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**パネル**

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  • 1:

    パネル*作者

    「今までありがとう。さよなら。」

    ありきたりすぎて、それ以上を読み取るのが難しい言葉で終わらせた。
    一つ言葉がでたら、あふれてしまうから。
    2年という時間はあまりに長くて、まとめあげることができない。

    2007-03-11 05:40:00
  • 131:

    パネル*作者

    「涼、なんかあったの?」
    そういう彼女はどこかうれしそうだった。
    彼女にこんな話をするつもりはなかったけれど、「涼」も俺も目の前の女性がほほ笑むことが幸せだった。

    2007-06-09 01:09:00
  • 132:

    パネル*作者

    「涼」と自分に通じるところがあったのだと気付かされた。
    もちろん、「涼」と俺の出発点は同じだ。
    それぞれに他の接点はないのだと思っていた。
    実は、もののとらえ方やプロセスは異なっているけれど、終着点もまた同じなのかもしれない。

    2007-06-09 01:13:00
  • 133:

    パネル*作者

    営業時間が終わる。
    「涼」でいる時間が終わる。
    あの家にまっすぐ帰って、昨日と同じようにベッドに寝そべる。
    自分の時間が広がり、「涼」が静かに眠りにつく。

    2007-06-09 01:17:00
  • 134:

    パネル*作者

    ゆっくり瞳を閉じたり開けたりを繰り返しながら、ひたすら思う。

    「何を考えていますか?」
    今の、本当の、俺は何を考えているのだろうと考える。

    2007-06-09 01:20:00
  • 135:

    パネル*作者

    俺は放って置かれても、「涼」は違う。
    「涼」はいつも求められて、放ってなんて置かれない。
    自分だけになろうと思っても、携帯電話は、そこにつながる人は「涼」を一人にさせない。
    そして、俺も一人にならずにすんでいる。

    2007-06-09 01:24:00
  • 136:

    パネル*作者

    毎日店の扉を閉めるのと同時に携帯電話をマナーモードにする。
    それでも、あの小さな機械は静かにならない。
    時にはひっきりなしに「涼」にメッセージを届け、「涼」はそれに繋ぎとめられる。
    また煩く響く振動を感じて、それに手を伸ばした。

    2007-06-09 01:27:00
  • 137:

    パネル*作者

    携帯電話を開くと同時にいつもでも「涼」になれる。
    そして、返事を終えて携帯を閉じたと同時に、自分に戻る。
    毎日その作業を繰り返す。
    そして時には、その携帯が閉じられることはなく、「涼」であり続けることが求められる。

    2007-06-09 01:31:00
  • 138:

    パネル*作者

    違和感なく「涼」になって、携帯電話を開く。
    手早くメッセージに目を通して、動きが止まる。

    「涼」の思考が止まる。

    2007-06-09 01:39:00
  • 139:

    パネル*作者

    そこに映し出されるアドレスに見覚えがあった。
    昨日の送り主だ。
    まだ返事も返せない質問に、更なる質問が加わる。

    2007-06-09 01:42:00
  • 140:

    パネル*作者



    「未来を考えますか?過去を考えますか?」

    2007-06-09 01:50:00
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