小説掲示板?夜蝶?のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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?夜蝶?

• 1:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  夜の華やかな世界
  
  ソレは私にとっての憧れで
  でも現実は違ってた
  
  これは私、キャバ嬢ゅぃの実際の物語です

  2007-04-03 21:43:00
• 2:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  4月。私は一人じゃ心細くて、友達のあやを誘った。あやは『ちょうどバイト探してたとこだったからいいょ』と、快く言ってくれた。最初はキャッチじゃなくて求人誌を見て行く事にした。求人誌には、時給5000円とか、本当にこんなに貰えるのか？くらいの値が沢山書かれていた。私とあやは変に何かあるのが嫌だったし、初心者大歓迎。と無難に3000円から〜と書かれていた店にすることにした。

  2007-04-03 22:22:00
• 3:

  名無しさん

  みてます?

  2007-04-03 23:04:00
• 4:

  名無しさん

  凝視してます

  2007-04-03 23:05:00
• 5:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  緊張しながらも電話をかけ、その日7時に、駅まで迎えに来てくれる事になった。いつもより念入りに化粧をして、髪も下手くそながら巻いた。約束の7時、駅に着きました。と電話をすると、スーツを着た男の人が迎えに来た。緊張していて、笑顔が引きつっていたかもしれない。スーツの人は、見た目とは違って愛想も良く、そんな緊張しなくても大丈夫だょ。と緊張をほぐしながら店に案内してくれた。

  2007-04-04 00:40:00
• 6:

  名無しさん

  店に入ると、少し薄暗くて、いくつかのボックス席があった。これからここで私は働くのかぁ〜なんてまだ受かってもないのにウキウキした。何人かの女の子たちが席に座って化粧を直したり、電話をかけたりしていた。店の様子から、まだ開店してないんだろうな…ゆいとあやは一番奥のボックス席にとうされ、履歴書のような用紙に記入するように言われた。ソレを記入した後に大まかなシステムやお酒の作り方など教えてもらう事になった。

  2007-04-04 00:51:00
• 7:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  ↑ゅぃです?

  2007-04-04 00:51:00
• 8:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  大まかな説明を受けた後『今日は働けるんだよね？』ぎょっとした。今日は面接だけだと思っていたからだ。『あや、大丈夫？』取りあえず、あやに聞いた。『私は別に大丈夫だょ。ゅぃは？』『私も別にこの後何も無いけど…』そんな2人を見て『じゃあ決まりね。オープンは8時からだから、それまでにドレスに着替えてこれに目、通しといてね。後の事は今日働いてみて後は決めようか』と半ば強引に店の人に決められた。渡された用紙には、細かい接客の事など書かれていた。

  2007-04-04 01:20:00
• 9:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  私は黒、あやは赤のドレスに着替えてボックス席に座り、ドキドキしながら話をした。『灰皿は2本ずつで交換だょね？』とか2人で仕事内容の確認をした。そうこうしている間に『看板下ろしてきまーす』とさっきのスーツの人、ボーイさんが言った。オープンするという合図だ。『やばーい。ほんま緊張する』あやがこっちを見てニヤニヤしながら言った。『あや…嬉しそう』『そんな事無いしー緊張するわぁ!!』と言うあやに言い返そうとした時だった。『お客様御来店です!!!』ボーイさんの声が店に響いた。座っていた女の子達はみんな立ち上がり、『いらっしゃいませ』と笑顔になった。私達も遅れない様に他の女の子のマネをした。

  2007-04-04 01:32:00
• 10:

  名無しさん

  これ他のサイトでかいてましたよね？

  2007-04-04 02:04:00
• 11:

  名無しさん

  しおり????

  2007-04-04 02:51:00
• 12:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  他のサィトに書いてなぃです???ゅぃのﾎﾝﾄの話です?
  
  しぉりぁりがとぉございますｯ?

  2007-04-04 04:09:00
• 13:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  スーツを着たサラリーマン風の2人組みのお客さんだ。私もあやも最初は呼ばれなかった。ボーイさんが私に近寄ってきて、『源氏名、どうする？』そうボソボソ話かけてきた。私はポカーンとして、何っぽいですかぁ？と聞いた。『そうだねー。ゅぃって本名でもいいし、サユリとかどうかな？』私はしばらく考えたが『本名にします。ゅぃにします。』と答えた。『了解。ぁの子達が指名もらえなかったら次ゅぃﾁｬﾝ行くからね。』と言った。しばらくすると女の子が一人抜けて来た。

  2007-04-04 04:18:00
• 14:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  『失礼します。ゅぃｻﾝ入ります』ボーイさんに案内され、私は席に着いた。緊張は頂点を迎えていた。
  『初めまして。ゅぃです』『はーい。ゅぃﾁｬﾝね、よろしく』
  やばい、何話たらいいんだろう。言葉が出てこない。お客さんの顔を見て取りあえず笑顔になってみた。

  2007-04-04 04:22:00
• 15:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  『ゅぃﾁｬﾝだっけ？この仕事初めて短いでしょ？』お客さんにそう言われて、ドキッとした。
  『そうなんですよ。何で分かったんですか？』ビックリしていると『見たら分かるよーあはは』と笑ってくれた。
  それから話は盛り上がって沈黙になる事は無かったが、話に夢中でたまに灰皿の交換を忘れたりしてしまった。
  『ゅぃｻﾝお願いしまーす』ボーイさんに呼ばれた。交代の時間だ。

  2007-04-04 04:27:00
• 16:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  『あ、時間だ。ありがとうございました。楽しかったです。』『はーい。これから大変だと思うけど頑張ってね』
  こうして最初の初めての接客は終わった。この日１日、私は沈黙にならないように、と話をするのに必死で、指名やドリンクどころでは無かった。タバコの火や灰皿の交換もろくに出来なかった。
  
  『ゅぃﾁｬﾝ、あやﾁｬﾝ、お疲れ様』

  2007-04-04 04:33:00
• 17:

  名無しさん

  ボーイが閉店を告げた。『話があるから、着替え終わったら座ってまってて。』
  私とあやはぐったりしながら着替えた。『今日どーだったぁ？』あやに聞くと、あやは『もー疲れたよぉ。ぐだぐだぁ』とダルそうに言った。『私もぉ。全然うまく出来なかったぁ。早く慣れたいなぁ…』私はバリバリ仕事が出来るキャバ嬢に憧れていて、一刻も早くソレになりたかった。
  着替えも終わり、あやと席に着いて待っているとボーイが近寄って来た。

  2007-04-04 04:40:00
• 18:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  『給料の話なんだけど。給料日は月2回で、1日と16日。1〜15、16〜月末で区切るんだけど、1クールで頑張った自分のポイントで給料は変わるから。最低普通は2000円からスタートなんだけど、大丈夫？』
  【は？3000円って書いてたぢゃん!!】あやと顔を見合わせた。すると、あやが『求人誌には3000円からって書いてあったんだけど2000円なんですか？』と言った。
  私は結構嫌と言えないタイプで、こういう事はっつ込めなかった。

  2007-04-04 04:42:00
• 19:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  『あ〜求人情報はどこも嘘ばっかりだからねぇ…君たち可愛いから2500からにしてあげるよ。それでどう？』二人は渋々分かりました。と言った。
  それでも普通のバイトょりゎ全然マシかぁ、初心者だしぁんまり言ぇなぃ…
  それからしばらくすると、『はい、今日はﾎﾝﾄにお疲れ様』と今日の給料をもらった。次の出勤日を決め送りの車に乗り込み2人は帰った。

  2007-04-04 04:45:00
• 20:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  それから私は週5日か6日出勤、あやは週2日か3日出勤する事にした。
  私は徐々に仕事を覚え、お客さんには気の合ったお客さんにだけ連絡先を聞いたり、指名交渉をした。そこまで必死にはならなかった。仕事は楽しかったからいい、楽しくやってなんぼや。
  仕事を初めてちょうど2週間目。初めての私A指でお客さんが来てくれる事になった、しかも同伴だ。
  因みにB指名は場内指名の事で、A指名は最初から指名する事。うまく説明出来ないけど…

  2007-04-04 04:56:00
• 21:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  チャララ〜携帯のメールの音が鳴り響いた。
  客[ゅぃﾁｬﾝ、明日何時に待ち合わせする？] ゅぃ[何時にしょっかぁ??出勤が9時からだから?7時ゎぁ??] 客[いいよ、7時に待ち合わせね。分かりやすい待ち合わせ場所あるかな？] ゅぃ[土曜日ゎ人多ぃし??分かんなかったら嫌だから?店の前にしょぉ???] 客[分かった。じゃあまた明日ね、ゅぃﾁｬﾝに会えるの楽しみにしてるね。お休み] ゅぃ[ぅんｯ?ゅぃも楽しみ??ぢゃあ、ぉゃすみなさぁい???]

  2007-04-04 05:04:00
• 22:

  名無しさん

  おもんな

  2007-04-05 06:08:00
• 23:

  名無しさん

  ↑それはあんたの顔や?

  2007-04-05 09:03:00
• 24:

  名無しさん

  主必死ﾜﾗ

  2007-04-05 10:31:00
• 25:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  ふーっ、と深く深呼吸をして、あやに電話。
  『あやッ!!ゅぃ明日同伴やねんッ』
  『マジで？おめでとさぁん』
  『ぅんッ!!頑張ってくるなぁ』
  『おうおうー、ぢゃぁお休みぃ』

  2007-04-05 17:50:00
• 26:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  手短にあやに報告電話をした後、また
  ふーっ
  と、深く深呼吸をして布団に潜り込んだ。
  
  明日が初めての同伴。このままNo.1とかになっちゃったら、どうしよ？照れるなぁ。そうこう考えているうちに、ゅぃは眠りについた。

  2007-04-05 17:54:00
• 27:

  ゅぃ◆Bdzgvi4e/A

  目が覚めた時、やけに外はオレンジ色で夕方だという事を知らせていた。
  
  ゅぃは、これから先太陽の下を歩く事なんてほとんどなくなって、だんだん明かりが怖くる事を知る由もなかった。
  むしろこの頃は、ネオンに照らされる自分が誇らしくて、綺麗な事の様に、素敵な事の様にまで思えていた。

  2007-04-05 18:00:00
• 28:

  名無しさん

  頑張って下さい！

  2007-04-05 18:01:00
• 29:

  名無しさん

  頑張れ?

  2007-04-06 06:04:00
• 30:

  名無しさん

  ?

  2007-04-11 01:28:00