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雨の日
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1:
沙羅
初小説書かせてもらいます。下手ですが頑張って最後まで書きたいと思います。
2006-02-26 15:31:00 -
191:
沙羅
二人で食卓を囲んで食事をする。
亮『なんで今日帰って来てくれたん?』
沙羅『亮に会いたくなったから♪』
亮はとても嬉しそうな顔をした。
沙羅『昨日終わってから帰るん遅かったん?』2006-04-26 01:01:00 -
192:
沙羅
亮『朝まで飲んでたな〜』沙羅『ふーん。』
亮『昨日みてたん?』
亮は恥ずかしそうにあたしにそう聞いた。
沙羅『うん。みてたよ〜』あたしは昨日の事を思い出して、亮の指を見つめた。沙羅『指輪ついてる。』
亮はあたしが何を言いたいのか、すぐにわかったらしく少し焦ってた。2006-04-26 01:04:00 -
193:
沙羅
亮『仕事ん時はな…』
沙羅『沙羅はずっと付けてるのに、指輪つけたら、なんか困る事あるん?』
亮『ファンの子とかうるさいから、でも、仕事以外はずっとつけてる。』
あたしは亮の言葉を流すように『昨日も楽しそうに女の子と喋ってたし、外す意味がわからん!』
気まずい空気が二人を包む2006-04-26 01:54:00 -
194:
沙羅
沙羅(こんな事言うつもりじゃなかったのに…どうしょう……)
亮『沙羅怒ってるんか?』あたしは亮のその言葉を無視してリビングを立ち去った。
いつもならすぐに、亮があたしの機嫌を取りにくるのに、今日は来なかった。
あたしはその事も気に入らなくで、一人で更にイライラしていた。あたしは子供だった。2006-04-30 00:48:00 -
195:
沙羅
深いため息をつく。頭の中でさっきの出来事を考えた。
(あたしだけが我慢しなくちゃいけないの…?)
『トン・トン』
あたしの背中のドアを叩く音だった。ドアを開けるとそこには、暗い顔をした亮が立っていた。2006-04-30 00:51:00 -
196:
沙羅
亮『ゴメン…指輪の事は謝る。けど、俺の仕事の事も少しはわかってくれ…』
沙羅『……』
亮はすごく困った顔であたしを見つめてそう言った。
あたしは亮の辛い顔や悲しい顔を見るのが嫌いだった。
でも今、亮をそんな顔にさせているのはあたしなんだ…あたしのせいなんだ…2006-04-30 00:57:00 -
197:
沙羅
胸が締め付けられるような気持ちになる。
沙羅『ごめん…わかってるねん。ごめん…』
あたしは泣きながらそう言った。
亮は大切な人なのにあたしは自分の事しか考えてなくて、亮の気持ちを無視したんだ。2006-04-30 00:59:00 -
198:
沙羅
亮の悲しい顔があたしの心に突き刺ささって苦しい。あたしは泣き崩れた。
そして、亮はそんな、あたしの元にゆっくりと近付き、こう言った。
亮『俺が大切にしたいんは沙羅だけやねんで?』
あたしはその言葉でまた泣いた。2006-04-30 01:02:00 -
199:
沙羅
いっぱい二人笑顔で笑い合いたいのに…亮を支えてあげたいのに…亮を幸せにしてあげたいのに…
あたしの中で遠い記憶がよみがえる…。【ママ…】
昔、まだ幼い頃、ママはイライラすると、よくあたしにあたった。あたられたあたしは怖くて泣いていた。
時間が経つと冷静になったママがいつもあたしに、『ごめんね』と言い抱き締めてくれた。ママの目は涙で光っていた。2006-04-30 01:18:00 -
200:
沙羅
とてもとても大切な人を、守ってあげたい人を、傷つける事はこんなにも心が痛くて苦しいなんて知らなかった。
きっとあの時のママも今のあたしみたいな気持ちだったのかな…?
あたしは心の中で、亮に対して(ごめんなさい)と何度も呪文のように言っていた。2006-04-30 01:22:00