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サヨナラくらい…受け取ってよ
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1:
ユカ
キレイな自分が誇りだった。
その頃の私はもぅいない…2007-06-18 09:57:00 -
261:
その頃にはケンジの事を好きだからなのか…薬を持って来るから会っているのか分からなくなっていて混乱する事も多くマキと話す事が増えていた。マキは某組織の人と同棲していて『一緒一緒♪マキも彼氏が闇の人間ちゃうかってツメタイのん手に入らんかったら一緒におらんかもぉ…思ってるぅ』…もしケンジが本当にヤメたら私は?ユカとケンジは覚醒剤とゆう魔の薬で繋がっている…ケンジがヤメたら他の持ってる人を…?そんなん嫌やわ…ケンジは…?…私を捨てるの…?怖くなった…それから異常な勘繰りが始まった。ケンジは始めの頃から勘繰るタイプだった、ユカの勘繰りが始まるとありえない喧嘩が繰り返された。浮気を疑っての醜い言い合い。お互いが相手の事を信じれなくなっていた。別れ話もユカから何度もしたが聞き入れて貰えずケンジの気分によりシャブの相手をさせられた。ユカはガリガリになりながらも仕事は行っていた。バレる?グリグリになっているから酒を飲まないとお客さんと話も出来なくなっていた。涼とは、そんな時出会った。
2007-07-23 17:29:00 -
262:
次の日涼が一人で店に来た。『いらっしゃ〜い、来てくれた〜ん♪』正直顔をちゃんと覚えてなくて見た事あるなぁ〜…くらいだったが既に酔っていたユカは涼に声をかける『覚えてんか?』『当たり前やん?こんな男前忘れる訳ないし♪』…話している間に前日の事を思い出した。ボトルをおろしてくれた時に名前を知った。涼は〔涼?ユカ〕とボトルに名前を書いた。その日は用事があると2時間くらい飲んで帰って行った。それから頻繁に店に来るが口説いたり無理を言ったりせず綺麗な飲み方をする男の子だった。
2007-07-23 18:09:00 -
263:
ケンジはその頃、友達のスカウトを手伝うと言ってセクキャバまわりをしていた。仕事だと言い切るケンジに文句は言わなかったが内心…不安と嫉妬と恐さでたまらなかった。ピークに達した時、ケンジが寝ている間に見てはイケナイと思いながら携帯を見てしまった…着信履歴や発信履歴に何人もの女の子の名前。その中で頻繁に連絡をとってる女の子が一人…見なければ良かった後悔とケンジの心が確実に離れていた現実にショックでしばらく放心状態になった。携帯を見た事はケンジには言えない。後で知った事だがケンジは気付いていたらしい。寝れないまま朝が来て帰った。家に着き段々怒りが込み上げて来た。ずっと騙してたんや…私は性欲処理…悔しかった。真面目にやって来た。他人に後ろ指指される事はしないように…なぜここまで?私の人生をめちゃくちゃにして自分だけ幸せになろうとしてるの…ただの勘繰りだったのかもしれないが、男性を敵だと思うまでに時間はかからなかった。
2007-07-24 03:09:00 -
264:
名無しさん
読んでるで。頑張って!!
2007-07-24 03:14:00 -
265:
名無しさん
一気に読んじゃった?更新待ってます?
2007-07-25 04:53:00 -
266:
―男なんてヤリたいだけ―心を閉ざす事で自分を守った。それでもケンジと別れる事は出来ずチョクチョク自分の気分で顔を出すケンジと喧嘩ばかりだった。『最近どんな客来てんねん、好きな奴でも出来たんか』『はっ?何でよ?』ニヤニヤしながら『いや、えー男とか来るやろ〜』『訳分からん!えー男なんか世の中におるわけないわ!でもアンタよりマシかもな!』『ああ?』ケンジの顔付きが変わる『みんな大事にしてくれんでぇ』嫌味っぽく言った『はぁ〜ん?良かったなぁ…けどお前俺が恥かく事はすんなよ!まっそんなんあったら全部根こそぎ潰したるけどな』ニヤつきながら言うケンジに苛つきながらも恐怖感があった。付き合って二年近くなるがケンジの事を未だ詳しく知らず日が経つにつれ怪しく危ないイメージが深くなっていた。そしてこの頃にはケンジの言葉によってついた心の傷も気付かない内に大きくなっていた。繰り返し言われた『恥かかすな』『俺と付き合ってるって誰にも言うなよ』ユカは自分を責める様になっていた。『私と付き合ったら恥をかく』その思いは後の人生を左右するほど大きなモノになるとは…この時には想像さえしていなかった
2007-07-25 11:17:00 -
267:
毎日開店から閉店まで通いつめてくれるフユキとは言い合いになる事もあったが唯一気が抜けるオアシスだった。毎日見ているからだろうか?『ユカチャン、最近何かあった?』『ん?何でなん?』『何か様子がおかしいってゆうか…らしくないってゆうか…仕事の仕方変わったよな?』『…』『もし言える事で楽になるんやったら言うてや。聞くくらいしか出来へんかもしれんけどな』心配そうに笑うフユキに『ありがと。チョット疲れてんかな?また何かあったら聞いてな』と笑顔で答えるがフユキには見透かされているような気がした。
2007-07-25 13:25:00 -
268:
名無しさん
アゲ?
2007-07-25 15:45:00 -
269:
一週間…二週間と日が経つにつれ自分自身を否定していく。ケンジから定期的に連絡はあるが一人でいたい…会っても惨めになるだけ…連れて歩くには恥ずかしい女…重りの様にのしかかる。フユキはあの日から何も聞かず毎日来てくれていたが三週間が経とうとした頃『何があったかは聞かんけど、らしくないって!!無理してヤケになったらアカン!』『どうしたん?ヤケになんかなってないで?』『違うやろ?俺…ずっと見てんやで?今のユカチャンは自分を見失ってる気がする』『…見失ってるって何よ…』『俺が知ってるユカチャンは今みたいに無理矢理笑ってる子じゃないで?』ずっと…誰かに聞きたかった…『ユカな…自分が分からんなってきてん。何やろうな…今まで生きて来て自分に疑問もった事なくて…多分壁にぶちあたってるんやろな』最後には笑ってみせたが『無理に笑う必要ないで。何が理由か分からんけど俺は今のユカチャンより前の…今までのユカチャンの方が好きやで。胸張って自信持ったらいいと思う。間違った生き方してなかったはずやで。俺は人を信じる事ほとんどない。でもユカチャンの事は信じれた。出会って色んな事知ったし考え方も変わった。ユカチャンと出会って俺も綺麗な人間になりたいって憧れてん。』ゆっくり話すフユキの言葉は真っ暗な闇の中に手を差し延べてくれているようだった。
2007-07-25 19:21:00 -
270:
それでも差し延べられた手を掴む事が出来ず『ありがとう。チョット頭の中整理してみるわ』と話を打ち切った。閉店の時間『あんまり一人で考え込んだらアカンよ。しんどくなったら電話して。』心配そうな顔をしながらフユキが帰って行った。仕事も終わりケンジから着信…話したくない…電話を無視し家に帰る。ソファーに座りボー…としていると又電話が鳴る。―何なんよ?―携帯を開けるユウリだ『もしもしぃ?』『久しぶりぃ♪最近何してんよぉ!電話ぐらいしといでやぁ淋しい子やなぁ〜』いつもの元気な声になぜかホッとした。
2007-07-25 19:39:00