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神様お願い…

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  • 1:

    るか

    神様…
    もぅこれ以上
    ルカの大切な人を連れて行かないで下さい…

    2007-03-19 01:18:00
  • 2:

    るか

    私の名前ははルカ。
    ヤンキーに憧れる14歳…
    両親は厳しく真面目な家庭に育った普通の女の子です。でもまわりからヤンキーって思われたくて俗に言う(ヤンキーの)金魚のふんって言うやつをしています。

    2007-03-19 01:25:00
  • 3:

    るか

    〜出会い〜

    いつものように門限を守って7時に帰宅したルカは
    家族揃って夕食をとると
    「宿題するわー」と2階の自分の部屋に上がった。
    宿題をするつもりはなく、適当に教科書とノートを広げて親対策完了!学習机に向かいヤンキー漫画を読むのが日課、ちゃんと親対策しとかないと後でお母さんがお菓子とジュース持って来るからね!2時間ほどしたら階段からお母さんの足音。「分からないとこない?終わったらお風呂入って寝るのよ?」いつも通りのコメントと紅茶とお菓子を置いてお母さんは部屋を出て行った

    2007-03-19 01:40:00
  • 4:

    るか

    急いで隠したマンガをまたお菓子片手に読み始めると携帯が鳴った。友達のアヤコだった
    ルカ「もしもし」
    アヤコ「今夜族の人と会うんだけど家出れる?」
    行きたい!絶対行きたい!けど親にばれるのこわいし…けど族の人とかと知り合いになったら絶対自慢出来るよね?決めた!行く!
    ルカ「家の親11時過ぎたらみんな寝るから11時半くらいでいい?」
    アヤコ「ルカは親には何も言えないからねーワラ、わかった先輩の車で迎えに行くから」

    2007-03-19 01:51:00
  • 5:

    るか

    アヤコのちょっと見下したような話し方にはむかつくが言えないから我慢するしかないよね、だってアヤコは学年で1番のヤンキーで私ルカはアヤコの1番の金魚のふん…我慢してでもアヤコに友達って言われたいんだもん、アヤコ先輩の親友のルカ先輩ってね。それはそうと用意しなきゃ。10時にお母さんにお休みを伝えると、静かに用意をした。アヤコが選んでくれたヤンキー服に着替えると…ウィーンウィーン
    マナーモードに設定した携帯が鳴った、アヤコだ
    私は両手にミュールとバッグを持ち、静かに家を出た

    2007-03-19 02:02:00
  • 6:

    るか

    アヤコにもミュール持って裸足なんて姿は見られたくない、30メートル程家から離れた所で私はミュールをはいた。少し歩くと道路に出た。待ち合わせはいつもここ、親にばれないようにね。目の前には2台のVIPCAR…アヤコに電話しようと鞄に手をのばすと「ルカ!」アヤコが車の後部座席から顔を出して手招き、「はじめまして」私は緊張しながら車に乗った。

    2007-03-19 02:11:00
  • 7:

    るか

    とあるマンションの3階…ここがカズヤ先輩のマンションらしい。1DKのキレイなマンション、部屋にあがると
    「おせーんだよっ」
    と先に着いてた先輩達が片手にビールでブーイング、
    アヤコ「友達のルカです」
    挨拶もほどほどに
    「今日は飲むぞー」
    との先輩達の言葉により飲み会がスタート。

    2007-03-19 02:36:00
  • 8:

    るか

    30分くらいして玄関のドアが開いた
    「カズヤー」「あー」
    「先に上がっといて」と言われたので私はアヤコと下で車を降りて上がっていたんだけど、やっとカズヤ先輩が到着したようだった、ドアが開いて私は初めてカズヤ先輩の顔を見た。カッコイイ…めちゃくちゃととのってるんですけど…カッコ良すぎです。もちろん一目惚れ。

    2007-03-19 02:45:00
  • 9:

    るか

    カズヤ「君がルカちゃん?」
    ルカ「はい」
    先輩達「お前が連れて来て今初めて顔見たわけ?」
    先輩達大爆笑。

    2007-03-19 02:48:00
  • 10:

    るか

    飲み会は何時間も続いた。アヤコを見るとすでにベロベロで壁にもたれて眠りかけ…先輩達も少しずつ寝る準備…するとカズヤ先輩が
    「ルカちゃん何時まで大丈夫?送ろうか?」
    まだまだカズヤ先輩とは一緒に居たいけど親やばす…親とは格好が悪くて言えないので
    ルカ「何時でも大丈夫なんですけど酔っ払っちゃったしアヤコこんなんなんで連れて帰ります」
    カズヤ先輩「え?アヤコはこのままこいつらと寝かすけど、ルカちゃん…どうする?」

    2007-03-19 03:01:00
  • 11:

    るか

    ルカ「え?」
    アヤコを見ると…ボディーランゲージで「もう無理」…カズヤ先輩が「俺酒飲んでるけど運転には自信あるから」と言うので送ってもらう事に、「俺ルカちゃん送ってくるから適当に寝とけー、はく奴トイレなぁー」やったぁーカズヤ先輩と2人きりだぁ、駐車場に着くと
    カズヤ先輩「俺の姫に会わしてあげよっか?」
    急に車でアヤコが言った(ユキ先輩)って言葉思い出しちゃった。忘れてたけどカズヤ先輩には彼女いたんだった…失恋!けどカズヤ先輩の彼女…会ってみたい!
    ルカ「いいんですか!会ってみたいです」
    カズヤ先輩は嬉しそうに車の方へ歩くと
    「俺の姫ー」と叫んだ、カズヤ先輩の目線の先には…
    ロケットカウルに三段シート黒いキレイな族単車が…ルカ「キレイ…」カズヤ先輩「けつ乗ってみたい?」ルカ「いーんですか?」

    2007-03-19 03:22:00
  • 12:

    るか

    カズヤ先輩「うーん」と少し考えてから「また今度にしよっかワラ」笑いながら車に乗り込み後部座席に乗ろうとした私に「俺は運転手かワラ」と突っ込み助手席に座らせて送ってくれた。家の近くに車をとめて
    カズヤ先輩「来週の土曜日また遊べる?」
    ルカ「はい」
    彼女がいてもいいやー嬉しすぎる!
    カズヤ先輩「じゃ携帯教えて」
    私達は携帯番号とメールを交換して別れた。

    2007-03-19 03:31:00
  • 13:

    るか

    それから私は毎週アヤコとカズヤ先輩達と暴走、飲み会、などと遊び続けた。ただ一つ、カズヤ先輩の彼女の存在だけは忘れていた。見た事もなかったし、アヤコも私の気持ちを知って気を遣っているのか、ユキ先輩という単語を聞く事はなかったから…。

    2007-03-19 04:21:00
  • 14:

    るか

    それは私が中学校を卒業するまで続いた…。
    卒業式の日、私はアヤコとプリクラをとる為ゲーセンに向かった。ゲーセンに着くとカズヤ先輩達の車が路上駐車されてありアヤコは私にむかってニヤっと笑った。
    ゲーセンに入るとカズヤ先輩発見!話し掛けようと近寄るとカズヤ先輩はこっちを見て苦笑…。
    ???誰かと電話しているようだったので他の先輩と少し話して私はアヤコと数枚のプリクラをとった。

    2007-03-19 04:53:00
  • 15:

    るか

    プリクラを切りわけた私達はカズヤ先輩を探したがいないようなので他の先輩達に挨拶をして帰ろうとした。すると
    「お前ら今日はあっちから帰れ」と先輩はなぜか焦って、私達が入って来た出口とは違う少し離れた所の出口を指差した。意味も分からず先輩の指差す方向へ歩こうとする私の腕をつかみ「何でですか?」
    アヤコは少し不機嫌そうに先輩に聞いた

    2007-03-19 04:56:00
  • 16:

    るか

    「いーから」
    と先輩も少し怒ったようにもう一度出口を指差したのでアヤコを見ると、
    アヤコは黙って先輩がダメだと言った方の出口にダッシュ…私は仕方なく先輩に軽く頭を下げてからアヤコを追って外へ出た

    2007-03-19 05:00:00
  • 17:

    るか

    「ちょっとアヤコ!」
    私の声に振りかえろうとした瞬間誰かが缶ジュースをアヤコに投げつけた。アヤコは缶ジュースが当たった腰辺りを押さえて座り込んだ…私がアヤコに駆け寄ると、知らない女の人が落ちた缶ジュースを拾いフタをあけると「お前こいつのダチか?」と聞きながら私の頭に注いだ…

    2007-03-19 05:20:00
  • 18:

    るか

    ホットコーヒーの香りがした…熱かった…見上げると真っ白な…特攻服…
    私達はすぐに同じ特攻服を来た女の人達に囲まれた。そして事態が把握出来ないまま私達は真っ白な特攻服の女の人達に殴られまくった。何度も気絶しかけたがその度に水をかけられ、また殴られた…

    2007-03-19 05:31:00
  • 19:

    るか

    私は殴られながらカズヤ先輩達がカッコ良く助けに来てくれるのではないかとマンガのような事を考えていた…けどやっぱり来なかった。カズヤ先輩の友達の先輩達は別の出口から帰ったようだった。時間がどれくらいたったかはわからない…特攻服の人達は車や単車で何もなかったように帰っていった。ただ一言「カズヤに近寄るな」と言い残して…私とアヤコはボロボロになり起き上がった

    2007-03-19 05:40:00
  • 20:

    るか

    それから数日私は引きこもっていた…。アヤコとも連絡を取らず携帯の電源は落としたまま…親には他府県のヤンキーにからまれたと言った。ただあの日の真っ白な特攻服の女の人達とカズヤ先輩の間に彼氏彼女の関係がある事は私だって感づいていた…。「ルカちゃん?」お母さんが部屋に入って来た。新しい携帯を買いに行こうと言う。

    2007-03-19 05:49:00
  • 21:

    るか

    〜再会〜

    私はお母さんと一緒にドコモショップに向かった。私は携帯を買い替えて…悩んだ。新しい番号をアヤコやカズヤ先輩達に教えるのか…。正直恐かった。この1年ちょっとのヤンキー生活は毎日が楽しかったけど…このままアヤコと縁を切ればカズヤ先輩達と遊ばなければあんな恐い思いも痛い思いもしなくてすんだのに…
    ドコモショップからの帰り道そんな事ばかり考えながらお母さんの車に乗っていると「ルカちゃん、ちょっと買い物して帰ってもいいかな?」お母さんはスーパーで夕食の買い物がしたいらしいのでスーパーへ

    2007-03-19 08:46:00
  • 22:

    るか

    一人車でぼんやり考え事をしていると前から歩いて来る集団が…窓を少し空かしているので楽しそうな事がはっきりと聞こえてくる。仕事帰りらしいカズヤ先輩達だ、とっさに隠れる事も出来ず私は下を向いて携帯をいじっているふりを始めた。少しずつ声が近付いてくる…

    2007-03-19 08:54:00
  • 23:

    るか

    「あー、あの携帯お前が欲しいって言ってたやつじゃね?」「え?どれ?そうそうあれよくねー?」
    カズヤ先輩のほしい携帯ってどんなのだろ?知りたい…私は…って私の携帯の事?違うよね…なんて考えながら私が下を向いたまま携帯を触っていると、コンコンっ
    先輩達「すいませーん」
    車の窓をノックされて私は思わず顔をあげてしまった

    2007-03-19 08:59:00
  • 24:

    るか

    「ルカ!?」カズヤ先輩達は私を見て一瞬黙った…私はそれと同時にあざだらけの醜い自分の顔をミラーで確認してしまい、泣きたくなった。カズヤ先輩達の笑い声が聞こえる、こんな顔見られたくなかった。カズヤ先輩にだけは、不細工な姿は見られたくなかった。ドアが開いて、泣き出す私を誰かが車から引っぱり出した。「痛い!離して!」泣き叫びながら見上げるとカズヤ先輩の困った顔。そして…「何これ?喧嘩、負けちゃったわけ?ワラ」カズヤ先輩は笑った、そして私の手を見て「一発くらい返せた?やられっぱなし?」と笑いながら言った。黙って泣き続ける私に「不細工やなぁワラ。てゆーか番号変えたんなら教えなさい」と自分の携帯を出した。そして携帯を取り上げられ、新しい番号は買って数十分後にバレる事となった

    2007-03-19 09:05:00
  • 25:

    るか

    私は家に着いてもカズヤ先輩の番号を登録はしなかった。ただリダイヤルに入った番号を消すことも出来なかった…私は部屋に携帯を置いて夕食に下のリビングにおりた。あの事件以来私はほとんど無言で食事を取る、お母さん以外と口を聞いていない。家族は卒業式に運が悪かったかわいそうな子だと思っているんだろう…。食事を済ませて2階の部屋へ戻ると携帯に着信が残っていた、リダイヤルのカズヤ先輩の番号をチェックしてみたが違う番号のようなのでかけ直してみる事にした

    2007-03-19 09:15:00
  • 26:

    るか

    ルカ「もしもし?」
    相手「…」
    ルカ「もしもし?着信残ってたんだけど?」
    相手「ごめん…」
    ルカ「アヤコ!?」
    電話はアヤコだった…内容はカズヤ先輩達に会わせてごめんと、こないだの白い特攻服の人達のチームの総長がユキ先輩って言う人でカズヤ先輩の彼女である事。ユキ先輩は鑑別所に入っていて私達の卒業式の4日前に出て来ていた事。出て来ていた事はアヤコもカズヤ先輩も知らなかった事、最後にアヤコに
    「また電話してもいい?」と聞かれ私は
    「うん、また遊ぼう」
    と答えた。

    2007-03-19 09:31:00
  • 27:

    るか

    そんなある日アヤコと2人でカラオケで遊んでいると、また知らない番号から電話が鳴った…。アヤコと顔を見合わせてしばらく考えていると電話は切れてしまった。そしてすぐにアヤコの携帯が鳴った、電話はカズヤ先輩の友達のユウ先輩だった。
    ユウ先輩「お前らユキにしばかれたって本当か?」
    アヤコ「ユキ先輩はいませんでしたけどユキ先輩のチームの人に…黙っててすいませんでした」
    ユウ先輩「今ルカも一緒か?」アヤコは受話器を押さえて小さな声で私に「どうする?」と聞いたので「いいよ」と答えた。アヤコが私も一緒だと伝えるとユウ先輩は迎えに来ると言うので私達はユウ先輩を待った

    2007-03-19 09:50:00
  • 28:

    るか

    ユウ先輩はすぐに着いた。着くなり私達はすぐに後部座席に乗り込まされ行き先も告げられず車は走り出した。
    「何でルカまで殴られんだよ?全部出来る限り説明しろ」ユウ先輩がアヤコに言った。
    アヤコはタクヤ先輩が出るなと言った出口から出た事、出たらすぐにチームの人に見つかりカズヤ先輩とつるんでいる事を怒られ、黙っていたらルカが追って来て2人まとめてボコボコにされた事など説明した。私はあの日の事を思い出しながら、また殴られるのかなと思って少し恐くなってきた

    2007-03-19 16:41:00
  • 29:

    るか

    それにきづいたアヤコは「今日は絶対ルカだけは大丈夫だから」と言って私の方を見た。それを聞いてユウ先輩は「アヤコ…ルカちゃんも今日は心配すんな」と言って携帯で「もぅ着く」とだけ誰かに電話した。ユウ先輩の言葉通り私達はすぐに海辺の駐車場に着いた。そこには数台の車とカズヤ先輩達がいた。

    2007-03-19 16:50:00
  • 30:

    るか

    アヤコは車から降りると、私を隠すように前に立ってカズヤ先輩達の方へと歩きだした。
    私達に気付いたカズヤ先輩はこっちに向き直ると開口一番「悪かった」と真剣な顔で頭を下げた。そして私達に会わせたい人がいるからと言い電話をし始めた。
    その口調は恐ろしい程きつく、私が知っているカズヤ先輩とは別人のようだった。電話が終わり数十分の沈黙の後一台の車が着いた。カズヤ先輩が黙って運転席に近寄るとドアが開き女の人が出てきた。
    黒いコートに黒いブーツ、暗い茶髪にメッシュのかわいい系の顔立ちなのになぜかキレイな人…

    2007-03-19 17:10:00
  • 31:

    るか

    この人がカズヤ先輩の彼女かぁ。
    悔しいけれど2人がならんだ姿は誰の目にもすごくお似合いで私は不覚にも涙がこぼれた「ルカ?」アヤコが心配そうに口を開いた。私はアヤコの優しさに涙が止まらなくなりその場から逃げ出そうとしたがユウ先輩に掴まれてカズヤ先輩達の方へ向き直させられた。するとカズヤ先輩は「ユキ、持って来てないみてーだな」とその女の人に言った。
    ユキ先輩「もぅ少し考えさせてよ」
    カズヤ先輩「今日まで待ってもう少しはもうねぇよ」
    ユキ先輩「…」
    カズヤ先輩「持って来たのか持って来てねーのか答えろよ」

    2007-03-19 17:25:00
  • 32:

    るか

    私達は何の話か分からず黙って見ていた。

    2007-03-19 17:42:00
  • 33:

    るか

    カズヤ先輩とユキ先輩の話を整理すると前々からカズヤ先輩はユキ先輩にレディースを引退するよう言っており、今回の事件で私達は悪くないのに理不尽な理由で、しかもユキ先輩が個人としてではなく私事にチームを使った事がカズヤ先輩の怒りに触れたらしく、私とアヤコに対して詫びを入れると言う事で私達の目の前でユキ先輩の特攻服を焼いて引退するか、またはカズヤ先輩と別れてカズヤ先輩に一切関わらないかという選択を言い渡されたようでカズヤ先輩はさっきから特攻服を持って来たのか別れるのか聞いているのだった…

    2007-03-21 06:54:00
  • 34:

    るか

    少ししてユキ先輩は自分が乗ってきた車を指差し車の方へ戻ると後部座席から真っ赤な特攻服を取り出した。私は正直別れてほしいと心底願っていたのでユキ先輩が特攻服を取り出した瞬間、なにもかもどうでもよくなった…黙って私はユキ先輩の特攻服の刺繍を見ていた…失恋かぁ…とぼんやり考えながら。するとユキ先輩はコートを脱ぎ特攻服を着た。そしてこのまま焼いてくれとカズヤ先輩に抱き着き、泣いた…カズヤ先輩は悲しそうな顔をして
    「さようなら」
    と言うと泣きつくユキ先輩を押しのけ一人車に乗って帰って行った

    2007-03-21 07:07:00
  • 35:

    るか

    その場の空気は重たく私はみんなと同様ただただ黙ってその場に立ち尽くしていたがユウ先輩に背中を押されアヤコと一緒に車に乗せられた。車の中で会話は一切なく、私とアヤコは一人ずつ家に送られた…カズヤ先輩がフリーになって嬉しいはずなのになぜか辛かった。それがカズヤ先輩の別れ際の悲しそうな顔のせいなのかユキ先輩が可哀相に見えたからなのかは分からないが…

    2007-03-21 07:14:00
  • 36:

    名無しさん

    続き書いて★

    2007-03-22 15:10:00
  • 37:

    るか

    ありがとうございます。見てくれてる人いたんですね?

    2007-03-22 19:02:00
  • 38:

    るか

    そんなある日の放課後、私はクラスメイトと一緒にマックに行った。お金のない私達は少しの注文で毎日マックに長居して帰るのが日課…少し話して友達の視線が窓の方へ向いたので私も窓を見るとカズヤ先輩達…がマックの駐車場で喧嘩をしている!私は急いで駐車場へ出たが出て驚いた。

    2007-03-22 19:10:00
  • 39:

    るか

    逃げ出す事も出来ず、ぼーっと立ち尽くす私にユウ先輩が気付いてカズヤ先輩をとめたがカズヤ先輩は笑顔で人を蹴っていた…。カズヤ先輩はユウ先輩の合図で私に気付いた…そして私に近付いてきた。あれだけ好きだったはずのカズヤ先輩が近付いてきているのに私はただただ恐くて…目の前にカズヤ先輩が来た時には、ふるえと涙が止まらなかった。カズヤ先輩は「やっぱお前はユキとは違うよなー」と軽く笑うと「また電話するから良い子は早く帰りなさい」と行ってまた戻っていった…

    2007-03-22 19:26:00
  • 40:

    るか

    それでも動けず突っ立っている私をふびんに思ったのかユウ先輩が支えながら友達の所まで連れて入ってくれた。その後カズヤ先輩達は車数台で帰っていき、友達はただ「ルカ?大丈夫?」と言うだけで私はふるえがおさまった所で家に帰った。

    2007-03-22 19:32:00
  • 41:

    るか

    その日も次の日もカズヤ先輩から電話が鳴る事はなかった。私はまたバカな事を言ってみんなを笑わせているいつものカズヤ先輩に早く会いたかった…。そんな私の期待をよそに半月もの間カズヤ先輩からの連絡はなく、あれから毎日まっすぐ家に帰るようにしている私はカズヤ先輩とばったり会う事もなかった…
    連絡があったのは半月くらい後の週末だった。家で追試の勉強をしていると携帯が鳴った、カズヤ先輩だった私は恐い気持ちもいつの間にか消えていて嬉しかったのですぐに電話に出た。カズヤ先輩は今日遊ぼうと言うので夜中に待ち合わせた。

    2007-03-22 19:43:00
  • 42:

    るか

    11時半…待ち合わせ時間を少しすぎてカズヤ先輩は現れた、久々すぎて心臓がやばす。恥ずかしい事に緊張のあまり声がふるえてしまう…「寒いか?」カズヤ先輩はいつもの調子で軽く笑いながら言った。間もなくカズヤ先輩のマンションに着いた。飲み会かぁーと思ってドアを開けるとまだ誰も来ていないみたいだった。私は恥ずかしさを紛らわそうと「今日は私達の方が早かったみたいですねっ」話し掛けた。すると「え?今日は誰も来ないけど?誰か何か言ってたかぁ?」とカズヤ先輩は普通に聞き返してきた。私は「いえ何も」とだけ言ってテレビの前に座った。カズヤ先輩はペットボトルの午後ティーを2本テーブルに置くと「ちょっと話そっか」とまた少し笑いながら言って斜め前に座った。

    2007-03-23 04:41:00
  • 43:

    るか

    そしてカズヤ先輩はいきなり「お前俺の事好きでしょ」と半ば言い切るように質問してきた。私はとっさにフラれるのが怖かったのか「さぁ?」とは言ったものの、すぐに「かもしれませんね」と言って作り笑いをした。「さぁ?じゃねーよワラだってお前いっつも俺ばっか見てんじゃん」カズヤ先輩は言いながら両手を後ろに着いてリラックスモード。…私はバレてると思い「好きですよ」と少し投げやりな口調で言った。…カズヤ先輩は少し黙って「そんな言い方かわいくねーなー」と頭だけこっちを向いた。私が何も喋れずにいると「俺と付き合いたいんじゃねぇの?」とカズヤ先輩…私はまた「好きな人とはそりゃ付き合いたいでしょ」と可愛いげなくこたえてしまった。

    2007-03-23 05:04:00
  • 44:

    るか

    「じゃ可愛く言えよ、可愛く言えたら付き合う!」カズヤ先輩はこっちを見たままそう言って微笑んだ。私はあまりの急展開に頭の回転が追い付かず、カズヤ先輩の言葉に焦って答えている状態で急に可愛くと言われても思いつかず「好きです、付き合ってください」と頭を下げた。カズヤ先輩は大爆笑して「ごめん、ごめん冗談だって、ワラ。俺ユキの事まだ好きなんだよねー」と手をあわせて笑った。私は「それでもいいので付き合って下さい」と再度頭を下げた。今考えてもあの時何であんな勇気ある事が言えたのかはわからないが…。カズヤ先輩は私の言葉に驚いた様子もなく、「お前バージン?」と続けて聞いた。

    2007-03-23 05:20:00
  • 45:

    るか

    私がコクリと頷くとカズヤ先輩は「俺にバージンくれる?」とまた質問…その時の私はどうかしていたのかもわからないが私はまたしても迷わず頷いた。カズヤ先輩は「ふぅん」とだけ言って体ごとこっちに向き直ると無言で私にキス!!!!!そして「チュウもした事なかったのかよ」と笑った。

    2007-03-23 05:28:00
  • 46:

    るか

    そしてすぐ立ち上がると、「送るわ」と無表情…。私は何も言えず立ち上がりカズヤ先輩の後を追ってマンションを出た。車の中でもカズヤ先輩は話し掛けてくる事もなく私達は無言のまま私の家の近所に着いた。私は車の中に長居をしていてまたカズヤ先輩におちょくられるのも恥ずかしいと思い、すぐに車を降りて振り返り少し頭を下げると家に帰った。

    2007-03-23 05:35:00
  • 47:

    るか

    静かに自分の部屋に戻るとカズヤ先輩とキスしちゃったーと嬉しくなった。そしてアヤコに電話!アヤコは寝ているようでなかなか出なかったが私は出るまでかけ続けた。何回目かの電話でやっとアヤコは不機嫌そうに電話をとった。私は嬉しすぎてさっきまでの一部始終をアヤコに話した。私が話し終えるた頃にはアヤコもハッキリと目が覚めたようで私の話をまとめた上で「ルカが喜んでるから言いにくいんだけどさーそれって遊ばれてない?だってカズヤ先輩は付き合うとは言わなかったわけじゃん、だからカズヤ先輩の口から付き合うって言葉聞くまでは絶対エッチしたらだめだからね!」と言って、眠たくて頭が回転しないからと言って電話を切った。

    2007-03-23 05:47:00
  • 48:

    るか

    頭のどこかでは私も考えていた事だけに、その時はアヤコにすごく腹が立って『それってヤキモチ?それともひがんでるわけ?どっちにしても気分が悪いよ!』とメールを送った。アヤコから返事はなかったが、ただアヤコの言葉が頭に残ってなかなか眠れなかった。実際それからカズヤ先輩からの連絡はなく、何度か私の方から電話したがカズヤ先輩が出る事もなければかけ直してくれる事もなかった…

    2007-03-23 05:54:00
  • 49:

    るか

    そんなこんなで2ヶ月がたとうとした時、私がお風呂からあがるとカズヤ先輩から不在着信が残っていた。時間を見ると不在着信は40分以上前だったが一か八かかけ直してみる事に…少しの間鳴らすとハイテンションのカズヤ先輩が電話に出て意味不明な言葉を連発!後ろで笑い声が聞こえる…完璧にカズヤ先輩は酔っている…。そして「今から迎えに行くから出て来いよ!」と急に真剣な声で強制されたが親はまだ起きてるし出られるわけもなく「急に言われても無理ですよー」と答えると「じゃーお前とは一生会わねーからー」と酔っ払い…私は迷ったが「待って下さい、行きます。」と言って電話を切ると静かに用意を始めた。

    2007-03-23 06:13:00
  • 50:

    るか

    私は30分程で用意を終えると親に適当な理由を付け3時間程で帰ると伝えると待ち合わせ場所でカズヤ先輩を待った。30分程待ってカズヤ先輩に電話したが出なかったのでもう少し待ってみようと2時間待ったが連絡1つない…電話も出ない…不安になりながらも私はカズヤ先輩を待った。

    2007-03-23 06:29:00
  • 51:

    ?ななち?

    何か懐かしぃ?ワラ
    ルカちゃん頑張って??

    2007-03-23 06:36:00
  • 52:

    るか

    結果3時間待ってもカズヤ先輩と連絡は取れず私は家に帰った。そして携帯をにぎったまま気が付くと朝だった。幸い今日は日曜日、疲れていたので私はもう1度寝る事にした…。昼頃に目が覚めた私は友達とメールをしたりご飯を食べたりしてなるべくカズヤ先輩の事を考えないようにした。それからまたしばらくカズヤ先輩と連絡はつかなかった…。私はひょんな事からまたアヤコと毎日遊ぶようになった、アヤコとまた遊ぶようになって半年が過ぎるか過ぎないかのある日の夕方カラオケボックスに入ろうとすると入口の脇にカズヤ先輩達がたむろしていた。アヤコには全て話していたのでアヤコもカズヤ先輩達には話し掛けず私達は軽く会釈をしてカラオケボックスに入ろうとした。カズヤ先輩達の横を通り過ぎたと思った瞬間、私はカズヤ先輩に腕を掴まれた。そして「お前、毎日遊びに出るのは許すけど浮気すんなよ」と耳元で言うと笑顔で私の頭を撫でながら「アヤコ!こいつ俺のだから、悪さしねーよーに見張っといてくれや」と言って先輩達の方に戻って行った。

    2007-03-23 06:59:00
  • 53:

    るか

    ななちさん
    読んでいただいてありがとうございます?
    今日は忙しいのでまた書きます。

    2007-03-23 07:02:00
  • 54:

    名無しさん

    頑張って?

    2007-03-23 07:02:00
  • 55:

    るか

    アヤコは何か言おうとしたようだったがカズヤ先輩はすぐに友達の中へ消えてしまったので私達は受け付けを済ませた。アヤコも「まぁ…まず歌おうか」というので私達はカラオケを歌い出したのだが2曲程歌った所でカズヤ先輩達が乱入してきた!この人達は今考えると…自己中な上に、当たり前のようにその場の中心に立つタイプだった…。

    2007-03-23 19:44:00
  • 56:

    るか

    私もアヤコもカズヤ先輩の言葉は気になってはいたがカズヤ先輩達の勢いに飲み込まれその日は何も聞けず家に帰った。またしばらく連絡はないと諦めていた私は、次の日の夕方カズヤ先輩から電話が鳴った時、本気で驚いた。しかも今カズヤ先輩は家の近所にいると言う。さっそく外へ出ていつもの待ち合わせ場所に行くと、カズヤ先輩は家に来ると言う…のだがカズヤ先輩の車やカズヤ先輩自身の外見を見てうちの親が許可するわけがない。私はその事実をカズヤ先輩に伝える事も出来ず「今は父親がいるし、うちの親恐いんですよ…」と伝えた。すると「親父さんいるなんてラッキーじゃん俺親父さんに話があんだけど」とノリノリだ…

    2007-03-24 21:20:00
  • 57:

    るか

    私は気は進まなかったがカズヤ先輩には逆らえず、遠回しに親が厳しい事などを伝えながらカズヤ先輩を家に連れて帰った。そしてリビングへ行き「先輩が遊びに来たんだけどお父さんと話したいらしいから上げてもいい?」と言いカズヤ先輩をリビングに通した。両親のリアクションは想像通りでカズヤ先輩を見てとても嫌な顔をした…そして「話と言うのは?」と興味なさそうに一応聞いた。カズヤ先輩も空気を察したのか真面目な顔をして自分の近況などを話していたが…突然「ルカと同棲したいんです」と言い出した。これには父親もキレてしまいカズヤ先輩を殴るとすぐさま引きずり出し玄関の鍵を閉めた。カズヤ先輩は抵抗もせず、従った。私はカズヤ先輩を追いかけようとしたが父親に阻止され私は部屋にこもって泣いた。

    2007-03-24 21:36:00
  • 58:

    るか

    駐車場にカズヤ先輩の車があったので私はマンションに入った。インターホンを押すとカズヤ先輩はすぐに開けてくれたが私を見て少し驚いたようだった。私はリビングに通されたがカズヤ先輩は私に少し待っておくように言うと出て行った。1時間待っても…2時間待っても…3時間待っても…カズヤ先輩は帰って来なかったが携帯を持ってない私は連絡のとりようがなく、待つしかなかった…。その日カズヤ先輩は帰って来なかった。

    2007-03-25 04:38:00
  • 59:

    名無しさん

    スペースとかあけな読みにくい

    2007-03-25 04:59:00
  • 60:

    るか

    すみません、気をつけるようにします。

    2007-03-25 08:08:00
  • 61:

    名無しさん

    句読点とかも入れて下さい。

    2007-03-25 18:54:00
  • 62:

    るか

    文章下手ですいません、気をつけます。

    2007-03-26 09:26:00
  • 63:

    るか

    〜同棲〜

    私はいつのまにか眠ってしまった。
    目が覚めるとお昼を過ぎていて、テーブルの上に短い手紙と五千円札と鍵が置いてあった。
    カズヤ先輩は一度帰って来て仕事に行ったようだった。
    手紙には仕事が早く終わったら携帯を買いに行こうと書いてあった…
    夕方6時頃カズヤ先輩は帰ってきて、私達は急いで携帯電話を契約しに向かった。
    時間ぎりぎりで何とか携帯を契約すると、私達はコンビニで夕食を買って帰った。
    家に着くとカズヤ先輩は珍しく色々と話してくれた。
    昨日は、襲ってしまいそうで帰る勇気がなく、タクヤ先輩の家に泊めてもらった事、家族関係や自分の性格など…。一通り話してカズヤ先輩は「これからはお互いの事少しずつ話して行こうな」と言った。
    そして、その日の夜
    カズヤ先輩に私は処女を捧げた。

    2007-03-26 09:54:00
  • 64:

    るか

    始めの2ヶ月は、私の親が捜索願いを出したり…
    色々と問題のあった同棲生活だったが、私が親に勘当されるという形で話は終わり私はカズヤと同棲生活を続けた…。
    この時、カズヤは19さい
    私、ルカは17さい
    だった…。
    ちょこちょこ、カズヤの浮気や私のわがままなど小さなケンカはあったものの、私達の同棲生活は幸せそのものだった…。

    2007-03-26 11:08:00
  • 65:

    るか

    〜別れ〜

    この日もカズヤはいつものように朝から私の作ったお弁当を持って仕事に行き、夕方帰ってきた。
    けど今日は、帰って来るなり押し入れを開けると、中から白い紙で出来た大きな箱を取り出し私を呼んだ。そして
    「言ってなかったけど今日が最後だから」
    と言って箱のフタを開けると、中からキレイにたたまれた黒い特攻服が顔を出した。箱の底には警棒が入っていた…。
    カズヤが族の特攻隊長をしている事は知っていたが、今日が最後?私は意味が分からず
    「最後ってどおいう意味?」
    と聞いた。
    「言ってなかったけど今日で引退だから…」
    カズヤは少しさみしそうに言った。
    私も少しさみしい気がしたが、年齢から考えると遅いくらいだとカズヤが笑うので
    「最後はかっこよく散ってこいよ」
    と笑って、
    夕食の準備の為、キッチンに戻った。

    2007-03-26 11:30:00
  • 66:

    るか

    カズヤは、さっさとお風呂でシャワーをあびると
    特攻服に着替えてから、私と夕食をとった。
    8時前になってカズヤは急に
    「お前も来るか?」
    と言い出した。
    カズヤにとって族を引退するという事は、とても辛くさみしい事のようで、集合場所まで一緒に行き、カズヤ達が暴走を始める前に、カズヤの先輩の車で送ってもらえと言う。初めてのカズヤの、子供のようなわがままに、私は少し驚いたが「連れてって」と言った。

    2007-03-26 11:42:00
  • 67:

    るか

    カズヤは少し恥ずかしそうな顔をして単車の鍵をにぎると、私の肩を抱いてマンションを出た。
    カズヤの単車には三段シートがついている為、単車には私が先に乗って、後ろへずれた。その姿を見て
    「俺、族入ってから単車のケツに女乗せるの初めて」と言うと、カズヤもすぐに単車にまたがり走り出した。
    私は、久しぶりにカズヤの言葉に胸がキュンとし、顔が熱くなるのがわかった。
    思えば同棲し始めた頃は
    カズヤ先輩と呼んでいて…
    カズヤと呼ぶ練習をしては、恥ずかしくて顔を真っ赤にして、その度にカズヤにからかわれながらも、毎日毎日カズヤの一言一言に反応し、過ごしていた。
    私は単車に乗りながら着くまでの間、昔カズヤがこの単車を「俺の姫」と呼び乗せる気もないくせに「乗りたいか?」と聞いた事などを思い出していた。

    2007-03-26 12:03:00
  • 68:

    るか

    私は予定通り、カズヤの先輩のOBの人に家に送ってもらった。
    次の日の昼過ぎに、カズヤは特攻服のまま帰って来た。ユウ先輩に車で送ってもらったらしい。
    少しお酒の香りをさせながら玄関に立っているカズヤは、惚れなおすくらいかっこよく見えた。

    2007-03-26 12:11:00
  • 69:

    るか

    それから
    たった
    18日後の昼前…
    正確には11時38分
    カズヤから、電話がかかって来た。
    ルカ「もしもし?」
    カズヤ「カズヤ君の彼女?」
    ルカ「…????」
    電話は、
    カズヤの携帯から会社の人がかけたものだった…
    カズヤの会社の人は面白くない冗談を言う…
    カズヤの仕事は鳶…
    肉体労働だし…
    カズヤは運動神経いいし…
    ケンカだって強いし…

    2007-03-26 12:23:00
  • 70:

    るか

    朝ご飯もちゃんと食べたし…
    行ってきますって言って仕事行ったし…

    カズヤ不死身だし…

    切ったばかりの鉄の板くらい…

    お腹に刺さっても…

    カズヤは死なない…

    みんな私に嘘をつく…

    カズヤの会社の人は意地悪な人ばかり…

    みんなで電話をかわりながら…

    私に嘘をつく…

    面白くないから電話切っちゃえ…

    2007-03-26 12:32:00
  • 71:

    るか

    ユウ先輩から電話だ…

    手が震えて…

    出られない…

    面白くないから…

    頑張って電源切った…

    2007-03-26 12:35:00
  • 72:

    るか

    ユウ先輩が家に来た…
    なんでカズヤの鍵…
    ユウ先輩が持ってるの…
    分からない…

    ユウ先輩まで嘘をつく…
    切ったばかりの鉄板は…
    すごく熱いんだって…
    カズヤに刺さったって…

    今日はみんなが私をいじめる…
    助けてカズヤ…
    カズヤに会いたい…

    2007-03-26 12:40:00
  • 73:

    るか

    カズヤは死なない…
    けど死んだらしい…

    この後、
    夕方までの記憶はない。

    夕方カズヤの父親と言う人が来た…
    このマンションを契約している人ってカズヤから前に聞いた…
    このオヤジ誰だよ?
    みんなみんなムカツクんだよ
    ユウ先輩とアヤコが
    リビングの隅で泣いている
    なんで泣いてんだよ
    きもちわりーんだよ
    この嘘つきがっ
    帰れよ
    カズヤ帰ってくんだろ

    大きな音がして、
    急に頭が床にぶつかった…

    2007-03-26 12:52:00
  • 74:

    るか

    私は…
    布団で眠るカズヤを見てた…いつもはベッドなのに

    次は木箱の中のカズヤ
    顔に触れると冷たい
    ほっぺたなのに
    かたい…

    私のカズヤは焼かれた…
    私は二度とカズヤの顔を見れなくなった

    2007-03-26 12:58:00
  • 75:

    るか

    小説を書いていて、色々思い出すうちに
    辛くなって書けなくなってしまったので、
    読んでくれている方には申し訳ありませんが、
    カズヤとの思い出は、ここまでにしておきます。
    続きは後日、必ず書くのでまたよろしかったら読んで下さい。

    2007-03-26 13:05:00
  • 76:

    るか

    カズヤは19才でこの世を…
    ルカの元を…去りました。
    今思い出してもこうして辛くなる程です…
    17才の私には、とてもではありませんが受け入れられるわけのない現実でした。カズヤ先輩との…カズヤとの…記憶の全てを小説にしたかった為、ストーリーてきに読みづらかったのではないか、とは思いますが、少しずつ記憶に新しいお話となっていくので
    少しずつではありますが、読みやすくなるとは思うので読んでくれる人は読んで下さい。

    2007-03-29 10:54:00
  • 77:

    るか

    〜シンナー〜

    カズヤが死んで、カズヤのお父さんがマンションを解約した為、私は強制的に実家に連れて帰られたのだが
    精神的ショックが大きかった私は、病院と自宅を往復する毎日でひたすら部屋に引きこもる始末…
    見るに見かねた両親は、母方の親戚の家に私を預ける事にした。
    カズヤが死んで半年が過ぎた頃の事だった。
    私は母親の妹夫婦の家に預けられた。おばさんも、おじさんも、とてもいい人だったが私への接し方が分からないようで、私は腫れ物に触るように扱われた…

    2007-03-29 11:17:00
  • 78:

    るか

    私は、おばさん夫婦の優しさを自由と勘違いした。
    一度、タバコを切らして夜中に、そっと一人でタバコを探しに出かけたのがきっかけで
    夜遅くに知らない街を、一人ぼっちで徘徊するのが、いつのまにか私にとって散歩のようなものになっていた。
    田舎というのは夜中は真っ暗になる…
    車もほとんど通らない
    近所にはコンビニもない
    ただ、この日、私は家の近所でジュースの自動販売機を見つけた。

    2007-03-29 11:28:00
  • 79:

    るか

    自動販売機は大きな駐車場の真ん中辺りにあった。
    駐車場もやたら広いが自動販売機も10台程並んでいる。私は、虫のたかっている自動販売機でまずアイスを買った。私が駐車場の車輪止めに座って一人ぼっちで、ぼーっとアイスを食べていると遠くでバイクのコール音が聞こえた…
    私にとってバイクのコール音は、カズヤとの思い出の曲のようで涙を誘った。

    2007-03-29 11:38:00
  • 80:

    るか

    しかし…
    それから私は毎日、カズヤとの思い出の曲を聞きたくて…
    夜中になると、その駐車場へ、タバコと千円程度の小銭を持って出かけるようになった…。





    私はそこで運命の出会いをする事になる。

    2007-03-29 11:43:00
  • 81:

    名無しさん

    略なくせませんか?

    2007-03-29 21:18:00
  • 82:

    るか

    略なくしたいのですが、どうやったら略がなくなるのか分からないんです…
    分かる方いたら教えて下さい。お願いします。

    2007-03-30 19:18:00
  • 83:

    みゆき

    改行4回までにおさめたらなくなるよ?

    2007-03-30 20:28:00
  • 84:

    るか

    みゆきさん、ありがとうございます。4回までならいいんですね?わかりました、やってみます。ありがとうございました。

    2007-03-31 06:35:00
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