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Dearest LOVE

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  • 1:

    雪弥

    今まで愛した人は一人も居なかった。
    あなたに会えて変わった。愛する事を知った。
    あたしは汚れてますか・・・?

    2005-06-08 15:47:00
  • 101:

    京がベットに入る。
    私は照れ臭くてベットにもたれて煙草を吸った。

    『雪弥。おいで…』
    甘く優しく子供みたいな笑顔で京は両手を広げた。

    ドキドキする・・・。
    恥ずかしい…

    ー顔が熱いよー

    2005-06-08 17:15:00
  • 102:

    「・・・うん。」

    私は子犬みたいにポテポテ四つんばで京の腕の中に飛び込んだ。
    京の香水の匂いが私をクラクラさせた。

    心臓が口から飛び出そう・・・。
    「い〜においっ☆」
    きゅう〜ってしてみた。

    2005-06-08 17:16:00
  • 103:

    京もきゅう〜ってしてきて、苦しくて子供みたいに2人で笑った。

    無言な時間が流れる
    空気が変わる・・・。

    京がオデコにちゅってした。恥ずかしくて嬉しくて、照れ笑いをした。
    私は京のほっぺにちゅってした。

    お互い目が合った。
    顔が近づく・・。

    2005-06-08 17:17:00
  • 104:

    京が言った。
    『ちゅうしたらきっと、止まらくなる・・。』
    私は
    「京なら…いい…」
    精一杯言った。

    2005-06-08 17:18:00
  • 105:

    軽く何度もちゅってした。唇が痛くなる程・・・。
    少ししたら舌が入ってきた。私も答える。
    クラクラして腰くだけ状態・・。
    もう止まらなくて一線を越えた。
    ー何だかくすぐったい日だったー

    2005-06-08 17:19:00
  • 106:

    後悔も迷いも無かった。
    今でも不思議に思う。
    私は他人に興味が湧く事があまりなかったから

    京を受け入れるのはごく自然にできた。
    恐くなかった。
    今思えばあの日すでに恋に落ちていたのだろう・・。
    今も思い出すとくすぐったい。
    とても幸せな幸せな記憶・・。

    2005-06-08 17:20:00
  • 107:

    そんな事を毎日思い出しては愛しさが増すばかり・・・。
    いつからか私は京が居なければ生きれない気さえしていた。

    ー何も知らなければ今も幸せだったかもしれないー

    京…あなたは今、何を想ってる・・・?

    2005-06-08 17:21:00
  • 108:

    ホストと付き合うという事は容易な事ではないし、精神力、忍耐がものをいう。
    いい事ばかりではなかった。
    私はいつしか京のエースとなっていた。
    そして、私と京はゆっくりと、悲しみに向かっていた・・・。

    2005-06-08 17:22:00
  • 109:

    《色カノ》
    彼女の名前は、くしくも私と同じ名前だった。
    よく京から聞く名前は3人程居た。
    ユキヤ・りな・まき

    京は彼女達を“ガチる”為には何でもしていた。
    京は私には彼女達との駆け引きや彼女達のプラベ等、事細かく何でも話した。
    “酷いヒト・・・”
    正直そう思う日もあった。

    2005-06-08 17:23:00
  • 110:

    一緒に居る時は、携帯が見える位置で彼女達とメールのやり取りをする事も多々あった。
    ー見たくないー
    私はいつも見ないようにした。

    友営の子もいれば、色営もいたし、特にその3人の内の一人、
    《ユキヤ》には本営だったが枕はしなかった。
    枕をしてしまえば、お金を落とさなくなるから・・。

    2005-06-08 17:24:00
  • 111:

    ある日、京と一緒に携帯のスケジュールを見ていた時の事…。
    私の心は一瞬凍り付いた。
    “ユキヤと1ヵ月記念”
    もちろんそれは私ではない。
    色カノの存在は知っていたし割り切っていた。
    だけど、いざ形がある事を実感すると私の中で革命が起こった・・・。

    2005-06-08 17:24:00
  • 112:

    今思えば、京は私を不安にさせない為すべてを話し、ホストである自分の汚い部分全てを見せていたのだろう。

    京の行動を見れば、あきらかに他の子とは違っていたのに・・・。

    私の中に一つの感情が生まれた。

    2005-06-08 17:25:00
  • 113:

    『雪弥どした?』
    私はとっさに平常心を取り戻し、装った。
    「ユキちゃんと1ヵ月記念どっか連れてってあげなあかんよ〜?」
    さえぎるように京が言った『どぉでもええし、連れて歩きたーない』
    京は煙草に火をつけながら、いつも通り冷たく言った。
    『それより・・・。』
    「え?」
    『明日の休み、一緒に居よなっ!』

    2005-06-08 17:26:00
  • 114:

    「・・・うん」
    その日はめずらしく4万ほど使って帰った。

    私の頭にあった気持ち、
    ー身をひこう…ー
    私はユキヤさんの気持ちを考えてしまったから。
    私は彼女が夢を見てるという真実を知ってしまった。人間としてどうなの…?

    ー京も私も・・・ー

    2005-06-08 17:27:00
  • 115:

    誰も居ない部屋に帰る。
    ふと今まで我慢していた感情が私に降り注ぐ。
    割り切ってるつもりだった。なのにっ!!私は弱い・・・。

    独占したい。他の人の心配なんてしないで…。
    私だけを・・・見てよ…。久しぶりに吐いた。
    「どぉしてっ・・!」
    涙が溢れた。私は声を殺して泣いた。

    2005-06-08 17:28:00
  • 116:

    《序章》
    別れへのカウントダウンが始まったのはこの頃だろう・・。
    割り切り過ぎた私は感情を自覚出来なくなっていた。まるでお人形。
    スキなのかも分からない。だけど離れる事も出来ない。
    失いたくなかった。
    私には京しか居なかったから。
    それだけは痛いほど分かっていた。

    2005-06-08 17:29:00
  • 117:

    真実を知る事で割り切れた。だけど知れば知る程に
    何が真実なのかわからなくなった。
    全てが夢のよう。嘘だらけに思えた。
    私の中で初めて京への信頼が少しづつ音を立てて崩れ始めた。

    京からの連絡も返す事に戸惑った。
    「私さえ居なければ…」
    そればかりを考える。
    私と京はあの日からすれ違い始めた。

    2005-06-08 17:30:00
  • 118:

    それからの私はどれだけ醜かっただろうか。
    京が
    『売り上げ〇百万はあげたい』
    と言えば
    「ほな私が使えばええんやろ?」
    と言った。

    2005-06-08 17:30:00
  • 119:

    プレッシャーなんかかけやがって、とさえ思えた。
    京が私にそんな事望んでいない事位わかってる。
    でも止まらない。
    不器用な私。
    何がしたいのだろう。

    2005-06-08 17:31:00
  • 120:

    「外で会わなくていいよ。会えなくても、お金だけは使うし」

    ー本間はこんな事が言いたい訳じゃないー

    ただ、ユキヤさんやお客さんに優しくしてあげて…とそれだけを願った。

    2005-06-08 17:32:00
  • 121:

    「他人の目には私は“偽善者”に映るのかな」

    京に聞いた事があった。
    京は嘘やお世辞は言わない。お客さんの事を考えたりするのは、はっきり言って“偽善だ”と言った。
    だけど心が真っすぐで優しいとも言った。

    偽善と言われてもいい。
    他人を思いやる気持ちだけは無くしたくはない。
    京の目に私はどう映っていたのか・・・。

    2005-06-08 17:33:00
  • 122:

    その日はなぜかイライラした。
    何ヵ月かに一度あるかないか位の感覚。
    物事をあまり深く考えない私は、知らない内に無理をしているらしく、そんな時期があった。

    『何イラついてん?』
    京が言った。
    「別に」
    と笑ってみせると、
    『無理して笑わんでええし』
    と京が無表情で言った。

    2005-06-08 17:34:00
  • 123:

    「酔いたいねん。酒持ってきて」

    私はカクテルを一気に飲み干し京にじゃれかかった。
    いつものように京の携帯にメールが入り京は返事をする
    。私は京に抱きついた。
    まるで
    “盗らないで”と子供のように。

    2005-06-08 17:35:00
  • 124:

    京はメールを打ちながら私の頭を優しくナデナデした。
    私は京の胸に深く顔を埋めた。
    理由もなく悲しい訳でもない。でも涙があふれる。
    気付かれないように必死に涙をこらえた。

    ー京が愛しいー

    2005-06-08 17:36:00
  • 125:

      《決別の時》

    『仕事辞めていいで』
    と京が言った。

    静かに私は言った。
    「仕事を辞める時は別れる時だから・・。」と・・。
    私達はお互いに違う方向を見て、
    静かに煙草に火を付けた。

    2005-06-08 17:37:00
  • 126:

    その後、毎日あったはずの『仕事終わったよ♪』
    という京からの電話が鳴る事は無かった。

    私は何も言わなかった。
    “何で電話ないん?メール位出来るやん?”

    ー私の事・・・好き?ー

    2005-06-08 17:38:00
  • 127:

      《別れの朝》

    電話が鳴った。
    京からだ・・・。
    私が勝手に京と心の距離を置いてから、わずか2日後
    もはや心の距離は埋められず、修復不可能だ。

    「・・・はい」
    眠たそうに、けだるく電話に出た。
    『今向かってるから』

    2005-06-08 17:38:00
  • 128:

    「・・分かった。」
    内心飛び上がる程嬉しかったのに自分の感情がコントロール出来ない。

    『…あんま嬉しーなさそうやな!』
    京はそう言って電話を切った。
    それから、何度も電話したけど出てくれない…。

    私があの時素直になっていれば、今もきっと私は京の傍で笑っていただろう…。

    2005-06-08 17:39:00
  • 129:

    1時間程して、京から電話があった。

    『もう自分の家帰ったわ。今コンビニ』
    「そっか・・。」
    『朝メシ食いたいねんけど何買ったらいいと思う?雪弥やったら何食いたい?』「・・・サンドイッチ」

    『ほなサンドイッチ買うわ』

    2005-06-08 17:40:00
  • 130:

    優しい京。何度この手で傷付けたかな・・・?

    『何で最近連絡してこんねん?』

    戸惑った。お客さんの為に身を引いたなど言える訳がない
    「・・・干渉したくないだけ…」
    『・・お前は干渉したくないんじゃなくて、俺に関心がないねん!!』

    初めて京が感情剥き出しにし、怒鳴った。

    2005-06-08 17:41:00
  • 131:

    ドアが開く音がした。
    京だった。
    私は黙ったまま、ぼんやりと見ていた。

    『・・ははっ!アホらし。来てほしくないんやったら最初から言えや!!』

    2005-06-08 17:42:00
  • 132:

    『・・・帰るわ』

    “…待って!”
    そう言いたいのに声が出ない。
    京は合鍵をテーブルの上に投げ捨てた。

    2005-06-08 17:43:00
  • 133:

    『この意味わかるやんな?』
    “嫌だ!嫌だ!!!”
    私は必死に首を横にふった。
    京は冷たい目で泣いてる私を見下ろし言った。
    『頭悪いんか?』

    ー・・・コノヒトはダレ?ー

    2005-06-08 17:44:00
  • 134:

    『もうお前が何考えてるんかわからんねん!』

    “毎日体売ってるじゃない!!何で気持ちが分からんの…?”
    私は心の中でそう叫んだ。
    1度でも陰にこもった事のある人間は裏切るのだと彼は言った。

    私は愕然とした。

    2005-06-08 17:45:00
  • 135:

    それは精神的な病気になった事のある私を指すと同時に
    京の事も指していた。

    『お前とおったら辛くなるねん・・・』


    「・・どしてぇ?」
    消え入りそうな声で聞いた。

    2005-06-08 17:45:00
  • 136:

    京からはカフェパの甘い匂いがした。

    お互い信頼していた気持ちが大きければ大きい程、
    崩れるスピードは一瞬で、止める事が出来ない。

    『真っすぐ過ぎて辛いねん!だから別れる』

    2005-06-08 17:46:00
  • 137:

    私の中で全てが真っ白になって、その場にうなだれた
    京はそんな私を振り返る事なく部屋から出て行った。
    ドアが閉まる音に、“はっ”とし
    私はパジャマで裸足のまま外に出た。

    2005-06-08 17:47:00
  • 138:

    『待って!ねぇ・・・!待っ・・・てぇ…』
    京は振り返らない。

    車に駆け寄りドアを開ける。『何やねん!!閉めろや』
    「・・・嫌や。一緒に・・おっ・・・て?」
    泣き崩れながら言った。

    『黙れや!うっとい!!』

    2005-06-08 17:48:00
  • 139:

    ねぇ。京・・・。
    私の気持ちは重かった?
    仕事の邪魔したくなくて、いいコで居たくて、
    我儘も、嫉妬心も出さなかった。
    捨てられたくなくて・・。
    それが原因であなたの信用を失って
    捨てられるのなら、もっと自然体で居れば良かった。風俗に行かなければ良かった?
    そしたら今でも一緒に居れた?
    もう分からないよ。
    私は一人でどう生きてけばいい・・・?

    2005-06-08 17:49:00
  • 140:

     《最後のやり取り》

    『最後にオモロイ事教えたろか?お前、ユキに売り上げ負けてたで!
    お前エースじゃなかったわ』

    京は笑いながら言った。

    2005-06-08 17:50:00
  • 141:

     《ホントの心》
    私の部屋を出る前、
    合い鍵を投げ捨てる前に
    京はホストとしてではなく、一人の男として本音を最後に言いました。
    『お前の事が本間に好きやった。
    一生守るって思った。
    好きになればなる程、罪悪感が増した。
    お前が客やったら・・・良かったのに・・。』

    私はこの時初めて自分は客ではなく、色でもなかった事を知りました・・・。

    2005-06-08 17:51:00
  • 142:

    星を見た。
    あまり見えなかったけど、隣に京が居るだけで幸せだった。
    愛しさが、雪のように降り積もる・・・。
    そんな小さな幸せ、
    分かち合うあなたはもう居ない…。
    このまま眠りたい。星の降る桟橋で・・。
    夜明けに凍える亡骸を抱きにきて・・・?

    2005-06-08 17:52:00
  • 143:

    もしも想いが届くなら、
    もう1度その腕に抱き締めて・・・。

    生まれて初めて愛した人。愛する事を教えてくれた人。
    さようなら・・・京。

    2005-06-08 17:53:00
  • 144:

      《あとがき》

    一応142も、あとがきとなります?
    分かりづらくてスミマセン?
    京とはとても短かったけれど、私は後悔していません。むしろ感謝しています。一人の人にここまで出来たのだと嬉しく思うから。
    失ったモノも多かったけど、大切なモノたくさん×?貰いました?

    2005-06-08 17:54:00
  • 145:

    読んで下さって有難うございます?
    私はこんなに人を愛せて幸せでした。後悔があるとするなら、もっと彼を信じて我儘言えば良かったかな?最後の最後にならなければ真実は分かりません。

    2005-06-08 17:55:00
  • 146:

    私が伝えたかったのは、皆さんに後悔する恋愛をしてほしくなかったから。
    最後まで頑張ろうって、信じようって思ってほしかったからです?
    皆さんに伝えたかった事はまだまだ沢山ありましたが、伝えきれなかったのは残念です?
    完結したのに長々とゴメンなさい。

    2005-06-08 17:56:00
  • 147:

    出会いから別れまで書き上げましたが、
    伝えたい事
    (省略しなければならなかった京との思い出、愛情)この小説に残したい事があります。
    皆様がよければ、書きたいのですが、宜しいでしょうか?

    2005-06-08 17:56:00
  • 148:

     Dearest LOVE?

    2005-06-08 17:57:00
  • 149:

    私は、母に生まれて初めて反抗し口答えをして喧嘩になった事がある。
    その次の日、母は私の前から姿を消した。

    その時、自分の気持ちを口にしたら人を傷付けてしまうんだと子供心に思った。
    私がいいコにしなかったから・・・ママは居なくなったんだ・・・と。

    2005-06-08 17:58:00
  • 150:

    『何かしゃべれや!!』

    今まで男達にさんざん投げ付けられてきた言葉…。

    私は今までの彼氏と喧嘩になる度、
    いつも下を向いて涙をこらえるしか出来なかった。

    2005-06-08 17:59:00
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