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★ピチピチ?ピーチ★

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  • 1:

    俺、海斗〈カイト〉。今20才。私立大学の学生やけど、バイトでホストやってます。
    誰に似てるかなぁ〜…ん〜…あえて言うなら!ほんっっまにあえて言うなら今流行り(笑)の☆山ピー☆ってことで! ああっ!!批判ツッコミは受け付けてませんからっ!!

    2006-05-15 22:21:00
  • 2:

    家族ゎ父54才と弟の空〈クウ〉16才。
    空は美少年やでぇ。なんせ兄貴が☆山ピー☆ですから!! ああっ!!ぶたないでっ!!山ピーファンの皆様っ!! ぶたれたトコロで、気をとりなおして…。
    空は誰似やろ〜…ほんま純粋な美少年やねん。 まだ童ピー(←自粛)なんじゃねぇの…。

    2006-05-15 22:22:00
  • 3:

    オトンの仕事はかぎりな〜くアヤシイ金融屋。 かなり黒に近いグレーゾーンに生息してる。 見た目はほら、アレよ、アレ。 泉谷しげる!! 泉谷しげるがミナミの帝王みたいなスーツ着てるのをご想像ください。見るからに闇!!
    俺も空も、オトンに似てなくてよかった!! 神様ありがとう… てゆーかオカンありがとう!

    2006-05-15 22:23:00
  • 4:

    泉谷しげるの遺伝子をくいとめてくれた、偉大なオカンは俺がまだ小学生ん時に亡くなった。 癌で。 若かったから進行が早かったんやなぁ。
    えらいベッピンで、某県のミスコン優勝者やったらしい。 ぶさいくなオトンはオカンを落とすために必死やった言うてた。

    2006-05-15 22:24:00
  • 5:

    すごい仲ええ夫婦やってん。 オカン亡くなった時のオトンの落ち込みっぷりったら…。
    あ、あと、金にはまったく困ってない(なんせ悪徳金融やし)のに、なんでホストしたかとゆうと。 地元の先輩に誘われたからです。 つまらん理由でごめんなさい。 はい。

    2006-05-15 22:24:00
  • 6:

    ━…フンガフンガ…
    な、なんかええニオイがする…味噌汁…?
    昼にバイトから帰宅し、泥みたいに爆睡してた俺。 学校はない日やったから、思う存分寝こけてた。 部屋のドアも開けっぱなしで。 寝起きでぼんやりしてたら、味噌汁みたいないいニオイがしてきた。

    2006-05-15 22:25:00
  • 7:

    ━…なんで味噌汁臭が…つか今何時〜?
    携帯の時計を見たら夜9時前だ。 うつぶせに寝ころんだまま、ぼんやり味噌汁のニオイをフガフガかぐ。 男三人、誰もたいして料理はしない。 てゆーかできん! 焼そばとか焼き飯でいっぱいいっぱい!!
    誰か俺たちに愛の手を!!

    2006-05-15 22:25:00
  • 8:

    ━…オカン亡くなってから、味噌汁なんか家で作ったことないな〜。 いっつもカップやん。 でもこのニオイは…?
    不思議に思いながら部屋を出てリビングにむかう。

    2006-05-15 22:26:00
  • 9:

    俺んちはマンション。縦長の4LDKで玄関に一番近いのが俺の部屋。 その隣が空。 その隣が和室。 で突き当たりがリビングダイニング&カウンターキッチン。 廊下はさんで俺の部屋のむかいがオトンの部屋。 その隣には風呂場やらトイレ、洗面所。

    2006-05-15 22:27:00
  • 10:

    寝起きなんやから洗面所で顔洗ってからリビング入れよ! 通り道なんやから! と思うやん?女子のみなさんは。 いいんです〜!俺は男やから、寝起きぼっさぼさ頭爆発のスウエット姿でリビングへ〜。
    ガチャッ。 ドアを開けたら、ダイニングテーブルにならんだご飯が目に飛び込んできた!! ぽちょっと空が席についている。

    2006-05-15 22:27:00
  • 11:

    「あれ…空…」
    「あ!!おはよ〜!!海ちゃん起きたぁ!!」
    へっ!?誰っ!? ギョッとして横見たら、キッチンに見知らぬ女が立ってた!
    女「ほら、座って座って。ご飯入れるし〜!海くんのお茶わんはっと…」
    笑いかけてくるけど…だ、誰…? 事態が飲み込めずにぽかんとしてたけど、なんとか尋ねた。

    2006-05-15 22:28:00
  • 12:

    海「あ、あんた誰!?」
    女「桃24才です!海ちゃんと空ちゃんのお母さんになりました!ママって呼んでなっ。」
    海「ま、ママ???」
    かなりのアホづらで空を見る。 空は黙ってため息をついた。

    2006-05-15 22:28:00
  • 13:

    名無しさん

    タィトルどしたん??女かと思ったわ

    2006-05-15 22:53:00
  • 14:

    名無しさん

    おもろい?がんばって

    2006-05-16 00:22:00
  • 15:

    15・16サンありがとう?タイトルは押し掛けてきた自称ママが桃ちゃんやからです?
    じゃあ>>14の続きちょっと更新します?

    2006-05-16 20:36:00
  • 16:

    寝起きにガッツーン!とくらわされた衝撃のせいで、ヨロヨロと席につく。
    キッチンには鼻歌なんか歌いながら、ご飯の用意をする女。 俺はタバコで気を落ち着かせながら、しげしげと観察…。

    2006-05-16 20:37:00
  • 17:

    迷彩のハーフカーゴパンツに、大きく首元の前後が開いてピッチリしたロンT。 髪は肩下ぐらいの茶髪にメッシュで、ひとつに束ねてある。
    猫っぽい大きな目と、ちっちゃめの鼻と口。 メイクの仕方がなんとなく派手な雰囲気。

    2006-05-16 20:38:00
  • 18:

    ━…ん〜身長は165ぐらいかな。 細くもなく太くもなく、いや、どっちかっつーとちょいぷに?かなぁ。 そのわりには胸は普通…まぁでも男から見たらええぐらいの色気が…。 俺はガリガリよかちょいぽちゃが好き派やねんよな。 っと!!何を考えてんねん!! そんなんはいらんっ!!ブンブンッと頭を振ったら、空が無言でこっちを見てきた。 まだ制服のままだ。

    2006-05-16 20:38:00
  • 19:


    空「うん。帰ってきたら、あの人おってん。んで、空ちゃんご飯やで〜って。」
    海「ご飯やで〜って…。なんも聞いてへんの?」
    顔をよせあってぼそぼそと会話する。 空はビックリしすぎて、何も尋ねずに言われるがまま席についていたらしい。

    2006-05-16 20:39:00
  • 20:

    桃「はい、どうぞっ。まぁ事情は食べながら説明するわ!」
    海「はぁ…いただきます…」うまそうなご飯が並んでるし、とりあえず食うことにした。
    ━おおっ!こりゃなかなかうまいねっ!なんかこんな家庭料理久しぶりやわ〜。うまうまっっ♪
    もりもりがっついていると、視線を感じて目をあげた。 女がジッと見ている。海「…なんすか…?」

    2006-05-16 20:40:00
  • 21:

    桃「おいしいっ!?あかんっ!?」
    海「へ!?あ、うまいっす。なっ?」
    隣の空を見たら、つめこみすぎてほっぺをぷっくりふくらませたままコクコクとうなずく。
    桃「あ〜!!よかったぁ!!」 ニカッと笑って自分ももりもり食べだす。 変な女っ。 ある程度腹が満たされたところで、尋問開始じゃっ!

    2006-05-16 20:40:00
  • 22:

    海「で、アンタ何者!?」
    桃「も〜!ママって呼んでってば!!」
    ぷっくーと頬をふくらます。
    ━…4コしか年のちがわん女を、てゆか初対面の女を「ママ」と呼べる男がおったら見てみたいわ…。 イメクラかっ!!

    2006-05-16 20:41:00
  • 23:

    海「いや、ママはちょっと…桃ってゆうんやろ?桃ちゃんでいきますわ。 で、桃ちゃんは何者?ママって?」
    桃「ちぇ〜。ママはまだ無理かぁ。ま、しゃーないな。 慣れてからでいいわ! 海ちゃんと空ちゃんのお父さんと結婚することになりましたー!!」
    ブッ!!!同時に茶を吹き出す俺と空。
    「なんでっ!?」これまた同時。

    2006-05-16 20:41:00
  • 24:

    桃の説明によると、オトンは桃のいたキャバに通ってくどき落としたらしい。
    俺の知ってる情報では…オトンはオカンが亡くなって数年はしょぼくれていたが、見かねた周囲のすすめ?でキャバやクラブに行くようになった。 そしてオトンには好みの女の子を「結婚しよう!」とくどく悪いクセがあるらしい。 もちろん夜の蝶のうるわしきお嬢さん達はそんなおっさんのたわごとなんか本気にせず、うまくあしらってくれる。

    2006-05-16 20:42:00
  • 25:

    …が。 本気にしちゃったワケだな。この子は…。痛い!! 痛すぎる!!
    「はぁ〜!」オトンの悪いクセのせいだとわかり、俺達は盛大なため息をつく。 気があうね。さすが美少年兄弟! さらっと「美少年」てゆってみましたが何か?

    2006-05-16 20:42:00
  • 26:

    海「まぁ話はわかったけど、どうやって家入ったん?」
    桃「パパが合鍵くれたもん。桃の家にもなるんやからって!」
    ━…おっやっじぃぃぃ!!なんぼくどくためとは言うても鍵渡すなよ! ったくあのおっさんは〜! あれっ!? んで、そのオトンは???

    2006-05-16 20:43:00
  • 27:

    桃に尋ねようとした瞬間、家の電話が鳴った。
    海「はい。は?警察!?」
    ビックリしたように空と桃が俺を見る。 電話を切り、ジッと二人を見つめ返す。 
    ━…見ないで!そんな子犬のような目でっ!言いにくい! …でも言わなしゃーない…。
    海「オトン、ぱくられちゃいましたー!!」
    空&桃「ええええっ!?」 ハモらんでも…。

    2006-05-16 20:43:00
  • 28:

    名無しさん

    ぁげ?

    2006-05-19 02:30:00
  • 29:

    ちぃ

    オモシロイ?

    2006-05-19 02:52:00
  • 30:

    名無しさん

    >>1ー30

    2006-05-19 04:33:00
  • 31:

    名無しさん

    にょ

    2006-05-19 04:38:00
  • 32:

    名無しさん

    あげ

    2006-05-23 01:23:00
  • 33:

    30〜34さんありがと?更新遅いけどまた読んでください?
    >>29の続きからです?

    2006-05-23 11:31:00
  • 34:

    ━…あ〜ぁ。またかよ↓↓。オトン…。最近はなかったのになぁ…。はあぁぁ。
    目を丸くしたままの桃と空に説明して、深々とため息。
    オトン、グレーゾーンに生息してるからたまにパクられよんねん。 ブラックゾーンに足、踏み入れてもた時に。 期間の長い短いはあるけどな。 今回は長くなりそうやな。 罪名は伏せとくわぁ。 空の将来のために! なんちゃってねー。

    2006-05-23 11:32:00
  • 35:

    海「てなわけで。桃ちゃん、家帰り。オトン、長期不在なりそうやし。アイツの〈結婚しよ!〉は単なる口癖やから。」
    桃「えっ!!無理やって!桃もう家引き払ってきたもん…。結婚するしって思って…。」
    ━…胃が痛い…。ただでさえ酒で胃が荒れてんねんから、これ以上やめてっ! なんじゃこの痛い女は!!

    2006-05-23 11:32:00
  • 36:

    海「ほなツレんちとか行きや。実家は?うちに見ず知らずの女おらすんはなぁ…」
    空「待ちいや。兄ちゃん、かわいそうやん。元はと言えばオトンのせいやろ?オトンほんまに結婚する気かもしれんし。追い出したんなよ。」
    空が淡々と言う。 確かに言われてみれば…。まだオトンにも聞けてないしな。 空ったら、やさしい子に育ってくれてお兄ちゃんはうれしいよ! ウンウン。いつの間にか他人を思いやれる子に育ってたんだね。

    2006-05-23 11:33:00
  • 37:

    海「そやな。じゃぁ確認とかするまではしばらくおっていいで。」
    桃「ほんま!?ありがとう!!家事全部するから!」
    うれしそうに笑う桃。俺の隣で空も二コッと笑う。 ん〜優しい空ちゃん。
    ━…ん!?空!?お兄ちゃん、今なんか聞こえたで!?空!? オマエ今ぼそっと「フフッ…家政婦ゲットー…」て言わんかった!? 「フフッ…家政婦ゲットー…」って!!

    2006-05-23 11:33:00
  • 38:

    空「兄ちゃん、準備は?」 ハッ!!時計を見る。  やばい!!急いで準備して出勤しなければ!! いつの間にか時間がかなり過ぎてた。
    俺は今の店でなかなかいい感じに人気上昇中♪やねん! なんせ今はやりの☆山P☆っすから! 言うたった…。たまにはいいや〜ん。自分で言うぐらい。くすん。

    2006-05-23 11:34:00
  • 39:

    初対面の女と空を一つ屋根の下に残していくのは不安やけど。 まぁ空やしな。 ないない! エロい展開はない!
    それより、ぎこちない空気やろうけど耐えろよ、空! 励ましてから出勤。 でもさすがにこの日は色々ありすぎて、ちょっと接客がダメやったな↓↓反省↓↓

    2006-05-23 11:35:00
  • 40:

    名無しさん

    がんばって??

    ひそかに毎日のぞいてる
    (☆∀☆)ワラ

    2006-05-30 07:56:00
  • 41:

    名無しさん

    楽しみにしてるぅ★

    2006-05-30 08:30:00
  • 42:

    名無しさん

    あげ

    2006-06-01 15:53:00
  • 43:

    名無しさん

    めっちゃおもろいッ?

    2006-06-01 17:02:00
  • 44:

    名無しさん

    久々あげ?

    2006-08-28 12:02:00
  • 45:

    …甘かったね。甘すぎたね、俺。  試合前の曙のトレーニングぐらい甘いよ!(by;スピードワゴン) 盗んだバイクで走りだして叫びてぇよ‐!!
    「代表のう‐そ‐つ‐き‐!!!」
    すっっっげぇしんどいぢゃん!? なんだよこの仕事!? 酒で胃荒れるゎ肌荒れるゎ、女の子は難しいゎ、男同士もややこしいゎ、気軽にやるバイトじゃねぇよ!!! つい興奮してなぜか標準語になっちまったゼ。

    2006-09-03 01:27:00
  • 46:

    最近じゃテレビなんかでホストブームやけど、安易に足つっこむ世界じゃないよなぁ。 ゆうても俺もまだ半年やねんけど。 まだまだヒヨッコっすわぁ。 奥が深い仕事だねぇ。底無し沼だね。しみじみ。 そしてうるわしきレディー達がこれまた奥が深い!! レディー達にご満足いただけるよう日々精進いたします。
    そうそう、ここだけの話、俺が入店したての頃に運命の女神(勝手に呼んでるだけやけど。)がやって来た。 運命の女神は俺にレディーの恐さを教えてくれたうちの一人やけど。

    2006-09-03 01:28:00
  • 47:

    ソレはまだ開店準備してたから、早い時間で。 店ん中には俺の〈教育係〉に任命されたお気の毒な先輩の隼人さんと、めずらしくその時間に来てたナンバー1の翼さんと3人やった。
    俺はゴソゴソと掃除をしたり、グラス磨きしたり。 隼人さんは髪を念入りにセット。 翼さんはソファでポチポチ営業メールしてた。 そこへいきなりドアが開いて女の子が顔をのぞかせた。

    2006-09-03 01:29:00
  • 48:

    海「あ、まだ開店前なんですが…」
    隼人「あっ!いいねん。翼さんっ、お姫様来てますよ‐!」
    ━…お、お姫様て…。
    関西人としてツッコミの血がさわいだけど、そこはグッと我慢した大人な俺。
    チラ見でお姫様を観察したところ、まあ年はハタチぐらいで細くもなく太くもなく。茶髪をクリンクリンに巻き巻きしてて。目がでかい可愛いらしい今風の子や。

    2006-09-03 01:30:00
  • 49:

    「新人さん?」
    海「あ、はい。海斗です。」 まともに目と目が合った瞬間、俺に雷が落ちた!! なんちゅ‐かもう、そんぐらいの目ヂカラ!!
    みなさんは一目惚れを信じますか? 俺は「あるわけないやん。見た目だけで惚れるとかアホちゃう。」ってタイプやってん。
    はい。アホです。ごめんなさい。今この瞬間恋に落ちました!

    2006-09-03 01:30:00
  • 50:

    「うわぁ‐ばりジャニ系やなぁ!かわいい‐」とか言われて顔のぞきこまれて。一目惚れとゆう名の雷に打たれてクラクラしてたら、翼さんが営業スマイルではない本気の笑顔っつ‐かにやけた顔で近づいてお姫様を抱きしめた!
    殺意わいたね。
    見ちゃいかん!と必死に目をそらしてグラスをふきふきふきふき…。

    2006-09-03 01:33:00
  • 51:

    なんか会話した後、翼さんがお姫様から渡された紙袋をカウンターにポコッと置くと2人は出て行った。
    海「誰っすか!?あれ!」
    ドアが閉まると同時に隼人さんに迫る!
    隼人「翼さんのお姫様。あの人お姫様のことになると人変わるで。 今日はお姫様が弁当作って店に持って行きたい言うたらしくて、翼さんわざわざこんな時間に店来ててん。別に家でええのになぁ。 客が知ったら泣くやろなぁ。ベタ惚れやもん。」

    2006-09-03 21:23:00
  • 52:

    苦笑いの隼人さん。 隼人さんにがぶり寄りで質問攻め!
    海「そんなベタ惚れやったら同棲してるんすか!? お姫様て学生すか!? 何才すか‐!? な、名前はっ!?」
    隼人「なっなんやねんオマエゎっ!!近すぎじゃ! 同棲は断られたって翼さんへこんでたコトあったし、してないんちゃう? 名前はナナちゃんで、プーみたいやで。 翼さんが金だしてるみたいやし。てゆうかなぁ…学生てオマエ、とても見えんけど、あの子もう30やで…」

    2006-09-03 21:24:00
  • 53:

    海「さささサンジュウ!?!? 三十路すか!? あれで!?どうみても翼さんより下ですやん!」
    翼さんは23だ。思わず2人が出て行ったドアの方を見る。
    隼人「ある意味詐欺師やな。女は恐いで‐。」
    ニヤリと笑う隼人さんに、言葉も出ずうなずく俺。 もっかい雷に打たれた気がした俺が、ボンヤリ掃除の続きをしてたら翼さんがノリノリで帰ってきた。 う、うれしそ‐…。

    2006-09-03 21:25:00
  • 54:

    翼「オマエらも弁当食えやぁ。よぉけ作ってくれたらしいゎ!海斗、お茶!」
    鼻歌まじりに紙袋から弁当をとりだしてカウンターに広げる。 ピョコっとのぞきこんだら、いかにも「ラブラブ」な弁当が。
    海「うわ!うまそ‐!!!ナナさんて料理うまいんスね!」
    ガッ!!てシャツのえりをつかまれた!

    2006-09-03 21:26:00
  • 55:

    翼「おい。オマエなに勝手に名前で呼んでんねん。気やすく俺のナナの名前呼ぶなや。」
    海「す、すんませんっ!!」
    ━…つ、翼さん目がマジっす!! うわぁぁん!!この人やばいよ‐!! こわいよ‐!!
    半泣きで隼人さんを見ると、こっそり手をあわせて「ごめんな」って…おい。そうゆ‐危険因子は先に教えとかんかい!! 思っても口には出せない下っぱな俺。
    ハタチに見える三十路の運命の女神の手作り弁当はマジうまくて、本気で翼さんに嫉妬してしまった。

    2006-09-03 21:27:00
  • 56:

    にゅ

    ぉもしろ―ぃ??
    更新楽しみにしてるぉヾ(*´∀`)ノ"仕事がんばてネ?
    ッテ実話?

    2006-09-05 00:46:00
  • 57:

    にゅちゃんありがとなぁ? 話だいたい実話やねん?? 店バレんように、仮名やらなんやらちょこちょこ違うけど? ほなちょっと更新しますゎ?

    2006-09-05 18:50:00
  • 58:

    その後様子をうかがってたら、ナナちゃんは営業時間中には来ない。
    たまに開店前に弁当持ってくるねん。
    その日は翼さん、客にもいつも以上に優しい! アゲアゲ↑↑♪♪♪
    「ホストゆうても一人の男やもんな‐」ってつくづく思うね。あの姿見てたら。

    2006-09-05 18:52:00
  • 59:

    んで逆にナナちゃんと翼さんのラブラブっぷりを見せられた俺はその日サゲサゲ↓↓↓ ゆうても無理矢理ハイテンションになる感じ。
    はっ!場の空気読まずにハイテンションなヘルプとかうざい!?うざいよなぁぁ!!たまたまそのうざい日に席つかせてもろたお客様、すんません! 気ぃつけますんで夜遊びに「海斗イラネ」とか「あいつマジうざいわ〜」とか書き込みしないで‐!!
    俺けっこう小心者やから、夜遊びで叩かれたら登校拒否なっちゃうよ‐!

    2006-09-05 18:53:00
  • 60:

    教育係の隼人さんはバリッバリの色営さんやねん。 そうゆう営業スタイルにポリシーを持ってはる。 ま、根っからの女好きやと俺は見た…。
    隼人さんのためにお弁当を作って来てくれる子が、何人もいてる。
    開店前にこっそり来たり、営業中に堂々と持ってきたり。 初めてお弁当を渡される隼人さんを見た時は、まだ開店前やった。

    2006-09-05 18:54:00
  • 61:

    入りたてホヤホヤやった俺は素直に感心して言ったもんだ。
    海「いいな‐。手作りかぁ。俺も早くそんなんもらえるようになりたいッス!」
    隼人「…あぁ。いるんやったら食えや。俺どうせ食わんし。」
    ほいっ!と弁当を渡してくる。
    海「え!?いや、そゆ意味じゃないっスよ!?  それせっかく隼人さんのために作って来てくれたんでしょ?」

    2006-09-05 18:54:00
  • 62:

    つい数分前、隼人さんに弁当を渡してたキャバ嬢さんと、うれしそうに受け取ってた隼人さんを思い出してビックリする。
    隼人「弁当持ってこさすんもただの営業手段。 あたしって特別‐!って思いよるやろ? あんな長い爪で作られたもんダレが食うかっちゅ‐ねん。きもいわ。」
    ケッ!!て感じで言い捨てて、隼人さんは中味の確認だけするとゴミ箱に捨てた。

    2006-09-05 18:55:00
  • 63:

    んですぐ電話。
    隼人「今食ってるでぇ!カボチャの煮物うまいやん!新人がくれって言うけど、絶対やらんしなぁ! オマエの手作りは全部俺のやっ!」
    え…今捨てましたやん…! 俺、目が点。 そ、そっかぁ…そうゆうもんかぁ…。
    初めて裏と表をリアルに見たから、俺正直へこんだねっ。 悲しくなったとゆうか。

    2006-09-05 18:56:00
  • 64:

    女の子は隼人さんのために頑張って弁当作ってわざわざ持って来てくれてんのに…。 即捨てられて…。 そうゆう思いが顔に出てたんやろな。 隼人さんがポンポンッて頭たたいて苦笑いで言うた。
    隼人「海〜、なんちゅー顔してんねん。泣きそうな顔すんなや。持って来てくれるもん全部食うてたら、デブまっしぐらやで。 そのうちこんなんにも慣れるわ。いちいち気にしてたらやってけへんぞ。」

    2006-09-05 18:57:00
  • 65:

    慣れるんかな…?慣れていいんかな、こんなん…。 でもホストするなら、慣れなあかんのやんなぁ…。
    海「…はい…」
    そう言うんキツかった‐。 俺が甘ちゃんなんやってわかってるけど、あんなに「はい」って言うんがキツいことってなかなかないよね。

    2006-09-05 18:58:00
  • 66:

    にゅ

    リァルヾ(>∀

    2006-09-05 18:58:00
  • 67:

    おはよ?さん?
    空…にゅちゃんのワンコかぁ(笑 ちょっと間、店のネタになるから空しばらく登場せんかもやけど? 気長に待ったってや?

    2006-09-06 20:41:00
  • 68:

    それから毎日おんなじ光景があった。 隼人さんだけじゃなくて他の人達にも。 みんなお弁当作って来てくれても、一口お愛想でたべたりするけど基本捨てるんよな。 翼さんもナナちゃんの以外は食べんし。
    出前とってくれたモンは食べるくせに。

    2006-09-06 20:42:00
  • 69:

    今だにこれは俺の胸が痛みます。 うれしそうにお弁当持って来てる子見るたびに、なんか悲しくなる。 やっぱこれは慣れんわ…。
    ぅおっ!?なんか暗くなっても‐た!?てか愚痴っても‐たぁぁ!! すんません!

    2006-09-06 20:43:00
  • 70:

    気を取り直してっと! ナナちゃんを初めて見た日の営業後。 「アフター入ってないし酔ってないから飯連れてったるゎ‐!」って言う隼人さんに連れられて飯屋へGO!!
    あんだけ飲んでるのにシャカシャカ歩く隼人さんと、ヨレヨレのボロぞうきんみたいな俺…。 こんなとこにもキャリアの差を感じるなぁ。 くそ!!まぶし‐!!うう…太陽が憎い…。 爽やかな太陽の下、俺すっげ‐ぶっさいくなしかめっツラしてたと思う。

    2006-09-06 20:44:00
  • 71:

    飯屋でモリッモリ飯を食ってたら、イキナリ隼人さんがジッと見つめて言った。
    隼人「なぁ、海、お姫様が気になるんやろ。」
    ブバッ!! 吹き出すやんか!!
    海「な、なんスか!イキナリ!んなことないス!」
    口から米粒を飛ばす勢いで否定。

    2006-09-06 20:44:00
  • 72:

    隼人「バレバレやっちゅーの。翼さんがお姫様に抱きついた時、オマエ殺し屋みたいな目になってたで!」
    ━…殺し屋て…。 あ‐でも顔に出てたかぁ。 修業がたりんな。
    隼人「まぁ違うんならええけど。 一応警告がてら言うとくけどお姫様、ちょっとよくわからん子やでなぁ。 翼さん、だまされてるんちゃうかな‐と思う時あんねん。」

    2006-09-06 20:45:00
  • 73:

    海「だまされる?30やのにハタチにしか見えんとこッスか?」
    よく意味がわからんぞ? 何が言いたいんや、隼人?
    隼人「いや、年令詐称なんかよぉけおるやん。またそれとはちゃうねん。ただ気ぃつけなアカンてゆうのはわかる。」
    真剣な顔で黙りこんだ隼人さん。俺は???が顔に出てたみたい。

    2006-09-06 20:46:00
  • 74:

    隼人「まぁええゎ!お姫様の写メやろか‐?」
    海「えっ!?くださいください!!」
    ━…ハッ、つい本音が…。 前にはニヤニヤ笑いのヤツが…。
    隼人「やっぱな‐!まぁ俺も人のこと言えんからしゃぁないけど。ほな写メ送ったるゎ!めっさ可愛いから鼻血出すなょ〜。」

    2006-09-06 20:46:00
  • 75:

    海「鼻血て…隼人さん…そこまで可愛くはなかったスょ…?」
    開店前に見た感じでは、まぁ確かに可愛いけど。
    お姫様より可愛いお客さんはいっぱいおるもん。 モデル並みに綺麗!とか、誰もが振り返るほど可愛いってわけじゃないような…。

    2006-09-06 20:48:00
  • 76:

    やのにナンバー1の翼さんはメロメロなんよな。 べっぴんのお客さんいっぱいおるのにな‐。 あの人見てたら「メロメロ」ゆう言葉考えた人も喜ぶやろな‐、ぴったりすぎて。って思うねっ。
    てなコトをぼんやり思ってる間に、何枚か写メが送られてきた。 …ちょっと隼人さん、どんだけ人の彼女の写メ持ってんねん。

    2006-09-06 20:49:00
  • 77:

    海「どんなかな〜」
    ぅおっ!?ぅおおっっ!?
    俺は無言で写メを全部見て、隼人さんを見る。
    隼人「鼻血出そうやろ?」
    ニヤ〜っと笑う。 隼人さんは、笑顔が可愛い。 お客さんに言わせれば、クシャッと笑うと目がなくなってキュンとするんだそぅだ。 ま、でも今はニヤ〜っと笑ってはるけど。

    2006-09-06 20:50:00
  • 78:

    海「は、鼻血出そうッス…こんな可愛いかったでしたっけ!?」
    なんか店で見たお姫様よりだいぶん可愛い…。いわゆる写メ詐欺?? 現物と違うやん!!てほどじゃないねんけど、なんつ‐か「フォトジェニック」なんかねぇ…。
    海「なんか、めっさ可愛いッスね…あまあまの女の子!って感じがあふれてて…純粋そうで。」
    見れば見るほど「俺が守ったらな!」って気にさせられるやん。 ヒョエー!!怖っ!! ある意味呪いの写メやな。 とか思いながらちゃっかり保存!

    2006-09-06 20:51:00
  • 79:

    帰りの電車で一人になったら、またお姫様の写メを見まくる! すでに呪いにかかってるやん。タハハ
    ━…ん?待てよ?なんかひっかかる…
    海「ん゙あっ!!」
    イキナリでかい声を出して、主婦らしきおばちゃま達に顔をしかめられた。

    2006-09-06 20:52:00
  • 80:

    ━…あん時、隼人さんなんて言うた!? 確か
    「まぁ俺も人のこと言えんからしゃぁないけど」って言うたよな!? サラ〜と聞き流してもぉたけど、あれってまさか…
    しかもなんで隼人さんが、こんなよぉけお姫様のキメ顔のピン写持ってんねん! これは気になる! 次出勤したら、その部分だけは聞き出すぞっ!!

    2006-09-06 20:53:00
  • 81:

    名無しさん

    気になる??

    2006-09-07 08:59:00
  • 82:

    名無しさん

    書いてよん?

    2006-09-07 13:22:00
  • 83:

    読んでくれてありがとな‐?ちょっと更新します?

    2006-09-08 10:12:00
  • 84:

    とかゆ‐て意気込んだものの。 残念ながら俺はレギュラーではないのだ。大学も行かなあかんから、毎日店に行けるわけじゃない。
    次の出勤日が来て「待ってろよ隼人っ!」て意気込んで出勤したら…
    なぜか俺はオーナーの知り合いらしき男のお客様に気に入られてつかまってしまった。
    まだ開店すぐで、そのお客様のグループの貸し切り状態。 どうやらってゆ‐より、見るからにその筋の方々とラウンジの女の子御一行様。

    2006-09-08 10:12:00
  • 85:

    ━…ぬ、やはりその筋がらみの客も来るんやな。 関わりはあるやろうと思ってたけどさっ。 
    みんなが話してる中で聞き耳をたててわかったのは…一番立場が上らしい「まぁさん」と呼ばれる20代後半の人がオーナーの知り合い。 親が某組の組長さんで、まぁさんは風俗店を何軒かと雀荘を何軒かまかされてるらしい。
    ━…あ、あんま深入りせんとこ‐。本職とか怖いやん。
    どこまでも小心者の俺。

    2006-09-08 10:13:00
  • 86:

    ボトルも卸されて盛り上がる中、まぁさんがオーナーに言った。
    「コイツ借りるで!忙しなる前に返すから!」
    ━…へ?どいつ? って指さされてるやん、俺!! いやゃぁぁん!! なんでマンツーマンやねん! 深入りしたないってばっ!!
    めっさ涙目でオーナーに「イヤイヤビーム」出して訴えたのに…。
    ━…なぜに俺はこんなトコロに、まぁさんと…?

    2006-09-08 10:13:00
  • 87:

    ミナミの帝王ってゆう名作シリーズ、みんなも知ってるやんな? アレに出てくる「賭場」ってわかる?  「丁か半か!?」言うてサイコロふるやつ。 んなとこに、まさか俺が来るなんて…。 てゆうかホンマにそんなんがあるとゎっ!!
    ちょっと見てみたい!!って好奇心もあってドキドキしてたけどねっ。 だって普通に大学生やったら、絶対縁のない場所やもん。
    てくてくまぁさんの後ついて歩いてたら、ビルの薄暗い外階段の前で止まった。

    2006-09-08 10:14:00
  • 88:

    まぁ「この上ゎ〇〇組の賭場や。紹介ゆうか、最初はこやって一緒に顔見せんと入れんねん。コレでオマエは俺の紹介てことになるし、次からは一人で入れるからな。」
    ━…はぁ…間違ってもんなことはないと思いますけど。 一人で賭場に出入りする大学生て…。
    階段をあがるとイカツイ「若い衆」がまぁさんに頭をさげる。 ぉお‐!!!リアルミナミの帝王!!!感激!

    2006-09-08 10:14:00
  • 89:

    賭場は宴会場?みたいな畳敷きの部屋で、四角い博打場を囲んでギュウギュウに人が座ってた。
    男の人が座ってる後ろに、それぞれ綺麗に着飾った女の人を座らせてる。 女の人が扇子で風を送ったり、勝ったら「すご‐い!!」っておだてたり。
    まぁ「連れとる女はどっかの店のお気に入りのねえちゃんか、自分の女や。そやからうかつに女に声かけたらアカンで。 ワシの女べっぴんやろ!!って見せびらかしの場でもあるからな。」
    まぁさんがボソッと耳打ちしてくれる。

    2006-09-08 10:16:00
  • 90:

    ほ‐なるほど。 だからあんなに無駄に着飾ってるわけね。 着物がいたりドレスがいたり、華やか〜! デレッとしちゃうよ‐!
    まぁさんは顔なじみらしくあいさつをかわしながら進む。 席をとると俺を横に座らせた。 ものめずらしすぎてキョロキョロキョロキョロ挙動不審な俺。
    バコッ!
    イタッ!!…まぁさんが頭をはたいた!

    2006-09-08 10:16:00
  • 91:

    まぁ「なぁにキョロキョロしとんねん!!」
    海「いや〜ミナミの帝王やぁ〜思て感激してたんス!」
    俺たちの会話を聞いて、怖もてのおじさん達が「まぁ、えらい可愛いボウズ連れとるやないか!」「ホンマや。女みたいな顔のボウズやな。男の味も知ったンか!?」とかってちょっと卑猥なこと言いつつも、ほほえましそうに笑ってた。
    ━…ホンマっぽいからそんな冗談やめてください…。 愛想笑いしながら、まだキョロキョロと周りを見ていたら。

    2006-09-08 10:17:00
  • 92:

    海「ほぇ゙っ!?」
    まぁ「ど、どないしてん!?変な声だして!ビックリするやないか!」
    ギョッとした顔で気味悪そぅに俺を見るまぁさん。 一番「上座」らしき場所に座ってるハタチそこそこの男の子をまぁさんにだけ見えるようにちっちゃく(ほら、俺小心者やから。)指さして聞いた。
    海「あ、あそこの若い子、誰スか?」

    2006-09-08 10:18:00
  • 93:

    まぁ「あ〜!あの人は〇〇県の右翼の会長の跡取り息子さんやで。 まだ21やけど、もう支部まかされてるシッカリもんやでなぁ。 今大阪来てるって噂、ホンマやったんやなぁ。…てことは、あの女の子が例の姫か。」
    まぁさんはチラチラと、その男の子の横に肩を抱かれて座ってる女の子を見る。

    2006-09-08 10:19:00
  • 94:

    海「例のって!?!? まぁさん!!例のって!?」
    まぁ「な、なんやねんオマエゎ〜。賭場に集中できんやないか。 例の、ってのはなぁ。あの跡取りの若さんが大阪来てるんは、あの女に惚れて寝る間も惜しんで会いに通ってる言う話や。 なんや兵庫の海のそばにマンション買ったるやなんやって豪勢な話しとったらしいで。 ちょっとあいさつしとかなな!」
    ヨッコイショ!!と立ち上がるまぁさん。

    2006-09-08 10:20:00
  • 95:

    まぁさん、まだ若いのに、しゃべり方もなんとなくオッサンぽいスよね…。 「その筋」特有なんかな…。 ってポンヤリしてたら、ガッと腕をつかまれた。
    まぁ「なんしてんねん。オマエも来いよ‐」
    海「ほげっ!?いやっ、俺はいいス!! 右翼の会長とか怖いんでっっ!!!」
    激しくイヤイヤする俺を、まぁさんはズルズル引きずって若さんの所へ。
    ━…いやゃぁぁん!!俺をそっとしといてくれ‐!!その筋に顔広げたくないねん‐!!

    2006-09-08 10:21:00
  • 96:

    ゆぅこ

    頑張るっちゃね??

    2006-09-08 11:19:00
  • 97:

    あ-

    頑張って?

    2006-09-13 18:45:00
  • 98:

    名無しさん

    がんがれ

    2006-09-19 22:48:00
  • 99:

    読んでくれてありがとな‐?
    ちょお最近忙しくてヨレヨレで更新できんかった?
    ちょびっと書きま‐す?

    2006-09-21 11:13:00
  • 100:

    まぁ「若さん、お久しぶりです。大阪来てはったんですね!」
    若「あ!まぁさん!ご無沙汰してます。ご挨拶もせんとすいません。」
    お互いに頭を下げあう。 あら、礼儀正しいんだね。近ごろの若い子よりよっぽどしっかりしてますねっ。
    俺は目を合わせないようにひたすらうつむいてた。

    2006-09-21 11:13:00
  • 101:

    まぁ「ほれ、挨拶せぇ。〇〇会長の若さんや。 若さん、コイツ賭場初めてなんですわ。」
    うながされて渋々顔をあげる。
    海「ホストクラブの〇〇で!バイトさせてもらってます、海斗です。初めまして。」
    正座したまま頭をさげる。 店名をなるべくハッキリ言った…つもり。

    2006-09-21 11:14:00
  • 102:

    まぁさんと若さんが話してるから、俺は「お姫様」のはずの女のコをガン見した。 ガン見の俺から目をそらさずに女の子は言う。
    「初めまして。ナナミです。七つの海って書くねんよ。海つながりっ! 海斗ちゃんホンマ可愛いい顔やね〜!山Pに似てるっ!」
    ━…お!?やっぱ海斗ちゃん山P似てる!?イェ〜♪ ってアガってる場合やないやん! 「七海」??「ナナちゃん」??「お姫様」??

    2006-09-21 11:15:00
  • 103:

    海「七海さんスか。綺麗な名前っスね。海つながりですね‐」
    引きつり笑いの俺。
    七「わぁ!ホンマ山Pゃ〜!」
    七海ちゃんがうれしそうに笑った。 …無邪気やなぁ〜…似てるけど、ナナちゃんじゃないんかな…?? 店で一回見ただけやから確証はないしなぁ…。
    いぶかしんでるのがおもっっきり顔に出たまんま会話してたら、まぁさんがちょっと顔をしかめて俺を見た。 若干、若さんの目が冷たく俺をみてる気が……怖っ!

    2006-09-21 11:16:00
  • 104:

    ━…ヤベッ!女の子にあんましゃべったらアカンかったんやった!
    まぁ「わ、若さん、えらいべっぴんさんお連れですね!」
    とりなすようにまぁさんにそう言われて、若さんはデレッとうれしそうに七海ちゃんの肩を抱き寄せた。
    若「可愛いでしょ!? 淋しがるから七海に会うんに睡眠時間けずって通ってますよ‐。親父には毎日どこ行ってんねん!て怒られてますけど。」
    にゃははっと照れたように笑うと、まだあどけない。 ━…俺と1つしか違わんねんもんなぁ。 …けど賭場の常連か…住む世界が違う…。

    2006-09-21 11:17:00
  • 105:

    まぁ「七海さんはどちらかのお店で?」
    若「いや、七海は店の子違います。他の男にさわらせたくないし、ホンマはしゃべらせたくもないんで。今日は親父の代わりに顔出さなあかんかったんで、連れてきました。」
    そう言って俺をジロッと見る。 …し、ししししゃべってしまってすいませんっ!
    まぁ「はぁ〜!えらい惚れ込みようですなぁ!若さんに惚れとる女の子がよぉさん泣きますよ!」
    まぁさん、本気でビックリしてるし。 若さんと七海ちゃんを見比べるんはいいけど、口、開いてますよ‐?

    2006-09-21 11:18:00
  • 106:

    七「ゆぅくん‐ナナ、飽きちゃった。コンビニ行っていい?アイス食べた‐い!」
    ━…ほえっ!? 俺とまぁさん、硬直。 若さんにそうゆう口のきき方、ありなん!?
    若「もぉしゃぁないなぁ、七海ゎ!ほなそろそろ出よか。胴元さんに挨拶して帰ろ。」
    硬直する俺達なんかおかまいなしに、さらににやけて七海ちゃんの頭をヨシヨシ、ホッペをなでなで。 目が点なまぁさんと、一応俺にも挨拶してくれて、若さんと七海ちゃんは席を立った。

    2006-09-21 11:18:00
  • 107:

    まぁ「ほぁ〜!!べった惚れ!やなあ、若さん! 飲み屋のべっぴんなねえちゃんに言い寄られまくっても適当に流すって人やから、こりゃ本気やな。
    噂じゃ、会長が名古屋の支部も若さんに任せるらしいから、七海ちゃん連れてく気ちゃうか。
    可愛いけどえらいほわゎ〜んとした…言うたらなんやけどちょっと頭弱そうな子やったよな? どこにそんな惚れたんかねぇ…?」
    しきりと不思議がるまぁさん。

    2006-09-21 11:20:00
  • 108:

    海「い、癒し系なんちゃいますか? なんてゆぅか、むっ無邪気なかんじで。」   
    ━…その無邪気さがホンマなら…。
    その後しばらくまぁさんの賭場での健闘をうわの空で見てたけど、早く店に戻りたかった俺は店から呼び出しの電話が入ったふりをしてうまく逃げ出した。

    2006-09-21 11:21:00
  • 109:

    名無しさん


    2006-09-22 18:20:00
  • 110:

    サナ

    今一気に読みました?おもろい?頑張って?

    2006-09-23 02:17:00
  • 111:

    名無しさん

    ぁげとこっ?

    2006-10-31 01:27:00
  • 112:

    名無しさん

    面白い(ノ∀`*))))
    頑張って下さい☆

    2006-11-01 00:29:00
  • 113:

    チコ

    面白い(^-^)

    2006-11-01 20:28:00
  • 114:

    名無しさん

    あげ?

    2007-03-06 19:02:00
  • 115:

    名無しさん

    書いて?

    2007-03-06 21:52:00
  • 116:

    ゅとッッ◆L37b0uWeqQ

    続きみてぇ???
    主サンもぅ書くんゃめたんょなぁo(T□T)o
    また時間がぁれば続きお願いします??

    2007-03-07 21:31:00
  • 117:

    海「戻りました‐…」
    「あ‐!海ちゃん来たぁ!」「めっちゃ遅いわ‐!」
    常連さん達が声かけてくれる。店はにぎわう時間帯。
    隼人さんも出勤してきてて、俺に気付くと席を立ってやってきた。 バックルームに連れてかれる。

    2007-03-08 19:35:00
  • 118:

    海「あ!隼人さん、今ねっ!賭場でっ!ななっ…モガッッ!」
    勢い込んでさっきのことを報告しようとする俺の口を手でふさぎ、ため息まじりに隼人さんが言った。
    隼「翼さん、今日ぼこへこみやから。フォロー頼むわ。お姫様と喧嘩したあげくメールも電話も着信拒否されてるらしいで。」
    海「ほげッ!?まじすか!?着拒て…」

    2007-03-08 19:38:00
  • 119:

    ぽこっと首だけ突き出してフロアをのぞく2人。
    …む…翼さん、どんよりオーラに包まれてるやん!無理に笑った顔が泣きそうやし!! いやぁぁん!めちゃ母性本能くすぐられるわぁ‐!!
    はふぅん。アンニュイ‐。
    ━グエッッ!!
    隼「オマエはなにをウットリしとんねん!」

    2007-03-08 19:40:00
  • 120:

    隼人さんに後ろから襟をグイッとひっぱられた。犬っすか俺は…。
    隼「翼さん携帯ばっか気にしてるし、イライラと心配しすぎでなぁ。まぁさすがに接客は大丈夫やろけど…。ちょっと気ぃつけててや。あの人、お姫様のことだけは正気でおれんから。」
    海「はい。」
    …そんな好きなんか…翼さん…お姫様の呪いやな。確実に魔界の姫やな。やつは。

    2007-03-08 19:43:00
  • 121:

    …つーかやっぱ「七海ちゃん」=「ナナちゃん」なんかな…。今、若さんといるから連絡つかへんのちゃうん…。むむむ…
    同一人物の確信はないまま、俺は翼さんの席に向かう。
    「あれ!海斗今来たん?営業まわりしてきたんやろ‐!」
    翼さんのお客、サツキさんに笑顔で言われた。

    2007-03-08 19:45:00
  • 122:

    サツキさんはエースではないけど、かなりの太客さんだ。 雑誌にも載ってる売れっこのヘルス嬢。スタイルも良ければ顔も綺麗! いかにも「綺麗なお姉さん」。
    俺、自分が店入るまで、ホスト行く客ってほんま男に相手されんようなブサイ〇(←自粛。)ばっかと思ててん。 ちゃうよな‐!!! めちゃベッピン多いやん!! 中にはそりゃ「あ‐…」って人もいるけどさ。 とにかく想像してたんと全くちがうかってん。嬉しい誤算てやつ?

    2007-03-08 19:46:00
  • 123:

    代表が「毎日ベッピンと酒のめるで!」
    言うてたんだけは嘘じゃなかった。 まぁ「酒飲める」とはちょっと違うけど。 お客さんから勉強になることがいっぱいある! 俺、根が純粋(ほんまやでっ。)やから、かなりお客さんから学ぶことイッパイさ‐。うんうん。
    あ、俺の感想によりちと話ズレたからもとに戻さねばっ!!

    2007-03-08 19:49:00
  • 124:

    名無しさん

    魔性の女ナナ…見てみたい?

    2007-03-08 22:26:00
  • 125:

    ゅとッッ◆L37b0uWeqQ

    続き書いてくれてぁりがとぉお????
    これからも応援してるし頑張ってくださぃなぁ?

    2007-03-09 09:03:00
  • 126:

    名無しさん

    主さん現ホスなン??
    お店クリアウェブ載ってる??
    店名教えてくれたら初回でシャンパンあけてあげりゅで??

    2007-03-09 18:34:00
  • 127:

    魔性みたいな可愛いもんちゃうくて?魔界?やであの姫は??
    ゅとッッちゃんありがと?今ちょっとラクやから頑張って書くさ‐??
    まだ?行きながらの現ホスやけど店のこととかは勘弁して??

    2007-03-09 20:23:00
  • 128:

    他のテーブルに翼さんが呼ばれて席を立ち
    海「失礼します。」
    入れかわりに俺が席につくなり
    サツキ「なんか翼元気ないっぽいねん。」
    サツキさんが綺麗な顔を曇らせて言った。

    2007-03-09 20:24:00
  • 129:

    …あ、やっぱ気付いてたんや。サツキさんほんまに翼さん好きやもんなぁ。
    「あ‐なんかねぇ、ベタ惚れな女の子に着拒されてるんスよ!アハハハッ」
    ぬぁ‐んて言える訳がない!! む、胸が痛むぅ。せつな‐い!
    海「ん‐俺の教育に頭悩ませちゃってるんですよ。ほら、俺ったらまだシロウト丸出しですから!」

    2007-03-09 20:26:00
  • 130:

    サツキ「またまたぁ!最近いろいろできるようになったって翼も隼人くんも言ってたで!」
    海「うっそ‐!ま、まぢスか!?ぃやぁぁん嬉しい!」
    サツキ「ぷっ!海、かわい‐!」
    キャハハッと笑ってくれるサツキさんを見て、ホッと一安心。

    2007-03-09 20:26:00
  • 131:

    てゆ‐か普通にめっちゃアガるわ‐!
    「ジャマじゃ!どけっ!」とか「海斗、まぁぁぁたオマエは‐!カス!」とか「くぉるぁっ!ドアホッ!」とかばっか言われてるけど、ちょっぴり誉められてますやん!
    俺、誉められて育つタイプやねん。 イヒヒッ♪

    2007-03-09 20:28:00
  • 132:

    翼さんが戻ってきて様子を見てたら、やっぱあきらか様子はおかしい。
    サツキさんも自然とトーンダウンしてしまう。
    サツキ「…翼しんどそうやし、うち今日は帰るな。体調悪いん?大丈夫?」
    …━ガーン!!なんて優しいんや!惚れるでアンタ!ええ女や〜!

    2007-03-09 20:29:00
  • 133:

    翼「サツキ、気ぃ使わせてごめんな。俺、今日親のことでめっちゃ落ち込むことあってん。仕事中にプラベな悩み持ち込むなんかあかんけど、オマエにだけしかこんな顔見せれんくて…嫌な思いさせたよな。今日は帰ってくれていいで。ほんまごめんな…。」
    ━ガーン!!なんすかそのせつない顔!アンタまたしゃあしゃあとそんな嘘を!!違うでしょ!?お姫様に拒否られてるから心配でブッ倒れそうなんでしょ‐が!

    2007-03-09 20:30:00
  • 134:

    サツキ「えっ。そうなん?帰るとか言うてごめん…。翼がそんな風に素顔見せてくれるん、うち嬉しいし!今日ちょこちょこボトル卸ろしながらラストまでいてるから、うちの席でユックリしたらいいやん。」
    …━ガーン!!さ、サツキさん!!まんまとひっかかってますけど‐!?サツキさ‐ん!!

    2007-03-09 20:31:00
  • 135:

    その会話の間中、俺はグラスの水滴をふきふきふきふき。俺、顔に出んように必死。ぅえ〜ん!
    けっきょくサツキさんはラストまでいて、かなりの大金を使ってました。
    …怖い世界です。良心が痛みまくります。 天国のお母さん、海斗はひとつ大人の階段上りました。グスン。

    2007-03-09 20:32:00
  • 136:

    ゆり

    夜の世界って怖いよね?私もキャバしたりホスト行ったりしてるけど 怖い怖い(;´д`)頑張ってください?

    2007-03-09 20:39:00
  • 137:

    ゆりチャン、恐さに負けず頑張ってください?
    俺も頑張りやす?

    2007-03-11 19:00:00
  • 138:

    そうそう、翼さんとお姫様の喧嘩の原因を隼人さんに聞いたねん。以下、隼人さん談。
    なんかな〜翼さんが昼間お姫様の買い物に付き合ってて、お姫様が入った店がギャル服屋やったわけよ。背中パックリ開いとったり、破れとったりはやっとるやん。翼さん、もっそい嫉妬しぃやで、お姫様にそんな服着せたないんよな。

    2007-03-11 19:00:00
  • 139:

    んで、「そんな意味ちゃうねん!ごめん!」て謝り倒す翼さんを振り切って逃げて、そっから着信拒否やて‐。翼さんも言い方まずいけど、お姫様もそんなキレんでもなぁ? いきなり腹どつくて!
    以上、隼人さん談でした。

    2007-03-11 19:02:00
  • 140:

    ━…キレすぎです、お姫様。暴力はいかんですよ。
    「魔界の姫」兼「破壊の姫」やな。あ、今うまいこと言うた!俺!  お‐い誰か座布団2枚っ!
    ギャッ!投げないで‐(泣)

    2007-03-11 19:03:00
  • 141:

    ナンバー1のモテ男らしからぬカス扱い(ププッ)された上に拒否られて死にかけてた翼さん。
    次の日にはやっとナナちゃんと連絡がとれたらしく、うってかわってウキウキの翼さんがいた。
    ━…その振り回されっぷり…み、見ててちょっと痛いッスよ、翼さん…。
    もちろん口には出せませ‐ん。

    2007-03-11 19:04:00
  • 142:

    ご機嫌な翼さんを筆頭に、店全体がなんかいい感じで数日がすぎたある日。海斗はまたひとつ大人の階段を上がることになりました!なんとソレは…

    2007-03-12 13:39:00
  • 143:

    ━セクキャバデビュー(営業)━!!!
    隼人さんの命令、じゃなくて提案で。
    隼「海もそろそろ営業覚えなな!でもヘタレのオマエにいきなり濃いとこ無理そうやしな…。 セクキャバにしよ。俺の後輩が店長まかされてる店あんのよ。明日セクキャバ行くで!」

    2007-03-12 13:39:00
  • 144:

    海「はい!頑張ります!♪」
    隼「…海…嬉しそうやな…あくまでも仕事の一環てことを忘れんなよ?」
    苦笑する隼人さん。
    ━…んなこと言われてもさ‐!うっひょ‐!ドキドキやん!?セクキャバやで!?初やで‐!

    2007-03-12 13:40:00
  • 145:

    ゅとッッ◆L37b0uWeqQ

    ゃぱぉもろぃ???
    忙しぃと思ぅケド更新頑張ってくらさぃ?
    まじ応援してまぁ?

    2007-03-12 15:34:00
  • 146:

    ゅとッッちゃんありがと? 頑張るさ‐??

    2007-03-13 19:57:00
  • 147:

    実は俺、ホストなるまでキャバやラウンジみたいなきらびやか〜な飲み屋も、風俗も行ったことなかってん。
    ふっつ‐の大学生やし、合コンは頻繁にあってもそうゆう店の経験はなかった。だからアガりますや‐ん♪♪だって男の子だもッッ♪キャッ

    2007-03-13 19:58:00
  • 148:

    ━…ぅう…まじ緊張する…帰りたぃ…。
    店の前で吐きそぅな小心者の俺…。昨日のウキウキ気分はふっ飛び、緊張で吐きそぅになってます。
    隼「海?緊張しすぎちゃうか??」
    背中を隼人さんにさすられて、泣きそうな顔で振り向く俺。

    2007-03-13 19:59:00
  • 149:

    隼「ププッ!か、海…オマエほんまヘタレすぎな…顔色悪いで。仕事や仕事っ。」
    ━ガーン!!あきれられてる!!グスン
    入り口で隼人さんがセクキャバの店長と話してる間の長かったこと!その間がますます緊張するっちゅ‐ねん。

    2007-03-13 19:59:00
  • 150:

    ━ぎょわ‐!な、なんちゅ‐光景じゃっ!
    席に案内され、座る瞬間までの感想がこれ。
    暗くて広ぃフロアは和風で、薄い着物みたいなのを着た女の子が客とイチャついてた。 客の上に乗っかってキスしてたり、おっぱいもまれてるのが見え放題!!ヒョエー!

    2007-03-13 20:00:00
  • 151:

    ━ぇえ‐!こんな丸見え!?暗いゆうても顔までわかるやん!!人前で俺よおさわらんわ‐!!どないせぇっちゅ‐ねん!!
    すでに半泣き。ヘタレとゆうならゆうてください。こんな男もおるねん〜(泣)
    俺よりも後ろの席の隼人さんに助けを求めようと振り返ってみたら、ヤツはもう女の子の肩を抱いてやがった…。

    2007-03-13 20:00:00
  • 152:

    「どしたん?こゆトコお初なぁん?」
    ━ハッ!!
    隣にぴったり密着した女の子に言われて我に返る。
    「めっちゃジャニ系‐!ホストさん!?アカネの好みやぁ!」
    ギュッて抱きつかれてちょっと逃げかけたけど、こっちをジト‐ッと見てる隼人さんの視線を感じてガマン!

    2007-03-13 20:01:00
  • 153:

    「営業〜!営業〜!」って念を送られてる気ぃする…。ドリンク飲んで落ち着こ‐っと…。か、肩抱いていいんかな…でもまだやめとこ…。
    海「あ、うん、初めてやねん。緊張する‐!周りけっこぅ見えるんやなぁ。」
    アカネ「見えるんが刺激的でいいんやん!てかどこの店?うちの店よおホストが営業で来るで!今さっきAのホストさん来たし。ほら、あっこ。」

    2007-03-13 20:02:00
  • 154:

    抱きついたまんまアカネちゃんが指差したほうを見ると、よく雑誌で見るA店の幹部さんがいた。
    ━ほぇ〜幹部さんなってもセクキャバに営業に来るもんなん…
    海「やっッッ!?」
    アカネ「ど、どしたん!?急にでかい声だして!」
    びっくりしてアカネちゃんが体を離す。

    2007-03-13 20:02:00
  • 155:

    海「なぁ、あの幹部さんについてる女の子…」
    誰?って聞く前に、その幹部さんが恐い顔で女の子の腕をつかんで席を立った。グイグイ引っ張るように出口に向かう。
    海「ごめん、ちょっと出るわ!ごめんなっ」
    アカネ「えっ!?なに!?」
    わけがわからず呆然とするアカネちゃんを置いて、俺も席を立つ。

    2007-03-13 20:03:00
  • 156:

    幹部さんと女の子はもう店から出てた。
    隼「海っ!?」
    いきなり席を立ち、出口に向かって走った俺を見て、隼人さんもあわてて追ってきた。

    2007-03-13 20:04:00
  • 157:

    隼「海、どないしてん!?いきなり席立って…」
    海「シッ!!」
    指で通路の奥を示す。
    店の出口を出て、通路の角を曲がった、階段の踊り場あたりで話し声が聞こえた。ソッと近づく。

    2007-03-13 20:05:00
  • 158:

    名無しさん

    気になる?

    2007-03-13 23:05:00
  • 159:

    名無しさん

    ウチも気になる??

    2007-03-14 00:47:00
  • 160:

    ゅとッッ◆L37b0uWeqQ

    ぃぃーとーこーろーで終ゎってる?????
    続きめさ氣になる???主サン返事まで書いてくれてぁりがとぉ?
    これからも応援してまっ???

    2007-03-14 08:30:00
  • 161:

    にゅ

    ぉヒサヾ(*´∀`)ノ"?覚えてはりまつか?
    久々来たら更新されててメタメタ嬉しかデス゚+(*U∀Upq*)??頑張ってくらさぃぬん?(*○′艸`)**

    2007-03-15 00:56:00
  • 162:

    166、167さん気になりますか。俺もめっちゃ気になって聞き耳?立てたさ‐?
    ゅとッッちゃんいっつもあんがと‐??頑張る?
    にゅちゃん覚えてるでっ?また読んでくれてありがちょ???

    2007-03-16 17:46:00
  • 163:

    角にくっついて聞き耳をたてる。隼人さんも真剣な俺の様子につられて聞き耳をたてる。
    幹部さんとセクキャバの店長、連れ出された女の子の3人が話していた。
    幹「店長、そうゆう訳やからコイツ今すぐ連れて帰らせてもらうな。んでもう今日で退店にしてや。無理言うてごめんやけど、俺そのために今日来たし。」

    2007-03-16 17:47:00
  • 164:

    店「そんな事情なら仕方ないスよ。幹部さんには世話なってますし。でも幹部さんも大変ですねぇ。」
    幹「助かるわぁ。ちゃんと改めてまた謝罪はするから。コイツ今日で何日め?」
    店「まだ3日めですよ。人気出そうやから残念ですけどね〜…」
    店長はしょんぼりした声だ。

    2007-03-16 17:48:00
  • 165:

    幹「3日か…涼にバレる前でよかったわ。オマエなんでこんなことしてん?涼がどんだけオマエ大事にしてるかわかってるやろ!?俺いっつも涼にオマエがどんだけ大事か聞かされてんねんで。涼ほんまに真剣やねん。頼むから涼泣かすようなことせんとってくれや!!」
    幹部さんの声は本気で怒っていた。

    2007-03-16 17:51:00
  • 166:

    ━…A店の涼さんて、今雑誌とかで売出し中の人やん…。幹部さん、大事にしてはんねんな…。いい幹部さんやぁ〜!
    男っぷりに感激する俺。ジ〜ン。
    見習えよ?隼人。

    2007-03-16 17:53:00
  • 167:

    「だって‐。夜暇やったも‐ん。」
    ふくれっつらしてそうな声がした。
    幹「あほかっ!夜は寝とけ!!」
    ━正論です。
    隼人さんも無言でウンウンとうなずいてるし。

    2007-03-16 17:53:00
  • 168:

    幹「ほな俺が送るから、はよ着替えてこい!」
    ━ヤバッ!!!見つかる!!
    隼人さんとあわてて逃げようとした所へ女の子がピョコッと出てきた。
    隼「え゙っ!?」
    固まる隼人さん。そして俺も。

    2007-03-16 17:54:00
  • 169:

    隼「お、お姫様!?」
    それには答えず、女の子は俺をチラッと見て、口のはしだけで笑った…気がした。
    幹「ん?なんしてんねん、ナナはよ着替えて…っと!自分ら誰っ?」
    幹部さんと店長も角から出てきて、ギョッとしたように俺達を見た。

    2007-03-16 17:55:00
  • 170:

    隼人「…今、ナナって…」
    お姫様らしき女の子はさっさと店に入ってしまい、男4人の気まずい空気。
    幹「あ〜…聞いてました?今の。」
    気まずそうに尋ねてくる。
    海「あ、階段で外に出ようとしたらなんかモメてはったんで、ちょっと聞こえちゃいました!すんません!A店の幹部さんスよね?」

    2007-03-16 17:55:00
  • 171:

    俺がペコッと頭をさげると、幹部さんも頭をさげた。
    幹「じゃあだいたい事情わかったと思うんで、このことは黙っててください!そちら、〇〇の隼人さんですよね?」
    ぼんやりしてる隼人さんを見る。お‐い、隼人、戻ってこ‐い!

    2007-03-16 17:56:00
  • 172:

    海「はい!そうです!俺は入ったばっかの海斗って言います!」
    幹「海斗くん。さっきのナナはうちの涼の大事な子でな。この店で似てる子見た、って他の従業員から聞いて、ナナ本人やったら涼にバレる前に辞めささなあかん思て今日来たねん。涼本気ではまってるから知ったら自殺とかしそうやでなぁ…。あいつナナのために働いてるようなもんやし…」
    はぁ〜とため息をついて幹部さんは言った。

    2007-03-16 17:57:00
  • 173:

    隼人「大丈夫ですから。言いませんよ。失礼します。店長、金これで。海、行くで。」
    ━…あ、正気にもどった。
    気まずそうな幹部さんを残し、階段をおりる。そのまま通りに出た隼人さんは俺の前を無言で歩き、なぜかカラオケ屋に入った。

    2007-03-16 17:59:00
  • 174:

    部屋に入るとソファに座り、しばらく沈黙。仕方ないから俺も沈黙。
    ━…カラオケしたらどつかれるかな…。この沈黙がやだ…。グスン
    もにもにとクリームソーダのアイスを食べる。
    隼「アイスなんか食べてのんきなヤツめ。」
    …うっ…すんません…だってメニュー見たらうまそうやったもん…。

    2007-03-16 18:00:00
  • 175:

    考え込んでた隼人さんが、やっと口を開いた。
    隼「なぁ、あれお姫様やったよな?ナナて呼んでたし。お姫様はA店の涼てヤツの本カノか?幹部があんだけするんやしそりゃ本カノよなぁ。ほなうちの翼さんは?翼さん的には100パー本カノよな?」
    海「はぁ…そうスね…」
    ━…あとたぶん右翼の会長ご子息の本カノですよ…。

    2007-03-16 18:01:00
  • 176:

    ズズッとソーダを飲みながら、賭場での出来事を隼人さんに言うかどうか迷っていると
    隼「こいつが涼やて。」
    隼人さんが目の前に携帯をだしてきた。ホスアベでA店のスタッフ写真を探してたらしい。

    2007-03-16 18:02:00
  • 177:

    海「お‐!かっこ可愛い系ッスね!髪型ばり綺麗!!俺もこんなんしたいんスよっ!」
    隼「あほかっ。なに感心してんねん。しかし翼さんとはまた違うタイプよなぁ。」
    隼人さんは夜遊びのサイトでA店や涼くんの情報をチェックしだした。
    ━…どっちにしてもお姫様はメンクイやな。翼さんと涼くんと若さん、誰が騙されてるんやろ…。

    2007-03-16 18:03:00
  • 178:

    また考えこんでぼんやりしてると隼人さんがため息まじりに言った。
    隼「今日のことは誰にも言うなよ。よおわからんのに俺らが口出すんもなぁ…。お姫様の出方を見よかぁ。そろそろ店行かんとあかんしな。」
    海「はい。なんか翼さんに会うの気まずいッス…。」
    こうして俺のセクキャバデビュー(営業)は未遂に終わったのでした。

    2007-03-16 18:03:00
  • 179:

    翼「海、セクキャバデビューはどうやった!?可愛い子いてたか!?」
    楽しそうに聞かれて、俺絶対へんな顔してたし‐!!
    海「…ものすご可愛い子いてました…。」
    ━…アンタの大事なお姫様ですけどねッ!!!
    その日、俺と隼人さんは翼さんのまぶしい笑顔を直視できませんでした(泣)。

    2007-03-16 18:04:00
  • 180:

    名無しさん

    お姫様やりてやな!

    2007-03-17 05:03:00
  • 181:

    やりてとゆうか、やりたい放題な人ですよ??

    2007-03-17 19:41:00
  • 182:

    ラッキーなことに、俺は次の日からしばらく休みをもらっていたのだ。学校のテストがつまってたもんで。
    (今これ書いてる時点ではもう4年で卒業は無理って判明しました‐。シクシク。単位がたりん!まだこん時は「4年で卒業や!」って思っててんけどな〜。)

    2007-03-17 19:42:00
  • 183:

    その日はテストが昼までに終わり、サークルのツレと学食でだらだらしてた。
    あ、俺がホストしてるのは秘密にしてんねん。親友には言ってるけど、学校のツレはそこまで深くないしさ。

    2007-03-17 19:42:00
  • 184:

    ♪♪♪♪♪
    知らない番号から携帯が鳴って、出たらサークルの女の子からだった。
    ━…ありっ!?俺、この子の番号登録してないやん!いや〜ん!ごめ〜ん!
    客以外の女の子は登録してない俺…。ある意味硬派? なんちゃって‐。単にいまいち大学の女の子に興味が持てんだけです。

    2007-03-17 19:43:00
  • 185:

    「海斗くんを探してる子いてるけど、今どこ?」
    海「へ?学食。誰やろ?」
    「もう学食つくから、つれてくわ‐。」
    電話を切ってすぐに女の子達がやってきた。

    2007-03-17 19:44:00
  • 186:

    「あの人?」
    って俺を指差す。ん?
    海「ん゙ッ!?お姫様!?!?」
    「お姫様!?」そこにいたみんながビックリして俺とお姫様を見比べる。
    ━ヤバッ!!お姫様て普通に言うても‐た‐!俺、へんなヤツやん!!

    2007-03-17 19:44:00
  • 187:

    海「あっ、いやっ!な、ナナちゃん!?どしたんスか!?」
    思わず立ち上がる俺。
    ナナ「海斗に会いに来たんやん。学校は翼に聞いて。テスト何時まで?」
    チョコチョコ横に寄ってきて、俺を見上げる。でかいサングラスごしに目が合った。
    ━…うっ。やぱ可愛い…。

    2007-03-17 19:45:00
  • 188:

    海「終わりましたけど…」
    ナナ「ほんま!?じゃぁ帰ろ‐♪ナナ車やしっ。」
    うれしそうに笑うと腕をからめてきた。
    海「あっ、はいっ!じゃ俺帰るゎ。」
    キョトンとするサークルメンバーズに言って学食を出る。ぁあ〜俺帰った後、何言われるんやろ…。明日は質問攻めやろなぁ‐。ハァ…。

    2007-03-17 19:46:00
  • 189:

    ━…なんしに来たんやろ。って口止めに決まってるやんな‐。 でもほんまに三十路なんやろか…どう見ても俺とおないぐらいやけど。三十路ってのも嘘なんじゃぁ…。
    ナナ「海斗ってば!ゼンゼン聞いてへんやろ‐!」
    海「えっ!?ふぁいっ!?」
    ぷく‐とほっぺたをふくらますのがまた可愛いったらアンタは…。

    2007-03-17 19:46:00
  • 190:

    ナナ「お茶すんの、ナナんちの近所でいい?って聞いたのっ。海斗んちからも近くやけどさ。」
    そうなのだ。俺んちとナナちゃんちは2駅ほどしか離れてなかったのだ。これもまた魔界の姫の呪いなんでしょうか…。
    駐車場にはちんまりと緑のミニクーパーが止まってた。なんか意外〜!

    2007-03-17 19:47:00
  • 191:

    あんまり上手とは言えん運転…酔いそう…ゥゲッ。
    海「これ、お姫様のッスか?」
    ナナ「ん‐…まぁそうかなぁ。ゆぅくんの持ってる車のうちの1つやし。ほら、海斗が賭場で会った人。」
    ナナちゃんはニヤリと笑った。いや、ほんま。人間てあんなに「ニヤリ」って笑えるんや‐!!!って感じやったで。おそろしッッ!!

    2007-03-17 19:48:00
  • 192:

    海「やっぱし!!あれお姫様やったんスね!?」
    ナナ「うん。まぁそれは茶しながら話す。てゆかさ、丁寧語やめてよ‐。ナナでいいしッ。」
    海「はぁ…」
    そこから店に着くまでは俺が質問攻めにされた。ホストになった理由とか。
    「しょ‐もなっ。」て言われましたけどね。

    2007-03-17 19:49:00
  • 193:

    名無しさん

    あきた

    2007-03-17 19:55:00
  • 194:

    名無しさん

    気になる〜??
    はよ書いて?笑

    2007-03-18 00:46:00
  • 195:

    ゅとッッ◆L37b0uWeqQ

    ゃばぃ姫に惚れそぉッッ?想像ん中の姫ゃばぃくらぃレベル上がってるねんケドぃけるって感じゃぁ??つか読んでるヒトの邪魔なるし応援スレ作ってもぃぃっスかぁ(´ω`)?

    2007-03-19 08:51:00
  • 196:

    今日更新したかったのにできん??明日します?
    「あきた」とか言われたらまぢへこむさ‐?ライフワーク的にダラダラこんな感じで続くから、暇つぶしに見てくれたらいいかな‐?
    ゅとッッちゃんいっつもあんがと? 姫はそこまで可愛いくないんやけどなぜかハマる?不思議な人やねん?つか応援スレとか大げさやし‐??そない読んでる人おらんやろうし(泣)アットホームにこのスレに書いてもろても大丈夫ちゃうかなっ?
    ほな働いてきまっ??また明日〜?

    2007-03-20 01:20:00
  • 197:

    名無しさん

    あきた

    2007-03-20 03:17:00
  • 198:

    マナ

    初めまして初カキコしちゃぃました(≧∇≦)ぃっつも楽しみにみてるょ??ャバィ位はまってます??笑”続き楽しみに待ってるので、主さんのペースで書いて下さい(-^〇^-)頑張って?

    2007-03-20 13:59:00
  • 199:

    だ-か-ら-?「あきた」とか言わんでっ?
    マナちゃんありがとさん?コメかきこしてくれるのうれし‐し、また来てな?
    そない劇的な進展もないけど、書いてきますんで??

    2007-03-20 18:50:00
  • 200:

    ファミレスに入ると窓際の席に座った。気を落ち着かせるためにタバコを吸う。
    海「ナナちゃん、タバコは?」
    ナナ「ナナ吸わへんよ。」

    2007-03-20 18:51:00
  • 201:

    ━…へぇ〜。いいやん。
    男って勝手なもんで、タバコ吸わんって言われるとなぜか好印象になるねんな。とかなんとかぼんやり思いながら、ナナちゃんを見ていると
    ナナ「聞きたいことあるやろし、本題に入るわな。」
    サクッと切り出された。
    ありまくりじゃっ。

    2007-03-20 18:52:00
  • 202:

    以下、ナナちゃん談。
    注;人によってはものすごムカつくおそれがございます!ムカつきだしたら薄目にして流し読みしてください。
    ナナ「海斗が知ったように、ナナ3人いてるねん。みんなそれなりに好きやで。なんでって?だって金持っててカッコよくてナナ命!でナナの言うことなんでも聞くからやん。」

    2007-03-20 18:54:00
  • 203:

    ナナ「しかもその子のこと大好きでお金使いまくって言いよってきてる女の子いっぱいいてるのに、その子が好きなんはナナやねんで。 ニヤニヤしてまうわ。
    若さんにしても翼や涼にしても、モテて金持っててちやほやされて調子こいてたわけやん? そいつらが今はナナに泣いてすがったり、怒られて土下座したりしてんねん。普通におもろいやろ。」

    2007-03-20 18:55:00
  • 204:

    ナナ「表の顔しか知らん女の子達に言うてやりたいわ。「あんたが必死で貢いでる男はこ‐んなヤツですよ‐!」って。はよ気付いて自分に合った幸せ探したらいいのにな‐。あははっ!!」
    海「せ、性格悪すぎ…。」
    あまりにもヒドくて、つい口をはさんでしまった…。

    2007-03-20 18:56:00
  • 205:

    はい、「あ、あたしと一緒!?」ってドキッとした人、手ぇあげて‐。
    夜遊びサイトなだけに、夜の蝶いっぱいやん?確実に今「おんなじやん!」て胸が痛んだ蝶がおるはずや!
    俺、店に入るまでまわりにそんな怖い(失礼)女の子おらんかったからこん時は真剣ひいたわ‐!

    2007-03-20 19:00:00
  • 206:

    海「若さんはちゃうケド、なんでホストがターゲットなん?金モのおっさんにしたらいいやん。」
    素朴な疑問。
    ナナ「アホやな。ナナは若造が好きやねん。肌ピチピチやん!エッチするんも若造は仕込みがいがあるねん!好きなように育てれるし。
    しかも若造はたいして知恵もないヤツ多いから、嘘がバレにくいしな。人生経験豊富なおっさんやとそうはいかんのよ。若造がナナのために頑張って稼ぐ姿も好きやしなっ。」

    2007-03-20 19:01:00
  • 207:

    ━…な、なるほど。好みとゆうか趣味もおおいにからんでますね。ナカミはオッサンなんですね…
    ナナ「さらになんでホストがターゲットかとゆうと、ホストでちやほやされてるヤツほど騙しやすいねん。アイツら、女騙すん商売のくせにコロッと騙されよるからなぁ。ホスト同士はバレにくいし。ほら、本カノは隠しよるやろ?ええシステムでやりやすくて助かるわ!」

    2007-03-20 19:02:00
  • 208:

    ━…はぁ、そうなんスか…勉強になりますです。はい。
    ナナ「ナナずっとこれで生きてきてるし、仕事みたいなもんやで。【女を騙す男】を騙すねん。金も気持ちもしぼりとって捨てる。
    あ、でも礼儀として付き合ってる間はちゃんと幸せを感じさせてるはずやで。
    たしかにナナにかなり金貢いでるけど、普通のカップルでも彼氏が彼女になんかしたげるやろ?ただ金額がハンパないだけやん。」

    2007-03-20 19:03:00
  • 209:

    ナナ「それで「騙された‐!」思たら、ホストとして生きてく若造にはええ勉強になって成長するやろうし、おばちゃんに感謝してほしいぐらいやわ。 エッチもうまなってるしな。ええことずくめや!」
    海「な、なるほど‐。」
    ━…ハッ!!!納得しちゃったよ俺!!!あか‐ん!!最初はなんちゅ‐最低最悪な性悪女じゃっ!て思ってムカついてたのに、丸めこまれてるやん!なにこれ、呪い‐!?

    2007-03-20 19:04:00
  • 210:

    海「今、おばちゃん言うたやん?どう見てもハタチぐらいやねんけど、ほんまは何才なん?」
    ナナ「ん‐?今31やで。若さんと涼はほんまの歳知らんけどな。」
    ━…見えん…31にはとても見えん…女って怖い…。
    特に夜の蝶のおねぇサマ方は年令不詳な人おおくない!? 化粧がうまかったり、服装に気つかってたり、女をさぼってなくてみがいてる人って大好きだ‐‐‐!!! あっ、叫んでしまった。

    2007-03-20 19:07:00
  • 211:

    海「じゃぁ3人ともそのまま継続なん?」
    ナナ「さぁ…そんなん流れにまかせるしかないやん。それより海斗、頑張ってナンバー入りやっ!ナナ、頑張ってる人好きやねん。」
    にゃはっ♪て笑われて「ぁあん!可愛い!」って、俺っ!!!あかんって!!

    2007-03-20 19:08:00
  • 212:

    海「俺はナナちゃんに貢がんでっ!」
    その後もご飯を食べながら話していると、なんか痛いほど視線を感じた。
    ━…ん?視線が刺さる…
    海「あっ!涼くん!?」
    道路ごしに、隼人さんが見せてくれたホスアベの写真と同じ顔がスーパーの袋持って立ってる!めっちゃ怖い顔ですが!?

    2007-03-20 19:09:00
  • 213:

    ナナ「うげ、涼めちゃ鬼電。気付かんかった‐!」
    ━うげ!!気付よナナちゃぁん!!めっさ怖い顔やん!いつから見てたんや!?
    ナナ「涼どしたぁ?入っておいでよ‐。」
    携帯でやさしく話すナナちゃん。あら、可愛い。

    2007-03-20 19:11:00
  • 214:

    ナナ「ちゃうって。入ってきたら誰なんか言うやん‐。はよ入っておいで。」
    どうやら涼くんゴネてる様子で、だんだんナナちゃんの声がイライラしてきた。
    ナナ「ぐだぐだぬかさんととっとと入ってこんかいっ!1分以内に入ってこな、オマエのメモリー削除すんでなぁ!!捨てられたいんかワレ!!」

    2007-03-20 19:12:00
  • 215:

    ドスのきいたでかい声で怒鳴ると、ブチッと切るナナちゃん。

    ━ぎょわ‐!!何今の!?誰これっ!?ひ‐‐‐‐‐!!
    俺、ビックリしすぎて硬直。声も出ません。すんません、小心者でっ。

    2007-03-20 19:13:00
  • 216:

    名無しさん

    やばい。ナナちゃんに共感してしまう。

    2007-03-20 20:04:00
  • 217:
    ?


    結構これ見てる人いると思うよ??
    あたしは応援スレの案、賛成します(・∀・)

    2007-03-20 21:00:00
  • 218:

    名無しさん

    あきた

    2007-03-21 00:39:00
  • 219:

    名無しさん

    ↑おまえにあきた

    主がんばれ?

    2007-03-21 00:55:00
  • 220:

    名無しさん

    感想スレゎいらんと思われ

    2007-03-21 00:57:00
  • 221:

    名無しさん

    待ってるね?

    2007-03-21 03:44:00
  • 222:

    まや

    見させてもらってます
    おもしろいからがんばって
    書いてください♪

    2007-03-21 04:42:00
  • 223:

    うわ‐(*´艸`)?読んでくれてる人こんないたんや‐?ビックリした?
    感激っす??頑張ります??
    ?チャン、まやチャン、名前ナシちゃん達もありがと‐??
    今日はちょっと更新できんから、明日します(>_

    2007-03-21 22:54:00
  • 224:

    にゅ

    海斗ン読んでるょー(。・∀・)ノ?ファイト(*≧∀)尸?
    また覗きチョコチョコ来るねん?

    2007-03-21 23:26:00
  • 225:

    にゅチャンや‐ん??ありがとさんです?来て来て‐?

    2007-03-22 20:50:00
  • 226:

    思っきりうつむいたまま涼くんが入ってきた。とぼとぼと席にやってくる。
    ━…なにそのどんよりオーラ…。
    ナナ「はょ座り。」
    ぽんぽんと自分の隣の席をたたくと、無言で座る。
    サラッサラの明るい茶髪が顔を覆ってまったく表情が見えない。

    2007-03-22 20:51:00
  • 227:

    ━…ええええ‐!?ホスアベで見たかっこいい涼くんがこれ!? 「クール」て書かれてたよね!?なにこの「病んでる人」!誰がどう見ても病んでる‐!!
    涼くんがうつむいてるのをいいことに、ガン見。
    涼「…ボソッ…」
    ━ん?なんか言いました?

    2007-03-22 20:52:00
  • 228:

    ナナ「顔あげぇや。デカい声ではっきり言うてみ?」
    冷たいナナちゃん! 涼くんのアゴをぐいっと持ち上げてるし! 
    涼「…これ…誰ぇ…?」
    ━か、蚊の鳴くような声ってこれや‐ん!! 
    アゴを持ち上げられても目も合わせずにいる涼くん、やっぱ顔は綺麗!!んでもって髪も綺麗!! 細っっ! べっぴんサンじゃの〜。

    2007-03-22 20:53:00
  • 229:

    ナナ「これ、海斗。ナナのお姉ちゃんの旦那の弟やで。家近所やからご飯一緒に食べててんやん。」
    ━うんうん。お姉ちゃんの旦那の弟…て、ええ‐!?親戚っスか!? 無理矢理‐!!! 嘘くさ‐!!!
    涼「ぅえっ…ヒッ…グスッ…そ、そうかぁ…親戚かぁ…よ、よかったぁ…グスンッ」
    ━ひょえ‐‐‐!!!泣いてる!!!しかも信じて‐る‐‐!!涼くん!!涼く‐ん!!

    2007-03-22 20:53:00
  • 230:

    ナナちゃんの肩に顔をうずめて泣きじゃくる涼くん。 オーダーとりにきた店員さんもかたまってるし…。
    ナナ「涼、パフェ食べるんやろ?ドリンクバーとこのパフェください。」
    ナナちゃん勝手に注文してるよ…。こんな泣きじゃくってるのにパフェて…。あんたが食べたいんやろ…。

    2007-03-22 20:54:00
  • 231:

    海「り、涼くん、鼻たれてる…」
    人前で、てゆかファミレスで、鼻水も涙もたれっぱなしで泣く男を初めて見ました。 こん時の俺の衝撃ったら…。
    ナナ「はい、チーンしぃや。」
    ナナちゃんがティッシュで鼻水をふいてあげて、ようやく落ち着いたらしく、二パッと笑った。

    2007-03-22 20:55:00
  • 232:

    ━お‐!!可愛い!!さすが売出し中!!…病んでるけど…。
    涼「ナナたん、涼たん心配したぁ。海斗くん、ごめん‐。」
    ━ブッ!!!ゲホッ!!!
    アイスコーヒーを吹き出しましたが!? なななななナナたん!?たん!? 涼たんて‐!! なにこの人‐!!

    2007-03-22 20:55:00
  • 233:

    ナナ「アホやなぁ。涼たん心配しすぎやねん。ほら、パフェきたで!」
    涼「だって‐ナナたんがホストみたいな男とおるんやもん…。パフェパフェ♪ナナたん、あ‐んちてっ。」
    ナナちゃんが涼くんに食べさせてあげる。苺を半分かじって、ナナちゃんに食べさせる涼くん。う‐ん、天使のような笑顔だね。
    ━…何もつっこむまい…。ストレスたまる仕事やしな…。うん。

    2007-03-22 20:57:00
  • 234:

    名無しさん

    バリぉもろすぎ?(笑)
    『たん』て…(笑)

    2007-03-22 22:31:00
  • 235:

    名無しさん

    たんて…やばおもろっ

    2007-03-23 01:58:00
  • 236:

    名無しさん

    おもろ過ぎる?

    2007-03-24 02:40:00
  • 237:

    名無しさん

    ちょ?マジ笑ったって??主さんおもろぃな??サイコー?

    2007-03-24 08:45:00
  • 238:

    お-??みなさんコメありがと?
    まわりに自分を「たん」つけて呼ぶ男がいてる人?あげて??
    明日かあさってには続き書けそうなんで、待ったってください(>人

    2007-03-24 23:19:00
  • 239:

    名無しさん

    書かんでええ

    2007-03-25 05:10:00
  • 240:

    まや

    ホストやってる友達でまやより一個したなんやけど
    〜だポって言う子いてる
    "ポ"って。。。初め聞いた時引いたけど
    年下やから可愛いかもって思ってしまった(>д<)ぷ
    続き楽しみにしてます♪

    2007-03-25 08:53:00
  • 241:

    まや

    ホストやってる友達でまやより一個したなんやけど
    〜だポって言う子いてる
    "ポ"って。。。初め聞いた時引いたけど
    年下やから可愛いかもって思ってしまった(>д<)ぷ
    続き楽しみにしてます♪

    2007-03-25 08:53:00
  • 242:

    名無しさん

    『だぽ』は全ッッ然可愛くない。
    むしろぶっ飛ばしてやりたい位だな。
    主頑張〜

    2007-03-25 09:18:00
  • 243:

    名無しさん

    いつも読んでます??
    外野うるさい人たまにおるけど気にしないで書いて下さい?楽しみ??

    2007-03-25 16:55:00
  • 244:

    名無しさん

    この主女ワラワラ

    2007-03-25 18:15:00
  • 245:

    名無しさん

    ↑だから?
    男でも女でも面白かったらいいんちゃいます

    2007-03-27 14:31:00
  • 246:

    名無しさん

    あげ

    2007-03-28 13:16:00
  • 247:

    名無しさん

    はよ書いて〜(´・Å・`)

    2007-03-28 14:08:00
  • 248:

    名無しさん

    しおり???

    2007-03-28 15:40:00
  • 249:

    名無しさん

    あげ

    2007-03-29 08:13:00
  • 250:

    名無しさん

    涼てアクア?あたし口座やねんけど

    2007-03-30 01:39:00
  • 251:

    名無しさん

    んな訳ないやろ(笑)

    2007-03-30 10:52:00
  • 252:

    コメありがと-?ぜんぜん更新できなくてごめんなさい?おそろしく忙しくて?も少しお待ちください?
    まやチャン「だぽ」可愛いかも?使ってみよかな?しばかれそうやけど?
    あっ?なぜか女の子と思われてる( ̄ロ ̄;)!!女々しいですけど一応男子です-?
    涼くんは今も現役ホストで某店のナンバー2ですけど仮名です?アクアの涼さんじゃないですよ?

    2007-03-30 13:31:00
  • 253:

    名無しさん

    返事えーからはよ書いてくれ〜??????

    2007-03-30 13:38:00
  • 254:

    名無しさん

    待ってんでえ

    2007-04-05 16:52:00
  • 255:

    名無しさん

    頑張って?

    2007-04-07 02:49:00
  • 256:

    名無しさん

    まだなん?

    2007-04-14 19:51:00
  • 257:

    名無しさん

    あんげぇ?

    2007-04-15 14:13:00
  • 258:

    めい

    初めて見た?これ実話ッ?涼たんって可愛いなあ(?゚艸`)めいの彼氏も現ホスやケド?確かにプラベと仕事は別人?お姫様の言うた事なんとなく分かるわあ?プラベの彼氏の事?騙されてるお客さん達に普段はこんなやでッて言うてあげたいわあ?でも言われへん?ぷ?性格悪くないお?(/_`)ワラ主さん続き読むのん‥楽しみにしてまつ?

    2007-04-17 06:46:00
  • 259:

    名無しさん

    ↑頭わるそ(^o^;

    2007-04-17 08:23:00
  • 260:

    名無しさん

    >>266あンたがなあ?

    2007-04-18 04:44:00
  • 261:

    名無しさん

    ↑すぐそうやって反応するのも頭悪い証拠?

    2007-04-18 08:06:00
  • 262:

    あげ?
    続き待ってんで?

    2007-04-29 10:58:00
  • 263:

    名無しさん

    あげぇい?

    2007-05-09 16:52:00
  • 264:

    名無しさん

    いいとか悪いとか毎回感想書くんやめてくれへん?
    みんな早く読みたいんやん?楽しく読んでる方からしたらめちャ迷惑?だから感想スレすんなとゎ言わんから減らして?

    2007-06-04 14:26:00
  • 265:

    久々みっけてテンション上がったケド主サンちゃうやん(´□`)
    だいぶ時間たってるしもう無理かもやケド気長に待ってま??

    2007-06-07 04:21:00
  • 266:

    名無しさん

    おもろいからアゲ???

    2007-06-08 16:22:00
  • 267:

    名無しさん

    あげ

    2007-08-06 18:58:00
  • 268:

    ?

    はぢめて読んだ?ぜひ続き読んでみたぁ-い(?´3`*???
    主さん見てる??_???
    もう書けへんのかな…??

    2007-08-08 04:08:00
  • 269:

    海斗

    あまりにも久しぶりですがまた続き書きたいと思ってます?
    暇な人は読んでください_(._.)_

    2007-09-18 17:04:00
  • 270:

    待ってました?
    頑張れッ?

    2007-09-19 06:43:00
  • 271:

    名無しさん

    今初めて読んだけどめっちゃおもろい???
    これ実話??

    2007-09-19 13:03:00
  • 272:

    名無しさん

    書いてほしいし読みたい??でもほんまに主さんですか?

    2007-09-20 01:05:00
  • 273:

    ?

    本間に主さん???
    また書いてくれるん???
    ぜひ応援します(?-3?)?

    2007-09-20 14:11:00
  • 274:

    ありがと-ございます?
    のんびり更新?になるかもですがよろしくです?

    実話ですが仮名です?

    2007-09-20 21:55:00
  • 275:

    >>241の続き?
    もぎゅもぎゅと笑顔でパフェを食べる美少年(あきらか病んでるけど…)に声をかける。

    海「ところで、り、涼たんは家このへんなん?スーパーの袋ぶらさげて…」
    ━さ、さりげな‐く「涼たん」て呼んでみましたが何か?

    2007-09-20 21:56:00
  • 276:

    涼「ううん。ナナたんに頼まれたモノ買ってきたねん。涼たんちは電車で30分ぐらい。」
    ━あっ。普通に「涼たん」受け入れられてるし…。
    俺も涼たんて呼んでいいんや…呼ぼう。ぜひ呼ぼう。

    2007-09-20 21:57:00
  • 277:

    ナナ「お-!買ってきてくれたんや♪さんきゅ♪ほな食べたら送るゎ。海斗も。」
    涼「えぇ〜涼たんまだナナたんとおる〜。帰りたくなぁい。」
    真っ昼間のファミレスで、女にしがみついてイヤイヤしながら涙目でグズる売り出し中のホスト…
    向かいの席でタバコをふかす俺…。金縛りのように目をそらせない俺…。

    2007-09-20 21:59:00
  • 278:

    なんじゃこの光景ゎ…周りの視線が痛い…なぜ俺はこの席にいるんですか神様…


    この日は思いがけず「病み病み涼たん」と対面したこともあって、ナナちゃんとの話はこれで終了。 濃い〜時間でございました。

    2007-09-20 22:00:00
  • 279:

    涼たんを車で送る。
    まさに閑静な住宅街!て感じの一戸建ての家。
    海「実家なんや〜」
    思わず言ってしまったらすかさず(悪魔の)ナナちゃんが…
    ナナ「1人暮らしなんか心配で嫌やゎ!女の子連れ込むかもやん!そんなん嫌やもんっ!」

    2007-09-20 22:02:00
  • 280:

    ガバッ!!とナナちゃんを抱きしめる涼たん。
    ━なななな何っっ!?

    涼「あほっ!涼たんにはナナたんしかおらん!心配やったら一緒に暮らそう言ってるやんか!!!」
    ナナ「うち厳しいもん…心配やけど…。涼たんがもっとお給料よくなったらママに紹介するから、頑張ってね!」

    2007-09-20 22:05:00
  • 281:

    ━…あ、さりげな〜く「もっと稼げよ♪」て言ってる…こえ〜女…
    悪魔め…。
    てか俺一応後部座席にいるんすけど(泣)。
    お忘れですか〜??

    2007-09-20 22:07:00
  • 282:

    家まで送ってもらう間に涼たんとの出会いを聞いてみた。
    なんと某有名出会い系サイト☆でした!
    そん時はまだホストじゃなかった涼たんを、「こいつはいけるな…」と踏んでホストにしたのはこの悪魔だそうで。
    どんだけ〜!!!

    2007-09-20 22:10:00
  • 283:

    名無しさん

    あげ

    2007-09-21 11:07:00
  • 284:

    ?

    主さん?書いてくれてる〜?
    嬉しいッッ?( ´艸`)多忙みたいやし、主さんのペースで頑張って下さい???・*。・゚*・
    完結までッッ??(←重い??笑)また覗きにきまぁーす??

    2007-09-21 16:20:00
  • 285:

    ありがと-?
    スローペースやけどよろしく?

    2007-09-22 15:33:00
  • 286:

    んなことのあった次の出勤日。
    下っぱの俺は一番乗りで店に入り、いつもどおりちまちまと掃除。
    ちなみにトイレ掃除は100%俺の仕事であります。トイレの床もピカピカにっ!お客様も俺達も、しょっちゅう座り込んだり倒れ込んだりする床やからね。綺麗にしとかんとっ!

    2007-09-22 15:34:00
  • 287:

    海「キュッキュッキュ〜♪んぁお〜ばけのぉ〜♪ぁキュッキュッキュ〜♪」

    隼「…。ご機嫌さんやな…オバキューくん…。」
    海「ぅおっっ!?」
    いつの間にか隼人さんがトイレのドアんとこに立っていた。

    2007-09-22 15:35:00
  • 288:

    ━ガーン!!はっ恥ずかし-!!!オバキューノリノリ♪なん聞かれた(泣)トイレ掃除のテーマソングなのです…。

    海「おっおはよ-ございます!早いッスね!お弁当来るんスか?」

    2007-09-22 15:36:00
  • 289:

    隼「ぷっ。まぁ弁当は来るけど、ちょっとオマエにお誘いがあってさ。こないだセクキャバで会ったA店の幹部、今日バースデーイベやねん。」
    海「お-!あの幹部さんの?派手そうですね-!」
    A店はでかい店やからイベントは派手らしいのだ!

    2007-09-22 15:36:00
  • 290:

    隼「お祝い行くことなったから。」
    海「え!?そうなんスか!?」
    あの後、幹部さんから隼人さんに改めて連絡があり、イベントに招待されたそうだ。口止めやな…むむむ…。
    ━…でも隼人さん、大丈夫かな…こないだもちょっと様子へんやったし…。

    2007-09-22 15:37:00
  • 291:

    海「…なんか翼さんのこととか考えると気まずいけど、い、行ってらっしゃいませ〜!」
    隼「いやいや、何を見送る側なってんねん。海も招待されたから。」
    海「え―!!嫌やぁぁぁ!」
    ―…あっ。しまった。本音が…

    2007-09-22 15:38:00
  • 292:

    はたかれるっ!と思って咄嗟に頭をかばったのに、はたかれん。
    ―ありっ?
    隼「まぁそう言うなって。涼とやらがどんなんかシッカリ見とけや。」
    笑顔が可愛い隼人さん、今すげ-怖い顔してる。

    2007-09-22 15:39:00
  • 293:

    なかなかこんな真剣な隼人さんを見ることってないな…。…ん?
    海「ほあっっ!!!!」
    隼「なっなんやっ!?イキナリびっくりするやろ!」
    ━…つ-かヤバくね!?ヤバくね!?俺、「病み病み涼たんと知り合いなりました-」って言ってへんやん!先言っとかな!後から絶対しばかれる〜!!

    2007-09-22 15:40:00
  • 294:

    海「あああああのっ!隼人さっ…ぁあっッッ!」

    すでに隼人さんは店の入り口近くで、お弁当を持ってきてくれたキャバ嬢さんとキャッキャ♪なってた…。

    いや〜ん…。

    2007-09-22 15:41:00
  • 295:

    まや

    続き書いてくれてうれしいです♪
    楽しみにしてます

    2007-09-22 20:51:00
  • 296:

    まやたんありがとう?
    積極的に「たん」を使ってこ-と思います(笑

    2007-09-23 22:28:00
  • 297:

    どうしよ〜なんて言お〜…と悩みながら接客が手につかんうちに、A店に行く時間になってしまった。
    ━…うう…俺はやっぱアホですぅ…なんて言うたらええか考えがまとまらんかった!でもナナちゃん通してしか接点ないし…ひ-!!もう誰か助けて-!

    2007-09-23 22:29:00
  • 298:

    俺のカリカリ小梅みたいな脳ミソでは、まったく考えがまとまらんまま。
    打ち明けることもできずにA店についてしまった…だって近いんだもん。徒歩じゃん。クスン。

    2007-09-23 22:31:00
  • 299:

    海「のひょ-!!!すげぇ花ッスね-!!こんなとこまで花!隼人さん、風船っ風船-♪!!!」
    隼「のひょ-てなんじゃっ。緊張感のないヤツめ。子供かっ。」
    海「はぁ-い…」
    ━…んなこと言ったってさ。すごいじゃんかさ。花はすごいし風船モリモリやし普通にテンション上がるさ-。俺って、やぱお子ちゃま!?

    2007-09-23 22:31:00
  • 300:

    入り口はいると……さすがA店!でかっ!ホストくん多っっ!しかもなにこのサイバーな空気っ!
    ━うひょ-!えっ、なにこれ!?どないなってん!?ちょ、ちょっとさわりた…

    ━ボガッッ!

    2007-09-23 22:32:00
  • 301:

    海「あだっっ!」
    隼「くぉるぁ海っ!な-にをゴソゴソしとんねん!勝手にそこらを触らない!ジッとするっ!」
    うぅ…イダい…隼人さんがグーで頭殴ったぁ(泣)
    ボーイさん達が見て見ぬふりしながらクスクス笑いをかみころしてる…。
    ━…ガーン…恥ずかしい…俺ってば…

    2007-09-23 22:34:00
  • 302:

    名無しさん

    しおり?

    2007-09-28 03:31:00
  • 303:

    名無しさん

    書いてください?海たぁん(笑)

    2007-09-28 08:09:00
  • 304:

    おはよ-さんどす?

    海たん?

    書いちゃう?

    2007-09-29 15:37:00
  • 305:

    店内はすでに盛り上がっていて、威勢のよい「〇〇の隼人さんいらっしゃいました〜♪」に応じて拍手が起きる。
    ━…おおっ。意外と有名なんやな隼人。拍手してもろてるや〜ん♪


    失礼な俺。

    2007-09-29 15:38:00
  • 306:

    例の幹部さんが来て隼人さんと挨拶をかわすと、すぐに別室に通された。

    ━おっ…ぉお〜!これが噂のVIPか!?

    二人がこないだのことを挨拶がてら話してるすきに観察じゃッッ♪

    2007-09-29 15:39:00
  • 307:

    あんまりキョロキョロしたらまた隼人さんに殴られるから、ちら見を駆使して部屋を観察。けっこう学習してるでしょ俺も♪イヒヒ♪

    幹部「ふふっ。海斗くんは可愛いなぁ-。VIP初めて?」

    ━…ガーン!!キョロってるんバレてるや-ん!

    2007-09-29 15:39:00
  • 308:

    隼「…。ほんっっっまに子供で…苦労しますわ。」

    ━…なんやねん。「っ」が多い「っ」が!苦笑いすなっ。
    隼「おんなじような年やのにこちらの涼くんとはえらい違いみたいで…」
    さり気なく涼くんの話を切り出す隼人さん。

    2007-09-29 15:40:00
  • 309:

    幹部「いや〜涼は仕事マジメで伸びるやろうけど、なんせナナが絡むと…先輩後輩なんか関係無しでくってかかるし、見境いなしになりますからね-…」
    こちらも隼人さんに負けんぐらい苦笑い。

    隼「涼くん彼女をめちゃくちゃ大事にしてるみたいですね。」
    幹部「ん-まぁ涼の命ですよ。」

    2007-09-29 15:42:00
  • 310:

    隼人さんがさらに何か言おうとした時、呼ばれてたらしく「病み病み涼たん」が入ってきた。
    涼「失礼します。初めまして。涼です。」


    ━…んだっッッ!!?誰あんた! かッッかかかかぁっこぃぃィィィ-!!!

    2007-09-29 15:43:00
  • 311:

    華やかにセットされた薄茶の髪、細い体でピシッとスーツにスカーフ、んでその綺麗すぎな顔っ!
    よっ!クールビューティ!!王子様〜♪♪


    横を見ると隼人さんもホケッと見とれてるし…。プ♪

    2007-09-29 15:44:00
  • 312:

    涼「あれっ!?海斗くん!?」
    俺を見た涼たんがうれしそうに笑う。
    隼&幹部「へっ!?知り合い!?」
    海「ゥ゙ッッ…」
    3人の視線をあびてかたまる俺…。

    2007-09-29 15:46:00
  • 313:

    涼たんが幹部さんに何かを耳打ちする。
    幹部「えっ!?」
    驚いた顔で俺を見る幹部さん。
    それとは別に痛い視線が真横から突き刺さる…
    ━…見てる…隼人さんが思っっきり俺を見てる…横向くんが怖い…。痛い…刺さる…

    2007-09-29 15:47:00
  • 314:

    幹部「あ、涼もうさがっていいで。〇〇店の隼人さん来てはるから挨拶してほしかっただけやし。今日は大変やけど頼むわな。」
    涼たんは一瞬キョトンとしたがすぐに元気よく返事して出て行った。
    立ち去る姿もまた美しい…。アレほんまにこないだ病んでた人?
    ファミレスで鼻たらして泣きじゃくってた人!?

    2007-09-29 15:48:00
  • 315:

    幹部「涼にはこないだの件、ふせてますんで…。
    海斗くん、ナナの親戚やったんやな-!今聞いてビックリしたわ!」


    ━……俺もッスよ…。

    2007-09-29 15:50:00
  • 316:

    名無しさん

    海たんのキャラが可愛いッ?

    2007-09-29 18:17:00
  • 317:

    らん

    いやぁ〜更新されてるッ??

    海たんファイツ???

    2007-09-30 01:53:00
  • 318:

    名無しさん

    続き-?

    2007-11-25 10:13:00
  • 319:

    名無しさん

    おもろッ?
    悪魔のナナちゃん気になるわ??
    続き楽しみやわ?

    2007-11-27 02:54:00
  • 320:

    名無しさん

    あげとく?

    2007-11-28 23:16:00
  • 321:

    名無しさん

    .

    2007-11-30 09:18:00
  • 322:

    .

    あげ

    2007-11-30 10:56:00
  • 323:

    名無しさん

    あげ?????

    2007-11-30 21:52:00
  • 324:

    ゆな

    始めカラ一気に読んだケドぉもしろかったぁ?もぉ12月ですょ-?主サン頑張って続き書いて下さ-い(・?・?)

    2007-12-01 12:25:00
  • 325:

    名無しさん

    あげ

    2007-12-01 12:45:00
  • 326:

    名無しさん

    あげ

    2007-12-01 12:52:00
  • 327:

    海斗

    あげてくれてる皆さんありがとです-(>_

    2007-12-06 20:17:00
  • 328:

    名無しさん

    楽しみに待ってます?

    2007-12-07 04:04:00
  • 329:

    名無しさん

    2009-03-13 01:17:00
  • 330:

    名無しさん

    おぉー?スレが上がってるやないですか!皆様ありがとう(>_

    2009-03-15 03:20:00
  • 331:

    海斗

    ↑名前入れるの忘れた?海斗です!海斗!

    2009-03-15 03:21:00
  • 332:

    名無しさん

    今日初めて一気に読みました?めちゃおもろぃ?続き楽しみに待ってます?

    2009-03-15 13:52:00
  • 333:

    名無しさん

    ぶた

    2009-03-16 04:13:00
  • 334:

    名無しさん

    楽しみにしてます?

    2009-03-17 04:53:00
  • 335:

    名無しさん

    山ピー早く書いて?

    2009-03-17 18:33:00
  • 336:

    名無しさん

    再更新待ってまぁす?

    2009-03-17 19:44:00
  • 337:

    名無しさん

    >>337-338
    はニセモノやで?

    2009-03-18 20:59:00
  • 338:

    名無しさん

    ↑お前が本物か?

    2009-03-19 00:15:00
  • 339:

    名無しさん

    ぶた

    2009-03-20 02:26:00
  • 340:

    名無しさん

    メッチャ気になるー?完結さしてほしい?

    2009-03-20 21:53:00
  • 341:

    名無しさん

    スキ

    2010-01-25 06:26:00
  • 342:

    名無しさん


    近々また書きます(・∀・)

    2010-04-17 22:12:00
  • 343:

    名無しさん

    楽しみにしてます?

    2010-04-22 03:21:00
  • 344:

    名無しさん

    うぅ?続きが気になる?

    2010-04-22 09:47:00
  • 345:

    名無しさん

    めッッッさ面白いです 主さンの海さンもオチャメで超お気に入リ小説になッちャッいました
    \(^O^)人(^O^)/ルン

    2011-01-04 11:08:00
  • 346:

    名無しさん

    あげ?

    2011-05-23 23:48:00
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