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なぁ?喜怒哀楽?

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  • 1:

    じん

    お前に、出会えて本間によかったで?
    なぁ?
    お前は、どないやった?
    もぉ、返事は帰ってこんな…。

    2007-09-15 01:20:00
  • 111:

    じん

    愛里「笑。じんはさー、もっと思ってる事、言葉に出さなあかんし、出してえーと思うで?人には、ちゃんと伝えたい事を伝える為に、言葉ってゆーもんがあるんやから。伝えたい時に伝えたい言葉を自分なりの伝え方で伝えれば、何かが変わる時だってあると思うよ。ニコッ」
    …俺は、この笑顔に何度助けられたやろ?
    この笑顔には、不思議な力があったよな…出会ってたった数時間。それでも俺にとって、心を開くに充分過ぎるぐらいの時間やった。
    俺にとって伝えたい時、それは、今この瞬間やと思ってん。

    2007-10-15 11:45:00
  • 112:

    じん

    ―ティーン…カチ―

    弾いていた、デュポンをテーブルの上に置く。

    2007-10-15 11:49:00
  • 113:

    じん

    俺「俺なー…」
    …つぶやく様に、ゆっくりと、今まで思っていた事を少しづつ絞り出す様に、声を発した。…愛里の事をもっと知りたい。守ってやりたい。それと同じぐらい、俺の事をもっと知ってほしい。支えてほしい。そー思ってん。

    2007-10-15 14:23:00
  • 114:

    じん

    俺「…居場所、…居場所がほしかってん。・・・…ただ俺ってゆー存在に、気付いてほしかったし、認めてほしかった。…俺ってゆー存在にも、生まれて生きてる意味があるって気付きたかった。望まれて生まれて来て、望まれて生きてるって思いたかった…・・・。ただ…、ただ…、それだけやったと思う。」
    …気付けば、俺の目から溢れ出る、何かが頬を伝っていた。
    …自分で言葉を発しながら、俺自身、こんな風に思ってたんやって思った。

    2007-10-15 14:26:00
  • 115:

    じん

    愛里「…じん…」
    フローリングに座っていた、愛里も、大粒の雫を流しながら、そっと俺に近づき、包み込む様に抱きしめてくれた。
    俺「こんな俺でも、俺ってゆー、存在理由、ちゃんとあるんかなーって…。望まれてんかなーって思ったら、自分がよー分からんくなって来て…。」
    …自分で言葉を発しながら、苦しかった。それでも、伝えなあかん気がした。今この瞬間を逃してしまったら一生ゆえへん様なる気がしたから…。

    2007-10-15 14:30:00
  • 116:

    じん

    俺「俺さー…、誰かが待ってる場所、帰る場所がある。そー思いたかったてん。でも、気付いた時には、そんな俺の居場所は…なくなってたんよなー。家帰っても、真っ暗な部屋に、一人。誰もおらんかった。いつの間にか、俺がこの家で誰かを待つ様になってた。俺は、信じてたよ。帰って来るって…。でも、待っても待っても誰も帰って来てくれる事はなくて。…いつの間にか、俺は、一人っきりやった。…あー俺は、捨てられたんやーって思った。俺にはなー、元々母さんってゆー存在は、おらんかってん。ちっさい時、病気で死んだらしいわ。俺は顔も覚えてへん。母さんのぬくもりってやつ?そんなん俺には、分からん。でもなー…それでも父さんと兄貴がおって…、俺は、それだけでよかってん。たった、三人の家族。そやけど、俺にとって、かけがえのない家族やったから…。」

    2007-10-15 14:55:00
  • 117:

    じん

    俺は、ここまで話すと、煙草を一本取り出し、火を付けた。

    ―ティーン…ジュー…カチ―

    煙りを一気に肺へと送り込むと、今までのいろんな思いを思い出し、少しだけ、言葉に詰まった。

    2007-10-15 14:59:00
  • 118:

    じん

    俺「…・・・俺にとって、・・・俺にとっては、大切な家族やから。切っても切れへん、繋がりがあるって俺は、思っとった。・・・でも、中学に上がったぐらいん時、父さんは朝から晩までの仕事に変えて帰ってこんくなった。それと同時に兄貴も連れん家入り浸って帰ってこんくなって…。初めて、寂しい思たし、母さんがおらん事が悲しい思った。そやけど、父さんも俺ら兄弟養って行く為や思たら俺も我慢しな思たし、兄貴も寂しんや思たら、我が儘はあかん思た。でもやっぱ、誰もおらん、真っ暗なこの家に一人でおるんが嫌んなってきて、俺も帰ってこん様になって、なんとか、この気持ち、埋めたくってさー、女に手出して好きでもないどーでもえー、名前も顔も覚えてへん様な女抱きまくって、薬にも手出すよーなって…それでも、この気持ちは埋まる事はなくって…。それでもさー、薬やってる時だけは、なにもかもがどーでも良くなって、楽なれて、嫌な事一瞬忘れれた気になれて…、一回だけ思ってた事が…、一回が二回、二回が三回って、後一回、後一回が結局続いて…、いつの間にか、あかん事ってゆーのすらも分からんくなってた。少しでも、現実から逃げ出したかったんよ。この埋まらん気持ちを消したかったんよ。それと同時に、気付いてほしかってんやろな。お前は間違ってるって、怒鳴ってほしかったんやろな。俺に目を向けてほしかったんやろな。でも、どんどん現実から逃げだして行くうちに、戻れへんよーなって、戻る気もなくなって…・・・俺、今まで怒鳴られた事とか殴られた事とかなくてさー、初めて愛里に怒鳴られて殴られてん。初めて面と向かってぶつかって怒られた気がした。甘えてたなーって、俺自身間違ったやり方しか知らんかったけど、やっと自分の気持ちとかどーなりたいとか気付けた気してん。…・・・こんな俺にも、まだ手を差し延べてくれる奴は、おったんやー思たら、素直に嬉しかった。…・・・俺にも、まだ存在理由あるかな?俺にも、存在価値はあるかな?」
    俺は、今まで誰にもゆえんかった気持ちを愛里には聞いてほしい。そー思った。
    …愛里、俺お前がいたから、変わりたい思えてんで?

    2007-10-15 15:02:00
  • 119:

    じん

    愛里「…じん?じんは、生まれて来てよかったんよ?生きててくれてよかったんよ?…ちゃんと望まれてるから。…存在理由とか存在価値とか、そんなん誰にも分からん。じんってゆー存在自身が存在理由で存在価値やないん?…。じんが生まれて生きてる事に意味があるんやないん?…・・・愛里は…、じんが生まれて来てくれて生きててくれて、今出会ってくれて、…それだけで、充分やで?」
    …愛里は、俺の目を見てゆってくれたよな?数時間前に会ったばっかの俺の話しを聞きながら、自分の事の様にずっと涙を流してくれてたよな。

    2007-10-15 23:47:00
  • 120:

    じん

    俺「愛里ー…。ってお前なんでやねん。なんでお前が泣くねんなー!笑」
    …本間は、めっちゃ嬉しかったで?こんな俺の為に涙を見せてくれるお前。初めて人を愛しいと思った。
    でも、俺素直じゃないからさ!笑
    …俺は、愛里の頭を抱え込んで胸に押し付ける様にして、俺の顔が見えへん様にした。

    2007-10-16 00:12:00
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