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ボクはストーカー男☆
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1:
キモーヌ
金田一少年の事件簿というドラマを見ながら僕は友達に言った。
『本当に金田一君はどんくさいなぁ。こんな状況下ならすぐに犯人が誰か分かっちゃうよ』
『え!キモーヌって推理とか得意なの?』
『いやいや…容疑者全員の部屋に隠しカメラと盗聴器を付ける!』
『…そうですか』2007-08-12 09:51:00 -
11:
名無しさん
応援レスも自作
感想スレまで自作2007-08-13 20:38:00 -
12:
キモーヌ
まだこの時の僕は小学生だったから何が何だか分からなかったが今にして思えば『刺激的』だったのだろう。
人は常に刺激を欲する。何にしてもそうだ。
パチンコにしろ、競馬にしろ、キャバクラにしろ、株にしろ、スポーツにしろ、恋愛にしろ、仕事にしろ、目指すゴールこそ違うがそのプロセスに刺激があり中毒性がある。
僕の場合はそれが『覗き』だったというだけの話だ。2007-08-13 20:52:00 -
13:
キモーヌ
自作って言われてもなぁ。本当に自分のスレに自分で応援のカキコする人っていてるんですかね?
自己満で小説モドキを書いてるだけやし全くメリットがないからそんなイメージわかないんですけど。
…もしかしてあなた自身が自作とかをするから他人もやってるだろうと錯覚してるだけじゃないですかね?2007-08-13 21:05:00 -
14:
キモーヌ
僕はハアハア(´Д`)言いながら生暖かくカップルを見守った。次第にエスカレートしていくカップル。男の右手が女の水源に入ろうとしたその時!
また違うカップルが公園に入って来て少し離れたところにそのカップルは腰をおろした。
くぅぅぅ!一石二鳥(?)じゃないか!上手い具合に僕の隠れているところからどちらのカップルも確認が出来る。
僕はもう心臓が飛び出そうなくらいにドキドキしている。…あれ?最初のカップルの様子がおかしい。さっきまであれほどアグレッシブだった彼氏の勢いがなくなっている。隣のカップルが気になり集中出来ないのかチラチラ見ながら様子をうかがっている。2007-08-13 21:27:00 -
15:
キモーヌ
…なるほど。実際には公園にいるがこのカップルはさっきまで違うところにいた。そう二人の世界にいたのだ。しかし、違うカップルの出現によりこのカップルは現実の世界へと引き戻されたのだ。
誰も見ていないと思っているから出される本当の姿。小学生ながらに僕は何かを悟った気がした。
それから何分か二つのカップルを覗いたが僕に刺激を与えてくれそう事は起きそうにない。二兎追う者一兎も獲ず(?)だな。
これよりキモーヌのストーカー人生(てか変態?)が始まる。
プロローグ・終わり2007-08-13 21:48:00 -
16:
キモーヌ
〜第一章・思春期編〜
2007-08-13 22:24:00 -
17:
キモーヌ
何だかんだで僕はスクスク育った。様々なアングラの知識を得て…。
もう僕も16才。とりあえずこれまでに気付いた重要な事…それは僕は普通じゃないと言う事だ。
自分自身ではちょっと野次馬根性が強いだけだと思っていた。
もしも街中で綺麗な人を見たとしよう。普通の人ならそのまま立ち去る。しかし僕の場合はその人の性格や仕事や家やプライベートが死ぬほど気になりつけ回したくなるのだ。それがおかしいらしいのだが僕の中では探求心が強いだけだと思っている。まあ人間という生き物はみんな自分が平均的だと思い込む節があるから仕方ない。
そんな僕にもついに好きな人が出来た。2007-08-13 23:06:00 -
18:
キモーヌ
彼女は頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗と非のつけどころがない全校男子生徒からモテモテの僕の一つ上の先輩だ。
何故彼女を好きになったのか?それは彼女に裏表がなく本当に優しい人だったからだ。
さてと…ところでどうやって彼女の心を射止めようかな?問題は山積みだ。はっきり言って僕は顔がいい訳でもスポーツが出来る訳でも頭がいい訳でもない。
まず一番の問題は僕は彼女事を誰よりも知っているが彼女は僕を全く知らないと言う事だ。2007-08-13 23:57:00 -
19:
キモーヌ
彼女を初めて見たのは電車の中だった。こんなに綺麗な人がいるんだなと見ていると彼女はふいに立ち上がり、お年を召した女性に笑顔で『どうぞ』と席を譲った。まわりはその光景を見て感心している様子。しかし僕は唾を吐きたいくらいに気分が悪かった。
この偽善者が…!
これがこの時の僕の本音だった。こんな外見の綺麗な人が心まで綺麗だなんて認めたくなかった。
そこで僕は彼女をつける事にした。一人になれば化けの皮がはがれるはずだ。
何駅目かで彼女は電車をおりた。僕も電車をおりて距離を空けながら彼女をつけた。駅前は人通りが激しくつけるのは容易だったが住宅街に彼女が入って行った為、僕はさらに距離を空けて尾行した。2007-08-14 00:58:00 -
20:
キモーヌ
住宅街を何分か歩いたところで彼女は急に立ち止まった。…尾行に気付かれた?と思ったがどうやら違う様だ。彼女の目の前には小汚いホームレスがいた。もとは白いシャツだったのであろう服が汗と垢でねずみ色に変色している。尾行しているからある程度距離を保っているがそれでも微かに悪臭が鼻を刺す。具合でも悪いのかそのホームレスは道の真ん中でうずくまっている。
2007-08-14 02:38:00