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マイペースな彼氏
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1:
ミソコ
他の小説に比べたらそんなにたいした事件もない平凡な恋のお話ですが、同じような恋愛で悩んでいる人の参考になれば…。
2007-03-15 00:52:00 -
2:
ミソコ
全部が思い出になった今ならようやくわかる。あんたはきっと、わかってほしかっただけなんやんな。でも、あの頃のあたしには耐えきれへんかった。
待っててあげれへんでごめんな…
2007-03-15 00:53:00 -
3:
ミソコ
2年半同棲してる彼氏、洋介とはあんまりうまくいってなかった。彼も、同じ店ではないけど風俗スタッフの経験があったから、仕事を辞めろと言われたことはない。
2007-03-15 00:56:00 -
4:
ミソコ
うわ…先に作ってから書き込みしたんで1つレス飛ばしてまいました(ノД`)>>3の前にこの文が入ります。
あたしは26で、ええ年こいてセクキャバで働き出したとこやった。それまで3年くらい風俗しててんけど、親知らずを抜いたから口の中の傷治るまでは風俗したくなかったし。
2007-03-15 01:01:00 -
5:
ミソコ
ただ…洋介は根っからのヒモ体質やった。それが悪い事とも思ってない。あたしと知り合う前に付き合ってた女達は皆水商売で、自宅を持たず何股もかけて色んな「宿」を泊まり歩いてたらしい。
2007-03-15 01:05:00 -
6:
ミソコ
付き合った当初は、たぶんあたしの事もそんな一人としか見てなかったと思う。股かけすぎてしんどくなって全部切ったとこやったらしく他に女の影はなかったけど、どうせすぐに作るつもりやったんちゃうかな。
2007-03-15 01:08:00 -
7:
ミソコ
たまたま性格が合ったのか、次第に本当の恋愛になって、洋介は将来の事も言い出すようになった。でも彼は4つ下でその頃はまだ21やったしあたしも焦ってなかったから、二人ともいずれは結婚しようってくらいの気持ちでいた。
2007-03-15 01:13:00 -
8:
ミソコ
そんな穏やかな交際が続いてたんやけど、あたしは少しずつ違和感を感じ始めてた。その間あたしはずっと風俗やってて、洋介も働いてはいたけど当然あたしの方が稼いでたから、生活費は全部あたし持ちやった。
2007-03-15 01:17:00 -
9:
ミソコ
あたし自身もともと「持ってる方が出せば良い」て考えやからその事自体は気にしてなかったんやけど、ちょくちょく「ん?」と思う事があった。
2007-03-15 01:19:00 -
10:
ミソコ
例えば、体調を崩してあたしが2週間くらい仕事できない時期に、たまたま洋介が仕事を辞めた時期が重なった。彼はあまり仕事が長続きしなくて(それも不安要素の一つではあった)、付き合ってる間に4回転職した。
2007-03-15 01:22:00 -
11:
ミソコ
いつも一つの仕事を辞めた時は次を探すまでしばらく、長い時は1ケ月くらい、家でずっとゴロゴロしてる。一度働き出したら仕事はかなり真面目にやるし、休みが少ない仕事ばかりやったし仕方ないかなと思って好きにさせてたんやけど。
2007-03-15 01:25:00 -
12:
ミソコ
あたしが働けない時期にそれが重なった時くらいは、とりあえずで日雇いでもいいから働いて欲しかったのに…。あたしと二人でゆっくりできるのが嬉しかったらしく、毎日テレビやゲームで過ごしてた。
2007-03-15 01:29:00 -
13:
ミソコ
自覚はなかったけどかなり贅沢な暮らしをしてたんやろう、あたしの収入は月に100は超えてたはずやのに、貯金は全くなかった。訳アリで風俗してたんではなかったから、稼いだ分は全て二人で使ってたことになる。
2007-03-15 01:33:00 -
14:
ミソコ
晩御飯は自炊してたし二人とも酒は飲まない、家賃は8万、あたしはブランド物に興味ない。共通の趣味に月10万くらいかけてたけど、それにしてももっと残って良いはずやのに。
2007-03-15 01:37:00 -
15:
ミソコ
やっぱ人間、月20万しかなかったらそれでやっていけるけど、100万あったらあったで使い切ってしまうもんやなぁ。一度上げた生活レベルを下げるのは難しい。収入がない間、あたしはこっそりカードキャッシングをして生活費にし、体調戻って仕事に復帰してから一括で返したりしてた。
2007-03-15 01:40:00 -
16:
ミソコ
あたしも悪かったと思う。嫌われるのが怖くて「今うちお金ないんやから早く働いて」と言えなかった。あたしが復帰するまでやからなんとかなる、と、相談もせず一人で抱え込んだ。
2007-03-15 01:45:00 -
17:
ミソコ
すぐ散らかすなとかトイレのフタは下げて欲しいとか、生活に関して直して欲しい事ははっきり注意しできるけど、お金の事になるとどうも言いにくくて…。あたしが稼いで、それで万事上手く治まるならそれで良い。喧嘩が嫌いなあたしはとにかく揉めたくなかった。
2007-03-15 01:49:00 -
18:
ミソコ
そんな不安を心の隅で感じつつも、金銭面以外では完璧だった洋介と別れようとは思ってなかった。たまにあたしが風俗辞めたらどうする?と聞いたら「もちろん俺が養うよ」って即答してくれてたし、その時のその言葉に嘘はなかったと今でも思うから。
2007-03-15 01:54:00 -
19:
ミソコ
ただ実際にはあたしはまだまだ辞めるつもりはなかった。お客さんが喜んでくれるのが嬉しかったし、成績上がっていくのが楽しかった。俗に言うイヤイヤ病でたまに衝動的に辞めたいと思うことはあっても、洋介に愚痴を聞いてもらってすっきりしてすぐに復活した。
2007-03-15 01:59:00 -
20:
ミソコ
本当に何ヶ月も収入がなくなる事なんてなかったから、洋介も変わらないまま。言葉では「養う」と言ってくれていても、実際にそこまで追い詰められる事はなかった。洋介の稼ぎは生活ではなく、車を買ったり二人の趣味に使ったりした。
2007-03-15 02:03:00 -
21:
ミソコ
それで納得してたんやけど、さすがにそれはどうやろう…と思った事件が。セクで働く理由にもなった親知らず、ほんとは2本同時に抜きたかったんやけど歯医者さんがそれは止めたほうが良い、と。そんなんしたらめっちゃ腫れて、水を飲むのもやっとというような状態になるらしい。
2007-03-15 02:12:00 -
22:
ミソコ
仕方なく、まず1本抜いて2週間後にもう1本抜く事に決まった。受付のオバチャンが笑って、「2本いっぺんに抜いたりしたら、食事もできひんようになるから入院して点滴でもしなあかんでー」って言ったのであたしも笑顔でそーですねーって答えた。
2007-03-15 02:18:00 -
23:
ミソコ
家帰って歯医者での事を洋介に話して、オバチャンにこんなん言われたわーって言った時、返ってきた言葉に耳を疑った。「点滴してもらえへんの?」
2007-03-15 02:25:00 -
24:
ミソコ
…え?それは、点滴してでも2本一気に抜いて、はよ働けって事?オバチャンは完全に冗談で言うてはってんで?そんなんほんまにする訳ないやん…
2007-03-15 02:29:00