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霊感体質

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  • 1:

    ―痛いよ…。淋しい…。
    いつもの帰り道。消えかかった街頭の下に、いつもならいないものが、そこにはいた。ツインテールの髪型に、フリルがついた服を着て、その子は泣いていた。年は10才にも、満たないといった感じだ。

    2007-09-26 23:59:00
  • 141:


    俺も君を忘れない。

    俺は心の中で、ミサにそぅ言った。
    多分、届いただろう。

    2007-10-05 04:24:00
  • 142:


    そして、あの出来事いらい、小さな幽霊は二度とあの場所に現れる事はなくなった。

    ――完――

    2007-10-05 04:28:00
  • 143:

    始まりは、軽い口約束。本当に軽い、と言うか俺は覚えてもいなかったぐらい、軽い口約束だったんだ。
    それを奴は、しっかりと覚えていた。そして俺は、自分の記憶力の悪さに、苛立った。
    「ほらココ!!」
    と、小泉が指を指したのは、近所で有名な幽霊屋敷。

    2007-10-05 04:41:00
  • 144:

    そして何より、雰囲気が物凄く物騒だ。やめた方がいぃと、俺の本能が言っている。そんな事とは知らずに小泉は「どこから入ろうか?」と、呑気な声で言っていた。
    脳天気な奴め!!
    俺の思いは、小泉に届く事はなく、奴は明るい声で言った。

    2007-10-05 04:56:00
  • 145:

    「菫君!ホラここ!ここから中に、入れそぅだよ!」
    小泉の方を見ると、塀の下の部分が壊れ、丁度人一人ぐらいは通れそぅな、穴が開いていた。
    「ちっ!」
    俺はデカく舌打ちをし、小泉がいる所に向かった。

    2007-10-05 04:59:00
  • 146:

    小泉の後に幽霊屋敷の敷地の中に、一歩足を踏み入れた瞬間、もぅそこには尋常じゃない程の【者】がいた。
    「…小泉」
    「何?」
    「今すぐこっから出ろ。」

    2007-10-05 05:18:00
  • 147:

    「えー」
    不服そぅに嘆く小泉に、さらにキツく、だけど小泉にしか聞こえないよぅな声で俺は言った。
    「死にたいなら、中に入れ。でも俺は行かない。どぅする?」
    いつもの俺じゃないと分かると、小泉はさっきの穴へとすばやく戻る。

    2007-10-05 05:20:00
  • 148:

    幽霊屋敷を出た俺達は、学校近くのファーストフード店にいた。ジュースを飲みながら、小泉がたずねる。
    「幽霊屋敷で、何見たの?」
    「何なんてもんじゃない。何だよ、あそこ。ありえねー。」
    ポテトを含みながら、話す俺に対し小泉は「やっぱりか」と、一人呟いた。

    2007-10-05 05:24:00
  • 149:

    「やっぱりって何が?」
    「あそこ、もぅ何十年も前に、あの家の主人が家族やメイドを含め10人近くを殺害したらしいんだよ。」
    「…だからか。あんなにウジャウジャいたのは。」
    「そんなにいたの?」

    2007-10-05 05:30:00
  • 150:

    「あぁ、ざっと見て10以上いたけどな。その主人とやらに殺された人間の怨念が、あの屋敷に他の奴まで呼んだんだろ。」
    「へー、ヤバいの?」
    「ヤバい。とり憑かれてみろ、頭狂って死ぬぞ。二度と行くなよ。」
    小泉は飲んでいたジュースをトレイに置き、何度も頷いた。

    2007-10-05 05:34:00
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