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ボクはストーカー男☆
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1:
キモーヌ
金田一少年の事件簿というドラマを見ながら僕は友達に言った。
『本当に金田一君はどんくさいなぁ。こんな状況下ならすぐに犯人が誰か分かっちゃうよ』
『え!キモーヌって推理とか得意なの?』
『いやいや…容疑者全員の部屋に隠しカメラと盗聴器を付ける!』
『…そうですか』2007-08-12 09:51:00 -
16:
キモーヌ
〜第一章・思春期編〜
2007-08-13 22:24:00 -
17:
キモーヌ
何だかんだで僕はスクスク育った。様々なアングラの知識を得て…。
もう僕も16才。とりあえずこれまでに気付いた重要な事…それは僕は普通じゃないと言う事だ。
自分自身ではちょっと野次馬根性が強いだけだと思っていた。
もしも街中で綺麗な人を見たとしよう。普通の人ならそのまま立ち去る。しかし僕の場合はその人の性格や仕事や家やプライベートが死ぬほど気になりつけ回したくなるのだ。それがおかしいらしいのだが僕の中では探求心が強いだけだと思っている。まあ人間という生き物はみんな自分が平均的だと思い込む節があるから仕方ない。
そんな僕にもついに好きな人が出来た。2007-08-13 23:06:00 -
18:
キモーヌ
彼女は頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗と非のつけどころがない全校男子生徒からモテモテの僕の一つ上の先輩だ。
何故彼女を好きになったのか?それは彼女に裏表がなく本当に優しい人だったからだ。
さてと…ところでどうやって彼女の心を射止めようかな?問題は山積みだ。はっきり言って僕は顔がいい訳でもスポーツが出来る訳でも頭がいい訳でもない。
まず一番の問題は僕は彼女事を誰よりも知っているが彼女は僕を全く知らないと言う事だ。2007-08-13 23:57:00 -
19:
キモーヌ
彼女を初めて見たのは電車の中だった。こんなに綺麗な人がいるんだなと見ていると彼女はふいに立ち上がり、お年を召した女性に笑顔で『どうぞ』と席を譲った。まわりはその光景を見て感心している様子。しかし僕は唾を吐きたいくらいに気分が悪かった。
この偽善者が…!
これがこの時の僕の本音だった。こんな外見の綺麗な人が心まで綺麗だなんて認めたくなかった。
そこで僕は彼女をつける事にした。一人になれば化けの皮がはがれるはずだ。
何駅目かで彼女は電車をおりた。僕も電車をおりて距離を空けながら彼女をつけた。駅前は人通りが激しくつけるのは容易だったが住宅街に彼女が入って行った為、僕はさらに距離を空けて尾行した。2007-08-14 00:58:00 -
20:
キモーヌ
住宅街を何分か歩いたところで彼女は急に立ち止まった。…尾行に気付かれた?と思ったがどうやら違う様だ。彼女の目の前には小汚いホームレスがいた。もとは白いシャツだったのであろう服が汗と垢でねずみ色に変色している。尾行しているからある程度距離を保っているがそれでも微かに悪臭が鼻を刺す。具合でも悪いのかそのホームレスは道の真ん中でうずくまっている。
2007-08-14 02:38:00 -
21:
ゆぅ
うちゎこの話好きやで??
がんばれ〜(?v∀o艸))2007-08-14 03:17:00 -
22:
名無しさん
あげあげ
2007-08-14 09:22:00 -
23:
キモーヌ
22.23.さんありがとう☆
やっと仕事が終わりましたが覗く気も起きない女の子にドンペリいっきをさせられてベロベロなのでまた更新します。2007-08-14 10:07:00 -
24:
名無しさん
キモーヌばりおもろいやん。
2007-08-14 15:09:00 -
25:
名無しさん
おもろいと言ってられるのも今のうちだぜ!
さてと…今からキモーヌはシャワーを浴びて美容院にて頭を盛らないといけないのでまた夜に更新します。2007-08-14 18:35:00