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雨の日
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1:
沙羅
初小説書かせてもらいます。下手ですが頑張って最後まで書きたいと思います。
2006-02-26 15:31:00 -
342:
沙羅
麻緒『綺麗な思い出にしたいんやろ?じゃあ、もう一回頑張り?後で泣きたいだけ泣けばいいやん。泣き止むまで付き合ったるから、頑張れっ!』
麻緒にそう言われ、あたしは亮の電話に出た。
沙羅『はい…』
亮『何してるん?』
沙羅『…大阪に帰ってきた…』
亮『え?なんかあったんか?』2006-07-31 22:05:00 -
343:
沙羅
(略)亮『え?なんかあったんか?』
沙羅『……。』
亮『どーしたんや?』
亮の声はいつもみたいに優しくて、あたしの目の前が淡くぼやけてく。2006-07-31 22:11:00 -
344:
沙羅
沙羅『ゴメン…。』
あたしは震える声で一言この言葉しか言えなかった。亮『は?…』
沙羅『…。』
亮の声を聞くと辛すぎて涙が止まらなくて言葉にならなかった。2006-07-31 22:24:00 -
345:
沙羅
亮『どーした?』
沙羅『…別れよう。』
あたしは今にも泣きそうな声でそう言った。
亮『は!?』
沙羅『もう決めたねん…』2006-07-31 22:48:00 -
346:
沙羅
亮『決めたって、勝手に決めんなよ!』
亮の声は動揺していた。
沙羅『ごめん…』
亮『ゴメンとか意味わからん!急に何でやねん?』2006-07-31 23:42:00 -
347:
沙羅
しばらく沈黙が続く…。
沙羅『…沙羅もう普通の人と付き合いたい……』
あたしは嘘をついた。
亮『そっか…』
亮はため息混じりの声でそう言った。2006-07-31 23:47:00 -
348:
沙羅
その声があたしの胸に突き刺ささる。
亮の顔が見えなくても、あたしには今の亮の傷ついた悲しい顔を想像できた。
沙羅『ごめん…』
亮『……。』
あたしは泣いていた。2006-08-01 00:05:00 -
349:
沙羅
亮『わかった…』
この言葉を聞いた瞬間、わかっていたはずなのに、もう本当に、これで最後なんだと思った。
沙羅『…。』
亮『じゃあ、俺仕事やから切るな…。』
亮の声は、かすかに震えていた。2006-08-01 00:11:00 -
350:
沙羅
あたしはこれ以上何も言えなかった。
電話を切った後、あたしは泣き崩れた。
頭が真っ白になって何も考えられない。
ただ亮の最後の言葉だけが頭の中で何度も駆け巡る。
あたし達はこの日、本当に終わってしまった2006-08-01 00:21:00 -
351:
沙羅
震えていた…亮の声…
あたしみたいに亮もきっと泣きたかったのかな…?
ねぇ…亮?あたしは卑怯だったね。
自分の弱さを亮のせいにして、本当に最低でごめんなさい…。2006-08-01 00:30:00