小説掲示板お金以上の大切な物のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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お金以上の大切な物

• 1:

  侑梛

  お金以上の大切な物。
  それは家族一員として飼っている二匹のﾜﾝちゃん・どうしようもない家族・人には自慢出来ないけどとっても優しい彼氏・友達。
  そして彼氏、友達と出会えこの街ミナミ！
  
  二十歳からの侑梛の物語りです。

  2007-04-08 04:56:00
• 2:

  侑梛

  「お疲れ様でしたぁ〜！」当時、あたしはミナミのラウンジでホステスとして働いていた。いつもの様に仕事をこなし仕事終了した時刻は朝方３時。黒いちゃらちゃらしたスーツの人を横切り自宅に帰る途中だった。
  『ゆなぁ〜！』
  振り返ると店のママやお姉さんが三人いて飲みたりないと言われ強制的にある飲み屋さんに連れて行かれた。

  2007-04-08 05:04:00
• 3:

  侑梛

  着くとそこはホストクラブだった。
  《ｹﾞｯないわ〜帰りたい》 頭の中に１番に思った台詞だった。
  《うるさいし何このテンション！最悪ぅ〜周防町から帰らんかったらよかった》次から次へと不満・後悔がよぎった。
  
  ﾎｽﾄ『いらっしゃいませ』 ﾏﾏ『来たでぇ〜１番広い席案内してや〜』

  2007-04-08 05:08:00
• 4:

  侑梛

  案内されたのはVIPと呼ばれる席だった。
  ﾏﾏ『お金のｺﾄ気にせずに歌って飲んで騒ぎぃ〜や！ホストのあんたらもこのうちの可愛い娘等楽しませたって！』
  気が大きくなったママは言うだけ言ってそのホスクラのオーナーと何やら話混んでいた。
  姉さんの中の一人（Ａ）が『ゆなホスト初めてちゃうん？好きな子選びいや！』そう告げ自分の担当とｲﾁｬｲﾁｬムード全快になった。

  2007-04-08 05:15:00
• 5:

  侑梛

  《やってられん！》そぅ思ったあたしは目の前のお酒をｶﾞﾊﾞｶﾞﾊﾞ飲んだ。
  
  気が付くと知らない家でメイク・髪そのままで寝ていた。隣には知らない金髪に近い髪の男が寝ていた。
  起き上がると男も気が付いたのか起きて来た。

  2007-04-08 05:19:00
• 6:

  侑梛

  ﾕﾅ「あんた誰？！てかここどこなん！？？？！」
  
  男「俺はClubRiverの主任やってる雛汰でここ俺の家！で、聞かれる前に言っておきますがあなたがうちの店でママさん等と来てやってらんね〜とか言うてテキーラガバ飲みして潰れた思ったら俺と帰る！ってついてきたの覚えてません？………ょね？」
  
  一部始終聞いてもさっぱりなんだか訳が解らずﾃﾝﾊﾟってた。

  2007-04-08 05:28:00
• 7:

  侑梛

  昨日の記憶さっぱり無くなってた。それはそうよね…店で飲んで軽く酔ってた上にテキーラって………。
  
  ﾕﾅ『頭痛いし↓水ないん？水！』
  ﾋﾅ『我が儘っ子やなぁ〜待っとけ！』
  そう言って冷蔵庫からミネラルウォーターを持って来てくれた。

  2007-04-08 05:32:00
• 8:

  侑梛

  『ありがとう〜飲んだら帰るわ！ごめんな！』
  そう言いそそくさと帰る準備してたら
  ﾋﾅ『電話するわ〜お嬢！』
  
  番号交換してもないしホストなんか興味なかったから適当に返事をし家に帰った。だって男に金を落として貰ってそれが給料となって生活してるのに何故また男に使わなくちゃいけないの？

  2007-04-08 05:37:00
• 9:

  侑梛

  家に帰るといつもと同じ過呼吸が始まった。
  もう慣れたもんだった。水商売を初めて一人ミナミで住んでストレスばっかの生活。
  楽しみ？田舎から出て来て友達なんている訳でもなく発散もするとこがなかった。だったらいつのまにか過呼吸持ち。毎日安定剤飲む日々。不眠症になってないだけﾏｼな方。水商売初めて一年ちょぃ。この先が不安で不安でたまらなかった。

  2007-04-08 05:44:00
• 10:

  侑梛

  やっと治まった頃携帯が鳴った。まだ苦しさが完全に消えた訳じゃない。息がちょっと荒いままお客かと思い出来るだけの明るめの声で電話を出た。
  『もしもし〜雛汰！さっきはどうも！』
  
  ﾕﾅ『なんで番号知ってるん？！』
  ﾋﾅ『交換したやんけ！それも覚えてないんか…』

  2007-04-08 05:49:00
• 11:

  侑梛

  覚えてる訳がない。てかシクッた↓汚点やぁぁ↓↓↓
  
  ﾕﾅ『で、何？』
  ﾋﾅ『おまえ何かしんどそうやぞ？大丈夫か？』
  ﾕﾅ『何もない！何？』
  ﾋﾅ『手帳落ちとったから届けに今から行くわ！』

  2007-04-08 05:52:00
• 12:

  侑梛

  またもや失点。大事な手帳なので今こんな状況。届けて貰う事にした。
  
  数１０分後
  ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪
  ﾋﾅ『ﾋﾅ宅配便でぇ〜す！』ドアを開けるなりｽﾞｶｽﾞｶ部屋に入って来た。服装スエット上下で。

  2007-04-08 05:57:00
• 13:

  侑梛

  この男何？思いながら昨日を振り返ったら何も言えなかった。あぁ〜最悪。
  
  ﾋﾅ『テレビ見まぁ〜す！』ﾕﾅ『ご勝手に！』
  
  その瞬間完全に治まったと思った過呼吸がまた再発しだして倒れ込んでしまった。雛はこの時《死ぬ！》思ったらしい。笑

  2007-04-08 06:01:00
• 14:

  侑梛

  この頃から頻繁に一人でいる時限らず発作が出て来てた。
  ベッドに横になりその日は仕事を休む事にした。雛も心配してくれて休んでくれて看病してくれた。
  何故か初めてなのにﾍﾟﾗﾍﾟﾗと話をし何故過呼吸になったかとか病院通ってるとか説明してた。

  2007-04-08 06:06:00
• 15:

  侑梛

  あれから二ヶ月後。
  あたし達は付き合って同棲を始めた。あんだけ嫌いだったホストなのに…
  
  二人のルール。
  隠し事は一切なし・お互いの店には顔出さない・週一日は二人の時間（後の六日は仕事に打ち込んでもよし！）家事は出来る方がする・記念日は大切に。

  2007-04-08 06:18:00
• 16:

  侑梛

  心にちょっと雛のおかげでゆとりが持てた頃あたしにも友達ができた。
  お店に入って来た莉奈。歳もおないだし性格も合う。服のセンスも何もかも合う子だった。
  でもお互い彼氏と同棲しているが彼氏の話は一切しなかった。自らオアシス的な場所を壊したくなかったんだと思う。

  2007-04-08 06:23:00
• 17:

  侑梛

  あたしはレギュラーから週三日のバイトに変えた。
  雛が《そうしろ！体のためやし二人が裕福に生活出来る金は俺が充分稼いでるやろ！》
  と言ってくれたから甘えてそうした。ほんとは辞めろだけど親の仕送りまで面倒見させる訳いかなかった。

  2007-04-08 06:27:00
• 18:

  名無しさん

  書くな死ねおもんないねん

  2007-04-08 12:23:00
• 19:

  名無しさん

  ↑まあまあ?

  2007-04-08 14:39:00
• 20:

  けぃ☆

  読んでるから頑張って☆

  2007-04-08 14:41:00
• 21:

  名無しさん

  お金以外大事なもを……無し?

  2007-04-09 00:24:00
• 22:

  名無しさん

  お金以外大事なもん……ハイ、無し?

  2007-04-09 00:24:00
• 23:

  侑梛

  お金に変えれない物は絶対あると思います。批判あって当たり前だと思ってますが書かせて下さい。

  2007-04-09 00:56:00
• 24:

  侑梛

  ある休みの日雛と家でテレビで〔我が家のペット〕みたいなコーナーがあるニュースを見てた。
  ﾕﾅ『見てみてぇ〜めちゃかわいい！』
  ﾋﾅ『ほしいん？』
  ﾕﾅ『えっ？…かわいいなぁ〜思って☆』
  そぅ答え今日何するか話合った。

  2007-04-09 01:02:00
• 25:

  名無しさん

  金以外ねぇし?プッ爆ﾜﾗ

  2007-04-09 01:24:00
• 26:

  侑梛

  >>29
  お金以外ないって親や友達や愛する人はお金で買える物ですか？あたしはお金より大事だと思ってます。

  2007-04-09 01:30:00
• 27:

  侑梛

  プリクラの落書きに雛は、〔俺は一生ゆゆを幸せにする???〕
  〔愛してるぞ?〕
  って書いてくれて口に出して言ってくれた事なかったのでめちゃ幸せ感じた。
  
  道をごちゃごちゃ歩き回っていたら一つのペットショップが見つかった。

  2007-04-09 01:36:00
• 28:

  侑梛

  そこで一目惚れした一匹のﾜﾝちゃんがいた。お店の中で１番可愛い☆と思えたﾃｨｰｶｯﾌﾟﾌﾟｰﾄﾞﾙのﾚｯﾄﾞの♂だった。
  ﾕﾅ『めちゃ可愛い〜やばい位可愛すぎ☆』
  ケースの中の子を見ながらはしゃいでると店員さんを引き連れた雛が来た。
  ﾋﾅ『この子下さい！』

  2007-04-09 01:40:00
• 29:

  侑梛

  ﾕﾅ『えっ？』
  ﾋﾅ『俺前から犬欲しかったし調度いいんじゃないかなぁ思って☆俺も一目惚れ！うちに連れて帰って欲しそうやん！』
  ﾕﾅ『雛ぁ〜ありがとう！』
  
  そうしてﾌﾟｰﾄﾞﾙはうちの家族一員になった。

  2007-04-09 01:44:00
• 30:

  削除

  削除されますた

  あぼ～ん
• 31:

  名無しさん

  うるさい。いちいちつっかかんなや?家族？いませんが何か？愛する人？どーでもいいし。

  2007-04-09 03:38:00
• 32:

  名無しさん

  ↑つっかかってんのはお前やろ。
  そう思うんやったら見やんかったらええやん。
  お金より大切なもの、私はあると思いますよ?
  主さん、頑張ってください?

  2007-04-09 11:49:00
• 33:

  名無しさん

  主さん頑張ってかぃてねぇ??

  2007-04-09 12:20:00
• 34:

  名無しさん

  書くな誰も見てないからバーか。

  2007-04-09 12:41:00
• 35:

  侑梛

  >>37-38
  ありがとうございます??

  2007-04-09 19:18:00
• 36:

  侑梛

  もっと色々回って帰る予定だったけどわんちゃん購入して二人共大満足！
  即、車に戻って家に帰った。

  2007-04-09 19:20:00
• 37:

  侑梛

  家に着きわんちゃんの家を作ったり居心地よくしてあげた。知識がなかった二人だったので本を何冊も購入☆一日見て勉強・勉強♪
  ﾋﾅ『肝心な事忘れてた！』ﾕﾅ『何なにぃ〜？』
  ﾋﾅ『名前！ﾜﾝｺの名前！』 ﾕﾅ『あっ！そうやった！』１番先に考えなきゃダメなのに二人共躾の本に夢中だったりワンチャン見てたりしてたからすっかり忘れてた！ﾜﾗ

  2007-04-09 19:30:00
• 38:

  侑梛

  めちゃ揉めて名前は
  〔?マロン?〕
  に決定した！
  雛もあたしもマロンにメロメロ♪毎日ずっと見てても飽きない位可愛すぎ☆
  服を買ったり病院に行く時も仕事で酔ってようが疲れて眠かろうが二人で一緒に行った☆めちゃ溺愛ぶりに雛の店の従業員も莉奈も呆れてたと思う。ﾜﾗ

  2007-04-09 19:38:00
• 39:

  名無しさん

  今時、ホス彼とかアホやん。おまえ頭やばいんちゃうか。犬マロンとかおまえの顔が栗みたいやわ。金が大切じゃなければ人間辞めたら。

  2007-04-09 19:52:00
• 40:

  名無しさん

  何しにつっかかるん？見んかったらいいのに？あんたの頭ん中がやばそぅ?
  彼氏がホストでも何でも主の人生。あんたがとやかく言う必要ないねんからでしゃばってカキコミするなって?何様？笑

  2007-04-10 03:27:00
• 41:

  侑梛

  >>44
  そう怒らなくても?気にさわる様なｽﾚ題なら全然スルーして下さいね?
  呼んでくれてる方もいてるんで批判ｽﾚスルーして書き続けます??

  2007-04-10 03:37:00
• 42:

  侑梛

  毎週日曜日はマロンと雛と車で出掛けたり家でマタァ〜りと過ごした。
  店で莉奈にマロンの話をしてると
  ﾘﾅ『犬ってそんなに癒されるもんなん？』
  ﾕﾅ『うん！あたし過呼吸なくなってん！凄くない？それに彼氏と前より仲良くなった気するし会話も増えたよ〜☆もう一匹欲しい位』ﾘﾅ『へぇ〜彼氏さんも写メ見てたらベタ惚れそうやもんなぁ〜うちも犬飼おうか迷ってるねん！』
  ﾕﾅ『いいやん♪ドックカフェとか一緒に行けるやん』ﾘﾅ『そんなんあるんや！』ﾕﾅ『あるよ〜♪』

  2007-04-10 03:45:00
• 43:

  侑梛

  色々話してると次の一緒の休みの日ﾍﾟｯﾄｼｮｯﾌﾟに行く事になった。
  
  〜休みの日〜
  お昼に道頓堀に待ち合わせてﾍﾟｯﾄｼｮｯﾌﾟに行った。

  2007-04-10 03:49:00
• 44:

  侑梛

  ﾘﾅ『めちゃこのｺｯｶｰ可愛い☆あたしに連れて帰ってって目してない？ゆゆ見て』ﾕﾅ『めちゃかわい〜このﾌﾟｰﾄﾞﾙの♀可愛すぎ☆ﾋﾅに飼っていいか相談しよかなぁ〜』
  ﾘﾅ『決めた！買う！』
  
  莉奈は即決でｺｯｶｰを購入した☆ﾜｸﾁﾝを一回済みだったのでそのままうちに向かってマロンと会わす事になった。

  2007-04-10 03:54:00
• 45:

  侑梛

  『ただいまぁ〜雛ぁ〜？』雛は仕事から帰ってテレビを見てマロンにつきっきり状態だった。ﾜﾗ
  ﾘﾅ『おじゃましま〜す』
  ﾋﾅ『あっはじめまして！ゆゆが大阪で初めて出来た友達って言うてた子かぁ？』ﾕﾅ『うん！そうやで！莉奈って言うねん☆莉奈がﾜﾝﾁｬﾝ買ったからマロンに会わせよう思って連れて来た！』

  2007-04-10 03:59:00
• 46:

  侑梛

  マロンとメル（莉奈のわんちゃん）と雛だけにして莉奈と二人でお茶をしてると
  
  ﾘﾅ『なぁ〜彼氏ってもしかして同業？』
  ﾕﾅ『………まぁ〜。』

  2007-04-10 04:03:00
• 47:

  侑梛

  ﾘﾅ『もしかしてゆゆもママ等に捕まってRiver行ったとか？そこで…？』
  ﾕﾅ『えっ…お願い！ママや姉さん達に絶対内緒にしてて！何言われるか………』
  
  っと急に莉奈が携帯を取り出し写メを見せてきた。そこに写ってる男の人は紛れも無くClubRiverのｵｰﾅｰと横には笑顔の莉奈。二人共スエット姿にもろ家の雰囲気だった。

  2007-04-10 04:12:00
• 48:

  侑梛

  ﾕﾅ『えっ？これｵｰﾅｰやん！えっ？一緒に住んでる彼氏ってもしかして………？』ﾘﾅ『うん！裕二やで！津山さんよ！ﾜﾗ』
  ﾋﾅ『えぇ〜？！ｵｰﾅｰのもしかして彼女さん？？？』
  ﾘﾅ『はい☆裕二から聞いてます！仲良いカップルやねんで！って。ゆゆの事とか全く思わんかったけど顔見て写真で見た事あるなぁ〜思って☆』
  
  以外な共通点で三人共ビックリ！そりゃ〜店では隠し通す訳かぁ〜

  2007-04-10 04:20:00
• 49:

  侑梛

  いっぱい色んな事を知って頭が混乱した！
  一つはママがｵｰﾅｰと？！だからあの時めちゃ話込んでたんやぁ〜で、莉奈が付き合ってるのｵｰﾅｰとかまたややこしい関係っ！で、赤ちゃんとか素敵やんっ☆関係ないあたしまで嬉しいし！結婚とか羨ましぃ〜☆
  
  ﾕﾅ『辞めるんやぁ↓淋しなるなぁ↓』
  ﾘﾅ『何言うてんの！いつでも会えるやん！あたし等友達やん！田舎から出て来て初の友達言うけどあたしだって裕二以外の知り合い初めてやって！』

  2007-04-10 04:32:00
• 50:

  名無しさん

  マロンってあゆきどりか？きもー?オェー?ホストとの色話し?プッ?応援してる馬鹿女もホスト狂やろ。きっしょ。

  2007-04-10 07:55:00
• 51:

  侑梛

  ごめん?ぁゅ気取りで?
  茶毛なのでマロンって付けただけなので?犬の名前だけ実名なんで二人で考えたからあまりいじらんでぇ?よろしくね?

  2007-04-12 05:10:00
• 52:

  侑梛

  あっ後、見てくれてる人の事批判するのあんまり好ましくなぃんでスルーして頂く事望みます?
  でも読んでくれてありがとう?

  2007-04-12 05:12:00
• 53:

  侑梛

  続きから
  何か初めて大阪で友達って思える子が出来たのと莉奈もあたしの事大切に思ってくれてる事がとってもうれしく感じた！
  ﾕﾅ『元気な子産んでな〜』ﾋﾅ『ほんまや〜俺等も子作り頑張るし子供同士一緒に遊べたらいいなぁ〜ﾜﾗ』
  ﾘﾅ『早くゆゆも妊娠して一緒にママなろうや〜☆ﾜﾗ』ﾕﾅ『頑張ります！ﾜﾗ』

  2007-04-12 05:18:00
• 54:

  侑梛

  たわいもない話を一時間して莉奈はメルを連れて帰ってった。
  ﾕﾅ『身近に身内いてるとは思わんかったなぁ〜』
  ﾋﾅ『俺もﾋﾞｯｸﾘしたわ！』
  ﾕﾅ『子供かぁ〜ぃぃなぁ』ﾋﾅ『俺大事な話ゆゆにあんねんけど……』

  2007-04-12 05:21:00
• 55:

  侑梛

  ﾕﾅ『何ぃ〜？俺、実はホモでしたとか言わんとってな〜ﾜﾗ』
  ﾋﾅ『実は…ってな訳ないやんけ！ﾜﾗあんな、俺夜上がる事にしてん！』
  
  夜上がるって聞いた時これほどにもない嬉しさが込み上げて来た！
  ﾋﾅ『親父の会社つぐために田舎帰ろう思ってる！で、今月で辞めるねんけど一緒に着いて来てくれんか？』

  2007-04-12 05:27:00
• 56:

  侑梛

  もちろんすぐオッケィを出した！離れる事なんて１?だって考えられんし！
  ﾋﾅ『ホスト最終日にお前の親に挨拶行きたいねん。田舎って言うても京都やけど大阪離れる訳やし親も心配するやろ』
  
  正直親のとこに行くのは迷った。もうかれこれ二・三年は会ってない連絡何て軽く一年は取ってなかったし会いたいとか一切思わなかった。

  2007-04-12 05:32:00
• 57:

  侑梛

  その理由は雛も知ってる。でもあえて言って来たって事は何をしたいかだって予想ついた。だけど…
  ﾕﾅ『わかった。一回電話して許可おりたらいこ！』
  
  話をして無理って言われたぁ〜って嘘ついといて親との接点なくしたらいいかって思った。

  2007-04-12 05:37:00
• 58:

  侑梛

  だけど思いとは裏腹に
  
  ﾋﾅ『じゃあ善は急げって事で今電話しよっか！おばちゃん達起きてるやろ？』
  
  お見通しだったみたい↓

  2007-04-12 05:39:00
• 59:

  侑梛

  仕方なし親に久しぶりにかける事にした。
  ﾌﾟﾙﾙﾙ〜『もしもし。』
  《出たしってか出んでいいし！ほんま馬鹿親！》
  ﾕﾅ『もしもし！ゆゆや！』ふて腐れた様に話してると雛が《普通に話せ》って紙を渡してきた。

  2007-04-12 05:44:00
• 60:

  侑梛

  人生これほどうれしかった事と最悪な事が混ざった日々を初めて味わった感だった。ﾃﾝｼｮﾝ下がるし↓
  
  ﾕﾅ『ママ？あんな今ゆゆ大阪で男と住んでるねんけど今度そっちに行きたい言うから連れてっていい？』
  
  ﾏﾏ『パパに今聞いてみるから待って！パパｧｧ〜………いいよやって！ゆゆちゃん元気してるの？幸せなんか？』

  2007-04-12 05:49:00
• 61:

  侑梛

  あれやこれや話してきて一年を埋めようと必死だったママだけどあたしからしたら
  《は？今更何？自分等最後の電話の時何て言うたか覚えてるん？》
  って感じやったから右から左に話流したせいか記憶には残ってません。ﾜﾗ

  2007-04-12 05:52:00
• 62:

  侑梛

  〜一年前のある日…〜
  休みだったあたしは家でゴロゴロ雑誌を見ながら当時いてたお客さんと電話で話してた。そしたらママからのキャッチの電話が入り
  
  ﾕﾅ『もしも〜し何ぃ？仕送り五万入れといたの確認した？』
  ﾏﾏ『パパがな仕事もせんとﾊﾟﾁﾝｺ行って仕送りなんてすぐ消えたわ！あんた夜の商売してんねんやろ？五万とか安ないか？今まで金かけて育てた分返してくれん？生活大変やねん。贅沢ひとりでせんと！２０万づつローン思って払ってくれんか？元々あんた降ろす予定の子やったしな！あたしに感謝やと思って明日待ってるからな！』ﾌﾟﾁｯﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟｰ

  2007-04-12 06:04:00
• 63:

  侑梛

  もっと長く偉い発狂ぶりで話してきて一方的に切った。かけても切られまたかけ直したら《ひつこい女！》って切られた。そんな話無茶苦茶やって思ってお金振り込まんかったら?で
  《親の心子知らずやな》
  《親不幸もんが》
  《浮浪者なるわ》
  みたいなメールが一日何通か送られてくる様になった。まぁ今考えると酷いし精神的にやられた分もあったけど必死やったんやろなって思える様になったのはこの時から一年以上経ってからやけどね！

  2007-04-12 06:11:00
• 64:

  侑梛

  パパとも電話で何度かやりとりしてたけど会社を倒産してやり場がなかったのか優しかったパパが気性荒く感じ二人共お金って言葉しか口から出てこなくなり最終的にはいらん娘扱い。
  って感じで今に至った。

  2007-04-12 06:19:00
• 65:

  侑梛

  月末が恐怖の日だった。
  あたしも自分の店を辞めるとママや莉奈に告げ今月末は莉奈・侑梛のさよならイベントを企画してくれた。莉奈にすべて話たら
  
  『ゆゆが思ってる程の親じゃないと思うで！しっかり話てき！そりゃ言い方きつかったやろけど頼れるとこゆゆしかなかったんやろ。よく頑張ったやん！ゆゆもほんとは親が心配やから今まできっちり仕送りしてきたんやろ？』
  
  莉奈の言う通りかもしれんなぁ〜って思えてきた。

  2007-04-12 06:25:00
• 66:

  侑梛

  お互いラストの日あたしが仕事終わったら莉奈とRiverに行ってｵｰﾅｰだけしか知らないｻﾌﾟﾗｲｽﾞ計画を二人で立てていた。
  
  ラス日あたしの店は入口からフロアーまで二人の花がたくさん届いて最初から最後まで満卓だった。莉奈の妊娠はあたしだけしか知らないから自分のお客さんをさて置き莉奈に着いて行っては莉奈の分お酒をがっつくように飲んだ。

  2007-04-12 06:32:00