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  • 1:

    由里aya

    ――2005年7月20日――元気な男の子が産まれた ―名前は、「誠」
    パパから貰った大切な名前パパ。         誠は6ヵ月になったよ――

    2006-02-08 03:12:00
  • 100:

    由里



    ―そして、妊娠4ヵ月―
    年明けに親に挨拶・結婚の準備・新居探し・・・
    ものすごく忙しかったケド、幸せだった…。
     

    2006-02-18 07:48:00
  • 101:

    由里


    ―でも、神様はいじわるをしました。最悪な出来事が起きた…。
     

    2006-02-18 07:50:00
  • 102:

    由里


    あれは、2005年2月18日。
    ちょうど妊娠5ヵ月に入った所で……。ベビー用品を二人で買いに行ってた。少し出てきたお腹をさすりながら仲良く歩いて行ったっけ………。
     

    2006-02-18 07:54:00
  • 103:

    由里

    由里『女の子やったらいぃなぁーッッ(^O^)絶対可愛いッッ』
    信人『いや!男の子で、一緒にバスケするねん(^_^)!!!!』
    由里『ウーン(笑)でも、虫とかいっぱい捕まえてくるやぁぁん(T_T)由里、虫ヤバイぐらい嫌いやねーんッッ!』
    信人『はぁぁッッ!?(笑)大丈夫や!由里のカオのほうが怖いp(^^)q』

    2006-02-18 07:58:00
  • 104:

    由里

    由里『(*・д"・)!ハァ??!なんやと?』
    信人『…(笑)アッ、この服可愛いでッッ!!なぁなぁ〜★』
    由里『(-д-)アンタなんか知らん』
    信人『アハハハッッ!すまんすまん(笑)』

    2006-02-18 08:01:00
  • 105:

    由里



    【二人は確かに笑ってたやんな。幸せやった。色んな話して…お腹撫でてくれたやんな…大事に大事にしてくれたよな?由里が生きていくのに、必要な信人とお腹の赤ちゃんやったのに………なんで……?】
     

    2006-02-18 08:02:00
  • 106:

    由里

    ――帰り道――

    由里『今日めっちゃ買い物したなぁ★ベビー肌着やろー?ロンパスにぃー、ヨダレかけ★(笑)絶対まだ早いケド★』
    信人『ホンマ気ぃ早い奴やなぁッッ!(笑)でも、それ見たら頑張って行けそう(^_^)』
    由里『ほんま頑張ってやぁ★パパ(笑)』

    2006-02-18 08:07:00
  • 107:

    由里



    私は振り返り、話しながら、横断歩道を渡ろうとした……

    2006-02-18 08:07:00
  • 108:

    由里

    由里『あっ、それでなー…』
    ――プーッッッ!!プププーッ!!!!!!
    信人『由里危な………』


    !!!キキキキキッッッッ!!!!!

    2006-02-18 08:11:00
  • 109:

    由里



    ……ドンッッッッッッ……

    一瞬何が起きたか、判らんかった……。自分は、ひかれたと思った………。   

    2006-02-18 08:12:00
  • 110:

    由里

    由里『いたッッ……まこ…と………?』
    ふと…隣を見た。

    散らばるベビー用品……
    …と………………血まみれで倒れる信人が居た……。

    2006-02-18 08:18:00
  • 111:

    由里


    『え………?』


    信人にも私の服にも、今日買ったベビー服にも…たくさんたくさん血が付いていた……

    2006-02-18 08:20:00
  • 112:

    名無しさん

    2006-02-18 14:02:00
  • 113:

    由里

    由里『…信人!!!?え!?大丈夫ッッッッ!!!??』

    信人『ユリ……赤…ちゃ…ん大丈…夫…か………??』

    由里『アカン!!!そんなんいいから!!誰かーッッッッ?!救急車よんでくださいッッッッ!!!!早くッッ!死んでしまう!!!!お願いしますッッ!早くッッ早くぅッ!!!』

    2006-02-18 18:48:00
  • 114:

    由里


    信人『大…丈夫…や……』

    信人は苦しそうに言った。

    2006-02-18 18:49:00
  • 115:

    由里


    由里『アカンてッッッッ…!!!だ…れ……か………』
      
     

    2006-02-18 18:52:00
  • 116:

    由里



    ―――バタンッ――………… 
     
     

    2006-02-18 18:53:00
  • 117:

    由里

     

    2006-02-18 18:54:00
  • 118:

    由里


    ……私はショックで気を失っていた。だれが救急車をよんで運んでくれたかもわからない……

    2006-02-18 18:55:00
  • 119:

    由里

    由里『…ん……イタッッ………』
    お母さん『あっ!!由里!!』

    由里『アレ…?……病院…?』

    2006-02-18 18:58:00
  • 120:

    由里


    はっ…!!
    ―――…ガバッッ―――

    私はスリッパも履かず、走って廊下に走った。

    2006-02-18 19:00:00
  • 121:

    由里

    母『由里ッ!待ちッッ!!!』

    由里『お母さん!信人は?!!信人…!!!』

    母『落ち着き!アンタは一人の体ちゃうねん!!とりあえず座り!!!』

    由里『ちゃうねんッッ!信人が!イッパイ血ついててん!!』

    2006-02-18 19:15:00
  • 122:

    由里


    母『大丈夫やからっっ!』
     

    2006-02-18 19:17:00
  • 123:

    由里

    私はその言葉を信じてベットに座った。

    すぐに医師が来た。
    『倒れ込んだ衝撃はありましたが、車にあたったのは旦那さんだけでした。そのお陰と言ってはアレですが、赤ちゃん、無事でしたよ。でも赤ちゃんびっくりしてると思うからしばらく安静にしててください。』
    …と言って、去ろうとした。

    2006-02-18 19:24:00
  • 124:

    由里

    由里『あの!!先生ッッ!!主人…の容…態は……』
    医師『……意識が戻れば良いのですが……』

    え……?
    どーゆうこと…??

    2006-02-18 19:40:00
  • 125:

    由里

    由里『ど…こに……居…るん……です…か』

    医師『今、集中治療室デス。誰も入れないんですよ…』

    2006-02-18 19:41:00
  • 126:

    由里

    由里『…………先生…
    助けてください!お願いしますッッ!!!私あの人居ないとダメなんです!お願いします!!ぅッッ…お願い…ヒックッ……します…ウゥッッ……』


    泣き崩れると言うのはこーゆう事だと思った……。

    2006-02-18 19:43:00
  • 127:

    由里

    母『ゆり…………』

    由里『お母…さ…んッッ…ヒックッ…信人んとこ…ウッ……連れて…ってぇぇぇ…ッッ…ウッ……おね…がぃ…ぃ…。』
    私は立ち上がれないぐらい泣いていた…。
    お母さんは車椅子に乗せてガラス張りの部屋(ICU)に連れてってくれた。

    2006-02-18 19:44:00
  • 128:

    由里


    そこには、何本も線に繋がれた彼が居た。
    …側に行きたくて…、中に入りたくて…触れたくて……話したくて………何時間も涙が止まらなかった。
      

    2006-02-18 19:45:00
  • 129:

    名無しさん

    ??

    2006-02-18 23:13:00
  • 130:

    由里


    ――何時間たったかな――
    《お願い……目開けて…………お願い…お願い……》

      ………ポンッ………

    2006-02-19 01:49:00
  • 131:

    由里

    由里『…?!…う、動いた?!……』
    ポンッポンッ……

    由里『信人…今赤ちゃん動いたで…?赤ちゃんが………動いたのに……。なんで…?早く信人も……触ってよ……』

    2006-02-19 01:51:00
  • 132:

    ???

    しおり?

    2006-02-19 02:35:00
  • 133:

    名無しさん

    (´・ω・`)

    2006-02-19 02:49:00
  • 134:

    名無しさん

    2006-02-19 03:08:00
  • 135:

    夏菜

    いっぱい更新されてて嬉しいけど、めっちゃ悲しい?
    書くん辛いかもやけど頑張って??

    2006-02-19 05:48:00
  • 136:

    由里

    夏菜チャン・ありがとう?書くのつらすぎるときあるけど、私達のことを振り返るいいきっかけになるので書くね(>__

    2006-02-19 08:07:00
  • 137:

    ◆AU/OjWxByc

    しおり

    2006-02-19 09:26:00
  • 138:

    由里

    シオリありがとう(>_

    2006-02-19 19:36:00
  • 139:

    由里

    ……ずっとお腹をさすっていると……


    看護婦『もぅ、面会時間はおわりです…一緒に病室帰りましょう?』

    由里『…中に…入らせて…』

    2006-02-20 10:55:00
  • 140:

    由里

    看護婦『今は無理なんよ…ごめんね……』

    由里『………』

    私は、何も言わずただ信人を見つめた。

    2006-02-20 10:56:00
  • 141:

    由里

    看護婦『行こうね?』

    由里『………』

    看護婦は、車椅子を静かに動かした。
    私は、遠ざかる信人を見て『いつになったら、側に行けるんですか………』と聞いた。

    2006-02-20 11:01:00
  • 142:

    由里

    看護婦『うーん…先生に聞いとくね?』

    由里『………お願いします』

    2006-02-20 11:03:00
  • 143:

    由里


    私は病室に戻され、魂の抜け殻状態でボーっとしていた。ただ、ひたすら信人の事を考えて…。
     
     

    2006-02-20 11:04:00
  • 144:

    由里

    【由里なぁ、ずっと決めてた事あんねん。絶対に自分の大好きな人は、先に逝かせへんって……信人…由里を助けてくれたせいで………もぅお願いやから…目開けてや……いつまで寝てるん………?一生のお願い…起きて……?】
     
     ―私は祈り続けた―。  

    2006-02-20 11:11:00
  • 145:

    由里

       ……ポンッ…ポンッッ…
    赤ちゃんは《元気になって?パパは大丈夫!》と言わんばかりに、お腹を何回も蹴ってくれた……

    由里『ごめん……パパが怪我したんは、ママのせいやねん………ごめんな……』
    ……ポンッ……

    2006-02-20 11:12:00
  • 146:

    由里

    私はお腹の赤ちゃんに、ありがとう。
    信人にごめんねを繰り返し…声を殺して泣いた……。
    気が付けば――…
    明け方だった。

    2006-02-20 11:15:00
  • 147:

    由里


    ―――ドタドタッッッ――― 『ん…?』
    何やら廊下が騒がしい。。
    『なんやろ…何かあった?』
    廊下に出てみると、医師や看護婦が足早に向かっているのはICUの方だった…。

    2006-02-20 11:37:00
  • 148:

    由里

    『由里ちゃん!!!』

    びっくりして振り返ると、そこには、走って息切れした、信人のママが居た。

    2006-02-20 11:41:00
  • 149:

    由里

    由里『お義母さん!』

    信人ママ『由里ちゃん!ハァハァッッッ…体大丈夫?!大変やで!信人が、…ハァッ……意識戻ったって!!私が車椅子押してあげるから!行こう!』
    由里『は…はいッッッ!!』
    私は嬉しすぎて、動揺していた。

    2006-02-20 12:57:00
  • 150:

    名無しさん

    (´・ω・`)

    2006-02-20 13:03:00
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