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■私と暴力■
-
1:
ブー
「まだあんたら付き合ってるん?」
「もうやめって!」
「あんたの体痣まみれやん」2007-05-02 01:19:00 -
2:
ブー
略
「あんたの体痣まみれやん」2007-05-02 01:21:00 -
3:
ブー
友達に会うたびに言われる言葉…。
[ほんまウチ情けな…]
私の彼氏は暴力をふるう。でも私は別れない。別れたくない。
人を好きになるって怖いな…。2007-05-02 01:25:00 -
4:
ブー
彼氏(尚)と同棲して1年が過ぎようとしていた。
前までは違ったのに…。
尚「今日お前どっか出掛けるん?」
化粧をしている私を見ながら尚が話しかける。2007-05-02 01:30:00 -
5:
ブー
私「うん。優チャンと遊ぶで☆」尚「ふーん…。お前痣隠せよ」私「……わかってる。」
そお言うと尚は向こうへ行った。尚は最近私に何も話しかけない。
(……アホやな……)私は久しぶりに話しかけてくれた尚に喜んだ自分が情けなかった。2007-05-02 01:38:00 -
6:
ブー
顔の痣をファンデで隠す…。なかなか消えない。クリームファンデを痣にぬりたくり最後に消えたか鏡で再度確認する。
(真っ白オバケ…)自分で自分の顔に引いた。笑2007-05-02 01:44:00 -
7:
ブー
ガチャ…バタン…。
尚はいつものよおにパチンコに行った。黙って行ってしまう尚にへこみながら髪をまいた。
ピリリリ〜♪━着信 優━2007-05-02 01:48:00 -
8:
ブー
私「もし〜(・∇・)」
優「…もしもし?」
私「え…?」(男声…?)
?「すんません。俺優の彼氏なんやけど今日遊ぶ約束してる子?」
私「そうですけど…」優だと思っていたら優の彼氏だった。そういえば優が前、彼氏は束縛がきついと言っていた。2007-05-02 02:00:00 -
9:
ブー
「もーやめてよ!」携帯から優の声が聞こえ電話が切れた。
(大丈夫かな…)と思いつつ髪からカーラーをとっていたら優からメールがきた。
━さっきはゴメンな?彼氏が急に男と遊ぶん?とかいいだして?ほんまゴメン?今日遊ぼうな?━2007-05-02 02:06:00 -
10:
ブー
━わかった?全然い〜で━と送信し、私は待ち合わせの場所へ向かった。
(束縛されたいな…)
心のどこかで優が羨ましいと思っていた…。尚の冷たい顔が私の頭に浮かんだ…。2007-05-02 02:11:00 -
11:
ブー
私達は地元のファーストフード店で待ち合わせした。
「いらっしゃいませ〜」
笑顔の店員。
「アイスコーヒー…」私はわざとふてこい態度だった。なんか誰でもいいからあたりたかった。2007-05-02 02:22:00 -
12:
名無しさん
おいブー?
がんばれ?2007-05-02 02:23:00 -
13:
ブー
私はタバコを吸い尚にメールを送った。
━パチンコ勝ってる?なるべく早く帰ってきてな??━
もちろん返事は期待していなかった。2007-05-02 02:26:00 -
14:
ブー
12サン?略見るのドキ2したし?笑
ありがとお-??2007-05-02 02:29:00 -
15:
ブー
「いらっしゃいませ〜」
顔をあげると優がいた。優も私にきづき近寄ってくる。
優「おまたせ〜。今日ほんま彼氏がゴメンな〜」私「全然い〜で☆」
優はいい子だが男癖が悪かったから彼氏の気持ちもちょっとは分かった。2007-05-02 02:35:00 -
16:
ブ-
それから私達は店をでず、優が彼氏と旅行に行った話しを聞いていた。
幸せそおに話す優をみながら
(いーな…)などと思っていた。
私は尚に旅行など連れていってもらったことがなかった。2007-05-02 02:42:00 -
17:
ブー
そして優と話しをしていた時
「え!?ブ-!優!」
後ろから聞き覚えのある声がした。振り向くと中学の時仲良かった【幸司と徹也】がいた。2007-05-02 02:51:00 -
18:
ブー
私「う-わ!あんたらめっちゃ久しぶりやん☆」幸司「ブ-ふけたな〜」私「ほんま失礼な奴やな〜!笑」
中学の時とかわっていない私達の会話に優と徹也が爆笑していた。
そして優と徹也は私達の所に席を移動した。2007-05-02 03:03:00 -
19:
名無しさん
頑張って完結してな?
応援してます?2007-05-02 06:02:00 -
20:
ブ-
19サン?ありがとおです?
頑張ります?2007-05-02 09:40:00 -
21:
ブー
訂正
優と徹也は私達の所に席を移動した。ではなく
幸司と徹也でした。2007-05-02 09:44:00 -
22:
ブー
それから私達は4人で話しをした。久しぶりにあったので話しは積もるほどあった。
徹也は彼女とラブラブで、幸司は募集中らしい。笑
幸司「誰か紹介してや〜」2007-05-02 09:47:00 -
23:
ブー
優「いーで♪紹介したろか〜?」幸司「まぢで!?めっちゃ嬉しいわっ」
優と幸司はアドレスを交換していた。
私「優。アド交換とか彼氏大丈夫なん?」優「いけるいける♪」私「そおか…?」
(そんな簡単にアド交換するから彼氏束縛きつなんねんで)…と、でそうになった言葉を飲み込みちょっとイラッとした。2007-05-02 09:57:00 -
24:
ブー
私「ちょっとタバコ買ってくるわ…」一度イラつくとなかなか納まらない私は外にでたかった。
幸司「俺も行く☆」
(え〜…。)一人で外にでたかったしタバコはまだぎっしり残っていた。2007-05-02 10:05:00 -
25:
ブー
私「じゃあ行ってくるわ」
私と幸司は外にでた。(しゃーない。タバコ買お…)
二人で横断歩道の信号がかわるのをまっていた。(なんか雨降りそうやな…)
幸司「お前なんかイラついてるやろ〜」私「え!?」幸司「お前いっつも顔にでるからわかるわ〜。笑」2007-05-02 10:11:00 -
26:
ブー
私「まぢで…?」幸司「どないしたんや〜(・∀・)?」ニコニコしてる幸司。私「考え事してただけやで」幸司「そおか〜?」
幸司はすっごくいい奴だった。私はそんな幸司に【友達の事を悪く言う私】を見せたくなかった。
私「ってか、優にいい子紹介してもらいや〜☆」幸司「ほんまそれ!はよ彼女ほし〜わ〜♪」…ピッポ…ピッポ…♪私達は横断歩道をわたった。2007-05-02 10:24:00 -
27:
ブー
幸司「ってかお前ファンデ顔にかたまっとるやん」
幸司は笑いながら私の顔のファンデをぐいっとっとった。「痛!」
顔に激痛がはしった。
幸司「…お前どしたん?」私「…え?」私はもしやと思い急いで鏡をとりだした。2007-05-02 10:36:00 -
28:
ブー
(………………)
絶句………。
鏡には顔の痣がしっかり浮き出ていた。2007-05-02 10:40:00 -
29:
ブー
幸司「…それ、どしたん?」私「………壁でうってん…」幸司「アホか!嘘つくなや!」幸司の大きな声で周りの人がこっちを見る。
私「…ちょっとこっちでしゃべろ」私は幸司を人影のないとこへ連れていった。
そして私は幸司を見た。幸司からは笑顔が消えていた。真剣な顔をする幸司がなぜか怖かった。2007-05-02 10:47:00 -
30:
ブー
幸司「それ…誰にやられたん?」私「………」幸司「なあって!」幸司が私の腕を掴んだ。
ビクッ!!
幸司「あ…。ゴメン」
こんないい奴の幸司までにも、私の体がかってにこわばる。2007-05-02 10:53:00 -
31:
ブー
なんか悲しいよりも恥ずかしくて笑えた。
私「これな、彼氏に殴られてん」幸司「………」私「他にもあるで☆」私は笑いながらそでをめくろおとした。幸司「もういい!」幸司はまた大きな声で言い、私のそでをなおした。幸司「なんで…。お前別れへんの?」
【別れよ?別れへんの?】聞き飽きた…。2007-05-02 11:03:00 -
32:
ブ-
私「別れへん。」幸司「なんでで?お前アホか?アホちゃうやろ?」私「ウチアホやで!別れよ別れよ思ても無理やねん!」幸司「なんでや!?お前の男束縛きついんか!?」
ズキッ!
私は下を向き赤面した。すごく恥ずかしかった。「……………」2007-05-02 11:13:00 -
33:
ブー
私は反対に束縛してほしいとすら思うのに…。
幸司は【束縛きつくて別れられない】と勘違いしてる。はっ!
もう鼻で笑うしかないわ。2007-05-02 11:17:00 -
34:
ブー
幸司「何わろてんねん!?こっちは真剣やねんぞ!そーなんやったら俺が男に言…」私「ちゃうわ!!!」
私は幸司の言葉をさえぎった。私「ウチが彼氏からよー離れんねん。束縛なんかまったくされへん!!情けない女やでまったく」私は笑って言った。
私「もう今日は帰るわ。悪いけど優らに帰ったゆっといてや」幸司「………」私「ほなな」私は幸司に背を向けた。2007-05-02 11:29:00 -
35:
ブー
幸司「…お前かわってもーたな………」
幸司は背を向けた私につぶやいた。
でも私はきづつかずイラついていた。2007-05-02 11:32:00 -
36:
ブー
友達なんかいらん。昔の私みたいに笑えなくてもいい。【尚】さえいれば…。
私はしっかりかわってしまった。2007-05-02 11:34:00 -
37:
ブー
【尚】しかいらない
2007-05-02 11:36:00 -
38:
ブー
家についた私はソファーに座り、タバコに火をつけた。
(情けない情けない情けない情けない情けない最悪最悪最悪最悪最悪…)
頭に何度もこの言葉が浮かび涙がでた…。尚から離れよおと思えば離れれるのに…。
(悲劇のヒロインぶりすぎやろ…。ほんま…)私は泣きながら一人で笑っていた。鼻水でタバコの味がわからなかった。2007-05-02 11:43:00 -
39:
ブー
涙もおさまり、鼻をかんでいたらピリリリ♪優からメールがきた。
━大丈夫??体しんどかったんやってな??きづかんくてゴメンな?ゆっくり寝ときや?━
(え…。なんのこと…?あ!)
すぐに気付いた。幸司が体調悪くて帰ったことにしてくれたこと…。(幸司私に呆れたやろな…。あーあ…)私はソファーに横になった。2007-05-02 12:04:00 -
40:
ブー
ガチャガチャ…キー
ドアの音で目が覚めた。(あ…。寝てしもてた!)「尚おかえりー☆」私は体をおこし、ドアをみた。が、尚の姿はなかった。どーやら隣の人のドアの音だったらしい。(なんや…。このマンション音ひびきすぎやろ…)私は寂しくなりつつ着てた服を脱ぎスウェットに着替えた。2007-05-02 12:15:00 -
41:
ブー
ガチャン!
尚「ブー!飯食いにいくで」
私「おかえり☆って…え!?」尚が帰ってきただけで嬉しいのに、思いがけない言葉…。私は急いで着たばかりのスウェットを脱いだ。(まぢで夢みたいや♪)2007-05-02 13:41:00 -
42:
ブー
尚はいつもと違い機嫌が良かった。私も嬉しくて幸司と話していたことなんて頭から消えていた。
私「尚準備できたで♪」
尚「じゃあ行……」
私「……どしたん?」尚の顔色がかわる。(え…。何?ウチなんかしたっけ……)2007-05-02 14:27:00 -
43:
名無しさん
読んでるよ?
2007-05-02 14:44:00 -
44:
ブー
43サン?ありがとおです??読んでくれて嬉しいです?
2007-05-02 18:31:00 -
45:
ブー
尚「お前!!」
私「痛い!」
尚が私の髪を掴み、引っ張りだした。
(やめて!!!)声にだせば殴られそおな空気。私は心で必死に【やめて】と願った。(痛い。怖い。何する気なん!?)2007-05-02 18:37:00 -
46:
ブー
尚は急にとまったかと思うと、私の髪をつかみながらグイッと上に引っ張った。
尚「見てみろや!おい!?」
私「……はい」私はおそるおそる顔をあげ目の前を見た。そこには鏡が私の情けない顔を写していた。2007-05-02 18:45:00 -
47:
ブ-
私は自分の情けなくひどい顔より、尚がなんで怒っているのかを必死で考えた。
(鏡…鏡…。)でも気が同点してわからない。
パチンッ!!
尚「これやろが!!ボケ!」尚は私の顔の痣を叩いた。2007-05-02 18:53:00 -
48:
ブー
(あ…痣…。)
私は準備した時あまりに尚と出掛けたくて痣を消すのを忘れていた。
尚「お前は周りに痣見せびらかしたいんか!?ぁあ!?そんなに俺をバカにしたいんか!?」
私「えっ!?違う!!ウチ急いでて忘…」バシッ!!!!!!2007-05-02 23:43:00 -
49:
ブ-
尚「口答えすんなや!!ブス!!!」
私「痛い!!ゴメンなさい!!ほんまゴメンなさい」
叩かれた後頭部がズキズキする。
涙が頬をつたい洗面台を握っている手に落ちる。涙がでている事に気付いた。恐怖で身動きがとれなかった。2007-05-02 23:49:00 -
50:
ブー
【もうなんでもあなたの言う事をききます。どうか許して下さい。】
2007-05-02 23:51:00 -
51:
ブー
それから尚は私のお腹を殴り、うずくまった私を見て満足したかのよおにテレビの部屋へと戻って行った。
「ヒッ…グス…ェ…」
洗面台でうずくまる私…。
なんて惨めなんだろお。なんであんな男から離れられないんだろお。私はゴミにたかる蝿のよおだった。2007-05-03 00:00:00 -
52:
ブー
そしてこの日は出掛けることもなく、私の痣が更に増えただけだった。
夜は頭とお腹が痛くて眠れなかった。2007-05-03 00:04:00 -
53:
ブー
そして朝方尚が出掛けて行った。私はなぜかホッとして眠りに落ちた。
そして目が覚めたのは夕方の4時すぎだった。薄暗い部屋に携帯がピカピカ光っている。(不在や…。誰やろ?)まだ頭がズキズキして体が重い。頑張って体を起こし携帯を手にとった。
━不在3件━09*-****-****全部同じ番号だった。(え?この番号誰…?)私はこ番号に電話した。2007-05-03 00:16:00 -
54:
ブー
訂正
私はこ番号に電話した。ではなくこの番号にでした。すみません。2007-05-03 00:21:00 -
55:
名無しさん
よんでるし頑張って完結してな
2007-05-03 00:37:00 -
56:
ブー
プルルル…プル…
「もしもし?ブ-?」
(あ……)声を聞いてすぐにわかった。
私「……幸司……」私は目頭が熱くなるのが分かった。涙が出そうな自分が少し不思議だった。2007-05-03 00:38:00 -
57:
ブー
55サン?ありがとおです?まだまだですが完結頑張ります?
2007-05-03 00:40:00 -
58:
ブー
幸司「…勝手にゴメンな。優からきいてん」私「いや…。ウチこそ昨日…なんか……ゴメン」幸司「俺こそ変な捨て台詞はいてもーて…」
「…………………」
沈黙が続く。私は自分を落ち着かすためタバコに火をつけた。
幸司「ブッ…」私「え…?」幸司「俺らなんかよそよそしすぎん?笑 ふいてもーたわ☆」2007-05-03 00:48:00 -
59:
ブ-
私「ブッ!………お前なー!普通やったらこーゆー空気こわさんやろ!?笑」
私も幸司のアホ丸出しの声につられて笑ってしまった。幸司「なんやそれ!?俺らそんな空気たもてる人間ちゃうやろ☆」私「あんたと一緒せんとって。ほんまアホやな…」
私は今心から笑顔で笑っていた。2007-05-03 00:56:00 -
60:
ブー
【……心から笑える。そおいう時間を大切にしたら良かった。そしたら私も何か変われたのに…。】
2007-05-03 01:00:00 -
61:
ブー
私「ってか電話どしたん?なんか用事?」幸司「用事も糞も…、昨日の事謝りたかっただけや」私「そーか。わざわざありがと」幸司「あと……悩み事あったら相談してきーや…」
(あ……………)涙が溢れた。私「大丈夫やで☆何かあったらまた相談のってや!ばいばい」……プッ………
泣いてるとさとられるのが嫌で電話を切った。私の目は更に腫れぼったくなっていた。2007-05-03 01:11:00 -
62:
ブー
私はタバコを灰皿に押し付け鏡を見た…。目が腫れ、疲れきった顔がそこに写る。
尚に殴られた後頭部を触る。
(痛いな…。)後頭部にはたんこぶができていた。
私は尚の事を考えた。2007-05-03 01:24:00 -
63:
ブー
(同棲しはじめた時は楽しかったな。毎日チュウして…。口喧嘩しても夜にはいっつもひっついて寝てたし…。………なんでここまでかわったんやろ……)
2007-05-03 01:33:00 -
64:
ブー
【答えは……愛されてないから】
2007-05-03 01:34:00 -
65:
ブー
でも…この時の私はこんな簡単な答えすらだせなかった。頭ではわかっていても、どこかで答えを消していた。
こんなアホで殴られても懲りずに男一人にすがりつく私は、ほんま頭がいかれているとしか言いよおがなかった。でも私は【尚】ばかりだった。2007-05-03 01:41:00 -
66:
名無しさん
尚ってナオ?ショウ?
2007-05-03 02:49:00 -
67:
ブー
66サン?【尚ナオ】です?
あと【幸司コウジ】【徹也テツヤ】【優ユウ】です?2007-05-03 11:21:00 -
68:
ブ-
私と尚の出会いはナンパだった。最初は付き合うなんて思ってなかった。
でもはじめて尚のマンションに遊びに行った時尚が泣いていた。
私「え!?尚君どしたん?」尚「…………」2007-05-03 11:29:00 -
69:
名無しさん
ブーちゃん?
ァタシも暴力彼氏と付き合ってた時ぁるゎー最終的に訴えたケド?読んでるから頑張ってね。2007-05-03 11:36:00 -
70:
ブー
座って泣いている尚に近付き顔を覗き込むよおに私もかがんだ。
私「あ………」
尚の腕には犬が抱かれていた。ギュッと尚は大切そおに抱いていた。でもわかった。犬は死んでいた…。
尚「朝起きたら……ヒッ……ワン(犬)ぐったりしてて……」私「……そおか…」私は尚の頭を撫でた。2007-05-03 11:38:00 -
71:
ブ-
69サン?読んでくれてありがとおです??69サン頑張ります?
2007-05-03 11:41:00 -
72:
ブー
尚「俺最近遊んでばっかりで……。散歩今日…久しぶりに…連れていったる……からなって…ゆってたの…に…」私「……そおか」
それから尚は犬を抱いて長い時間泣いていた…。
私はそんな尚の頭をずっと撫でていた。
(優しい子やな……)
尚の見た目はチャラそおではっきり言って第一印象は【アホそお】だった。が、この時私は(尚は心の綺麗な子だな…。)とすごく思った。2007-05-03 11:51:00 -
73:
ブー
それから何時間かすぎ、尚も泣き止み落ちついてきた。
私「尚君…。犬ちゃんうめてあげよお」尚「……そおやな」
それから尚と私は近くの山に向かった。その時も尚は犬を大切に抱いていた。
そして私達はスコップなどをもってきてなかったので手や石で土を掘った。犬を掘った穴にそっと寝かせた。2007-05-03 11:59:00 -
74:
ブー
尚「ワン…。ほんまゴメンな…。もっと大切にしたったらよかった…。」私「……………」尚「ほんまゴメンな…」私「………大丈夫やで。絶対尚君の気持ちワンちゃんに伝わったで…」
尚は少しうなずきながら土をかぶせていった。私は手をあわせ(尚君のそばにいつもいてあげてな…)と、ワンちゃんに語り掛けた。2007-05-03 12:06:00 -
75:
ブー
私達はワンちゃんに土を全部かぶしたあと、私が部屋にあったワンちゃんのオモチャの骨の木を置いた。
尚「……ブーちゃんゴメンな。」私「え?全然いーで。私こそ…こんな時に来てしもて……」尚「ううん。ブーちゃんおってよかったわ…。ってか、情けないとこ見せてもーた」
尚は下を向き悲しそおな顔をしていた。
私「情けないとか思わで!」2007-05-03 12:16:00 -
76:
ブー
ハッ!
私は思わず大きな声を出してしまった。でも私は本当に【素直に泣いてる尚】がすっごく心の綺麗な人だと思ったから。
尚「……ありがとお」尚は私を見てニコッと笑った。
2007-05-03 12:24:00 -
77:
ブー
…それから私達はよく遊ぶよおになり、付き合うことになった。
私は転がりこむかのよおに尚の家に移住した。2007-05-03 12:28:00 -
79:
ブー
私はこの人
【尚】
のそばなら幸せになれると思った。心が綺麗で笑顔がすごく可愛いくてたまにアホなことを言って笑わしてくれる。
私はそんな尚が大好きだった。2007-05-03 13:52:00 -
80:
ブー
でも人は変わっていく。
そんな事は私でもわかっている。
でも、どんな風に変わるのかは人それぞれで…
私達は良い方向に変わっていくものだと思っていた。2007-05-03 13:55:00 -
81:
ブー
でもある日………。
私は尚からはじめて暴力をうけた。
尚「ただいまー☆」私「おかえり☆」尚はパチンコから帰ってきた。尚は仕事が休みの日は大抵パチンコに行っている。でも私は尚が楽しそおに朝から行くので嫌ではなかったが(最近どっこも尚と出掛けてないなー…。寂しい…)など思うよおになっていた。2007-05-03 14:02:00 -
82:
ブー
尚「はぁー。今日めっちゃ負けてしもた」私「なんぼ負けたん?」尚「あー…。10万…」私「え!!??」
私達はパチンコでつかっていいお金は4万までと決めていた。(4万でも嫌なのに…)
私「尚!約束破ったらあかんやん!」尚「ゴメン…。でもしゃーないやん…。負けた分取り替えさな思てたし…」2007-05-03 22:28:00 -
83:
ブー
私「…そんなん!!私最近どっこも遊びつれて行ってもらってないのに!!」
私はついに思っていたことが爆発してしまった。
私「前から旅行行きたいってゆってんのに!!10万もあったら旅行行けたのに!!!私だけ我慢しやなあかんの!?」2007-05-03 22:33:00 -
84:
ブー
尚「…別に我慢って……。パチンコ勝ったら金半分あげてるやん……」私「お金なんかもらうん嬉しないし!!もらったお金全部使わんと旅行費に貯めてるし!尚はウチと一緒に休みおりたないん!?なんでパチンコなん!?」尚「…俺休みの日以外働いてるやん!!パチンコ行ってもいいんちゃうん!?」
私につられ、尚の口調がだんだん荒くなってくる。2007-05-03 22:39:00 -
85:
ゆぅ◆eG/VQl58GQ
おっ?
更新されてる〜?2007-05-03 22:44:00 -
86:
ブー
私「逆ギレする気なんか!?ほんまきもいな!!」尚「いー加減に黙れや!!!うざいでお前!?」私「何がやねん!!何がうざいねん!?ウチなんか変なことゆーてるか!?」尚「うるさいねん!!!どつくぞ!?」
(え!?まさかな……?)
私「…どつけるんやったらはよどつけや!?」2007-05-03 22:49:00 -
87:
ブー
ゆぅサン?書き込みありがとおです??更新頑張ります?
2007-05-03 22:52:00 -
88:
ブー
バンッ!!!
2007-05-03 22:55:00 -
89:
ブー
(…………え……………)
2007-05-03 22:56:00 -
90:
ブー
私は肩に手をあてた…。
ズキンッズキンッ…
(………痛………)私は尚の顔をそっと見上げた。尚の顔は冷たかった。私は尚の目を見たままそらすことができなかった。2007-05-03 23:02:00 -
91:
ブー
強がってた私が動揺して静かになる…。なんか情けなく恥ずかしい気持ちが込み上がる。
私「…尚。今…私殴った…?」
尚がまさか私を殴ると思わなかった。【どつくぞ!?】あの言葉…本気やったんや…。2007-05-03 23:12:00 -
92:
ブー
尚「お前がしつこーネチネチゆーからやろが!?反省しろ!!」
(え…?私が…?反省…?)
私「……っ最悪やなお前!!女に手あげるとかなんなん?もーでていくわ!!」私は頭に血がのぼっていた。思ってもいない言葉が口からでてしまった。【でていくわ】
肩の痛さは気にならなかった。心がすごく痛かった。鼓動がかなり早くなる…。(引き止めて引き止めて引き止めて…)2007-05-03 23:23:00 -
93:
ブー
尚「…勝手にしたら?」
私「え……?……わ…わかった!」私はゆっくりと立ち上がりゆっくりと別の部屋へ移動した。(本気…?最悪………)2007-05-03 23:31:00 -
94:
ブー
でもこの時の私はまだ【プライド】というものがあった。
私は服・コテ・化粧ポーチをカバンにつめた。
(パチンコ行くしウチのこと殴るしあんなんと別れたほおが絶対幸せや!!)私は自分に何度も言い聞かし玄関にむかった。2007-05-03 23:38:00 -
95:
ブー
そして靴をはいてドアノブをつかんだ。
シーーーーーン……
私は尚のいる部屋へ顔を向けた。静かで音一つ聞こえない。(引き止めてけれへんねんな………)私はドアを開けた。2007-05-03 23:44:00 -
96:
ブー
キィィィ……
トントントン…。尚「おい!!お前ほんまにでていくんか!?」
(やった!!!尚!!!)私は内心ホッとした…。2007-05-03 23:49:00 -
97:
ブー
>>95訂正
(引き止めてけれへんねんな………)ではなく
(引き止めてくれへんねんな………)でした。これで間違い何度目か……。本当にすみませんm(__)m2007-05-03 23:53:00 -
98:
ブー
私「…だって………」私は喜んで『でていかないで☆』と言いたい所を我慢し、出ていこおとしているふりを必死でした。
尚「……手ぇだしたんほんまごめんなさい。お願い……出ていかんといて……」私「……わかった」
そして私はまた部屋に入った。この時私は【尚に手をあげられた】より【引き止め私を必要としてくれた尚】の方が断然勝っていた。私は幸せだった。2007-05-04 00:03:00 -
99:
ブー
でも、手をあげられるのは今回だけでは終わらなかった。
私達は喧嘩をする度毎回
殴られ→出ていき→引き止められ…の繰り返しだった。2007-05-04 00:09:00 -
100:
ブー
それでも私は【引き止められる】…があれば
しっぽをふり、尚のそばへ行く。
殴られよおが蹴られよおが引き止めさえしてくれれば…。
そこにあるかさえ解らない【愛】
を感じれたから。2007-05-04 00:15:00 -
101:
ブー
しかし喧嘩をする度引き止められることはなくなっていった。
私は口がさけても『出ていく』とは言わなくなった。
尚からまったく【愛】を感じれなくなっていった。2007-05-04 00:19:00 -
102:
ブー
━そして今に至る━
私は手をあげられても家から出て行かず、尚はパチンコばかりで一緒に出掛けてくれなくなった。
変わったことと言えば、私に【幸司】という心強い相談相手ができたくらいだった。2007-05-04 00:41:00 -
103:
ブー
しかし私は幸司とあまり連絡をとらなかった。尚との関係を悪く言われたくなかったし、痣が増えていく私を見られたくなかったから。
何より私を見て悲しむ幸司を見たくなかったから。
…以前よりまったく笑わなくなった私を。2007-05-04 00:49:00 -
104:
ブー
そして私は今日も部屋で尚の帰りをまっている。
(…遅いな………)今は夜の11時だった。パチンコは終わってるはずなのに。
(事故ってないよな……?)私は心配になり尚に電話をかけた。『おかけになった番号は電波のとどかな…』プッ!!(…え?電源入ってない……?)2007-05-05 00:34:00 -
105:
ブー
私はもう一度電話をかけた。『おかけになった…』プッ!
(え!?ほんまどしたんやろ?)その後も2回ほどかけたが電話はつながらないままだった。(…もしか…浮気とか?)
私は心配で眠れず、尚の帰りをまった。2007-05-05 00:41:00 -
106:
ブー
ガチャッ…キィィィ…
尚が帰ってきた。時計を見ると朝の6時…。
私「尚!!どこ行ってたん!?」私は急いで尚のそばにかけよった。
尚「パチンコの後飲み会行ってた。」私「そーなんや…。おつかれ…」シレッと言う尚に私は何も言えなかった。でも何かいつもと違う感じだった。2007-05-05 00:49:00 -
107:
ブー
何か違う…。
何かおかしい…。
(あ!!!)
………香水の匂い。2007-05-05 00:52:00 -
108:
ブー
尚は香水はつけるがいつもと違う………。
尚の匂いが昔から大好きだったからわかる。抱っこしてもらったり横にいる時に香る匂い……。
(全く違う!!!)私「な………」(あ!!)私は尚に言いそおになった口をふさいだ。2007-05-05 00:57:00 -
109:
名無しさん
あげ?
2007-05-06 18:30:00 -
110:
名無しさん
あげー
2007-05-06 23:31:00 -
111:
ブ-
109サン?110サン?
上げてくれてありがとおございます?最近仕事が大変で更新なかなかできなくて??明日もちょっと更新できないです?明後日から更新しっかりします。読んで下さってるかたゴメンなさいm(__)m?2007-05-07 00:55:00 -
112:
名無しさん
あげとこ?
2007-05-08 11:08:00 -
113:
sage
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ↓サゲ
2007-05-10 15:42:00 -
114:
ブ-
112サン?あげて下さったのに更新しなくて本当にすみません?
113サン?更新しなくて本当にすみません?中途半端に書いて放置してたから下げたんですよね?本当にすみません?
今更新できる状態なので頑張ります。2007-05-10 20:13:00 -
115:
ブー
(問いつめても殴られるにきまってる…)
私は尚が眠るのをまった。今日尚は仕事休みの日。今から爆睡するはずだ。
私はコッソリ携帯を見ることにした。でも見たくもなかった…。浮気が発覚したとしても何て言う?逆に別れ話しもちだされたら?2007-05-10 20:22:00 -
116:
ブー
「…………………」
(情けない!!)私は考えていたことを無理矢理消しタバコを吸った。
尚はテレビを見ていてまだ寝ない。
(飲み会の後やろ?ふつーすぐ寝ーへん?ってか眠ないん?)私はますます尚が怪しく感じた。
私「尚疲れたやろ?寝たら?」尚の肩をもみながら言った。2007-05-10 20:37:00 -
117:
ブー
尚「寝るから!」そういうとともに私の手がはらわれた。
(はぁ!?)
イラッとしたが、ここで喧嘩したら意味がないと思い我慢した。
そして私はまた別の部屋へ行きタバコを吸った。イライラとともに私の心臓はバクバクしていた。一刻も早く尚が浮気してるかどおなのかを知りたかった。2007-05-10 20:43:00 -
118:
ブー
シーーーーン…
耳をすますとテレビの音が聞こえなくなっていた。(やっと寝たんや!!)私はそーっとテレビの部屋に行った。尚はひきっぱなしの布団の上で寝ていた。
(携帯…携帯…携帯…)私は目で見回した。2007-05-10 20:50:00 -
119:
ブー
(あった!!あ〜………)
携帯は尚の頭のすぐ上に転がっていた。(携帯とっても起きへんよな…?)私は尚の顔を見ながらそおっと少しずつ携帯に手をのばした。
「ブー!!!」ビクッ!!
「1時に起こしてや〜……」私「……わかった…」(…ビックリした…)2007-05-10 21:16:00 -
120:
ブー
そして私はまた違う部屋に行き尚のいびきを確認してから再度携帯をとりに行った。
グー…ガー…
尚のいびきが静かな部屋に響き渡る。……そおっと携帯に手を伸ばす私。ドキッ…ドキッ…。(もうちょっと…!!)2007-05-10 21:30:00 -
121:
ブー
(やった!!)
私は尚の携帯をつかんだ。ストラップをつまみ携帯をプラーンとさせながら違う部屋へ行った。
カ…チ!尚の携帯をそ〜っとひらげた。昔お揃いにしていた待ち受けは別の物に変わっていた。(はぁ…)想像はしていたが寂しかった。2007-05-10 21:39:00 -
122:
名無しさん
あげ?気になる?
主さん書いてほしいです?2007-05-18 02:40:00 -
124:
ブー
ピッ!
私はメールのボタンを押した。
(えっ!?)
携帯はオールロックになっていた。(はあ!?なんでやねん!?)ますます怪しくなってきた私はイライラしいろんな数字をおす。尚の誕生日…尚の車のナンバープレートの数字…。そして私の誕生日…………。
……全部違った。2007-05-18 16:30:00 -
125:
ブー
イライラしてるはずの私はイライラがおさまっていた。
なんて言うか、すごく胸が苦しくなってくる…。
(尚……………)私の勘は昔から嫌なはど当たっていた。たぶん、絶対…尚は浮気している…。2007-05-18 16:44:00 -
126:
名無しさん
書く気なし?
2007-05-24 00:59:00 -
127:
名無しさん
気になってたのにー
2007-05-24 04:29:00