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白い世界。
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1:
◆ANxww3E//2
真実――?
偽り――…?
もう、この際どっちでも 良かった。 君が笑ってくれるなら。 全て捨てれる気がした。
生きていけると思った。2007-04-06 09:33:00 -
26:
◆ANxww3E//2
「果穂、下で待ってて。」
――‥あたしは今、代表と付き合っている。
『うん…分かったー』
なんでこうなったかは、良く分からない。ただ、いつの間にか彼に魅かれていく自分を―‥止めることが出来なかった。 本当は最初から感じていた―、この胸の鼓動を止めることが出来なかった。2007-04-10 13:12:00 -
27:
◆ANxww3E//2
一度送ってくれたあの日以来、代表は時々あたしを送ってくれるようになった。電話やメールも、用がなくても来るようになった。
その度に、いろいろな話をした。彼が夜の仕事を始めた理由、25歳という若さで経営者になった理由、家族の話、夢の話――‥‥
栄侍の事を知れば知る程、あたしは彼を好きになっていた。
だから彼から「好きだ」と言われた日…あたしには 断る理由なんてなかった。2007-04-10 13:19:00 -
28:
◆ANxww3E//2
彼も同じ気持ちなんだと、あたしは信じていたから。
「果穂、ちゃんと寝てるか?最近疲れてるんちゃう?無理すんなよ。」
栄侍は優しい。いつも、あたしの心配ばかりしてくれる。車の中ではいつも、手を繋いでくれる。
『うーん…。最近遅くまでチップ作りに励んでて!もうすぐ出来るから、また完成したら採点して?』 あたしは、目を擦りながら答えた。
「採点かー。ネイルのことなんにも分からへん俺がしてええんかー?」 ハンドルを片手に、彼は 優しく笑った。2007-04-10 13:29:00 -
29:
◆ANxww3E//2
『うん、栄侍に見てほしいねん。だから、出来上がったら一番に見て??』 あたしは、栄侍の横顔を見ながら言う。
「…お前は可愛いな。」
握られていた手が、より一層強く握られた気がした。栄侍の言葉一つ一つに、 ドキドキする…。2007-04-10 13:34:00 -
30:
名無しさん
?
2007-04-11 01:21:00 -
31:
◆ANxww3E//2
あたしは、この上なく幸せだったと思う。
仕事も充実して、稼いだお金で自分の好きな事が出来て、何より傍に栄侍がいてくれて――‥
「果穂、飯食いにいこ。」『うん、行く。今日は飲み過ぎたからあっさり系がいいなー…。』 「頑張ったな。了解、んなら和食でも行こか。」
こうやって仕事帰りに、ご飯を食べに連れていってくれたり。そんな事だけで、仕事の疲れなんていつも吹っ飛んでいた。2007-04-11 03:23:00 -
32:
◆ANxww3E//2
「果穂、俺のこと好き?」
『…うん。』
自分に対する気持ちの確認をする。これは、栄侍の軽い癖だった。だけどあたしは恥ずかしくて…
なかなか"好き"というその二文字が言えなかった。2007-04-11 06:02:00 -
33:
◆ANxww3E//2
「俺も…好きやで。なぁ、だから離れんなや…。」
それでも栄侍は怒らなかったし、聞き返す事もしなかった。彼は考え方も大人だったし、それが優しさだと思って甘えていたから。
『栄…侍…んッはぁ…』
彼に抱かれる度に、あたしはどんどん彼に溺れていくのが分かる――‥。2007-04-11 06:12:00 -
34:
◆ANxww3E//2
栄侍の長い指が、触れる。吐息が混じり合う。 あたしの名前を呼ぶ声… どれもどれも、体が感じる
その色に染まりたい。
早く早く‥真っ白に溶けてゆきたい――…。2007-04-11 06:20:00 -
35:
◆ANxww3E//2
2007-04-11 06:21:00