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STAY
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1:
ひさ
愛を知らない。
感情もない。
こんな俺でも、ここに居ていいですか?2007-05-10 05:41:00 -
2:
ひさ
暑い夏が今年もやってきた。年々暑くなるこの街。
そして年々 凍っていく 俺の心。不思議に比例している。 俺は、今 何しているんだろう。
『桐君・・?どしたの?早くこっちきてよぉ。』
吸いかけの煙草を灰皿に 押し潰して声のする方に 振り向く。2007-05-10 05:46:00 -
3:
ひさ
そこには、けだるそうに俺を誘う 名前も知らない女。俺は、少しだけ見つめて女が待つベットに歩み寄った。
『その目・・桐君のその目が由香里、大好きなの・・』
そう俺の耳元で囁いて細い手で俺の背中に手をまわしてきた。
そのまま無意味な行為が始まる。目の前で乱れきってる女を俺は、何も知らない。それでも無意味な行為に そんな事どうでもいい。2007-05-10 05:53:00 -
4:
ひさ
俺の名前は、笹山 桐。
週末だけ着飾ったホストに変わる。 それ以外は、クラブにいたり街で遊んだり くだらない毎日を送っている。
『もぅ帰るの??』
『連れと用事あんねん。また連絡いれるなぁ』
そう言って女の髪を撫で 部屋をでた。夕日が俺を照らしていた。・・むし暑い。 何もかもだるくなる。2007-05-10 06:01:00 -
5:
ひさ
さっきの名前も知らない女は、ホストのキャッチ中に知り合った女。 何度か体を重ねた。店で使ってもらう大金は、俺のただっ広いマンションの家賃に変わっている。
そろそろ客の名前を覚えないと。入って二ヶ月。
なにもかも不自由ない。
『はぁ〜俺、何してんやろなぁ』2007-05-10 06:06:00 -
6:
ひろ
なにもかも順調なのに心が満たされない。欲望を満たしても満たしても満たしきれない。いつからだろう。
何がきっかけだろう。
わからない。わかりたくもない。 ただため息だけが答え。
『晃〜!!俺、ひま!何してん?』2007-05-10 06:09:00 -
7:
ひさ
いつもつるんでいる晃に 電話をした。俺は、一人の時間が大嫌い。だけど女とずっと一緒も息が詰まる。 自己中でどうしようもないそれが俺。
『桐〜!俺、今日飲み会やねん。だからおまえみたいに暇ちゃうねん♪』
『はぁ!?俺も行くって!!お前それは、ズルイわぁ』
ただなんとなく生きている。ただなんとなく生かされてる。何か 何か 実感がほしい。2007-05-10 06:28:00 -
8:
ひさ
『お前来たら俺に女、まわってこやんやんけ!今日は、〇〇大学の子とやし無理無理無理!』
『そんなんどーでもぇぇねん(笑)ただ飲みたいだけやって!』
そんなしょうむない会話をしばらくして晃がしぶしぶ折れてくれて、今日の飲み会に俺も参加することになった。
時間まであと2時間。俺は、晃ん家に行く事にした。2007-05-10 06:35:00 -
9:
ひさ
『アッアッ・・ダメ。アキラァ・・ァッ』
晃ん家の玄関を開けると いつものように聞こえてくる。寒気がするような女の喘ぎ声。
『おい。晃〜鍵ぐらいしめとけよ。いつも言ってんのによ』
いつもの事。悪いとかそんなのない。鍵をいつもかけない晃が馬鹿なだけ。そして勝手に入る俺も馬鹿なだけ。2007-05-10 06:40:00 -
10:
ひさ
『なんや、来るならゆえよ。』
晃は、行為をやめて俺に笑いかけた。うん。動じない。晃は、本当いつもこんな感じ。
さっきまで晃に抱かれていた女は、この自然な流れについていけずオドオドしている。
『あっ、連れの桐やで。』2007-05-12 04:04:00 -
11:
ひさ
『あっえっちょ、どーゆう事!?』
大体 この展開になると、この言葉を投げ付けられる晃。当たり前。でも俺らにとったら自然な事。
『ごめんなぁ。鍵開いてたからさぁ。あっ服着たら?風邪ひくで?』2007-05-12 04:08:00 -
12:
ひさ
『きゃっ!!帰るね!』
そう一言 はっして女は、服をきて走って晃の家をでていった。
『あ〜あ。あの子可愛かったのにもったいない事したわぁ〜。まっ桐、座れや』
そんなに気にしてない様子で晃は、服を着だした。 あと一時間で飲み会が始まるってゆうのに女を連れ込んでるなんて対したもんやな。2007-05-12 04:13:00 -
13:
ひさ
『あの子、誰なん?』
『んー智の紹介。やたらガード固いから大変やったわぁ。でも、薫子に似てへん?』
薫子ー。俺と晃がまだ学生だった頃、よく三人で馬鹿してた女。俺も晃も正直、惚れ込んでいてだけど関係を壊したくなくて 俺は、気持ちを伝えなかった。だけど伝えれば良かった。もう届かない気持ちだけを晃と俺に残して
薫子は、永遠の眠りについた。2007-05-12 04:18:00 -
14:
ひさ
『んまゃな。まぁ、あいつのが気強そうな顔してるけどなぁ。』
そう俺は、笑って鍵をかけていた俺の心にまた鍵をかけた。晃もきっと同じはず。そうしてまた冷たい心に霜がはった
『ぢゃぁ、そろそろ飲み会むかいますか?』
『おぅ』2007-05-12 04:22:00