小説掲示板だるまのスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

だるま

スレッド内検索:
  • 1:

    まる◆G4Nm7kcos6

    暇やから小説でも書いてみます?

    2007-08-08 08:39:00
  • 2:

    まる◆G4Nm7kcos6

    また泣いて帰ってきた。

    「お母さん!アイツまた泣いてんで」
    告げ口するように妃(キサキ)が言った。

    「どれどれ、どうしたんよ、かっこいい顔が台なしやんか」二人の子を持つ母、亜紀は優しく語りかけた。
    「僕が…僕が悪いから」小学2年の要(カナメ)は、姉の妃に比べ、男のくせに気が小さくマイナス思考。

    2007-08-08 09:08:00
  • 3:

    まる◆G4Nm7kcos6

    そんな要に妃は呆れて、二階へ上がり自分の部屋に入るとすぐに彼氏の正男「マサオ」に電話した。
    「正くん聞いてやー。また要がな…」
    妃は彼氏の正にまで愚痴り始める。

    2007-08-08 09:23:00
  • 4:

    まる◆G4Nm7kcos6

    10分ほどで要の愚痴を言い終えるとベッドに横たわり、さっきまで不機嫌そうに話していたが顔色を変え話し出した。
    「なぁ。愚痴ばっかでごめんな。ほんまはな‥」

    2007-08-08 09:36:00
  • 5:

    まる◆G4Nm7kcos6

    「分かってるって!お前はほんまは心配なんやろ」
    妃が喋っている途中、正が鋭く突っ込んだ。

    妃は恥ずかしそうに唇を噛みながら「残念でした〜!違います〜」
    「じゃあなんやねん」

    2007-08-08 09:46:00
  • 6:

    まる◆G4Nm7kcos6

    「なぁ今から行っていい?」
    「いいけど‥。お前話ごまかすのヘタくそやねん」
    「違う違う!ある意味素直やねん」
    「やかましわ!」二人は笑いながら電話を切った。

    2007-08-08 09:56:00
  • 7:

    まる◆G4Nm7kcos6

    妃は笑顔になりご機嫌でしたくを始めた。
    単純に嬉しかった。
    正が妃の言いたい言葉を分かってくれてたから。

    ほんとは要の事、大好きだから。

    2007-08-08 10:06:00
  • 8:

    まる◆G4Nm7kcos6

    つづく。

    2007-08-08 10:07:00
  • 9:

    名無しさん

    あげ?

    2007-08-08 11:09:00
  • 10:

    まる◆G4Nm7kcos6

    妃と正男は6歳からの幼なじみで、今は20歳と21歳。ちゃんと付き合って1年5ヶ月が経とうとしている。

    妃が強がったり、意地っ張りで本当の気持ちを出さない性格なんか正男には分かりきっていた。

    2007-08-10 17:26:00
  • 11:

    まる◆G4Nm7kcos6

    「ほんま素直ちゃうねんから」
    正男が部屋を片付けてたそのころ、妃は自転車で正男の家に向かう。
    「あ〜なんで引っ越すんよ」妃と正男は歩いて20秒で着く近所だったが、正男は1年5ヶ月前、ちょうど付き合ったくらいに引越した。

    2007-08-10 17:42:00
  • 12:

    まる◆G4Nm7kcos6

    妃は自転車で近くのロータリーまで走りバスの時刻を確認すると椅子に腰かけた。
    「今バス待ち〜」
    正男にメールをして5分もしない内にバスが到着し、1番前に座りまた正男にメールを送った。
    「バスの1番前の席、獲得しました!」

    2007-08-10 17:57:00
  • 13:

    まる◆G4Nm7kcos6

    バスは妃を乗せてゆっくりと発車した。
    窓の外を眺めていると
    「か‥なめ?」
    川沿いに座り込んで泣いている要が小さく見えた。あれは確かに要。
    そう思うと、妃はブザーを何回も押して大きな声を出した。「降ります!」

    2007-08-10 18:16:00
  • 14:

    まる◆G4Nm7kcos6

    それでもバスは止まる事なく走り続け次の停車駅で降りると、タクシーを拾い急いで要のいた場所へ向かった。正男から電話が鳴っているのも気づかず川沿いについた。「ここで止めて下さい」妃は息を切らし要を必死に探したが辺りには誰もいない。

    2007-08-11 18:59:00
  • 15:

    まる◆G4Nm7kcos6

    (さっきまでここにいたはず…)
    辺りは暗くなりかけていたころ。泣きべそかいて帰ったんじゃないかと家に電話をした。「まだ帰ってないけど」母の心配そうな声を聞くとそれ以上に心配になった。妃は川を下ってもう一度懸命に探した。

    2007-08-11 19:10:00
  • 16:

    まる◆G4Nm7kcos6

    すると小さな啜り泣く声がして、「かなめ!」と必死に叫んだ。薄暗い木の木陰にポツンとしゃがみ込む要がいた。「もういい?」要が震えた声で妃に問いかけた。妃は川に足を突っ込み要の方へと近づいて行くと、妃は一瞬目を疑った。要の服は裂けてびしょびしょに濡れ顔も服もボロボロになっていた。

    2007-08-11 19:25:00
  • 17:

    まる◆G4Nm7kcos6

    妃はそっと震える要の頭を撫で、おぶって道に出た。「寒い?」「ううん。ごめんお姉ちゃんも濡れたな」
    妃は母に電話をし迎えに来てもらう事にした。正男にも事情説明するとすんなり理解してくれて電話を切った。

    2007-08-11 19:34:00
  • 18:

    名無しさん

    要どしたん??

    2007-08-14 02:30:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
だるまを見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。