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100円玉の恋・・・
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1:
あきと
この話は今から15年前に私が実際に体験した話です。初めての書き込みなので、みなさん宜しくお願いします。
2005-05-01 16:11:00 -
41:
あきと
ある日、彼女は走って来たのか、息を切らしながら私の病室にやって来た。オッケーもらったよ! と大きな声に満面の笑顔。実は彼女、ダメ元で外出許可届を提出していました。私は、いつでも外出できる状態だったので彼女は初デート初デートと何回も嬉しそうに、私や回りの入院患者に言ってました。デートプランは彼女が立てるとの事。私は一切文句を言っては、いけないと言う約束をさせられて彼女は自分の病室へと戻っていきました。
2005-05-03 01:14:00 -
42:
みき
しぉり
2005-05-03 01:23:00 -
43:
あきと
次の日、いつもの様に彼女は私のところに、やって来たが珍しく笑顔はない。難しい顔をしながら、やりたい事がいっぱい有り過ぎて何一つデートプランを決められなかったとの事。外出といっても時間が限られているので遠くには行けない。焦る彼女に私は外出予定日までは少し日数があるので、慌てずゆっくり考えてと、お願いすると笑顔になり、いつもの彼女に戻っていました。
2005-05-03 01:58:00 -
44:
あきと
いよいよ明日は初デート。前日の夜、嬉しくて眠れない私は一人暗闇の喫煙所でタバコを吸っていた。やっぱりおった! と突然彼女がやって来た。私の横に無言で座り、そっと寄りそってきた。いつもと違う雰囲気に、ふと彼女の顔を見ると、何か言いたそうな顔をしている。私は彼女に優しく尋ねると何も無いと言う返事が・・・私はもう一度彼女に尋ねた。すると彼女は話にくそうに、私に一つだけお願いがあると言ってきた。
2005-05-03 02:26:00 -
45:
あきと
彼女は現在、服薬治療をしているのだが近々、放射線治療を始めるらしい。これを行うと色々な副作用が出ると言う。肌が荒れたり髪の毛が抜けるなど女性としては耐えがたい症状が起きる。そうなる前に・・・ 綺麗な体で、いられるうちに抱いて欲しいと・・・彼女の目からは涙が溢れている。私は一言、ウンと言って彼女を抱きしめた。小刻みに震える彼女を、震えが止まるまで、ずっと抱きしめた。
2005-05-03 11:24:00 -
46:
あきと
いよいよ待ちに待った外出の日。すると朝早く、彼女の担当医が私を尋ねてやって来た。今日一緒に彼女と外出するに当たり注意して欲しい事が何点かあるらしい。もし何かあったら迷わず病院にすぐ戻るという事、など注意するべき事に私は真剣に耳を傾けていた。
2005-05-03 11:39:00 -
47:
あきと
すると突然、君は彼女の事を本当に愛してるのか? と尋ねられ、私は彼女に対する想いを素直に担当医に伝えた。君は本当に彼女の事を考えているんだね、と笑顔で私に言った。それから彼女の話で二人盛り上がっていると先生は急に真剣な顔になり、私にこう言った。決して変な気は起こすなと・・・。え??・・・すると笑顔全開の彼女がやって来た。早く行こうよと私の手を引っ張る。そして私と彼女は、先生と看護婦さんと仲良しの入院患者に見送られ病院をあとにした。
2005-05-03 12:27:00 -
48:
あきと
久しぶりに外に出た二人は、眩しい太陽の陽射しを浴びながら街へと向かった。食事をしたりゲームセンターにウィンドウショッピングと少ない時間の中で二人は精一杯楽しんだ。彼女はペアの指輪を欲しがっていたので、彼女の気に入った指輪を買いました。安い指輪だったのに彼女は、婚約指輪、婚約指輪と何回も嬉しそうに言ってました。そして私と彼女はホテルへと向かいました。
2005-05-03 12:59:00 -
49:
あきと
部屋に入ってしばらくすると彼女は裸になり今の自分の姿を目に焼き付けて欲しいと私に言いました。二人はキスをし抱き合い、そして一つに結ばれました。その後も二人裸で抱き合い未来の話を語りあった。すると突然彼女は泣きだした。私と離れたくない、そして死にたくないと・・・ 私も精一杯彼女を抱きしめた。お互いの不安を取り払うかの様に二人、涙を溢れさせながら抱き合った。
2005-05-03 13:18:00 -
50:
あきと
私も彼女と離れる事など考えられなかった。二人して涙って、こんなに出るのか? というくらい泣きながら抱き合った。私は、こんなに苦しい思いをするんだったら、このまま二人で死のうと一瞬脳裏をかすめました。その時、担当医の言った、変な気起こすな! という意味を、初めて理解する事が出来ました。だめだ! 私が弱気になってはいけない。あきらめたらそこで終わる。二人の力で必ず奇跡を起こすと・・・
2005-05-03 13:41:00