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ただ君のために…
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1:
はづきち
君のいないこんな世界になんの意味があるの?
君のいないこんな世界に僕は必要なの?
君のいないこんな世界に僕は生きる意味はあるの?
ただ僕は君を愛した…
きっとこれが愛だったんだね…2007-05-13 15:01:00 -
10:
名無しさん
「涼ご飯の時間だよ。」
「はい。」
涼は義父に呼ばれ食卓に向かった。
涼は置いてあった料理に手をつけようとした。
「こら!涼!いただきますは!」
「いただきます…」
「よし…なんだ!その箸の持ち方は!こう持つんだ!わかったか!」
なれない持ち方をした涼はご飯をポロポロとこぼした。
「コラ!なんでこぼすんだ!しっかり持ちなさい!」「……。」
「なんだその目は!ごめんなさいだろ!」
ずっと心を閉ざしていた涼はろくな教育を受けていなかった。
ましてや怒られた事さえもなかったのだ。
「まぁいい!しかしうちの子になったんだからしっかりとした人間に育てるからな!」
それから義理の親達は涼をことある事に怒鳴りつけた…
なんでこの人達はこんなに怒るんだろ?
でもなんか嫌な感じだな…2007-05-13 15:33:00 -
11:
名無しさん
その日の夜…
義父が勉強道具を持って部屋に来た。
涼はもう義父の事を心の中で拒否しはじめていた…
義父は必死に勉強を教えた。
涼を私立の小学校に行かすつもりらしい。
しかしやる気のない涼の頭には入ってこない。
「なんでこんな問題もわかんないだ!」
「つっ!」
涼の頭に衝撃が走った…
殴られたの?
なんで殴るのもうやだ…
涼は机の上の勉強道具を払い除けた。
「コラ!なにしてんだ!こいつめ!」
涼は殴られ続けた…
身体中に痛みが走る…
なんで僕の事こんなに殴るの?
痛いよ…
やめてよ…
(涼の笑顔はかわいいね)朝の言葉を思い出した。
笑えばいいんだ。
涼は義父の方を見て笑った。
泣きながら必死に笑った。「なんだ?なんで笑ってんだ?気持ち悪い!続きは明日だ!」
やめてくれた…
そうだ笑えばいいんだ…
笑えばいいんだ…2007-05-13 15:34:00 -
12:
名無しさん
涼は母とともに新しい家に着いた。
「おぉおかえり。涼初めまして。」
「涼、ママ結婚したの。だかこの人が涼の新しいパパよ。」
母は再婚し経済的余裕が出来たから涼を引き取りに来たのだった。
ママ…もう知らない人と一緒にいるのはいやだよ…
涼はなにも答えなかった…その日の夜、新しい義父は酒を飲んでいた。
「ったくあのガキ。せっかく愛想よくしてやったのになんだ、あの無愛想なたいどは!」
「あなた、そんな事言わないで、涼もきっと緊張してたのよ。」
次の瞬間、義父の手は母の方へ向かっていた。
「子持ちのお前を拾ってやったのは誰だと思ってるんだ!口答えするな!」
義父は殴る蹴るの暴行をやめようとはしない。
「やめて!やめて!助けて!」
母の悲痛な叫びは他の部屋で寝ていた涼にも聞こえていた。
ママを助けなきゃ…
「やめて!ママを殴らないで!」
涼は義父に飛び付いた。
「ふん、うるさいガキだ。どうやらお前にも教育が必要だな!」
義父は今度は涼に暴力を振るった。
「あなた!やめて!やるなら私にして!」
「ママ大丈夫だよ。僕のせいでママが殴られるなんて駄目だよ。僕なら大丈夫だから。」
涼は殴られながらも母に笑顔で話した。
こんな状況でも笑顔でいれる涼を見て母は涼に対して義父以上の恐怖を感じていた。
ママ…僕ママの役に立てたよね?2007-05-13 15:40:00 -
13:
さん
辛い話やな?でも読んでるから頑張ってな!
2007-05-13 17:26:00 -
14:
名無しさん
涼は今日もホストクラブ必死に働いていた。
必要とされる場所を守る為に。
従業員の回転の早いホストクラブでは一年働けば後輩もだいぶ増える。
しかも涼はこの店のオープニングメンバーなので先輩などもほとんどいない。
居心地のよい場所でもあるのだ。
この日涼は席を見渡し盛り上げに欠ける席。
売上の足りない席などを周り必死に盛り上げ酒を飲み後輩達のヘルプをしていた。
こうゆう姿を見て後輩達は涼をしたっていた。
「涼さんがヘルプに来てくれるとほんと助かります。」
そんな言葉を言われるたび涼は充実感を感じていた。そして他の席を見ると担当のホストがなかなかこずにイライラしているお客さんがいた。
人気のホストを担当にするとよくある事だ。
涼はその子の席に座り必死にその子を楽しませようとした。
「うざい!全然面白くないし!あんたなんかいらないから早く担当連れてきてよ!」
「すみません。なるべく早く着かせますので。失礼しました。」
そう言うと涼はすぐにトイレにかけ込んだ。
そして精神安定剤を飲んだ。すぐにでも飲まないとパニックを起こしそうだったのだ。どれだけ頑張っても満足させられない時もある。あの子は気がたっていたからしかたがない。
そんな事わかっていても、ほぼ初対面の子から言われたあんたいらないと言う言葉は涼にとっては辛い言葉だった。2007-05-13 18:29:00 -
15:
名無しさん
気を取り直し涼はホールに戻った。
ちょうどその時。
「いらしゃいませ!!」
涼の客が店にやって来た。彼女の名は真奈美。
先週初めて店に来店し涼の笑顔に惹かれ涼を担当にしたのだった。
初対面の印象は笑顔が素敵な明るい子。
みんながそう感じるような子だった。
しかし涼はそれは偽りだと感じていた。
「いらっしゃい!来てくれたんだ!ありがと!」
「涼、会いたかったぁ!さぁ今日も一緒に盛り上がろ!」
「うん。でも真奈美、今日なんか辛い事あったんじゃない?おれならいくらでも話し聞くよ。」
「なんもないよ!ほら今日も元気マンマンの真奈美ちゃんだよ!」
そう答えた真奈美の笑顔は少し悲しげだった。
「無理しなくてもいいよ。俺の前では素直になってよ。」
その優しい言葉に真奈美は素直になろうと思わされた。2007-05-13 18:32:00 -
16:
名無しさん
「うん。私ねヘルスで働いてるんだ。それで今日お客さんが無理矢理入れようとして来て必死に抵抗したんだけど結局入っちゃて必死に叫んだらスタッフが助けに来てくれたから大丈夫だったんだけど。怖かった。あんな思いもうしたくないよ!」真奈美の表情はとても悲しく変わっていた。
「つらかったんだね。怖かったんだね。でも今はおれがいるから安心して。」「涼…なんで私が今日なんかあったって思ったの?」「笑顔が辛そうだったから。それに何かないとホストに来るような子には思えなかったから。」「涼なんでもわかっちゃうんだね。みんな私が辛いなんて言っても、いっつも私が明るくしてるからって冗談みたいに扱うんだ。だから私、誰にも相談しなくなったの。」
「本当はいつも辛いんだよね。俺の前では無理して笑わなくていいんだよ。」
真奈美は涼になら全てを話してみたいと感じた。
「うん。私誰にも話せなくて全部自分で解決しようとしてた。それでホストでストレス発散しようとしたり、自分の事を傷つけたりもした。ほら。」真奈美は傷だらけの腕を涼に見せた。「気持ち悪いでしょ?バカだって思うでしょ?」
「そんな事ない。」
「嘘よ!」
「嘘じゃないよ。ほら。」涼は自分の腕を見せた。
「俺だって同じ傷を持ってる。だから解るよ君の気持ち。」
「涼…。」2007-05-13 18:34:00 -
17:
名無しさん
リスカ中毒者は世の中にたくさんいる。
しかしそれ者たちが出会う事は普通の生活の中ではほとんどない。
自分と同じ傷を持ち、自分の事をわかってくれる男、涼に真奈美はもっと惹かれていった。
真奈美は涼の事を必要とするだろう。
涼の存在理由がまた一つ増えた瞬間だった。
そんな感動を抱いていた真奈美とは違い涼はとても冷静だった。
こんな忌まわしい傷も役に立つ事はあるんだな…2007-05-13 18:44:00 -
18:
名無しさん
略なくしたら読みやすいのに。改行4回までで
2007-05-13 19:14:00 -
19:
名無しさん
ご、ご、ご、ごば、ごば、ご、五番
2007-05-20 21:10:00