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ラストラブ
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1:
きぃ
フィクションです。
2007-05-05 23:42:00 -
2:
きぃ
「寒い……」
二人でベッドに居ても、結は思わず呟いてしまう。
その顔がどこか淋しそうで、北村もたまらなくなる。
「もっとこっちに来いよ」
北村が背中から抱き締めた。その手が徐々に下りていく。2007-05-05 23:47:00 -
3:
きぃ
「あ!……」
結が小さく喘いだ。
左手は乳房に、もう一方は敏感な場所に、指を這わせている。
「あっ……あっ……」
結が切なそうに声を上げても、北村は手を止めようとしない。2007-05-05 23:51:00 -
4:
きぃ
「あっ、あっ、あぁっ、」
声の間隔が狭くなると、そこはもぅ十分に潤っている。
北村が覆いかぶさってくる。太ももを割って、中に入ってくる。
「はぁ……」
思わず熱い吐息が漏れてしまう。結の細い脚が、手が、北村の体に絡み付いた。2007-05-05 23:56:00 -
5:
きぃ
『つながってる!……』
結は噛み締めるように呟いた。きっとこの瞬間だけは、かすかな温もりを感じているのだろう。
結は24歳。
不倫相手の北村とは、ちょうど10歳違いだった。こんな関係を続けて、もぅ2年になる。2007-05-06 00:01:00