小説掲示板-１Ｋ-のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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-１Ｋ-

• 1:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  いつか‥の麻奈です。ゆっくり書くので良ければ読んでやって下さい☆
  (人´∀｀*)
  
  《コピペ》

  2006-06-13 16:28:00
• 101:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  音楽が止まった状態に…
  みきがおるのに断る訳がない
  なおはプライドの固まりやねんから（笑）
  「もう!!笑）じゃあドンペリ〜!!」
  「ありやぁす!!ドンペリ持ってこぉ〜い!!」

  2006-06-15 15:06:00
• 102:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  飲んでは煽って、飲んでは煽って
  何回も繰り返し合計ｶﾌｪﾊﾟﾘ２本
  ドンペリ２本
  ドンペリﾋﾟﾝｸ１本
  まぁまぁかな…

  2006-06-15 15:07:00
• 103:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「おいしいｼｬﾝﾊﾟﾝ飲めたのはなおちゃんあなたのおかげです!!感謝の気持ちを込めまして、最初に3回ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ真ん中2回ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ最後に1回ﾊﾟﾝごちそうさまでしたぁ!!」
  ｼｬﾝﾊﾟﾝｺｰﾙ終了

  2006-06-15 15:08:00
• 104:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  なおの顔は得意げだ
  〈調子乗りやがって…。〉
  「あんなガキさっさと帰してやぁ？」
  「は？」
  「これで売り上げあがったやん？あんな女いらんやろ？」

  2006-06-15 15:09:00
• 105:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  〈ここらでキレとくか。〉
  「は？お前何調子のってんの？客は客やろ？なんでお前にそんなでかい顔されなあかんの？俺の気持ち分かってんの？」
  「え？」
  「そんな性格悪い女もうええわ、帰れや。」
  「か、薫…？」

  2006-06-15 15:10:00
• 106:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「薫？怒ったん？ほんまごめん!!言い過ぎた。ごめんなさい。」
  「ほんまにお前最近なんか調子乗りすぎ、もう帰れや。」
  「いや!!帰りたくない!!好きやもん」
  「なら勝手におれや!!知るか!!」
  そう言いなおの席を離れて裏へ向かった

  2006-06-15 15:11:00
• 107:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「薫さん売り上げあがりましたねッ」
  裏に入ると陽気に健が話しかけてきた
  「は？あの程度であげたに入らんやろが？」
  「…。」

  2006-06-15 15:12:00
• 108:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「あいつはまだ引っ張れる、もっと上げれる。ヘルプの仕事頼んだからな。」
  「はいッ!!」
  「あのｸｿ女にはまだ使ってもらわな腹の虫おさまらんわ」
  「任して下さい!!」

  2006-06-15 15:13:00
• 109:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  なおには目もくれずみきの席に戻った
  「薫くん…あれ。」
  みきがなおの方を見ながら口を開く
  なおは健になだめられながら号泣していた

  2006-06-15 15:14:00
• 110:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  〈格好悪…〉
  「みきは気にするなって」
  「うん、でもあの人ほんまにただのお客さんなん？」
  〈こいつも詮索かよ、ダルいなぁ〉

  2006-06-15 15:15:00
• 111:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「みきまで俺のこと信じてくれやんの？ホストやもんな、信用できひんよな…」
  

  2006-06-15 15:16:00
• 112:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「なんで？違うよ！みきはちょっと気になっただけ！薫の事一番知ってるのは美樹（みき）やもん！」
  （本当の俺？お前が知る訳ない。）
  「そっか…でもほんまに奈緒（なお）はただの客やから、軽く色使う部分はあるけど、美樹が悲しむような事はないから、だからもっと俺の事信用して？」
  髪を少し撫で切なく美樹を見つめた。

  2006-06-15 15:16:00
• 113:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「…もう、帰るか？」
  美樹はうつむいて首を横にふった。
  「そっか…俺奈緒どうにかしないといけない、大丈夫？」
  ｺｸﾘと首を縦にした
  （本当、女って面倒くさい。）

  2006-06-15 15:17:00
• 114:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  （ま、そんな俺が女を相手にしてるなんて一番不思議だな）
  「まだ今月始まったとこだしｶﾌｪﾊﾟﾘ１本だけ頼んでもいい？ﾂｹでいいし、払えなかったら俺かぶるし…。」
  「…うん。」
  「じゃあ、コール無しでグラスで２人で飲もな？ちょっと待ってて。」

  2006-06-15 15:18:00
• 115:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  席を立とうとした瞬間美樹がスーツの袖を掴んだ。
  「どうした？」
  「…美樹、美樹薫の事好き。…色じゃないやんな？違うやんな？」
  「当たり前やろ？信用できひんのやったらいいよ？でも俺はほんまに美樹の事好きやで？」
  と美樹に向かって笑う。

  2006-06-15 15:19:00
• 116:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「そっか！良かった。なぁ薫？美樹今月給料あるしピンドンにしてよ？グラスでｶﾌｪﾊﾟﾘとか格好悪いやん？」
  「大丈夫なんか？」
  「大丈夫やで！薫の為だよ！」
  「…お前本当いい女やわ。俺の自慢。」
  席を立ち美樹の頭をﾎﾟﾝとたたいて裏に向かった。

  2006-06-15 15:20:00
• 117:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ﾁﾗっと奈緒を見るとまだ下を向いてうつむいていた。
  （待っとけよ、もうすぐお前が主役になれるから。）
  俺は笑いをこらえながらピンドンを持ち美樹の席に戻った
  

  2006-06-15 15:21:00
• 118:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  横目で奈緒が顔をあげたのが分かった
  構わず美樹の横に座りﾎﾟﾝとコルクをあけた。
  ピンク色の半透明な液体がグラスでｸﾗｯｼｭｱｲｽと混ざり合う。
  

  2006-06-15 15:23:00
• 119:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  美樹がシャンパンをおろすなんて奇跡。
  珍しくヘルプにゆうやさんが座り３人でグラスを持った。
  「かんぱぁい！」
  ーﾁﾝー
  

  2006-06-15 15:23:00
• 120:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  健に目で合図をした（今しかないぞ）と。
  奈緒の表情にはもう怒りしかない様子、悔しい、悔しい、悔しい。
  

  2006-06-15 15:24:00
• 121:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  シャンパンが半分程無くなった。
  「じゃあ、奈緒んとこ行ってくるわ。」
  「うん、頑張ってね！」
  
  そして奈緒の席に戻った。

  2006-06-15 15:25:00
• 122:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「お前何泣いてんの？」
  奈緒の隣に座った
  「…」
  「お得意のだんまりか？喋る事ないなら帰る？」
  「…イヤ」

  2006-06-15 15:26:00
• 123:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「なら何か喋って頂けます？」
  「ごめん。」
  「悪いと思ってないのに謝らんでいいで？」
  「ごめん。反省してるから…。」
  「ふ〜ん、お前さぁ、彼女ならもっとヘルプに気ぐらい使えよ。ついてくれてんのにふてこい態度とんなよ。」

  2006-06-15 15:27:00
• 124:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「ごめんなさい。」と、奈緒はまた泣き始めた。
  「泣くな！客きてるねん、泣くなら帰れ！」
  「イヤや！泣かない！だからおらして！」
  「店ん中やねんから客っぽくおれよ！」
  「…薫、許してくれる？許して？」

  2006-06-15 15:28:00
• 125:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「ちょっと来い…」
  「…？」
  奈緒をトイレに連れて行く。
  俺の店のトイレは客席から見えない。
  

  2006-06-15 15:29:00
• 126:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ーｶﾞﾁｬー
  奈緒が身を固めた
  （こいつ俺が殴ると思ってる。）
  
  俺は奈緒を抱きしめた。

  2006-06-15 15:31:00
• 127:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「か、薫！？」
  「奈緒〜？ごめん。言い過ぎた、ほんまごめんな？ついカッとなった。」
  「…薫〜。奈緒が悪いねん、許してくれてありがとう…。」
  「…仲直りやんな？」
  「うん！！！」

  2006-06-15 15:31:00
• 128:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  頭を撫でて奈緒を見つめてキスをした
  「奈緒、先席戻ってて？健にも謝るんやで？」
  「うん！」
  奈緒はご機嫌だった。

  2006-06-15 15:32:00
• 129:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  （色々手がかかる女だよな、全く）
  鏡を見て髪のセットをチェックしうがいをしてトイレをでた。
  

  2006-06-15 15:33:00
• 130:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  奈緒の席に戻った瞬間、俺は心の中でガッツポーズをした。
  小さなテーブルの上にシャンパンが並んでいる。しかもドンペリ。
  「仲直りだよ！」
  奈緒が笑った。

  2006-06-15 15:34:00
• 131:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「奈緒、ありがとうな。」
  「ううん、今日はﾊﾟｧっと飲も！」
  （時間かかったかいがあったな）
  「おう！コールでよかったよな？待ってて。」

  2006-06-15 15:35:00
• 132:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  シャンパンコールが始まった。
  「本日２回目奈緒ちゃんより〜ワビのシャンパン頂きましたぁぁ！」
  〈ありやぁぁす！〉
  

  2006-06-15 15:36:00
• 133:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ピッチャーが回され俺の元に…。
  「飲めよ薫〜!!どんどん飲んで死ぬまで飲んで!!」
  マイクのゆうやさんは楽しそうだ。
  

  2006-06-15 15:37:00
• 134:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  俺はなかばヤケクソでピッチャーを上にあげた。
  ドンペリの匂いで吐き気がするのを一緒に飲み込んだ。
  カッターなんかﾋﾞｼｬﾋﾞｼｬ、口の中はシャンパンの味。
  

  2006-06-15 15:38:00
• 135:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ピッチャーをあけてもドンペリの匂いで吐き気は止まらない。
  「開きましたぁ!!奈緒ちゃんこの次は〜？！」
  マイクを向けられた奈緒
  「…じゃぁ、ピンク〜！」
  また照明が回りだす

  2006-06-15 15:38:00
• 136:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ゆうやさんのマイクを奪った。
  「あ!!薫!!」
  「笑」
  「お次はゆうや〜!!飲め飲め?1!!?1見したれ!!」
  （ゆうやさんすんません、笑）

  2006-06-15 15:39:00
• 137:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  奈緒が潰れてシャンパンコールは終わった。
  合計
  ドンペリ５
  ピンク２
  カフェパリ３

  2006-06-15 15:40:00
• 138:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  奈緒は席で潰れて寝ていた
  トイレに入りさっき飲んだシャンパンを吐いた。
  「ふぅ…」
  胃液で喉と鼻が痛い。うがいをして顔を洗って、美樹の席に戻った。

  2006-06-15 15:41:00
• 139:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  「おかえり！薫大丈夫？」
  「うん、大丈夫やで。」
  「いっぱい飲んでたねぇ…シャツびしゃびしゃ。」
  「クリーニングだしてな。」
  「分かったよ〜」

  2006-06-15 15:42:00
• 140:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  総チェックが入り美樹をタクシーに乗せ、奈緒は無理矢理起こして帰らせた。
  掃除をすませ客席で眠りについた。
  （おかん、元気かなー…）

  2006-06-15 15:43:00
• 141:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  懐かしい夢を見た。
  背が小さい髪の長い女の子…ー。
  誰やっけな…
  

  2006-06-15 15:44:00
• 142:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  
  ー麻里だ…ー。
  

  2006-06-15 15:45:00
• 143:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  元ｶﾉってやつ…それが麻里。
  ホスト始める前から付き合ってたっけ。、訳も分からず捨てられて。それっきりかぁ…ー。
  

  2006-06-15 15:46:00
• 144:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  別に引きずってる訳じゃない。
  ただ…ー
  
  俺は女を信用なんかしない。そう決めた

  2006-06-15 15:47:00
• 145:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ｻｲｹのうるさい着信音で目が覚めた
  着信
  ーひろー
  ｻｲｹ仲間だ。俺が逃げた物、それは薬物…ー。

  2006-06-15 15:47:00
• 146:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ものの見事にハマった。
  葉っぱからﾊﾞﾂ、ｼｰﾄ、玉、注射以外なら手をだした。
  だからといって依存じゃない。ただｸﾗﾌﾞの時だけ体に入れる。普段は葉っぱだけ。
  

  2006-06-15 15:48:00
• 147:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ひろはｿﾚらを流すﾌﾟｯｼｬｰ（売人）ー。
  「もしもし？」
  「おぅ、寝てたか？前ゆうてた草見つかったから。」
  「あぁ、ありがとう！また連絡するわ。ほんじゃ」
  

  2006-06-15 15:49:00
• 148:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  ひろとの電話を切って携帯を見た。
  時刻２０：３５ー
  オープンは２２時、焦って寮に戻り風呂に入って用意した。（頭いてぇ〜…）
  

  2006-06-15 15:50:00
• 149:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  簡単に髪のセットをして営業メール
  昨日の新規のえり
  「昨日はありがとう☆おかげで寒い思いせずにすんだわ、あんま喋られへんかったけど覚えてる？笑(^^;)って感じで今日も仕事頑張りまぁす！」
  ー送信完了ー

  2006-06-15 16:17:00
• 150:

  麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

  クールマイルドに火をつけ次々と営業メールを済ませた。
  

  2006-06-15 16:18:00