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花
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1:
名無しさん
キャバクラに飲みに行ってアホな女が横についた。俺もアホやし話はずんで楽しい時間を過ごした。毎回飲みに行ったらこんなん。地方で仕事してるから大阪帰ってきたら仲良い地元の友達と飯食ってキャバクラ行って…。朝まで飲んで満足して地方に戻ってまた仕事。彼女なんてしばらくおらん。前付き合ってた子は長かったけど、愛想ついたって振られてからは一年まともな恋愛してへん。全く何もなかったわけちゃうけど、俺がこんな性格やから続く事なんかなかった。周りが結婚していく中で俺って大丈夫?って心配なりながらも勝手な性格は直らんって開き直りつつもあった。そんな時に出会ったんが【花】後に付き合う事になるねんけど、こいつがまた変わった奴やった。花との出会いと付き合ってた間の事を書いていきます。文章下手くそやけど、暇な人は読んだってください。
2007-08-20 12:06:00 -
61:
名無しさん
めちゃおもしろい?
でも「」トカつけてほしい??2007-08-23 19:56:00 -
62:
名無しさん
うん「」つけた方が読みやすいね?
がんばって?2007-08-24 00:20:00 -
64:
名無しさん
花と一緒に住み初めて、いろんな発見があった。まずトイレのドアあけっぱなし。俺と同じ、狭いの恐いねん。でも花はただたんに閉めるの忘れるだけらしい。花はあらゆる物を開けっ放しやった。ポン酢の蓋とか開けたら一応しめんねんけど、完全にはしめへん。気持ちは閉めました!って感じなんやろうな。冷蔵庫に直す時に蓋のとこだけ持つから、バシャンって何度もこぼしてた。学習しようや〜って言いたいとこやけど本人が一番わかってそうやから何も言わず笑ってた。失敗するたびに花はまたやってもたって顔をする。外では気い張ってるくせに家ではボーっとしっぱなしや。テレビ見てても花が真剣に画面見てる時に意地悪してリモコンでチャンネル変えたってん。やのに気付かへん。えっ見てないん?って感じ。たまに真剣に大丈夫かなこいつって思った。花に初めて逢った時に天然って思った感覚は正しかった。直感ってすごいな。たぶん外おる時は無理してるんやろな。これが真の花の姿なんやろうなあ。その他にも花はボケ過ぎやった。可愛いとかのレベルちゃうくて、迷惑やった(笑)
俺は変に神経質なとこあって、部屋汚いのとかありえへん。だから花が飲み物やら何やらをこぼすたびに笑ってる事が自分でもビックリするくらいや。部屋が汚れる事は嫌やねんけど、なんか許せてまう。たぶん花の自然な姿を見てる方が好きやったからやと思う。壁をやっとこえれたみたいで嬉しかった。そんな事で幸せを感じれる俺ってバカやわ。2007-08-24 11:19:00 -
65:
名無しさん
家事は基本的に俺がする。花が家事できへんとか手抜きとかそんなんちゃう。一応してくれんねんけど、とりあえず時間かかる。料理も美味しいねんけどお腹すき過ぎて待ちきれへん。掃除や洗濯も俺がした方が早い。住み始めてわりと早い段階でそれに気付いた俺は「家事好きやねん」言うてだいたいやってた。けどトイレ掃除だけは花がしてくれた。それと部屋を飾るのが花は得意やった。花や木の実や枝(?)なんかの葉っぱ(?)やらを可愛くテレビの上とか玄関に飾ってた。花はほんまに花が大好きや。ベランダにも鉢植え置いて育ててた。この小説で名前を【花】にした由来です。毎朝俺より早く起きて、トイレの掃除して鉢植えに水やりしてから起こしに来てくれる。その後は洗濯物と朝ご飯作ってる間に、もっかい寝はるねんけどね。そんなんあるから、上手いこと回るんかな?って思う。
2007-08-24 11:37:00 -
66:
名無しさん
花は外ではしっかり者。ではないかもしれんけど仕事はそこそこ出来るみたいで、出会った頃に新米やった営業の仕事も指導する立場になってたみたい。家での姿を見てる俺としては信じがたい事実。お互いに忙しい日が続くと家に帰る時間もバラバラで、ゆっくり話す時間をあんまり持てへんようになってた。でもできるだけ朝ご飯だけは一緒に食べるようにしてた。
2007-08-24 11:44:00 -
67:
名無しさん
ところがある日俺が風邪ひいた。めずらしい。これはほんま滅多にないことや。花はすぐ風邪ひくけど、俺はタフが取り柄やのに。普段元気な分たまに体調崩すとめっちゃしんどかった。花は仕事行かなあかんし暇やな。花は頑張って洗濯物だけ干してってくれた。「朝ご飯までは手回らんかったゴメン」って言って急いで家出て行った。ほんま死ぬんちゃうかってくらい大げさに一人で苦しんでたけど、さすが俺。昼の3時くらいには結構平気になってた。「そや!トイレ掃除しといたろ」名案!とばかりに意気込んでトイレへ。いつも花がしてくれるから、ここ掃除すんの初めて。
ん?何やこれ…?2007-08-24 12:04:00 -
68:
名無しさん
替えのトイレットペーパーを入れてる籠があんねんけど、そこの後ろに手紙の封筒が4つ。何やろ?見てはいかんもんを見つけてしまったかもしれん。封筒は封をしっかりしてあって、けど宛先は書いてへんかった。めっちゃ気になる。あかんあかん。けど気になる。んーあかんって。籠を元に戻してチャッチャとトイレの掃除をすませた。花のカリカリ梅3個と冷蔵庫からお茶を出してきてテレビ見てた。「ただいま〜」花は最近は9時くらいに帰るのが当たり前やったのに、今日は早めに帰ってきた。花がレトルトのお粥を買ってきてくれててレンジでチンしてた。「ひっくん洗濯物たたんでくれたん?ゴメンね、ありがとう」お粥をお皿に移してテーブルに運ぶ花。「トイレもしといたで」花がえっ?って顔したから「別に言いたくないなら言わんでえーぞ」言うた。そしたら花が何も言わんとトイレからその4つの封筒を持ってきてテーブルに並べた。
2007-08-24 12:33:00 -
69:
名無しさん
俺は何も言わんと花の顔を見た。花は封筒を見ながら言った。「これ妹らに書いた手紙やねん」「…」出さへんの?って顔の俺に花は軽く笑顔見せながら「まだ無理かも」そう言った。「…そうか。。」
2007-08-24 12:51:00 -
70:
名無しさん
けど数日後にはある事がきっかけで、花は妹達と対面する事になる。
2007-08-24 12:57:00