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‐HAPPY END‐
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1:
凜◆3kXj8.iyNM
**‐初めに‐**
この話は実話です。
友達の話を客観的に
書きます。2007-06-29 16:18:00 -
5:
凜◆3kXj8.iyNM
美里と私は22歳。
恋愛感や価値観、笑いのツボがよく似ている。共通の友人達に言わせると顔も若干似ているらしく、17歳で知り合ってから今まで、家族のように、姉妹のように仲良くしてきた。
浅く広くの関係を好む私が、初めて深く素を見せる事ができた友達だった。
あたしは割と小さな事でグチグチ悩んでしまうタイプだけど、美里はサバサバした性格で、悩むあたしの背中をいつも押してくれた。2007-06-29 16:39:00 -
6:
凜◆3kXj8.iyNM
そんな美里が今、泣いている。
何があったのか知らないけど、美里が涙を流していることにあたしの胸はひどく痛んだ。
答えを待っていると、美里は大きな溜め息を一つ吐き、口を開いた。
「…祐輔な…。浮気してるねん…。」2007-06-29 16:44:00 -
7:
凜◆3kXj8.iyNM
「…ほんまに言うてるん?」
頭をハンマーで殴られたようなショック。目の前が白く濁る。
「はは…ほんま(笑)。あたしこないだ体調悪くて実家帰ってたやんか。二週間くらい。で、今日昼間久しぶりにマンション帰ったらな、ベッドで女の子寝てるねん。洗濯とか、洗いもんとかもしてあって…、洗面台とかあたしの歯ブラシの横に知らん歯ブラシあるねやん。ウケるやろ(笑)」2007-06-29 16:50:00 -
8:
凜◆3kXj8.iyNM
鼻声のまま力なく笑う美里。
ショックのあとに沸々と怒りに似た感情が沸き上がる。
「…浮気ッて…。それ不倫やんか…。」2007-06-29 16:53:00 -
9:
名無しさん
.
2007-06-29 18:34:00 -
10:
凜◆3kXj8.iyNM
「…あ、あんた、それでその女になんも言わんかったん?てゆうかその女誰やったん?」
「〇〇由香やって。ご丁寧にフルネームで答えてくれはったわ。あたし見た瞬間なんてゆうたと思う?あ、奥さんや、やって。嫁おるって知っててん。奥さん家事放棄してはるみたいやし、由香が代わりにやってたんです、ってゆうてた。祐輔がなんてゆうてたんか知らんけど、あんまりやん…」
そう言うと美里は再び泣き出した。あたしは言いようのない怒りに襲われた。2007-06-29 22:23:00 -
11:
美里
「なんで?あたし腎盂炎なって実家帰ってただけやん…。家事放棄ってなに?祐輔とだって毎日電話してたんやで?ゆっくり休んではよ元気なりやって言うてくれてたのに。嫁が妊娠中に浮気とかザラにある話やし、浮気を責めるつもりなんかないねん。」
あたしはなんて言えばいいのかわからず、ただ一緒に泣きながら美里の話を聞いていた。2007-06-29 22:32:00 -
12:
凜◆3kXj8.iyNM
「でもな、あの家はあたしと祐輔の家やんか。結婚して、新居として借りた部屋やねん。家具の配置も、シーツの色も、全部二人で決めた家やねん。
なんであのベッドに違う子が寝てるん?あたしは嫁に行ったから、帰る場所はあの家しかないやん。
一個しかない場所奪われたらあたしはどこに帰ればええねん…。祐輔も、浮気するなら外でやればよかってん。女も、嫁おるって知った時点でなんで引いてくれへんの?人のもんやん。
なんでなん…。」
美里はずっと泣いていた。2007-06-29 22:40:00 -
13:
名無しさん
うざ
2007-06-29 23:30:00 -
14:
名無しさん
何がうざいん?意味わからん?頑張って書いてな?
2007-07-01 23:50:00