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??絆創膏少女?後編???
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1:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
ここに小説の続きを書ぃてぃきます?絶対に完結させたぃので、書かせて下さぃ?
これからは小説だけ書ぃてぃくつもりでぃます?荒らし、潰し、中傷は避けて下さる様ぉ願ぃします?2005-07-06 05:00:00 -
342:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
↑さん?ぁげてくれてぁりがとぅござぃます?今から書ぃてぃきます???
2005-07-22 02:49:00 -
343:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
それから一週間後――。
真弓は仕事に復帰し、今までの遅れを取り戻そうと必死に働いた。芹菜『雫ちゃん、何でそんなに働くん?雫ちゃん十分売れてんねんから楽したっていぃのにぃー。』可恋『借金でもしてるとかぁ?』真弓『いえいえっ。ただお金が欲しいだけですよ。あと…、頑張ってる人がいてるから、あたしも頑張ってるんです☆』
芹菜・可恋『…分からんわぁ。』2005-07-22 02:56:00 -
344:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
芹菜と可恋が首をかしげながらホスト雑誌を見ている。。芹菜がページをめくると、そこにはデカデカと宏明の写真が映り『佐伯 亮!◎月20日【club HerleM】OPEN!!』と書かれてあった。。
「宏明、あんたはよく頑張ってるよ。おせっかいかもしれへんけど、再来月会いに行くから。宏明に絶対恥はかかせへん。絶対に…」必死に働く事2ヵ月――。
ついに新店オープンの日がやって来た。。ファッキンでありさと待ち合わせし、大金を鞄に忍ばせたまま篤と3人でお初天神を歩く。。。2005-07-22 03:08:00 -
345:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
『いらっしゃいませぇーっっ!』久しぶりに聞く威勢のいぃ声。。白い壁に黒いソファー。ブラックライトで【club HerleM】と書かれてあり、ステージやDJもある。満席に近い状態だったが、それでも広いと感じる程大きな店だ。。篤と和哉に手を引かれ、真弓とありさはVIP席の近くに座らされた。
和哉『2人とも何飲む?あっ!真弓ちゃんっ!もうちょいしたら亮来るでっ☆すごい登場の仕方するから、お前らビックリしてアゴ外すなよぉーっ?(笑)』
和哉がニヤニヤ笑いながらそう言ってお酒を注文しに行った。。2005-07-22 03:19:00 -
346:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
ありさ『なぁなぁっ☆宏明どんなんで登場すんねやろなぁーっ?』ありさが真弓の脇腹をつつきながらイタズラっぽく笑った。だが真弓は返事をする事もなく、緊張してひたすらカクテルを飲んでいた。。。そのとき――!『…っ!!!?』急にBGMが消え、店の中が真っ暗になった。すると今度は爆音で音楽が流れ、みんながステージに注目した。
2005-07-22 03:27:00 -
347:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
ダンス有りコント有りで楽しんだ後、また音楽と照明が消えた。
「もぅ終わりかな?宏明出て来ぉへんのかったなぁ・・・。。。」そう思って下を向いた瞬間、さっきよりも大きな歓声が上がった。びっくりしてふと顔を上げると…そこには白いスーツを着た宏明が立っていた。。――ドクンッ!!―― 心臓が大きな鼓動で動き始めた。真弓はそのまま硬直し、ただ宏明の姿に見入っていた。。2005-07-22 03:51:00 -
348:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
篤と大地をバックダンサーに、セクシーなダンスを披露する。シャツの胸元をはだけさせ、セクシーな表情をする。それから見下した様な表情をしたり笑顔を見せたりと表情がコロコロ変わっていく。その度に歓声が上がる。みんな女がドキッとする様な表情ばかりだった。。
2005-07-22 04:10:00 -
349:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
真弓ももちろん、宏明に見とれていた。隣でありさが叫ぶのも聞こえず、まばたきも忘れていたかもしれない。。
そして宏明がステージから客席を見渡した。そのとき――、宏明と目が合った。
「宏明絶対分かったやんなぁ。」そのままダンスを見ていると、一瞬だけ宏明が切ない顔をした…。。「何でそんな顔・・・するん?」それを見たとたん真弓まで切なくなり、また下を向いてしまった。するとショーが終わり、マイクを通して宏明の声が聞こえた。2005-07-22 04:17:00 -
350:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
宏明『本日は【club HerleM】にお越し下さいまして、ありがとうございます。――以下略――。。それではみなさん、楽しい時をお過ごし下さい。』
『ワァーッ!』『亮たんカッコイィーッ!』たくさんの歓声の後、従業員が各自席へ移り、また普通の店内に戻った。
ありさ『はぁーっ☆おもろかったぁ(*^_^*)宏明めっちゃ男前やったよなぁ?なぁっ、真弓……!!?真弓ぃ、どうしたんよっ!?』真弓『う、うぅん。何もないでぇ。酔っ払っただけぇ!さっきのカクテルほんま効いたぁー。』2005-07-22 04:37:00 -
351:
沙恵 ◆eaKeHjOiO2
ありさに気を使わせたくないと、とっさに嘘を付いた。また普通にお酒を飲んでいると、チラホラと白いスーツが視界に入った。それだけでなぜかとても切ない。。宏明の行く先々でシャンパンが降りる。いつもなら他人のシャンパンコールでもノるのに、今回ばかりはノれなかった。
篤『真弓っ!宏明来たでっ!!』篤が真弓に耳打ちした。ふと顔を上げると、すぐ近くに宏明がいた。。真弓は何を言ったらいいのか分からず、ただ黙って水割りを飲んだ。
宏明『失礼します!ありさ久しぶりやな。横座っていぃ?』宏明が笑顔で席に付いたのは真弓の隣じゃなく、ありさの隣だった。2005-07-22 04:48:00