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白い世界。
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1:
◆ANxww3E//2
真実――?
偽り――…?
もう、この際どっちでも 良かった。 君が笑ってくれるなら。 全て捨てれる気がした。
生きていけると思った。2007-04-06 09:33:00 -
41:
◆ANxww3E//2
『ちょっと待ってよ!!めっちゃ恥ずかしいやん…。もう注文してたんやから、それだけ食べて出たら良かったやん…!?』 気にもせず車に乗り込もうとする栄侍に、少し声を荒げて突っ掛かった。 「…仕事やねんから仕方ないやろ?俺の立場分かってるやんな?」 『分かってるけど…でも!こんなっ…――「早く車乗ってや。…すぐ送るから」
なんなん…・・・会って30分しか経ってないのに? めったにない休みだから今日を楽しみにしてて、夕方から用意して待ってたのに―‥?2007-04-13 06:35:00 -
42:
◆ANxww3E//2
それからあたしの家まで、20分程の車内は無言だった。
「また連絡するから…。じゃあ、行ってくるわな。」『……。』 バタン‥――。
返事もせずに、助手席のドアを閉めた。車が走りだしたのを背中で確認すると…急に悲しみが込み上げてきた…。
仕事なのは分かってる。 同業者として…彼の立場を理解しないといけないのも……あたしが一番分かってるはずやのに――‥。2007-04-13 06:42:00 -
43:
◆ANxww3E//2
『…――っ。』
一人になった淋しさと… 仕事を理解できない自分に悔しくて……涙が零れた。
玄関の前で握り締めたカバンを片手に、あたしはしばらく――‥その場に立ち尽くしていた。
2007-04-13 06:47:00 -
44:
◆ANxww3E//2
家に帰るとすぐにメールが届いた。栄侍だった。 《無題: 果穂、ごめんな。次はゆっくり時間作るから機嫌直してな…。》 あたしは携帯を閉じて、すぐに化粧を落としてベッドに入った。―…メールは返さなかった。
ちっぽけな意地とプライドだった。あまりにもくだらない…些細な抵抗だった。
あたしは、なんて子供なんだろう―……。2007-04-13 07:53:00 -
45:
名無しさん
??
2007-04-18 16:19:00