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私の隣は…?
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1:
かほ
私…
下村かほ…。
見る物全てが全てキラキラして見える16歳…。この話は私がまだ何もしらなかった16歳の時にさかのぼる。2007-08-19 02:39:00 -
2:
かほ
クオーターと言っても息をしている祖父は見た事もなく見た目とは違い日本語以外全く話せなかった。私の他に兄弟は3つ上の兄(じん)と一つ上の兄(れん)…。そして私…かほ…。じん兄ちゃんは母ににて小さな一重瞼に低い鼻…笑ってしまうような日本人顔だったが、私とれん兄ちゃんは違った…。覚醒遺伝…?というのか…笑ってしまうような欧米系の顔は小さな私とれん兄ちゃんには重いコンプレックスだった…。
2007-08-19 03:11:00 -
3:
かほ
小学校の時の私のあだ名は決まって「外人」小学校卒業の頃にはあだ名は「ジャイアント」に変わっていた。かなりビッグに響く私のあだ名とは裏腹…。私はクラスに友達もいないただのイジメられっこになっていた。
そして小学校卒業と同時に私は地獄の中学校へ転校となった。その時の私は新しい学校や新しい友達に胸を弾ませながらもその地獄の学校の校門をくぐった…。その時楽園や天国に見えた学校…。そこが地獄とは知らずに私は笑っていたのだ。2007-08-19 03:19:00 -
4:
かほ
誰もイジメられていた私を知らない…。新しいスタートが私の心を揺らした…。だが私にかけられる声は「でっか…ババやん…。…ってかあれ外人やろ?」声をかけられるというより耳元でソッと聞こえるだけ…。私の中の小さなトラウマが動き私はその声を聞いてソッと下を向いた…。そんな私とは裏腹にれん兄はサッカー部に入り、新しい中学校をそれなりに楽しんでいるようで私はそんなれん兄を羨んでいた。
2007-08-19 03:27:00 -
5:
かほ
活発で明るく人なつこいれん兄とじん兄…。だけど私にはいつも暗い影がつきまっとっていた…。そんな私に声をかけるのは一つ上の先輩…。移動教室の事だった。「なぁー!そこの外子っ!?」そう言って後ろから駆け寄ってきた一つ上の先輩に私はあっと言う間に囲まれてしまった。私はもっていた教科書をぎゅーっと握りしめ目を泳がせた。
「こいつバリでかいやん〜っ!キャハハジャイアントババやな!(笑)」私を囲みおもしろそうに笑う先輩達に私は何も言えずにただ下を向いていた。2007-08-19 03:36:00 -
6:
かほ
先輩に囲まれている私を見て素通りする同級生達…。そんな同級生を少し目で追いながら私は心の中で誰かが助けてくれる事を願った。するとヒョコット小さな女子が私と先輩の前を素通りした。その子の顔を必要以上に目で追い助けを求めたがその子はスンナリそこを通り過ぎてしまった。絶望を感じながらも私は涙を溜めて下を向き、自分の外見を強く恨み自分の祖父も呪った。
2007-08-19 03:44:00