98:
菫
女の人は、更に俺を見る目が、不審者を見る時の目、みたいになっている。
「いや、あの!なんつーか、あの!」
俺がどもって、上手く話せずにいると、横で黙っていた小泉が口を開いた。2007-10-03 22:31:00 -
99:
菫
「あの、あなたは、ミサと言う女の子を知ってますか?」
小泉の言葉に、女の人は、肩をビクつかせていたのを、俺は見逃さなかった。
「あなた…達は、誰?何故ミサの事を、知っているの?」
まるで、不審者に、話かけるよぅに、問掛けてきた。2007-10-03 22:43:00 -
100:
名無しさん
ママ〜?
2007-10-03 23:06:00 -
101:
菫
「いや、あの…。」
俺が、返答に困っていると、小泉が更に続けて言った。
「ミサちゃんの、お母さんですか?」
「…そぅですけど。」
ミサの母親は、困惑しているよぅだった。2007-10-03 23:11:00 -
102:
菫
俺は、もぅ腹をくくるしかないと思い、全て話す事に決めた。
「あの、信じてもらえないかもしれませんが、俺は最近、ここでミサちゃんと、知り合ったんです。」
「知り合った?いつですか?」
母親の目は、意味が分からないと言っている。2007-10-03 23:15:00 -
103:
菫
「…今から言う事を、決して、嘘や冗談じゃないって思って聞いてくれますか?」
俺の真剣な問いに、ミサの母親は頷いた。
「最初に、俺は、須藤 菫って言います。俺がミサちゃんに出会ったのは、本当に最近の事です。ミサちゃんは、この場所に立っていました。」2007-10-03 23:26:00 -
104:
菫
「俺には、なんて言うか、不思議な力があるんです。昔から、人には視えない者が視えたり、声が聞こえたり…、いきなりこんな事を言われて、信じれないのも分かります。でも、本当なんです。」
ミサの母親は、黙って聞いている。
2007-10-03 23:31:00