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優希
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1:
ストーカー
君の事は何でも知ってる
ずっと'見守って'きたから… だから今幸せなんだ。
こんなにも近くに居る事が。 愛してるよ…
俺のレイナ…2007-08-01 02:38:00 -
11:
優希
暑い日差しの中、足取り軽く駅まで歩く。
鞄の中には日記とレイナの写真、そしてカメラ。
改札を抜け、いつも「待ち合わせ」している車両に乗り込む。周りを見渡し、端まで目をやると舌をぺろっと出しニヤつきながら近づく。
レイナの斜め前へと。2007-08-01 15:37:00 -
12:
優希
電車は通勤ラッシュで人が詰め込まれている。
男はそれを利用しうまくレイナを観察する。
鞄から日記をとりだし今日のレイナを綴る。2007-08-01 15:41:00 -
13:
優希
8月×日
疲れているのか寝てる。俺に気づいてない。こんなこと今までなかったのに。いつもなら気づいて笑ってくれるのに。しょうがないか、俺はそこまで馬鹿じゃない。疲れてるんだ。しょうがない。今日は我慢してあげる2007-08-01 15:45:00 -
14:
優希
5駅目でレイナが目を覚まし、慌てて電車から降りていった。男はその後ろ姿をカメラに写す。
気づいている人もいるだろう、だが誰も何も言わない。 ややこしい事には極力関わりたくないものだ。2007-08-02 16:08:00 -
15:
優希
レイナのいなくなった車内。 男はため息をつき、また日記を開き自分の世界に酔いしれる。
今日のレイナを思い出し、少し膨れっ面になる。
“電車しか二人の時間ないのに…”2007-08-02 16:17:00