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  • 1:

    アキ

    人生初の彼氏は13歳の時、同い年の子だった。
    《彼氏》という響きに憧れた中学一年生のあたし。
    でもなんもおもんなくて二日で別れたあたし。

    現在21歳。たくさん付き合った。たくさん恋してSEXした。あたしの♂運はいつから無かったんだろう。

    2007-06-13 13:34:00
  • 2:

    アキ

    二人目の彼氏は14歳、中学二年生の春。1個年上の先輩だった。
    結構有名なヤンキ‐の先輩で、「ずっと可愛いなって思っててん。付き合って」って階段で告白された。
    正直喧嘩強いだけでブッサイクやし悩んだけど、年上の彼氏に憧れてたあたしはなんとなくOKした。

    2007-06-13 13:39:00
  • 3:

    アキ

    それでもやっぱ休み時間とかに二年生の階まで来てくれて話したりしていると、なんとなく「好きかも」みたいな錯覚に陥った。
    同級生の男の子はその先輩を怖がってたし、優越感みたいなのも正直あった。
    1番最初の彼氏はすぐ別れたし、写真をとったり手をつないで帰ったりするのは初めての体験で楽しかったけど。

    2007-06-13 13:44:00
  • 4:

    アキ

    でも夜中にこっそり家を抜け出して密会したとき、チュゥを拒否したら次の日アッサリ捨てられた。
    「もっと軽いんか思ってた。重い付き合いはしたくないねやん」
    今思えば15歳の分際で何を抜かしとんねん、と。
    でもそれなりにショックで写真を燃やすときに少し切なかった。

    2007-06-13 13:49:00
  • 5:

    アキ

    次の彼氏は記念すべき初体験の相手。15歳、中学三年生に上がる春やった。相手は19歳。
    車持ち、年上、お洒落、優しい。4拍子揃ったイケメン君。
    しかし出会いはスタ‐〇‐チ。
    初めて3ヶ月突破したのもこの人やった。

    2007-06-13 13:54:00
  • 6:

    アキ

    初体験なんてドラマみたいで雰囲気バッチリ。てゆうかドラマの見すぎちゃうかッてくらいム‐ド満点だった。
    イケメン君、今思えばテクはイマイチやったけどモノは並以上。痛みが半端なくて大変だった。

    「こんなんの何が気持ちいいねん!?!?」
    SEXが嫌いになった15の春。

    2007-06-13 14:01:00
  • 7:

    アキ

    でも19歳男子なんてヤリたい盛り。当時15歳のアキからすればかなり大人の男やったけど、不思議な事に21歳になった今、奴は単なる子猿やったと思う。
    地元が遠かったから逢うのは週に2、3回。逢う度にヤッた。生理ん時は口で抜いたり、技も色々仕込まれた。体位とかも。騎乗位の腰の振り方も。
    おかげ様で15歳にして床上手…。

    2007-06-13 14:07:00
  • 8:

    アキ

    でもアキが「気持ちいい」と感じる事は一回もなかった。痛いだけやねん。
    行為の最中も「はよイケ‐はよイケ‐」て呪文のように唱えてた。
    なんし痛いねん。ほんまに。
    SEXしそうな雰囲気になる度に脳内はどんよりやった。
    別れたのは4ヶ月目のある日。いつものように奴の家でオレンジジュース飲みながらTVを見ていたとき。

    2007-06-13 14:12:00
  • 9:

    アキ

    奴の自宅は大きな一軒家。いつもは両親どっちもいないのに、その日はお父さんがおってん。
    二人でノンビリTV見てたら部屋にお父さんが入ってきた。


    違う人の名前を呼びながら。

    2007-06-13 14:14:00
  • 10:

    アキ

    「カンタロウ‐。こないだのアレやけどなぁ‐。」

    え(゚д゚)?カンタロウ?
    誰その古風な名前の人!!!!
    カンタロウは見るからにキョドりながら「カンタロウって誰やねん!!ははっ」と実父にジリジリ歩み寄っていく。アキをチラ見しながら。

    2007-06-13 14:18:00
  • 11:

    アキ

    「はぁ?カンタロウはカンタロウやんけ。それよりこないだのアレやけどぉ‐。」
    (゚д゚)…カンタロウ…。
    あんた名前《智也》ちゃうかったっけ…。
    「ははははは!!おとん!!ボケてるんか!?アレはアレや!!とりあえずあっちで話そか!!」
    キョドりながら消えていくカンタロウ。呆然と見送るあたし。

    2007-06-13 14:23:00
  • 12:

    アキ

    オレンジジュースをすすりながらTVを見るも、頭の中はカンタロウでいっぱい…。実の親が名前間違えるか?いやいや、そんなわけあるか。
    あたしは立ち上がり、奴の財布を手に取った。モノグラムの長財布を開き、目当てのモノを捜す。

    「あ、免許証あった」
    本人確認書類〜♪

    2007-06-13 14:28:00
  • 13:

    アキ

    そこに写るのは間違いなくあたしの彼氏だった。

    表記されている名前は

    《〇〇 勘太郎》

    2007-06-13 14:30:00
  • 14:

    アキ





    …(゚д゚)カンタロウ…。

    2007-06-13 14:31:00
  • 15:

    アキ

    見ないフリするか…?いやいや出来るわけあるか。

    財布を元あった場所に戻して、カンタロウが戻るのを待つこと10分。15年間で1番長い10分間だった。

    体育座りをして待っていると問題のカンタロウが部屋に戻ってきた。

    2007-06-13 14:34:00
  • 16:

    アキ

    「いや〜おとんボケてんかな?ほんま心配なってきたわ〜。笑」
    いや〜、あたしそんないつバレるかわからん嘘つくあんたの将来が心配なってくるわ〜(笑)と思いながらカンタロウに言った。

    「なぁ?免許証見して」
    あの時のカンタロウの顔面ッたらも〜…ないで(゚∀゚)

    2007-06-13 14:37:00
  • 17:

    アキ

    「なんで?ブッサイクに写ってるから嫌やぁ〜」
    「ええ〜、いいやんブッサイクでも〜。あんた男前なんやから〜。なぁカンタロウ〜。」
    「!?!?!?!?!?」
    「そんな見せたくないなら諦めるわぁ〜。もう一回見たかったんやけどなぁ〜。」

    2007-06-13 14:41:00
  • 18:

    アキ

    「…見た?」
    「見た?バッチシ☆」
    「いやいや!!ちゃうねん!!」
    「てゆうか名前で嫌いなるわけないやん!?もう4ヶ月も付き合ってたのに全く気付かんアキってアホやん!?名前の事より嘘ついてた事に腹立つわ!!」

    2007-06-13 14:52:00
  • 19:

    アキ

    「ごめんなさい…。てゆうか謝りついでに言うけど…。



    俺、淋病やって…。」

    2007-06-13 14:53:00
  • 20:

    アキ




    NO‐(゚Д゚)‐!!
    なんのついでやねんなんのついでやねん!!

    2007-06-13 14:55:00
  • 21:

    アキ

    「ほんま汚い!!最悪!!てゆうかお前それ浮気やん!!なんでアキが初体験で病気もらわなアカンねん!!確かなんか!?なあ!!確かなんかコラ!!」
    テンパりすぎてアホ満開な15歳のあたし。
    「確かm(._.)mごめんやで」

    2007-06-13 14:58:00
  • 22:

    名無しさん

    おもろい?

    2007-06-13 15:03:00
  • 23:

    アキ

    「ごめんちゃうわ!!ほんまありえへん!!糞や糞!!別れる!!淋病野郎となんか別れる!!送れや淋病野郎!!」
    まぁ移されてるわけやからあたしも淋病野郎なんやけど。
    「はぁ!?正直にゆうたのに別れるはないやろ?!アキちゃん考え直して!!勘弁して!!」
    「はぁ!?浮気と病気と嘘同時にカミングアウトして「別れたくない」とか…。アホやろ!?アホやろお前!!」

    2007-06-13 15:03:00
  • 24:

    アキ

    「嫌やぁ〜(泣)」
    「泣くな!!泣きたいのはこっちじゃ!!てかなんで泣いてんねん!!気持ち悪ッ!!ドン引きやドン引き!!とりあえず送れ!!」

    グスグス鼻をすすりながら渋々駐車場へ向かうカンタロウ。怒りでドスドス歩くあたし。
    どっちが年上なんかわからんな…。

    2007-06-13 15:09:00
  • 25:

    アキ

    道中ずっと無言の二人。時折カンタロウの鼻をすする音が車内に響く。
    「いつまで泣いてるん?」
    「ぐすっ」
    「真剣気持ち悪いんやけど」
    「…。」

    2007-06-13 15:14:00
  • 26:

    アキ

    家についてあたしが無言で車を降りようとしたとき、カンタロウはあたしの腕を引っぱった。
    初めて4ヶ月も付き合った人。初めてHした人。付き合ってる間はカンタロウだって優しかった。寂しくないわけではなかった。
    でも強がるしかなかった。
    「…なに?」

    2007-06-13 15:18:00
  • 27:

    アキ



    「最後にヤラせて(泣)」

    2007-06-13 15:19:00
  • 28:

    アキ



    死 ん だ ら い い の に 。

    2007-06-13 15:20:00
  • 29:

    名無しさん

    めっちゃ気になりるー!頑張ってください☆

    2007-06-13 15:25:00
  • 30:

    アキ

    これ実話やで?ありえへんやろ?ほんまにこいつ最後の最後でこれ言いやがった。

    あたしの右腕を掴んでいるカンタロウの左腕に、左手で持っていた携帯を思いっきり振り落とした。
    アンテナ部分を下にして。
    痛がるカンタロウを放置して部屋に戻ってやった。

    2007-06-13 15:26:00
  • 31:

    アキ

    >>22>>29さん☆
    ありがとう?あんまおもんないし申し訳ないけど頑張ります?

    2007-06-13 15:28:00
  • 32:

    アキ

    居間に行くとおかん(当時34歳)が呑気にパジャマでTVに釘付けになっていた。
    「ヒデコ〜!!アキ淋病なったぽいんやけど!!明日病院行くし保険証貸して!!」
    「ヒデコ言うな!!はぁ??淋病??症状あるん??」
    「知らん!!ないけど彼氏がなってたから移ったかも。あ、もう元彼やけど」
    「別れたん!?(笑)まぁ行ってみたらいいやん」

    2007-06-13 15:34:00
  • 33:

    アキ

    そう言って保険証と10000円をあたしに手渡した。
    ヒデコ(母)は看護婦。若いしサッパリしてるから、あたしとは姉妹みたいに仲が良い。服の貸し借りもするし、外で親子に見られた事ない…。
    「裕ちゃん(父)浮気してそやねん。あんた3000円やるからおかんが夜勤の日見張っといてや!!」
    とか買収されたりもする。でも夜勤の度にお父さんに「飲み行くの内緒やで!!〇〇のスナックやから暇ならアキもおいで」って5000円で買収し直されてるのはヒデコには内緒やけど?

    2007-06-13 15:43:00
  • 34:

    アキ

    次の日。学校を腹痛で休んで最寄りの産婦人科に足を運んだ。
    産婦人科なんて当然初めてやし、かなり緊張した。
    なにより衝撃を受けたんが内診台。なんなんあれ…。
    なんでこんなオッサンに股かっぴろげなアカンねん!!って最初はかなり屈辱やった。
    こんな目に合わせたカンタロウを心底恨んだ瞬間。

    2007-06-13 15:49:00
  • 35:

    アキ

    病名はやっぱり淋病やった。アキも見事に淋病野郎の仲間入り☆
    笑えへ〜ん(゚д゚)
    まぁ二週間くらいで完治したんやけど、これのせいで膣炎がクセになってしまい、何回も産婦人科に通うハメになった15歳のあたし。
    キモい先生も通ううちに仲良くなり、21歳の今では「アキちゃん」「ヨシオくん」と名前で呼び合う仲に…。
    笑えへ〜ん(゚д゚)

    2007-06-13 15:55:00
  • 36:

    名無しさん

    最後にやらせて っていうのは、友達の話で聞いた事ある。
    7年つきあった彼で、結婚に向けての話し合いでうまくいかなくなり、最後に言われたらしい。

    2007-06-13 16:08:00
  • 37:

    アキ

    超がつくアホだったあたしだけど、なぜか国語と作文だけはほんまに得意分野やった。適当に書いた読書感想文とかも、なんちゃら賞とかなんとかでよく表彰されたりもしていた。
    2や3が踊る成績表も、国語だけは毎回5だったし、どんなに遊びほうけてもテストで95点以下取った事なかった。
    どんな奴にも得意ってあるもんやな〜。
    試験の前の晩もオ‐ルでカラオケしてたけど、満点で合格した。

    2007-06-13 16:10:00
  • 38:

    アキ

    友達の紹介で出会った彼の名前は《拓也》。あたしの2歳年上の17歳やった。
    拓也とは15歳〜17歳の終わりまで2年間付き合うんやけど、それは後々。てゆうかほんま純愛すぎて最初〜中間までおもんないし(笑)
    拓也に出会うまでに何もなかったかとゆうと…ちゃうねんな〜。
    SEXfriendなる特殊なお友達がいたのです。彼は名前を《潤》と言いました。

    2007-06-13 16:24:00
  • 39:

    アキ

    カンタロウと別れ、淋病を完治したあたしですが、SEXとゆう行為はやっぱり嫌いなままやった。
    「痛い」ってイメージが抜けなかった。あと病気も軽くトラウマ…(笑)
    あれな、書き忘れたけど、汚い話アソコの横ら辺に膿が溜まってたんやって。よく見たら腫れてるわ〜みたいな。
    で、膿は取らなアカンやん??したらヨシオ君なんて言ったと思う??
    「とりあえず膿を注射で抜きます。あとは薬で治しましょう」

    2007-06-13 16:32:00
  • 40:

    アキ

    えッ(゚Д゚)?!?!

    「あ、あの〜…注射ッてどこへ??もしかしてソコ??」
    「そうですよ〜。抜かなバイキン繁殖してしまうからね」
    うそや‐んΣ(゚Д゚?

    2007-06-13 16:35:00
  • 41:

    アキ

    「は!?!?無理です!!」
    「う〜ん(^_^;)でも抜かなあかんから我慢して下さいね〜。チクッとするけど我慢してね〜。」
    そう言うと同時に看護婦さんがあたしの両手と両足を押さえた。
    「待って待って待って待って!!」
    焦って言ったが時すでに遅し。

    2007-06-13 16:40:00
  • 42:

    アキ

    「※◎●◇◆#×…!!」

    言葉にならない痛みだった…。マジで人間やめたくなった…。

    しかもそれあとで見せられた…。どんなリアクションしろッちゅ‐ねん…。

    2007-06-13 16:44:00
  • 43:

    アキ

    そんなわけで、淋病だけはもう二度とごめんやし、常に避妊具を持ち歩くようになった。当たり前の事が出来るようになった15歳のあたし…。

    で、話は戻って。友達とノリで出掛けた某ダーツバーで《潤》と《一郎》に出会う。二人とも20歳。お酒も手伝いノリノリな私達4人はラブホを目指してダーツバーを出た。
    「ホテル行ってみたい」と言い出したのは友達《由紀》。ノッたうちらはバカばっか。

    2007-06-13 16:52:00
  • 44:

    名無しさん

    めちゃオモロイ?がんばってな?

    2007-06-13 19:33:00
  • 45:

    アキ

    >>46だいぶ開きました?誰も読んでないやろうし上げるの迷いました…。
    てかきまずい…??でも今めちゃくちゃ暇なんでひっそり更新します?

    2007-06-26 13:08:00
  • 46:

    アキ

    アホ一同が到着したのは某ホテル街。
    いろんなホテルを見るものの、ただ今世間は大型連休中。まぁ〜どこもかしこも見事に満室。
    みなさんどんなけSEX好きやねん。
    あたしも由紀もホテル初めてやったし、ワクワクしてただけに少しガッカリした。

    2007-06-26 13:22:00
  • 47:

    アキ

    「ホテル満室やし一郎すぐそこのアパートで一人暮らしやから、そっちで飲み直そか〜」
    潤からのお誘い。15歳からしたら一人暮らしとかもめっちゃ憧れやったし、どんな感じなのか興味があった。

    「行く行く!!!!!」
    またノッた15歳。

    2007-06-26 13:27:00
  • 48:

    アキ

    そして、やってきましたレオ〇レス。
    あそこって全室なんか知らんけどロフトあるやん??一郎はロフトに布団ひいて、下には普通にコタツを置いてた。
    てゆうか今思えばコタツとか時期外れもええとこやし。
    最初は普通にコタツで飲んでたんやけど、段々由紀のテンションが壊れてきてん。
    一郎と二人でロフトに上ってキャッキャ騒ぎだした。

    2007-06-26 13:34:00
  • 49:

    アキ

    「あいつらやらしいなぁ〜」と言いながらあたしの横に無理矢理入り込んでくる潤。
    「ちょ、狭い狭い(笑)」
    あたしも酔っ払ってたしヘラヘラ笑いながら応対。
    「アキ可愛いなぁ〜。口移しで飲ませたるわ〜」
    エッ(゚д゚)と言う前に潤はあたしの頭を掴んでマウストゥ‐マウスで口に焼酎を流しこんできた。

    2007-06-26 13:49:00
  • 50:

    アキ





    げろまずッ(゚Д゚?

    2007-06-26 13:54:00
  • 51:

    アキ

    今は大好きすぎて困るくらいなんやけどな〜…。芋焼酎…。
    びっくりするくらいマズかったけど、潤も潤でびっくりするくらいチュゥが上手かった。
    効果音付けるとしたら「トローン」て感じ!!
    そのまま押し倒された。潤はお口を塞いだまま手をアキの真ッ平な胸へ移動。

    2007-06-26 14:00:00
  • 52:

    アキ

    「待って待って!!嫌(+_+)」
    とか1?も思ってないのに一応口にしてみたり…。だって飲んでるしさぁ〜。ロフトからは由紀の怪しげな声がしてるわけやん。なんかシチュエーションに興奮するやん。
    Hは嫌いやったけど、そんな状況でお酒も入ってたら「流れに身を任せちゃおッかな☆」的な考えが起こってしまうやん。
    で、そのまま潤に身を委ねてみたあたし。どこまでも愚かなあたし…。

    2007-06-26 14:07:00
  • 53:

    アキ

    前戯もやたらうまい潤。カンタロウの時は手メコも挿入も痛くて痛くて苦痛でしかなかったのに、めッッッッッッちゃ気持ち良い!!!!
    由紀いてんのに喘ぎまくリのヨガりまくり。嫌な15歳…。ほんまキッショいわ(゚Д゚?
    今そんなんしたら友達無くすよね。確実に。
    由紀と語ったら今だにこの話で盛り上がる。
    なにはともあれ、あたしはこの時知ってしまった。

    2007-06-26 14:15:00
  • 54:

    アキ





    SEXッて気持ちイイ!!?(゚Д゚

    2007-06-26 14:20:00
  • 55:

    アキ

    知らなくて良かったものを…。
    嫌いなままだったら良かったものを…。

    ほんまいらん事したわ…。

    2007-06-26 14:23:00
  • 56:

    アキ

    官能向いてないから省くけど、とりあえず挿入は騎乗位でした。も〜これがありえへんくらい気持ち良くて、ほんま未知への扉を蹴り破った感じやった。
    イクとかはまだまだやけど。てゆうかココだけの話、あたし21年間生きてきて一回もイッた事ないんですけど…。あたしも体験したい…。
    まぁそんなプライベートな事は置いといて、まぁ普通に正常位でフィニッシュして夕方まで爆睡。夕方由紀とともにアキ宅に帰宅した。
    そっから潤と三回…か四回…?ヤッた…気がする。初めてのSEXfriend。早い話「人生にさほど必要なかった経験」をしたアキでした。

    2007-06-26 14:35:00
  • 57:

    アキ

    潤との関係を続けていた時、同時進行でメル友がいた。
    彼が「拓也」だった。当時は写メなんか無かったから拓也の顔も何も知らない。
    ただ、電話したら毎回笑わせてくれて、すごく人懐っこい感じの人だった。
    拓也からの電話を楽しみに待つようになったある日、「〇〇日、逢える?」とお誘いが。

    2007-06-26 14:46:00
  • 58:

    アキ

    正直、嫌だった。
    電話してるだけでそれなりに楽しかったし、「会ってバリ不ッ細工やったらどないしよ…」ってゆうのも多少あった。
    確かに連絡取ってる間はめっちゃ楽しかったけど、あくまで初対面やし、会った時がほんまの第一印象になるわけやん。人間、顔が全てでは決してないけど、最初は顔から入ってしまう生き物やん。
    もちろんあたしも自分に自信があるわけではなく、逆ver.もありえると思うと少し怖かった。

    2007-06-26 14:55:00
  • 59:

    アキ

    でも会ってみたい気持ちのが大きくて、OKした。約束した日にちは11日。確か1日に「ぢゃあ10日後な」って約束した気がする。
    記憶曖昧になってるんで、噛み合わない箇所がぽろぽろあると思いますが(主に時期)すいません。

    2007-06-26 15:01:00
  • 60:

    名無しさん

    見てます?頑張って?

    2007-06-26 17:49:00
  • 61:

    ぴよ

    めちゃおもろス?
    カンタロウで爆笑したら.新生児の息子がびっくらこいて泣き叫ンだ?
    ...あやしながら笑けて力抜けて落としかけました?がンばれ-??

    2007-06-27 02:54:00
  • 62:

    ぴよ

    めちゃおもろス?
    カンタロウで爆笑したら.新生児の息子がびっくらこいて泣き叫ンだ?
    ...あやしながら笑けて力抜けて落としかけました?がンばれ-??

    2007-06-27 02:56:00
  • 63:

    アキ

    >>62さん?
    ありがとうございます?
    >>ぴよさん?
    おもろいとか恐縮です?息子さん落とさないで下さいね?笑
    少し更新します?

    2007-06-28 10:54:00
  • 64:

    アキ

    ヒデコ、病院では「ヒデちゃん?」とか呼ばれ白衣の天使扱いらしいけど、家では人間の皮被った悪魔だ。ほんま怖いねん。針金のハンガーあるやん?あれの尖った部分で叩くねん…。凶器使うとかほんまタチ悪い(-д-)まぁアキも家中の食器割りまくるしある意味タチ悪いけど。
    この時もサタンヒデコなってて、グチグチグチグチ言うわけよ。
    アキも頭痛いしイライラして「うるさいねん」とか言い返して、いつの間にか収拾がつかない大喧嘩に。
    「家出したる!!」
    「おお!!出ていけ出ていけ!!」

    2007-06-28 11:14:00
  • 65:

    アキ

    バッターン!!



    出て行ったのは、母ヒデコ。

    2007-06-28 11:15:00
  • 66:

    アキ

    ヒデコには家出癖がある。裕介(父)と喧嘩してもすぐ家出する。パターンとしては、家出→パチンコ→裕介が渋々迎えに行く→なぜか二人でパチンコ→そうゆう日は大体勝つ→二人で意気揚々と帰宅ってな感じ。
    またかよと思いながらゴロゴロしていると、アキの携帯のメール受信音が鳴り響いた。

    2007-06-28 11:25:00
  • 67:

    アキ

    なんで母が出て行かなあかんねん 2時間後に帰宅 お前が出てけ



    …この糞35歳!!ガッデム!!

    2007-06-28 11:28:00
  • 68:

    アキ

    アキが出てったら寂しいくせに!!素直じゃないんだから!!
    まぁでもヒデコ夜勤明けやし寝たいやろぉなぁ…と思って、優しいアキはいそいそと出掛ける準備をしてあげた。
    こうなったら行くしかない。
    拓也のトコへ。

    2007-06-28 11:35:00
  • 69:

    アキ

    まぁそんな人生の汚点の話は置いといて、この日は白のベアトップに赤のギンガムチェック?のサブリナ、白とウッドのサンダルを履いて、拓也の元へ。
    あんなサブリナもう履かれへん…。VIVA若さ…。
    拓也の地元で待ち合わせ。アキの家から電車とバスで一時間くらいかかる。当時拓也も17歳やし、足なかったから迎えはNGだった。
    問題なく行けると思ったのに、アキが迷子になったと気付いたのはバスの終着地点についてからだった。

    2007-06-28 11:49:00
  • 70:

    アキ


    ここ何県!?!??(゚Д゚


    ほんまそんな勢いの辺鄙な場所に、アキはポツンと立ち尽くしていた。

    2007-06-28 13:45:00
  • 71:

    アキ

    半泣きなりながら拓也に電話する…が。
    『NTTDoCoMoです。おかけになった電話は…』


    NO電波!!オ‐マイガッ!!?

    2007-06-28 13:48:00
  • 72:

    アキ

    もしや私すッぽかされた…??
    う‐そ‐や‐んッ(ーロー;)

    バスは確か最終だった。イコ‐ル自動的に朝まで帰れない。
    絶体絶命の大ピンチ。最悪の事態ばかりが次々に頭に浮かぶ。

    2007-06-28 13:52:00
  • 73:

    アキ


    うッうッう…(泣)

    だから来たくなかってん…。なんで顔も知らんメル友を信じてしまったん…?拓也のアホ!!ぼけ!!はげ!!!
    でも1番アホなのは道間違えたアキやんけ…。あたしのアホ!!

    2007-06-28 13:55:00
  • 74:

    アキ

    15分くらい座り込んでタバコを吸っていた。脳内は9割諦めモ‐ド。本気で野宿を覚悟したその時だった。
    ‐♪♪♪♪♪‐
    いきなり携帯が派手に鳴り響いた。拓也だ。
    「何してるん?」
    「…。何してるんじゃないやん!!降りるバス停間違えたんか知らんけどアキ迷子やし(:ロ;)てゆうかここどこやねん!!何県やねん!!!来いッてゆうたんそっちやんかあ〜(:ロ;)」

    2007-06-28 15:06:00
  • 75:

    アキ

    安心したのもあって電話口で号泣するあたし。
    「俺降りるバス停終着の2コ前やでッてゆうたやん(笑)まぁ名前似てるし間違えてると思ったわ〜。」
    「え!?何!?なんか音うるさくて聞こえへん!!」

    ボーボー風を切る音がする。電波が悪くてノイズが入るんかと思って携帯をブンブン振っていたその時。

    2007-06-28 15:13:00
  • 76:

    アキ

    「おいチビッ子!!何一人で携帯振り回してるねん(笑)」

    振り返ると、原付きに乗った作業着の男の子がいた。街灯に照らされて透ける綺麗な茶髪。ほどよく焼けた筋肉質な腕。身長は170?くらいだろうか。クリクリ二重の大きな目を少し細めて、八重歯を見せて笑う男の子。

    「…拓也…くん?(゚д゚)」

    2007-06-28 15:20:00
  • 77:

    アキ

    「なんで拓也くんやねん!!(笑)電話じゃエラソ‐に呼び捨てすんのに!!」
    よっこいしょと原付きを降りて、呆然とするあたしに近付く拓也。
    「言うてた通りちっこいな(笑)ん〜…でも想像よりちっこいかな〜。ミニモニ入れるんちゃうん!!わ!!顔ちっさ!!アキは全部がちっこいな(笑)」
    楽しそうにケラケラ笑う拓也。
    拓也は想像したよりずっと今風の男前やった。

    2007-06-28 15:26:00
  • 78:

    アキ

    「ちっこいちっこいうるさいねん!!拓ちゃん電波ないしほんま焦ったんやで!?謝れ!!(笑)」
    「なんでやねん!!アキが降りるバス停間違えるからやろ!!この泣き虫!!(笑)」
    「はッ!!ほんまや!!アキさっきテンパりすぎて泣いてもぉたんやった!!ギャッ!!ツケマ取れかけてる!!」
    「騒がしい奴やな(゚д゚)はよ直し!!(笑)ゲーセンでも行こか?」
    ボロボロの顔、風でボサボサの髪、拓也とは初めて逢ったのに、全然そんな感じがしなかった。

    2007-06-28 15:38:00
  • 79:

    アキ

    ちゃちゃッと化粧を直して、拓也の原付きに跨がった。
    「よ〜し、いけ‐拓也‐!!」
    「うわ!!エラソ‐やなチビ!!」
    「チビゆ‐な!!」
    ギャーギャーわめきながらゲーセンに向かった。風に吹かれながら上を見ると、珍しくたくさん星が見えた。

    2007-06-28 15:45:00
  • 80:

    アキ

    拓ちゃん。
    アキは今でもこの日のこと鮮明に思い出せるよ。初夏やってゆ‐のに、少し肌寒い夜やったよな。
    拓ちゃんにはアキがガキやったせいで、ほんまたくさん迷惑かけたよな。
    アキは今もう21歳です。たくさん恋してたくさんSEXした。
    でもな〜、今になって思うねん。あんな糞ガキで我が儘なアキを、あんな全力で好きでおってくれたのは拓ちゃんだけやで。

    2007-06-28 15:53:00
  • 81:

    アキ

    ゲーセンでひとしきり遊んだあと拓ちゃん宅へ向かった。
    なんかガラーンとしてて、男の子ッて感じの部屋だった。ベッドに転んで、アルマゲドンを見た。
    内心ものすごく緊張していた。
    てゆうかほんま緊張しすぎてぶっちゃけDVDとかサッパリ見てなかった。

    2007-06-28 16:00:00
  • 82:

    アキ

    拓ちゃん宅は結構大きな一軒家だったんやけど、作りは半端なく古くて、やたら広かった。
    トイレを借りた時、トッポンだった時は衝撃を受けた。
    アキちっこいし、「ここ落ちたらシャレならんわ…。とりあえず登れるやろか…」て本気で毎回ビクビクしてた記憶がある。
    時間も夜中になり、アルマゲドンのエンドロールを見送る時にはアキは夢の出入口にいた。

    2007-06-28 16:08:00
  • 83:

    アキ

    「アキ、眠いんか??」
    「う‐ん…少し。」
    拓ちゃんに背を向けた状態でうとうとしながら答えると、拓ちゃんが後ろから抱き着いてきた。
    びっくりして眠気がブッ飛んだ。
    ヤるんか!?ヤるんか!?(゚Д゚

    2007-06-28 16:12:00
  • 84:

    名無しさん

    きも

    2007-06-29 09:47:00
  • 85:

    名無しさん

    書いて??

    2007-06-30 02:00:00
  • 86:

    名無しさん

    おもしろーい?書いて下さい??

    2007-06-30 05:03:00
  • 87:

    アキ

    結局ヤラずにおわった…。だから小説もおわった…。――――TheEnd――――

    2007-06-30 09:39:00
  • 88:

    アキ

    >>88さん、…(:д;)ごめんなさい?
    >>89さん、書きます?ありがとう?
    >>90さん、おもしろいとか泣けてきます??ありがとう?
    >>91さん、終わりません?ごめんなさい?

    2007-06-30 09:57:00
  • 89:

    アキ

    「なぁ、信じてもらえるかわからんけど、一目惚れしてもぉた。付き合ッてくれへん?」


    え(゚д゚)ッ?
    ま じ で ?

    2007-06-30 10:01:00
  • 90:

    アキ

    「いやいや…お兄さん…。アキらまだ知り合って数時間やで?本気でゆうてんの?」
    「うん。真剣に。」
    え‐…嘘くさ‐…。
    ヤリたいだけちゃうん(-д-)

    2007-06-30 10:06:00
  • 91:

    アキ

    確かに顔だけ見れば男前やし、彼氏いてないし、「OK☆」ッて流れに身を任せてもええかなとは思うけど。でもなぁ…。
    まだ拓ちゃんのことよく知らんし、付き合うのはなぁ…。
    う‐ん。う‐ん。う‐‐ん。

    返答に困っていると、拓ちゃんはあたしの顎を持ち上げて軽くチュゥしてきた。

    2007-06-30 10:10:00
  • 92:

    アキ

    「!!??」
    「だめ??」

    きゅ‐ん(゚д゚*)
    はッ!!今なんか音した!!だって年上のくせにめッちゃ子犬みたいな目ぇするんやもん!!不可抗力やん!!

    2007-06-30 10:13:00
  • 93:

    アキ

    「な‐、彼女になってや。俺のこと彼氏にして??」
    アキの頭をギュ‐ッとしながら甘えるようにねだる彼。
    ずッきゅ‐ん?(-Д-*
    母性本能鷲掴み‐!!!
    アキの本能は理性を保つのにいっぱいいっぱい。脳内は大騒動。

    2007-06-30 10:17:00
  • 94:

    アキ

    「じゃあアキ今日から拓ちゃんの彼女なる」
    「!!!まぁじで!?ほんまにゆうてるん!?やッた‐!!!」
    可愛い(゚д゚)めッちゃ喜んでる…。

    「じゃあH?しよか?」

    2007-06-30 10:21:00
  • 95:

    アキ



    お い コ ラ 。

    2007-06-30 10:24:00
  • 96:

    アキ

    アキのあんぽんたん!!おまえの理性どんだけ弱小やねん!!
    何の為に毎回脳内で会議開いてるん!?全く意味ないやん!!
    ほ‐らまたカス男掴んだ!!言わんこっちゃない!!言うてる側から!!
    「え、あ、え?うん」
    うんッてゆ‐な?(゚Д゚?

    2007-06-30 10:29:00
  • 97:

    アキ



    ただのパンコやん…。
    一応彼氏ではあるけどよ…。
    まぁ相性は抜群らしく気持ちよかったけどよ…。

    2007-06-30 10:32:00
  • 98:

    みか

    やた?更新されてる???頑張って?

    2007-06-30 10:49:00
  • 99:

    アキ

    面倒なんでもうやめます。一々あげないで下さい

    2007-06-30 14:28:00
  • 100:

    まゆ◆nodIm2zy8M

    主さん
    偽者おるからトリップつけたら??
    付け方わ名前の後ろに#で英語入れるだけ〜??
    おもしろいし見てるから頑張ってね?

    2007-06-30 16:13:00
  • 101:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    出来てるかな??
    >>104さん?ありがとうございます??
    >>102さん?また夜くらいに更新します?ありがとう?
    気を悪くされた方、すいませんでした?

    2007-06-30 16:38:00
  • 102:

    みか

    いえいえ?アキサンの表現の仕方性格すごい楽しくてこの小説大好きデス?アキサンのペースで頑張ってね?

    2007-06-30 19:01:00
  • 103:

    アキ

    事を終えて、もう一回DVD見直し。でも一戦交えたあとやし、オープニングから数十分で拓ちゃん爆睡。
    一回目見れなかったし、中盤くらいまで粘ったもののアキも爆睡…。

    朝7時。拓ちゃんが誰かと電話する声で目が覚めた。

    2007-06-30 23:53:00
  • 104:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    「はい、はい…すいません。はい。わかりました。失礼します」

    眠い目を擦りながら見上げると、アキに腕枕をしたまま電話する拓ちゃんが目に入ッた。
    「あ、アキ。起きたん?今日な‐アキおるし仕事休んでもぉた(>_

    2007-07-01 00:00:00
  • 105:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    「え、マジで!?あかんやん!!アキ帰るし仕事行き??怒られるやろ!?」
    「熱39℃あるゆ‐たし、俺普段の勤務態度バリ真面目やから怒られへんよ(笑)大丈夫。今日はアキと過ごすねんから、い‐の!!その代わり明日は仕事行かせてな?(笑)さ、も‐ちょい寝よか」
    苦しいくらい抱きしめて、拓ちゃんはまたすぐ寝息をたてはじめた。
    仕事サボるのはあかん事やけど、正直ほんまに嬉しかったのを覚えてる。
    なんの根拠もないけど、ずっと安心して一緒に居られる気がした。ありがとうな、拓ちゃん。

    2007-07-01 00:08:00
  • 106:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    妙に安心して、あたしもすぐに寝てしまった。
    次に目が覚めたら、時計は昼の12時を回っていた。
    拓ちゃんはまだ寝ていたし、少しだけ化粧を直して1時半くらいに拓ちゃんを起こした。
    「あ゙‐…久しぶりにめっちゃ寝た…。てゆうか腹減った?近くにバリうまい弁当屋さんあるねやん!!買い行こ!!アキこれ着とき!!そのカッコしんどいやろ!!」
    そう言って、黒のTシャツとスウェットみたいなズボンを出してくれた。

    2007-07-01 00:15:00
  • 107:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    拓ちゃんのTシャツはでっかくて香水のイイ匂いがした。セクシーボーイの香水は、今でも拓ちゃんの匂い。
    アキが着替えたのを見て、「男の服着てる女の子エロい(笑)」とやたら嬉しそうに笑っていた。
    外に出ると、昨日晩の肌寒さが嘘みたいにカラッとよく晴れていて、とても気分がよかった。
    昨日より強く抱き着いた背中は、昨日よりずっと広く暖かく感じた。
    ただの公園も、ただの青空も、昨日よりずっと綺麗に見える。

    2007-07-01 00:24:00
  • 108:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    あの時の拓ちゃんは、アキにとって王子様やったよ。王子様キャラ違うし、アホな事ばっか言うし、今考えると寒いこと平気で言うロマンチストやったし、嫌いなとこもめっちゃあったはずやのに、今想い出すのは拓ちゃんの王子様な所ばっかりやねん。
    拓ちゃんはアキの喜ぶことなんでもしてくれた。
    望む事はたいがい叶えてくれた。
    全力で愛してくれてありがとう。

    2007-07-01 00:30:00
  • 109:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    その弁当屋の弁当は、ほんまに美味しかった。あたしは変な所恥ずかしがりで、彼氏の前でご飯がっつくのとかジュース飲むのとか苦手な方やったけど、なぜか拓ちゃんの前では初めッから平気やった。
    「アキ絶対痩せの大食いやわ(笑)食い過ぎやで」ッてよくからかわれた。
    アキお手製のサンドイッチ作った時は、拓ちゃんも食パン二袋食い尽くしたし、「あんたも充分痩せの大食いやん(笑)アキ食パン貧乏なッてまうわ」ッて言い返したけど。
    てゆうかまぁ当時のアキの料理のレパートリーそのサンドイッチかオムライスだけやったし、単に他に食べるもんなかっただけかも…。

    2007-07-01 00:38:00
  • 110:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    その日は二人でカラオケ行って、プリクラ撮って、夜まで買い物したりして遊んだ。
    生まれて初めて彼氏とプリクラ撮った。カンタロウとは常に密室コースやったし、プリクラとか買い物とかあんまデートらしいデートしてなかったから新鮮で緊張した。
    緊張した割に、初プリクラは二人とも激しい変顔やったけど(笑)
    それから駅まで送ってもらって、アキはまた電車で帰宅した。
    帰り道、アキの携帯に入ったメールはやたら長文で、嬉しい事ばっかり書いてあった。数えるの面倒なくらいハートマーク満載の、可愛いメールやった。

    2007-07-01 00:57:00
  • 111:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    それから一年、毎週日曜の朝は始発に乗って拓ちゃんちに行くのがアキの新しい習慣になった。
    会うのは大体週に1回。でも拓ちゃんは土木系の仕事やったから、雨が降れば平日でも会えた。
    雨の日が待ち遠しくてたまらなかった。今は欝陶しいけど。
    拓ちゃんが免許をとった18の年。アキが16歳。
    一年目の夏に、歯車は狂った。

    2007-07-01 01:03:00
  • 112:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    なぁ、今何をゆうても言い訳にしかならないけど、アキは拓ちゃんの優しさに甘えて調子に乗ってたんだと思う。

    大好きで大好きで仕方なかった。大事で大事でたまらんかった。

    拓ちゃんを傷つけたアキを、どうか許して下さい。

    2007-07-01 01:07:00
  • 113:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    拓ちゃんがあたしの事をすごく大事にしてくれているのは、誰から見ても一目瞭然だった。
    ハートマークがたくさんのメールも、一年記念を迎えても減る事はなかった。
    記念日に毎回プレゼントするのはお金がかかるから、三ヶ月毎に順番にプレゼントしようねって決めた約束も、ずっと守られていた。
    三ヶ月記念日には拓ちゃんからグッチの星座のネックレスを貰った。半年記念日には拓ちゃんが欲しがってたカラコンを買ってあげた。
    九ヶ月記念日には拓ちゃんセレクトの服を1セット買って貰った。

    2007-07-01 01:15:00
  • 114:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    ……………………
    眠くて日本語がぐッちょぐちょ
    なってきたんで寝ます(>_

    2007-07-01 02:08:00
  • 115:

    みか

    読みにくくないですよ?頑張って下さい?

    2007-07-01 03:59:00
  • 116:

    名無しさん

    はよ更新して?

    2007-07-03 18:32:00
  • 117:

    名無しさん

    書かないん??

    2007-07-04 06:33:00
  • 118:

    おもろい?頑張ってね?
    更新と思われて読者さんに
    期待さすの悪いから
    下げとくけど応援してんで?

    2007-07-04 15:41:00
  • 119:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    更新遅れてほんまにごめんなさい??眠たいんでどこまで出来るかわかりませんが少し更新します??

    2007-07-05 03:37:00
  • 120:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    学校が終わッた舞子と一緒にまた電車に乗り、一旦舞子の地元へ。
    舞子の家は普通の一軒家で、ママもパパも優しくておもろかった。初対面のあたしに、ウ〇コがよく出るお茶?をやたら薦めてきた。あれバリ苦い(泣)
    夕飯をご馳走になって舞子の部屋で軽く雑談。
    話せば話すほど共通点が見つかって、今日が初めてとは思えないくらい盛り上がった。
    とりあえず交流をより深める為にカラオケへ向かう事に。

    2007-07-05 03:50:00
  • 121:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    舞子はやたら中島美嘉が上手かった。いや‐…ほんまCD聞いてんちゃうかッてくらい。
    二時間程熱唱して、その日は舞子の家に泊まらせて頂いた。
    拓ちゃんから電話がガンガン鳴ってたけど、まさか「今朝ナンパした子の家泊まる?」とは言えず、普通に「女友達の家泊まる」て嘘ついた。
    拓ちゃんは割と独占欲が強くて、嫉妬しぃやった。
    遊んでても30分に1回必ず電話があった。愛されてるんやと思うようにして、あんまり気にしないようにしてたけど、結構うっとぉしかった。

    2007-07-05 04:01:00
  • 122:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    舞子とはどんどん仲良くなっていった。日曜以外は毎日のように逢ってたし、長電話やメールも増える一方だった。
    舞子は学生やったし、あたしは昼間バイトやったから、遊ぶのは大概夜から夜中にかけて。
    毎晩のように夜遊びをするあたしを、拓ちゃんは毎回怒鳴りつけた。

    あたしは目覚めてしまっていた。女友達と遊ぶ楽しさに。

    2007-07-05 04:07:00
  • 123:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    拓ちゃんと会う回数が減っていった。週に1回が2週間に1回になり、雨の日も舞子と遊ぶ事を優先させるようになった。
    電話やメールは毎日していたけど、遊んでいる時に鬼のように鳴る拓ちゃんからの電話が欝陶しくてたまらなかった。
    「いつまで遊んでんねん。いつ帰るねん!!」
    「うるさいなぁ!!いつ帰ろうがアキの勝手やん!!おかんみたいな事ゆわんとッて!!」
    こんな言い合いが日課になった。

    2007-07-05 04:14:00
  • 124:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    そして、16歳の夏。
    付き合ッて一年。

    あたしは拓ちゃんに別れを告げた。
    理由はただ「遊びたかった」から。

    2007-07-05 04:17:00
  • 125:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    別れを告げる事を、当時のあたしはなんとも思ってなかった。
    遊びたいッてゆうだけで切り捨てられる拓ちゃんの痛みなんか知るよしもなかった。
    しれッとするあたしに、拓ちゃんは大きな溜め息を吐いてこう言った。
    「アキはまだ16歳やもんな。遊びたい盛リやと思う。俺もそんくらいの時はそうやった。なぁ、アキ?アキは今、俺に閉じ込められて外に出たいだけやと思うねん。
    でも俺はアキがまた帰ってくるの待つから。遊び疲れて、遊ぶのに飽きたら戻っておいで。」

    2007-07-05 04:24:00
  • 126:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    若干18歳の青年がこんな事ゆうてた。アキはほんまに拓ちゃんに愛されてたし大事にされてた。
    こんな男前な奴そうそういてないって、今ならわかるのに。
    情けない事に当時のアキときたら、「遊びたいだけ遊べて戻るとこもあるなんて!!あたしめちゃラッキ‐ガ‐ルやぁん??」とか思ッていた。
    事実、こんなあんぽんたんなアキを半年後、拓ちゃんは許して受け入れてくれた。
    嬉しそうな笑顔で、「おかえリ」と言ってくれた。拓ちゃんを粗末にした罰を、あたしは受ける事になる。

    2007-07-05 04:31:00
  • 127:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    拓ちゃんと別れてから、あたしは阿呆の如く遊び回る。バイトと舞子宅と自宅の往復。毎晩毎晩、飽きることなく遊びまくった。
    カラオケ、買い物、毎日が楽しくて楽しくて仕方なかった。


    そんなある日。蒸し暑い七月の夜、事件は起こる。

    2007-07-05 04:36:00
  • 128:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    その日はやたらムシムシする、雨上がりの夜だった。
    珍しく舞子と遊ばずに自宅にいたあたしは、自宅から徒歩10分の距離にある自販機にジュースを買いに行く為に夜道を一人で歩いていた。
    自販機でジュースを買い、それを飲みながらまた自宅への道を歩きだしたその時、一台の黒いワンボックスが横付けしてきた。
    「すいません、道に迷ったんですが、〇〇ッてどこですか?」
    スーツをキチッと着た、ごく普通のサラリーマンだった。歳は多分割と若く、24、5歳くらいだろうか。

    2007-07-05 04:42:00
  • 129:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    男が尋ねてきたのは、現在地からさほど離れていない場所だった。車なら20分。免許を持っていないアキでも説明出来そうな道のりだった。
    「え‐と、この道を真っ直ぐ行って、でっかい交差点を右に…」
    言いかけたところで男が地図を片手に説明を遮った。
    「え、今ここやんな?交差点ッてどれ?」
    地図を出す男に近付き、現在地を説明しようと運転席の窓から地図を見ようとした瞬間。

    2007-07-05 04:51:00
  • 130:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    バンッ!!
    思いッきりドアを開けられ、あたしは勢いよく後ろに跳ね飛ばされた。
    「痛い」と言う間もなく降りてきた男に腕を掴まれ車に引き込まれそうになる。
    「ちょ、何すんねん!!やめろや!!さわんな!!」
    力いっぱい抵抗しながら大声をだす。が、時間は夜中2時過ぎ。暗い道だったし、回りにはマンションと学校しかない。誰も出て来る気配がない。

    2007-07-05 04:59:00
  • 131:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    16歳女子が成人男性の腕力に敵うわけもなく、次の瞬間にはあたしはワンボックスの助手席に押し込まれていた。
    男は運転席に乗り込み、素早く車を発進させた。飛び降りる勇気も、男に掴みかかる根性もあたしにはなかった。
    ただただ「怖い」という想いだけが脳を支配して、体をガタガタ震わせるだけだった。
    車は人気のない駐車場らしき場所に止められた。

    2007-07-05 05:04:00
  • 132:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    エンジンを切るやいなや、男はあたしの汗だくの手から携帯を奪い取り後部座席へ放り投げた。
    嫌やと叫ぶあたしに無理矢理馬乗りになり首に手をかける。

    殺される。
    怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。冷や汗はかくのに涙も声も不思議と出ない。

    2007-07-05 05:08:00
  • 133:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    左手をあたしの首にかけたまま、男の右手はTシャツを力任せに捲り上げる。
    体がガチガチに固まって身動きが取れない。閉じた足を強引に広げてアソコに指を入れて掻き回すけど、全然濡れない。
    イライラしたのか、首にかけた手に力が入る。結局男は右手に唾をつけて塗りたくってきた。ヌルッとした気持ち悪い感触に、やっと涙が溢れた。
    「嫌や…やめて…!!」やっとでた一言は、男の「うるさいねん。声出せや。殺すぞ」とゆう声に掻き消された。
    怖くて怖くて、あたしが選んだのは「おとなしく従う」という選択肢やった。

    2007-07-05 05:19:00
  • 134:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    言う事聞いて、早くイッてもらうのが唯一の逃げ道やと思った。
    濡れてないせいでヒリヒリ痛むだけなのに、声出さなアカンと思って泣きながらやけど必死に演技した。男はダッシュボードからゴムを取り出して、素早く装着して乾ききったアソコに無理矢理入れてきた。今やから言える話、ほんま粗末なチ〇コやった。
    普通にヤッてたら「あんあん」の「あ」の字も出えへんわ。リアルに小指サイズ。そん時は死ぬか生きるかやしほんまに怖かったけど。
    男は5分ほど腰振ってイッた。終わってから車は無言のまま走りだした。

    2007-07-05 05:30:00
  • 135:

    アキ◆jhP9rvtqoM

    ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
    ごめんなさい?少ないけど寝ます?だいぶダークなシーンだったので、相手に対して所々茶化すような表現をしましたが、性犯罪は最低です。同じ経験した方が不快になってはいけないし省こうかと思ったのですが、あたしの中で物語に影響する事件だったので書かせて頂きました。気分を害された方、本当に申し訳ありませんでした。
    ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

    2007-07-05 05:42:00
  • 136:

    名無しさん

    更新されてる?
    頑張って?

    2007-07-06 05:35:00
  • 137:

    名無しさん

    a

    2007-07-14 16:37:00
  • 138:

    名無しさん

    かかんの?

    2007-07-21 22:04:00
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