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君が笑ってくれるなら。

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  • 1:

    ◆qKVw/6MKg6

      
    君が笑ってくれるなら  なんだって出来る。     

    少なくともあたしは   あの頃―
    本気でそう思っていた。

    2007-09-12 00:38:00
  • 88:

    ◆qKVw/6MKg6

    「お前……俺のことナメてんのか?」
    『は…?どうゆう意味?』「お前、男と同棲してるらしいやん。なぁ…?俺のことおちょくってんのか?」

    ―――ん?―‥んん?  『ちょ、ちょっとちょっと待って待って……!全然話が見えへんのやけど…。』    
    全く意味が分からない。男と同棲――?あたしが? DVDプレイヤー貰って本気で喜んでる、―あたしが?どっからそんな情報…。

    2007-09-17 07:00:00
  • 89:

    ◆qKVw/6MKg6

    とりあえず隼人には納得してもらったけど、なんとなく元の気分には戻りにくいようで「今日は帰るわ…」と言って、帰ってしまった。隼人は仕事が忙しく滅多に来れない分、いつもオープンラストで居てくれるお客様だっただけに―…痛い。

    気分を直して他の席に回ったものの、他の席でも次から次へとあり得ない事を言われる。あ、なるほど…。取り巻き達もグルなのね。

    うん、笑えないかも。

    2007-09-17 07:40:00
  • 90:

    ◆qKVw/6MKg6

      
    結局、早々にチェックが出る席ばかりで、―…ラストまで居てくれたのは金ちゃんだけだった。

    『金ちゃん、今日はありがとう…!ご馳走さま!!』「ま…また…来るから…」 金ちゃんは、俯き加減にそう言うとチラッと一瞬だけあたしの表情を確認して、エレベータに乗る。あたしは金ちゃんに笑顔で手を振って、見送りをした。

    2007-09-17 07:46:00
  • 91:

    ◆qKVw/6MKg6

      
    営業終了後、待機室に戻るとリンカと取り巻きがソファーに座っていた。   「お疲れさまでェーすっ♪」くすくす…と、こっちを見ながら何か話している。

    腹が立つ。なんとも言えないくらい腹が立っていた。だけど…あたしは『お疲れ様です。』と挨拶だけを交わした。冷静でいられればまだ、なんとか、なんとかなる気がしていた。     
    この状況で言い返しても、きっと無駄だと思ったから。

    2007-09-17 07:52:00
  • 92:

    ◆qKVw/6MKg6

    「…葉月、大丈夫?なんかお客さんとモメてたみたいやけど…なんかあった?」着替えを済ませた優花が、あたしの様子を察して声をかけてくれた。 
    『…ううん★大丈夫やで。ありがとう!』     あたしはそれだけ言うと、すぐに話題を他に移した。    

    なんとかなる気が―、そのあたしの考えは甘かった。リンカ達の爆弾と呼ばれる潰しは…その後何日もに渡って続いていくことになる。

    2007-09-17 08:01:00
  • 93:

    ◆qKVw/6MKg6

    「…葉月、大丈夫?なんかお客さんとモメてたみたいやけど…なんかあった?」着替えを済ませた優花が、あたしの様子を察して声をかけてくれた。 
    『…ううん★大丈夫やで。ありがとう!』     あたしはそれだけ言うと、すぐに話題を他に移した。    

    なんとかなる気が―、そのあたしの考えは甘かった。リンカ達の爆弾と呼ばれる潰しは…その後何日もに渡って続いていくことになる。

    2007-09-17 08:01:00
  • 94:

    ◆qKVw/6MKg6

      
    1ヶ月が経つ頃、あたしはもう限界に近づいていた。努力や弁解も虚しくお客様は、ポツリポツリと途切れていく…。 一体、あたしが何をしたっていうのだろう。“所詮”Dollsのナンバーワンだったから?入店早々に成績を上げたから?  
    どれもこれも、納得のいく理由には当たらない。

    2007-09-17 08:07:00
  • 95:

    ◆qKVw/6MKg6

    負けるもんか。馬鹿にすんなや!本気で言ってやろうかと思った―。火に油を注ぐだけだと分かってても、目の前で笑っている女たちに   ――悔しかった。  
    言えない。あたしが言って何になる…?


    『お疲れさまでした。』 あたしは、待機室を後にしようとドアを開けた。  「おっと!…おぉ、お疲れさん!もう帰るんか?」 ドアの向こうには、久しぶりに見るオーナーの姿。

    2007-09-17 08:16:00
  • 96:

    ◆qKVw/6MKg6

    『…お疲れさまです。』 あたしはそれだけ言うと、足早にその場を離れた。 「おいっ、葉月?ちょ、ちょ待てや。どないした?」オーナーは後ろから肩に手を置き―、あたしを引き止める…。
    『なんもないですよ。今日タクなんで先帰ります。』   
    「おいおい、ちょ待てって…。お前、ちょっと店おれや。送ったるから。」

    それでも帰ろうとしたが、あたしはなぜか無理矢理店に残された。

    2007-09-17 08:22:00
  • 97:

    ◆qKVw/6MKg6

       
    全員送りの車に乗り込み、店内にホステスはあたし一人だけになった。変に怪しまれないように、友達が迎えに来るという設定で…。    
    「おう、お待たせ。ほなら帰ろかー駐車場行くで。」『はい…。』  

    ちなみに今日は、玲奈は休みだった。心なしかホッとしていた。

    2007-09-17 08:28:00
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