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●私のおもちゃ箱●

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  • 1:

    ◆OT9XLzot2o

    暇だなぁと思う時、
    なんだか寂しいなぁと感じる時、
    たくさんあるおもちゃを箱の中から適当につまみ出して遊ぶ。

    おもちゃは私の都合を満たす道具。

    2007-08-21 20:02:00
  • 2:

    ◆OT9XLzot2o

    と、手鏡を見ながら早くも栗色の巻き髪を直しているアリサは私の親友である。

    『いいよ〜でもうち今200円しかないww』

    『・・・なんの極貧よww』

    2007-08-21 20:13:00
  • 3:

    ◆OT9XLzot2o

    『ん〜・・・じゃあ魔法使お!!良心痛むけど!!』

    そう言いながら取り出したのは携帯電話。

    これが私のおもちゃ箱でありおこずかい帳なのだ。

    2007-08-21 20:16:00
  • 4:

    ◆OT9XLzot2o

    手際よい作業で履歴に一通り目を通し、一番『今の私の都合』に合うものを探す。

    探し当てれば(く、か、中)などといった一見意味不明な羅列の名前を押し、電話をかける。

    数コールで相手は電話にでた。

    2007-08-21 20:21:00
  • 5:

    ◆OT9XLzot2o

    『もっしぃ〜・・・どないしたぁん?』
    明らかに寝起きの甘ったるい喋り方に多少イラッとくる。
    『あ、寝てました?いやいやほなええわ〜おやすみ〜』
    そう言うと彼は必ず
    『いや起きてるて!どしたんよ?ん?』

    2007-08-21 20:26:00
  • 6:

    ◆OT9XLzot2o

    そう言うのを私は知っている。

    人にはパターンというものがあって、これは彼の一つのパターンなのだ。
    ガツガツこられると引く。
    かといって下手に出過ぎると亭主関白になる。

    2007-08-21 20:29:00
  • 7:

    ◆OT9XLzot2o

    ほどよく押して引く。
    謎な部分を少し残し、掴めそうで掴めないといったキャラを演じていれば、あとは普段の私で構わない。
    地の面倒くさがり屋が勝手に幸を成してゆく。

    2007-08-21 20:32:00
  • 8:

    ◆OT9XLzot2o

    『〜て感じでなぁ、うちふくらはぎ痛いねん。ははは。嘘ちゃうわぁ!!だからいい?・・・うんうん分かった。ほな15分後に校門な♪ばいば〜い』


    はいおっけい。

    2007-08-21 20:36:00
  • 9:

    ◆OT9XLzot2o

    電話を切ると、アリサは私を見て笑った。

    『あんたホンマ適当やなぁ〜!!ふくらはぎてww』

    『いいねんいいねん適当くらいが。てかありちゃ〜腹へったぁ〜お菓子くれぇ〜』

    2007-08-21 20:46:00
  • 10:

    ◆OT9XLzot2o

    アリサはもう〜と可愛らしく溜め息をつくと、鞄の中から派手なピンクのドット柄をしたクッキーの箱を取り出し、あたしの両手に乗せた。

    彼女は見た目通り、お姫様の様な小物や洋服が大好きなのだ。
    こっちはどちらかといえばシンプルなものが好きなのだが、腹に入れば見な同じ。
    腹ぺこな私は一度に三枚も口の中に突っ込んでもごもごいわせていた。

    2007-08-21 20:53:00
  • 11:

    ◆OT9XLzot2o

    ――――ほどなくして、黒いボディのサバーバンが校門前に到着し、私達はようやく重い腰を上げる。



    『なぁ、今日は何買ってもらおうか?』

    2007-08-21 20:58:00
  • 12:

    ◆OT9XLzot2o

    ―この頃、私はおそらくどこかの神経が欠落していたのだと思う。

    自分の特にならない人に行為を寄せられれば冷たくあしらい、プラスになる人間なら更に自分好みに変化させていく。

    おもちゃ達はいつか壊れてしまうけれど、変わりはいくらでもいるので問題ない。

    2007-08-21 21:58:00
  • 13:

    ◆OT9XLzot2o

    ―この頃、私はおそらくどこかの神経が欠落していたのだと思う。

    自分の特にならない人に行為を寄せられれば冷たくあしらい、プラスになる人間なら更に自分好みに変化させていく。

    おもちゃ達はいつか壊れてしまうけれど、変わりはいくらでもいるので問題ない。

    2007-08-21 22:00:00
  • 14:

    名無しさん

    特→得
    行為→好意

    2007-08-21 23:03:00
  • 15:

    名無しさん

    おもしろそう?頑張ってね(*^_^*)

    2007-08-22 03:50:00
  • 16:

    ◆OT9XLzot2o

    >>15変換ミスしまくりすいません(つд`)

    >>16がんばります(´Д`)?

    2007-08-22 18:50:00
  • 17:

    ◆OT9XLzot2o

    その日は結局、サバーバンの彼がご飯代から買い物代まですべて払った。

    夜、飲みに行こうと誘われたけど、そこは断る。

    『え〜いやや!うち10時間寝ないと学校遅刻しちゃうもん!!また週末とかに誘って☆』

    2007-08-22 18:56:00
  • 18:

    ◆OT9XLzot2o

    もう用は済んだのに、どうしてあんたと飲みに行かなければならないのか。

    『あっそ。お前ホンマ我が儘やなぁ〜たまには俺のお願いくらい聞いてくれや』

    ・・・めんどくさ。

    2007-08-22 18:59:00
  • 19:

    ◆OT9XLzot2o

    私は少し俯いて、小さな小さな声で言った。

    『うちな、学校だけはちゃんと出たいねん。お母さんがいっぱい苦労して行かせてくれてるん分かるからさ・・・』

    やばっ禁句を口にしてもうた、と困惑する彼を尻目に、更に言葉を繋げていく。

    2007-08-22 19:03:00
  • 20:

    ◆OT9XLzot2o

    『こんなよくしてもらってても、何もしてあげられへんもんな・・・ごめっ・・・ヒック、でも・・・うちお母さんちょっとでも手伝って・・・あげたくて・・・ヒック・・・』

    ここまで言うと、私は背ばかりひょろ長く、頼りない体に抱きすくめられていた。

    『ごめんっ!!俺、お前が母子家庭で辛い事も、おかん大事にしてる事も知ってるのに・・・ごめ・・・ヒック・・・ごめんな・・・』

    2007-08-22 19:10:00
  • 21:

    ふとアリサに目をやると、苦笑しながらやれやれとこちらを見ていた。



    ―――――――――" " "07/08/22 19:12

    2007-08-22 19:12:00
  • 22:

    ◆OT9XLzot2o

    数十分後、私はアリサの部屋で酒を飲んでいた。

    『バリうけるし!!あんたぁ〜今度はなんてゆうたんよ〜!!』

    アリサはお酒が弱いので、まだチューハイに三度ほど口を付けただけにも関わらず、頬を朱に染めていた。

    2007-08-22 19:16:00
  • 23:

    ◆OT9XLzot2o

    『いや〜だから母子家庭で〜見た目派手やけどおかん思いで学校だけは遅刻せず行く根は良いけどちょっとわがままな天然子ちゃんってゆう・・・ww』

    『ぎゃはははははははwwww
    見事に一個も該当してへんやんww』

    2007-08-22 19:21:00
  • 24:

    ◆OT9XLzot2o

    『あほか根はいい子や〜ゆうねんww』

    『だまれwwあ、でも一個だけおおてるとこあんで♪』

    『ん?なになにぃ??』

    2007-08-22 19:29:00
  • 25:

    ◆OT9XLzot2o

    『めっっちゃ!!わがままなと・こ・ろ?』

    『・・・ころすww』

    2007-08-22 19:51:00
  • 26:

    ◆OT9XLzot2o


    そう。
    私は別に母子家庭ではない。
    むしろ父にとにかく溺愛されていて、対した苦労だってしていない。
    学校だって遅刻や欠席ばかりしているので、毎年進級を危ぶまれていた。

    2007-08-22 19:59:00
  • 27:

    ◆OT9XLzot2o

    なのに、どうしてそんな嘘をつくのか。



    ・・・答えは簡単。

    2007-08-22 20:04:00
  • 28:

    ◆OT9XLzot2o




    『だっておもろいやん』

    2007-08-22 20:17:00
  • 29:

    ◆OT9XLzot2o

    偽物の私を、私が作った私を、誰かが好きになり、ハマッていくのを見るのが

    馬鹿みたいに自分を見失っていく奴を見るのが

    私の手のひらで踊る姿を見るのが

    2007-08-22 20:34:00
  • 30:

    ◆OT9XLzot2o

    だけど私はとても飽きっぽいから

    たくさん必要

    新しいおもちゃ

    2007-08-22 20:36:00
  • 31:

    ◆OT9XLzot2o




    私の中身は、歪んでいるのだろうか。

    2007-08-22 20:38:00
  • 32:

    ―――――――――――" " "07/08/22 20:38

    2007-08-22 20:38:00
  • 33:

    ◆OT9XLzot2o

    おもちゃのストックは10人と決めている。

    それ以上では面倒くさいし、それ以下では満たされない。

    連絡の仕方は人によってかえるけれど、結局その時の気分次第になってしまう事が大半。

    2007-08-22 21:09:00
  • 34:

    ◆OT9XLzot2o

    特になんの波もなく暮らしてきた普通の人は、2日くらいで飽きてしまうのであまり好ましくない。

    もしかすると、影の匂いがする人を、知らず知らずに求めているのかも。

    2007-08-22 21:45:00
  • 35:

    ◆OT9XLzot2o

    私は、特別可愛いわけでもないし、特別性格が良いわけでもない。

    ただ、一人に特別な感情なんて湧かない。

    だから、おもちゃで好きに遊べる。

    2007-08-23 03:16:00
  • 36:

    ◆OT9XLzot2o

    どんな時だって、常に第三者の視点でものを見ている。

    夢中な時も、相手の細かい仕草を伺っている。

    小さな頃からそうだった。

    2007-08-23 03:18:00
  • 37:

    ◆OT9XLzot2o

    影がある人は大抵それを隠そうとして、無意識に強い自分を理想の自分に近付ける為に作り出すもので。

    でも、ぺらぺらだからすぐ中身が見えてしまう。
    そこをつつくと、おもしろいくらいに崩れていくから面白い。

    2007-08-23 03:23:00
  • 38:

    ◆OT9XLzot2o

    なにも苦しむ姿が見たいが為にやってるんじゃない。

    ただ、[これがほんもののアナタだよ]と気付かせてあげた時の反応がみたいだけ。

    或いは、

    2007-08-23 03:25:00
  • 39:

    ◆OT9XLzot2o

    相手を泳がせておいて
    知らない間に[ほんもの]を壊しておく。

    そうすればなぜか
    おもちゃ達は自分がおもちゃだって気がつかない。

    2007-08-23 03:28:00
  • 40:

    ◆OT9XLzot2o

    『かわいそう』
    って
    『わるいこと』
    って
    思ったことは一度もなかった。

    2007-08-23 03:29:00
  • 41:

    ◆OT9XLzot2o

    ――・・・

    だっておもしろいんだもん。

    ・・・――

    2007-08-23 03:31:00
  • 42:

    ◆OT9XLzot2o

    『あぁ〜あたし男運ないわ〜幸せなりたい〜!!』

    樹里はいつもこれが口癖。

    あぁそうやなぁとアリサと私は軽く聞き流す。

    2007-08-23 03:33:00
  • 43:

    ◆OT9XLzot2o

    彼女は自分を悲劇のヒロインだと思い込んでいるナルシスト子デブちゃん。

    実物は脂性なのにファンデーションの塗りすぎでなかなか治らないニキビ、太すぎるアイライン、そして乳よりでている腹。

    しかし、プリクラや写メールの中ではあゆにも匹敵する美人に劇的変身をとげるのだ。

    2007-08-23 03:39:00
  • 44:

    ◆OT9XLzot2o

    更に声は甘ったるい猫なで声、そして性格は甘えん坊。

    よって、会ったことのない紹介の男にのみ、いつも絶大な支持を受けている。

    『こいつ不細工のくせに付き合おうってうっさいねんけどぉ〜!!まじ樹里ってむくわれへん〜』

    2007-08-23 03:42:00
  • 45:

    ◆OT9XLzot2o

    こうやって毎日毎日自分で自分を上げる彼女は、なかなか紹介の男とは会わない。

    自分で分かっているからだ。
    ガッカリされることを。

    2007-08-23 03:46:00
  • 46:

    ◆OT9XLzot2o

    私達にはプライドの為か口が裂けても言わないが、共通の友人によるとかなり可哀想な体験ばかりしているらしい。

    会えば即日音信不通になったり、いきなり突っ込まれて中だしされるエッチにもってかれたり、金をせびられたり・・・。

    それでも彼女は懲りずに出会いを携帯の中で探す。

    2007-08-23 03:51:00
  • 47:

    ◆OT9XLzot2o

    彼女は、私の事をよく思っていない。

    しかし金魚のフンのごとくまとわりついておこぼれを求めて口を開けている。

    だから私は気付かないふりをして、彼女の好きそうなツラの男を与える。

    2007-08-23 03:58:00
  • 48:

    ◆OT9XLzot2o

    当時の私は、バイトらしいバイトをあまりした事がなかった。

    たまに気まぐれで働く程度。

    それは、おこずかいをくれる相手がいたからだけどパパと言うには若すぎる男だった。

    2007-08-23 04:05:00
  • 49:

    ◆OT9XLzot2o

    ミナミでホストをやってるおもちゃがいた。

    まぁまぁ有名らしく、三年間毎週10万ずつ、足りなければいくらでも持ってきてくれる優しい彼。

    端正な顔には似合わない、馬鹿な喋り方が特徴的だった。

    2007-08-23 04:09:00
  • 50:

    読んでます☆自分のペースで頑張って下さいね☆

    2007-08-23 07:11:00
  • 51:

    ◆OT9XLzot2o

    ありがとうございます(^^)

    がんばります☆

    2007-08-23 15:38:00
  • 52:

    ◆OT9XLzot2o

    私は理解できなかった。

    どうして皆、誰かを所有したがったり、されたがったりするんだろう。

    [付き合っている]という枠内に自分や相手を置くことは、そんなにも魅力的なものなのだろうか。

    2007-08-23 15:48:00
  • 53:

    ◆OT9XLzot2o

    私がしていたことはきっと、彼らからすれば浮気になるのだと思う。

    しかし、[嘘]なんてバレなければ簡単に[真実]になってしまうのだ。

    2007-08-23 15:56:00
  • 54:

    ◆OT9XLzot2o

    バレない嘘は無い、などという言葉をよく耳にするが、現実はそうでもない。

    当たり前の中にこそ、嘘は潜んでいる。

    2007-08-23 16:13:00
  • 55:

    ―――――" " "07/08/23 19:10

    2007-08-23 19:10:00
  • 56:

    ◆OT9XLzot2o

    おもちゃは何故か過去に付き合った人数、やった人数を聞いてくる傾向がある。

    そんなのいちいち覚えているわけないし、だいいち捨てたおもちゃの顔や名前すら曖昧だ。

    こんなとき、私は『七人くらいかなぁ〜』と言う。

    2007-08-23 19:13:00
  • 57:

    ◆OT9XLzot2o

    やった数は『彼氏と同じ数。』
    ほんとか〜?なんて冗談混じりにしょーもない返しをされると『信じてないならいいやぁ』と少し寂しげに流してすぐに明るく切り替える。
    これが一番早く話を終わらせられる対応だから。
    不思議な事に、面倒くさいがために行っているこの応用を機会がある度繰り返すと、私は勝手に[すごく良い奴]になっているのである。

    2007-08-23 19:19:00
  • 58:

    ◆OT9XLzot2o

    臨機応変に引き出しを使い分ける事ができるようになると、複数のおもちゃを同時使用することも簡単になってくる。

    ポイントは、無心。

    2007-08-23 19:22:00
  • 59:

    ◆OT9XLzot2o

    私の本質を知っているのは、アリサとごく少ない親友達だけ。

    この数人は、私が心を許せる信頼の厚い人物ばかりだ。

    決して仲間を裏切ったりしないし、自分より相手の気持ちを優先的に考えることができる心のゆとりを持っている。

    2007-08-23 19:27:00
  • 60:

    名無しさん

    おもしろい?
    更新待ってます?

    2007-08-24 03:59:00
  • 61:

    ◆OT9XLzot2o

    ありがとうございます??
    なんか自分で書いてても最低な話やな〜思いますけど、こんな人もいるんやな〜くらいに流して下さいww

    2007-08-24 11:27:00
  • 62:

    ◆OT9XLzot2o

    私は昔から距離をとるのが上手な子供だった。

    家庭的に、いつも10以上年上の人が遊び相手だったこともあって、 変に人を見る目が養われた。
    懐いたり甘えたり、我が儘の使い所などを日々の生活で身に付けていく。
    小学校にあがる頃には、周りの幼稚さに愕然とした。

    2007-08-24 11:33:00
  • 63:

    ◆OT9XLzot2o

    すぐバレてしまう嘘
    自分の気持ちだけを押し付ける心無い言葉
    思い通りに行かないと怒る
    自分より弱いものを多数でいじめる・・・・

    2007-08-24 11:36:00
  • 64:

    ◆OT9XLzot2o

    馬鹿なのかと思った。

    容量が悪いにも程がある。
    しかし、周りが全て同じ考え方というのは怖いもので、そちらが正しく、こちらが異常といった目でいつも見られていた。
    何故みんな気がつかないんだろうといった苛立ちから、幼い私は1人涙を流す日もあった。

    2007-08-24 11:40:00
  • 65:

    ◆OT9XLzot2o

    中学に入ってからは度胸も根性もファッションセンスもないクソ達から形成されているしょーもない不良グループが存在し、私に長い溜め息をつかせる。

    (あんな屁みたいな奴らでも集まったら強気になるんや。)

    ふと、地味な子や、バックに何もついてなさそうな子ばかり選んでからむ彼らを見て思った。

    2007-08-24 11:47:00
  • 66:

    ◆OT9XLzot2o

    何か、胸の奥がざわつく。

    こいつらの困った顔が無性に見てみたい。

    ・・・この衝動が、やがてカタチを変えていく。

    2007-08-24 11:51:00
  • 67:

    ◆OT9XLzot2o

    学校での私は、同期には誰にでも分け隔てない態度で接し、いつもちょけていたのでかなりトモダチは多かった。
    皆根は良い奴なのだろうけれど中学生という年頃もあり、汚い部分をよく晒す。
    私がこういうキャラでいるのは、壁を作る為だった。

    本当の自分に、触られたくない。

    2007-08-24 12:01:00
  • 68:

    ◆OT9XLzot2o

    年上にも基本は同じだけれど、数人だけ本当に素晴らしい人もいた。

    その数人には、素の私。

    確証は何もないのに、どんな私でも理解してくれるという確かな信用あったから。

    2007-08-24 12:06:00
  • 69:

    ◆OT9XLzot2o

    ――――私はその日、気の許せる仲間達と宅飲みしていた。

    たまたま学校が同じのケンタという先輩が同期不良グループの文句を言っていたので、どんな感じか聞いてみることにする。

    『あいつらタイマンもよぉはられへんわ危ななったら仲間売るわ母親に手あげるわでな〜もう俺らほってんねん。いらんいらんあんな後輩ww』

    2007-08-24 12:16:00
  • 70:

    ◆OT9XLzot2o

    一同『うわ〜・・・クソすぎるww』

    『なぁなぁでもあいつらクソやし頼りないしこっちが恥ずかしなる程だっさいのになんで同期の女にモテるんかなぁ?』

    私の素朴な疑問。

    2007-08-24 12:20:00
  • 71:

    ◆OT9XLzot2o

    『そやなぁ〜ヤンキーは中学でなぜかモテるからなぁ。悪い男と付き合ってるっていう肩書きが欲しいんちゃうか?そういう女は。』

    『・・・ふ〜ん・・・』

    私は、にっこりと笑った。

    2007-08-24 12:23:00
  • 72:





    ―・・・あいつらが必死こいて固めた薄っぺらい皮剥いで、本当の姿を見せてあげよう―" " "07/08/25 00:53

    2007-08-25 00:53:00
  • 73:

    ―――――――――――" " "07/08/25 00:54

    2007-08-25 00:54:00
  • 74:

    名無しさん

    気になるあげ?

    2007-08-26 20:02:00
  • 75:

    名無しさん

    ?

    2007-08-27 20:27:00
  • 76:

    ◆OT9XLzot2o

    まず、私は彼らを視た。



    いくら内にあるものを隠していても、気を緩めた一瞬一瞬に答えは溢れる。

    2007-08-27 23:48:00
  • 77:

    ◆OT9XLzot2o

    更に、彼の小さな世界の中で女は性欲を処理する為だけに存在しているらしい。

    ここまでの事を、彼は自ら豪語している。

    それはそれは誇らしそうに・・・

    2007-08-28 00:01:00
  • 78:

    ◆OT9XLzot2o

    そこで、私は彼が知りたくなった。



    ――――ほんとにそんな人種なのか――――

    2007-08-28 00:03:00
  • 79:

    ◆OT9XLzot2o

    狩る方、狩られる方。

    この2つしか、男女の特別な感情を跨いだ上には有り得ない。
    しかし、私の本能が否定していた。
    彼は、前者ではないと。

    2007-08-28 00:06:00
  • 80:

    ◆OT9XLzot2o

    『えっ何?どゆ意味』

    『え〜・・・あっアリサ!MIXCD持ってきたぁ?!』

    そのままアリサのとこへ。

    2007-08-28 15:53:00
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