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1:
主◆BpbPdBOU06
いつもなんかパッとしない。空も飛べない。夢も見れない。空はやや暗め。でも大丈夫。
信じたい。信じられない。それでいい。
「そんなムリヤリ笑うよりマシ。」2007-03-05 00:47:00 -
2:
主◆BpbPdBOU06
『チョッ!!やっっばぃ!!ホラ見てもも!!やっば…!!!足つかん〜〜!!!笑』
うっさい音に人ゴミのフロアの端っこ。トイレ前。しゃがみ込んでたむろって。色んなモン食ってる奴ら、はたまた吸ってる奴ら。炙ってる奴ら。
今アタシがポリを呼んで連れて来たら、彼らの為になるのか、彼らを地獄へ突き落とすコトになんのか。
……多分。イヤ絶対に後者。2007-03-05 01:05:00 -
3:
主◆BpbPdBOU06
『…つか!!踊り行こ!!つか聞いてんの!?もーもっ!!』
肩を必要以上の力でばんっと殴られて、仕方なくアッコの頭を撫で手を繋ぎ、リズムを取った。
『つか!!もも今日シラフじゃない?』『う-ん。』『つか何でよ!?ノレるん!?』『のれるわ-!!』うッッあ───…シケシケ。実は。さっき居酒屋で飲みすぎて頭、若干痛いし。なんか今日、イケてない。2007-03-05 01:18:00 -
4:
主◆BpbPdBOU06
『もも!!あっしのカバンの中の手帳ん中挟んでるカラ!!なっ!!ほら!!』『…めんど〜笑』アッコは1人でも余裕。てかどっちかと言えばもう自分の世界みたいで。アタシもま〜いっかぁ的なノリで人並みを掻き分けながらふらふらロッカーへ歩いた。『きっちゃね…!笑』お菓子のカスに生理用品。自由に散乱するアッコのカバンを取り出して手帳を探る。…ん、てか。
パケ開けるとあらびっくり。『ぬあぃやんけ!!笑』2007-03-05 01:38:00 -
5:
主◆BpbPdBOU06
思わずドスの聞いた声で独り言ゆうてもたやん!!『アッコの奴〜!!』しゃあなし、酒で我慢しよ。今日は知り合いのプッシャーもいてないし、何よりも人と喋るんが面倒臭かった。バーテンにテキーラを注文。そして一気×3………やっべ、酔わね…『ックショ。…んでやねん。』酔うどころか、頭痛だけが増した。ガンガンガンガン…『うっざ…』
2007-03-05 01:46:00 -
6:
主◆BpbPdBOU06
あまりの気だるさにその辺の地べたにへたり込んだ。……そういや、一週間前くらいの風邪が未だに治ってない気がする。そのせいかな?寒気するし…やっば、ミスった。今日は某キャバクラに美容院代稼ぎに行くつもりやったのに、アッコの電話に出たんが間違い。…だっる〜〜!!『んな事なら体験行って帰ってりゃ良かったぁ〜…。』そう呟いた、その時だった。
2007-03-05 01:52:00 -
7:
主◆BpbPdBOU06
『ちょ。お前めっちゃタイプ!』真上から聞こえた声に敢えて顔を上げなかった。こないだこんなんゆわれて振り向いたらアタシじゃなかったって事があってめーっっちゃ恥ずかしかったってゆう。笑『ちょ!酔ってんの?大丈夫か!?』目の前にしゃがみ込んだ彼の靴の先が真っ直ぐアタシに向いてる事を確認し、〈よし!!笑〉顔を上げる。
2007-03-05 01:59:00 -
8:
主◆BpbPdBOU06
『──…ッ。』一瞬で心臓鷲掴みされた感じ!…めっちゃタイプや〜ん。どうしよ。笑 いや〜もうそんなん決まってる。頭痛いしココうるさいんやもん。『大丈夫?お前。』ちょうど目にかかる位の茶色い前髪、ちょいサーフ系やけど綺麗な白い肌、可愛らしい系のお顔。〈マジドンピシャ!笑〉あたしは頭痛をも揉み消し一瞬で立ち上がり彼を見上げ耳元で言う。
2007-03-05 02:07:00 -
9:
主◆BpbPdBOU06
『気分悪いねん…外連れてってくれやん?』彼は『お、おう。んなおいで!笑』と一瞬びっくりした様な表情を見せたけど、しっかりアタシの手を握って出口へ歩いて行った。外にでる。風の冷たさが心地良い。『ぅぁーっ…きんもちっ。』『良かったやん!笑 てか自分一人?連れは?』『踊ってる〜。』『一人でかよ!笑』彼は笑った。その顔を素直に可愛いと思った。この時。
2007-03-05 02:17:00 -
10:
主◆BpbPdBOU06
『名前はぁ?』『ももって呼ばれてまぁす♪』『なんそれ!笑 源氏?』『ちゃ〜う。お兄さんは?』『仲良なったら教えるわ!』『なんそれ!笑』大体こうゆうクラブとかで出会うナンパ男で名前を伏せようとする奴はろくなやつじゃないな。〈ま、いっか何でも。〉適当に何歳やらドコ住みやら話した後、やっぱり寒いので彼の車で話す事になり、近くの駐車場まで歩いた。
2007-03-05 02:28:00 -
11:
主◆BpbPdBOU06
助手席に乗り込んだ瞬間。『つか俺お前は話わかりそやから率直にゆうけど。』早々に彼が話し出した。次に言う言葉は読めてる。『俺お前とヤリたいんやけど、お前どぉ?』『ハハッ!笑 みぃとぅー♪笑』『軽っ!笑もも、もしかしてパンコか?笑』言いながらも彼はもうエンジンをかけてる。どんなけ行動派やねん!笑 変な奴!
2007-03-05 02:36:00 -
12:
主◆BpbPdBOU06
『え〜てか、だって、変くない?笑 お兄さん。アタシこんなストレートに誘われたん初めてカモ〜!!笑』何か笑けた。嫌いじゃないカモ、こうゆう人!笑『俺だって「みぃ〜とぅ〜♪」とかノリノリで言われたん初めてやわ!笑 お前むかつく位可愛いな!笑』そう言って彼はアタシの髪をクシャクシャってした。女慣れしてんな〜この人。女のツボをわかってるなって。そんな感じ。彼の第一印象は。
2007-03-05 02:42:00 -
13:
主◆BpbPdBOU06
適当なホテルに入りまずはまったり。だって頭痛かったら思う存分出来ひんもん。笑 とりあ水飲んで寝っ転がったら、彼も隣に寝そべって、すかさず腕頭の下入れてくれた。『…りがとぉ〜♪』『酒?なんか噛んでる?』『ん〜ん、風邪とお酒。』『あ〜そなんや?んなこれ飲み。』と彼がポケットから取り出した薬。それと一緒に出て来た違う大量の薬の量に、正直ビックリして目が釘付けになってたと思う。
2007-03-05 02:54:00 -
14:
主◆BpbPdBOU06
そんなあたしに気づき、彼はちょっと優しい口調で笑って言った。『ももなんか欲しいん?』『…え。や。ううん。ポケットから大量やから、ちょいビックリした。笑』そう言った時の彼の顔が、妙に、なんか本当に妙に優しくてアタシは変な違和感を覚えた。『結構ハマってんの?』『ん〜ん。別にアタシはそこまで。今日一緒に居てた連れがちょっと…いや、だいぶ来てるけどさ。笑』
2007-03-05 03:01:00 -
15:
主◆BpbPdBOU06
『そおなん。1人にして大丈夫なん?』『うん大丈夫〜。2人でおっても1人の世界やから、その子。笑』アッコを置き去りにするんは今日が初めてじゃない。逆にアタシが置き去られるパターンもまれにあるし。うちらちょっと変わりモノ?『まぁ19やもんなぁ?もも。ハマってもまだいけるな〜。』〈…え。〉彼は天井を見上げてて、笑ってなかった様な気がする。
2007-03-05 03:07:00 -
16:
主◆BpbPdBOU06
『…てかもも、熱いわ、お前。んまに熱あるで。』と、アタシの方を向き、ほっぺを両手で挟んできた。『お兄さん冷た〜い、手。きもち〜♪笑』その彼の手をアタシが触る。冷たい、指先。〈何でここまで冷たいかな?あぁ…てか、マジ熱やな。頭ボーっとしてきた…〉その熱に身を任せて、目を閉じて彼を頭から抱き締めてみた。ギュッと、強く。
2007-03-05 03:16:00 -
17:
主◆BpbPdBOU06
『…何なん。お前。笑』『ん〜別にぃ?お兄さん冷たいからぁ。』されるがままの彼の頭をヨシヨシする。鼻にあたる髪は柔らかくていい香りがした。『…あっためんのは俺の役目やねんけど!笑』『だってアタシもうあったかいもん。笑』『お前燃やしたるからな!笑』言いながらも彼は、しばらくじっとアタシの胸に埋もれてて、それもすごく愛しく感じた。可愛い…。
2007-03-05 03:27:00 -
18:
主◆BpbPdBOU06
後はあたり前にセックス。感想【並】。普通のセックス。ただ最中彼の表情が、とゆうか雰囲気が、喋ってる明るい感じとはかけ離れた、冷たい感じだったという事。それくらい。逆にアタシは熱のせいで、とにかく熱かった。
2007-03-06 03:38:00 -
19:
主◆BpbPdBOU06
綺麗で賢くて、それでいて、型にハマらない、ちょっとオシャレな。そんなモノがもし、まだこの世界に有るなら。アタシは、それを両手いっぱいに抱えて、キミに会いに行きたい。魅せてあげたい。2007-03-06 03:46:00 -
20:
主◆BpbPdBOU06
───────────2007-03-06 03:47:00 -
21:
主◆BpbPdBOU06
『ん…。』目が覚めると彼の姿はなく、変わりに風邪薬が瓶ごとと、見た事ない薬が一錠、そして万券が2枚、枕元に置かれていた。時計を見た。夕方の4時。『やっべ…』ケータイを開くとアッコから着歴の嵐。発信ボタンを押しながら、とりあえず風邪薬を2錠、水で流し込んだ。アッコは出ない。『…寝てんかぁ?』
2007-03-06 03:58:00 -
22:
主◆BpbPdBOU06
念の為もう一回掛けとこうとリダイヤルボタンを押した時、気付いた。見覚えのない番号。…あぁ。きっとあのお兄さんがアタシの携帯から自分のに勝手にワンギリしたんや。『後ででいっかぁ〜…』とりあえずもう一度アッコへかけたケド出ないので、ちゃっちゃと着替えてホテルを後にした。
2007-03-06 04:05:00 -
23:
主◆BpbPdBOU06
お兄さんが置いてった2万円でホテル代を払ったお釣りでタクシーに乗り込み、向かった先はアッコの家。綺麗なオートロックのマンションの11階。アッコは一人暮らしで、アタシは鍵をもらってるから、一応いつでも出入りはできる。〈でも多分…〉─ガチャッ─。あんまり意味はないけど。
2007-03-06 04:11:00 -
24:
主◆BpbPdBOU06
玄関のドアを開けてみたのはいいけど…『んッ…あッ…。』〈…やっぱり〉聞こえてきた生々しいアッコのであろうその声に、何も言わずアタシはドアを閉め、エレベーターを下りた。『アッコもかい。』結局アタシと同じで、アッコも昨日アタシが男と消えた後、誰かに声を掛けられて(もしくは掛けて)、お持ち帰りしちゃったんやろう。〈ってこたアレ2会戦かぁ?笑〉
2007-03-06 04:19:00 -
25:
主◆BpbPdBOU06
正直にゆう。アタシとアッコはいわゆる「遊び人」ろくに働かず、毎晩プラプラ遊び歩いて、テキト〜な毎日を送ってる19歳。見た目は派手目で、明らかバカそ〜な19歳。どこにでもいそうな19歳、ニート。最近ハマッてるモノはバツとクラブ。まぁハマッてんのはアッコだけかもやけど。"なんとなく生きてる。"まさにそんな感じ。
2007-03-06 04:31:00 -
26:
主◆BpbPdBOU06
アッコは男と真っ最中やしどおしよー。こうなった時のアタシのお決まり行動パターン…
『うぃーっ♪きぃちゃん起きてる〜??』『ッわ…!!笑 またお前!?いっつもビックリすんねんケド!』『んな鍵閉めろやぁ〜♪笑』
元彼の連れのきぃちゃんの家に行く事♪2007-03-06 04:47:00 -
27:
名無しさん
∪おり?
2007-03-06 16:36:00 -
28:
主◆BpbPdBOU06
きぃちゃんは一個下の18歳で、中箱ラウンジのボーイをしてて、アタシもたまに金に困ったら手伝いに行かせてもらってたりする。『ももチャンいい加減暇あったら俺んちくるんやめて!駆け込み寺ちゃうぞ!笑』『アタシ専用の駆け込み寺やも〜ん♪嫌やったら女連れ込めば。笑』『…あぁもぅ!!笑』この小汚い、6畳半の部屋が、やけに落ち着く。真ん中のコタツに入り一服。
2007-03-06 23:38:00 -
29:
主◆BpbPdBOU06
『またどっかの男食ってきた訳?』『きぃちゃんそれ間違ってる。食ったんじゃなくて食われたの〜!』きぃちゃんはジャージにちょんまげ姿で、冷蔵庫からお茶を取って入れてくれた。『アポか!!女なら食われたが正解じゃ!』『うっるさいな〜笑』何だかんだで優しいねんから♪だからきぃちゃん好きやねん♪若干説教臭いトコあるけど、ほんまにいい奴。アッコの次に心の友だ♪
2007-03-06 23:43:00 -
30:
主◆BpbPdBOU06
『つかももチャン家帰ってるん?玲央クンが心配してたで。』"玲央クン"ってゆうのは、アタシの元彼で、このきぃちゃんの先輩でもある。『心配していらん〜。』『じゃぁ心配さすなよ!フラフラしてやんと仕事したら?』『も〜や〜!きぃちゃんまでアタシいじめんの〜!笑』コタツにもぐってジタバタ。笑 『あ〜も!わかったから暴れやんといて!埃が!』『アッハッハ♪笑』きぃちゃんはコロコロを取り出して絨毯を掃除しだす。いつもの事。
2007-03-06 23:53:00 -
31:
主◆BpbPdBOU06
『てか、俺風呂入るし、お前寝るん?』『あ、アタシも入りたい♪一緒に入ろっか♪』立ち上がったきぃちゃんの足に抱きついてみたら、『アホくぁ!!』って蹴られた。ありえへーん。笑 こうやっていつも軽く誘ってんねやけど、きぃちゃんなかなか相手してくれへん。ま、そこがいいとこやねんけど。アタシ、きぃちゃんなら全然いいし、いつも甘えてる分、サービスすんねんけどなぁ。
2007-03-06 23:59:00 -
32:
主◆BpbPdBOU06
何でなんかなぁ。やっぱ一応、先輩の元彼やから気使ってるとか?いやいや、ならしょっちゅう泊めてくれたりせんよなぁ。いや、それやから泊めてくれるんかな?ああ〜もうわからんっちゅうねんもう───………。。
『…─ぃ。おぃッ!このニート!!』『ん…ん〜!』2007-03-07 00:11:00 -
33:
主◆BpbPdBOU06
目を開けた。アタシを見下ろすきぃちゃんはさっきと見違えるスーツ姿で髪の毛もバッチリ。『…あれぇ。きぃちゃんはドコ〜?』『ッッろすぞ!!笑 お前!寝るんやったら風呂入って綺麗になってからベットで寝ろよ!あと、俺もぉ行くから戸締まりしとけよ!わかった!?』『え〜もぉ行くん?嫌や暇やんか〜!』『ッッまれ!!じゃーな!帰るならメール入れろよ!』『…あ〜い行ってら〜。』仕方なく手を振った。
2007-03-07 00:21:00 -
34:
主◆BpbPdBOU06
───シーン───。一人になってしまった…。『とりあ、風呂入るかぁ。』でも、きぃちゃんの家にいるから寂しさは半減。なんやねやろう。これは。きぃちゃんは、アタシの中ではなくてはならない存在。アッコも同じ。
お風呂を上がった後、きぃちゃんの部屋をあさってたら出てきたDVDを見た。見てる途中に寝てた。2007-03-07 00:26:00 -
35:
主◆BpbPdBOU06
夢を、見た。きぃちゃんが朝になっても、次の日になっても、いつまで経っても、帰ってこない夢。
それでもアタシは、この部屋から出る事が出来ない、そんな夢。2007-03-07 00:33:00 -
36:
主◆BpbPdBOU06
──ガバッ──!!
『ぅおっ!!お前急に起き上がんなや、ビックリするやん!』『……きぃちゃん…かえり。』『うん。朝マック買ってきたったケド食うか?』目を覚ますと、またジャージ姿にチョンマゲのきぃちゃんがコタツに横になりながらケータイいじってた。〈もう5時か…〉起き上がりきぃちゃんの隣にチョコンと座って朝マックを食った。2007-03-07 23:40:00 -
37:
主◆BpbPdBOU06
『〜でさ、アタシ的にはだいぶイケてるんやけど…って、きぃちゃ〜ん?きいちく〜ん!?笑 ……寝たか。チェッ。笑』2人で楽しく喋ってる真っ最中、おなかいっぱいになったんかしてきぃちゃんはコタツでスースー寝息たてて寝てしまった。〈か〜わぃっ♪お前こそベットで寝ろってぇ。笑〉『こらコタツで寝るなぁ〜頑張ってベットに上がるんや!』『ん〜…』寝ぼけるきぃちゃんを無理矢理立たせてベットに寝かせる。……見かけによらず重いよっ!!笑
2007-03-08 01:16:00 -
38:
主◆BpbPdBOU06
『ばぁぃばぃ…♪』熟睡中のきぃちゃんに軽くチュウして、そっと家を出る。これもお決まり。『さて…どおするかなぁ〜』見上げた空は、やや暗め。なんかパッとしない。『今日は雨かな…。』
─────────2007-03-08 01:22:00 -
39:
主◆BpbPdBOU06
行く宛に困ってた時、ちょうどアッコからの電話で、再びアッコの家へ。
『お邪魔〜。』『…オッース。』『ほれっ、食料。』『あいやと〜♪もも天使ッ♪』アタシがコンビニで買ってきた弁当やジュースに飛びつくアッコ。お風呂入ってないんか、髪はボッサボサで、化粧も半落ち。おばけやなこりゃ。笑
それで男引かへんのは、アッコの元が良すぎるから。……むかつく奴!2007-03-08 01:34:00 -
40:
主◆BpbPdBOU06
『ももさっき来たっしょ?』筋の通った鼻にピアス、綺麗に焼いた小麦色の肌。オレンジっぽいデジパのかかった髪、大きさは普通だケド力のある目で、毛玉だらけのスゥェットを来たアッコは、割り箸を噛みながらアタシを見上げた。『気づいてたん?つかさっきってか昨日ね。』タバコで穴あきあきのヒョウ柄のカーペットの上に座るアタシ。足の踏み場もねえ。さすがアッコハウス、別名「ゴミ屋敷」。
2007-03-08 01:47:00 -
41:
主◆BpbPdBOU06
まぁそんなん気にする奴はココにはこやんけど。笑『何回ヤッタよ?笑』『4回。』『よよよ、ヨンッ!笑』『若い。失敗。ってかももが消えるし暇やからしゃーなしやん!アンタ消えるなら一言メールくらい入れぇやな!』『はっは〜♪ごめん♪笑』だってネタはないし、頭痛いし、何よりあのお兄さんめちゃタイプやってんもん。笑
2007-03-08 01:55:00 -
42:
主◆BpbPdBOU06
ちょっと喋った後、『…気持ち悪いし、ちょぃ寝る…』と、弁当を半分位残してアッコはベッドに寝転がった。昨日キメすぎやろな。最近、アッコの薬のペースがだんだん早くなってる。量も加減がないし。どんどん、加速しそう───。
『…ぅッ!!コホッ』2007-03-09 00:51:00 -
43:
主◆BpbPdBOU06
『ちょっ!…アッコ大丈夫?』『ン…実はさっきも一錠入れてん。』アッコの背中をさする。入れたなら食うなよ。『てか持ってたんや?』『男にもらった。笑』『…あ〜そう…。』それだけ言うと再びアッコは横になった。『…アレ、何入っててんやろ、きつぃ。気持ち悪いわ。』『大丈夫なん?どんな奴にもろたん?』
2007-03-09 01:00:00 -
44:
主◆BpbPdBOU06
『…ンやったけな。なんし、あたしのタイプ。めちゃ男前やった。笑』と、目を瞑りながらニヤけるアッコの鼻をつまんでやった。『何やねんソレ〜!!笑』『ったぃたぃ!!笑 おま!あたしの自慢の鼻に何すんねん!笑』『握りつぶす!笑』ケラケラ2人笑いながら布団にもぐった。アッコが男やったら良かったのになぁって昔から思ってた。
間違いなくウチら真の恋人やろうなって。笑2007-03-09 01:14:00 -
45:
主◆BpbPdBOU06
アッコはサバサバしてて、性格は男よりも男らしいって感じ。そんで何よりゴーイング・マイ・ウェィ。笑 頭は最強に悪いし、口も悪いし、頑固なトコあるけど、最強に可愛くてスタイルも抜群。そのギャップが女のあたしからしてもたまらんのよ〜ッッ。笑
『あれ?寝たの?笑』
ジャレてる間に寝てしまったアッコに毛布をかけて、あたしも目を閉じた。2007-03-09 01:22:00 -
46:
主◆BpbPdBOU06
『起きろ!もう日暮れるやんけ!』
すっかり回復したアッコに起こされたのは夕方の4時半。どんなけ遅く寝ても日が暮れる前には起きるってのがアッコ家のルールで、(何やねんそれ!笑)いつもコレ位の時間に起こされる。2007-03-09 01:26:00 -
47:
主◆BpbPdBOU06
『あんもぅ、ケータイうっさい!』低血圧で起きたては放心状態のアタシの膝に携帯を投げつけてくるアッコ。乱暴やなぁ。もう。『…も〜しも〜し…』「ももチャン!?どこ!?」出てみると電話の主はきぃちゃん。『アッコ宅…』と答えると、「帰んねやったら鍵閉めなアカンねんから起こせゆうてるやろ!」と怒られた。これもいつもの事。だって気持ち良さげに寝てるん起こすん可哀想やねんもん。
2007-03-09 01:34:00 -
48:
主◆BpbPdBOU06
一応謝ると、「お詫びに今日店きてや!女たらんねんやん。」と言われたので金もないし二つ返事で電話を切った。
『きぃちゃんの店手伝い行ってくる。』重い体を起こして、タバコを取る。『マヂ。あっしもきいちに会いたいし!久々にチョクりたい。』とアッコ姉さん。笑 『くる?笑』聞くと、『いや、いいわ。昨日の子と今日も会う約束したんよな。』と言って髪を巻き巻きしだしたがな。笑2007-03-09 01:49:00 -
49:
主◆BpbPdBOU06
『てか、アッコ姉サン化粧終わってますやん!!笑 何でもっと早く起こしてくれんのぉ!!笑』あたしの投げた枕をヒョィっとよけて、コテで顔を指された。『お前ほど起こすんダルィ奴はおらんねん!しかもあっしは今日は気合い入ってんの!!ぅわ、やばッッ、もう5時やん!!』アッコはジタバタ着替えて、鏡を何回も見ると、『なんしまた連絡するわ!!』と、嵐の様に去って行った。何やねん。あれ。笑
2007-03-11 18:41:00 -
50:
主◆BpbPdBOU06
アッコが行ったから、あたしも一人化粧して髪もアップにして、きぃちゃんの店に向かった。──つか、アッコおらんかったら用意早ッッ。あたし。笑『おはよ〜♪』『おう!きたか!』バッチリ決めてるスーツ姿のきぃちゃん。『おっとこまえ-♪♪笑』─バシッッ!!『った!!笑』『抱きつくな!てか、一人?アッコさんは?』キョロキョロ辺りを見渡すきぃちゃん。
2007-03-11 18:49:00 -
51:
主◆BpbPdBOU06
『アッコは〜今日はいいって。』『何でよ?』待機してるお姉様方に軽く挨拶して、きぃちゃんと更衣室に移動。『デートやって。めっちゃアッコのタイプと出会ったんやて。笑』きぃちゃんはクローゼットからあたしが着るドレスを選びながら、『マヂで!?あの人のタイプってどんなんよ?人間じゃないやろ!!』と、興味津々。笑
2007-03-11 18:58:00 -
52:
主◆BpbPdBOU06
『なんかな〜、よぉワカランねん。笑 芸能人でゆったら塚本らしぃんやけど、実際付き合うんはえ?って感じ。笑』きぃちゃんカラ、ドレスを受け取る。『へぇ〜。見てみたいなぁ〜そのアッコさん好みの男…テカ、お前!!お前!!』と、急にキョドりだすきぃちゃん。『何よ?』
『俺出てってから着えろよ!!』『え〜?う〜ん。』相変わらず可愛いなぁ。笑 ジーパン脱いだだけやのに真っ赤になるきぃちゃん。あんた、チェリーボーイかいッッ。笑2007-03-11 19:06:00 -
53:
主◆BpbPdBOU06
こんなきぃちゃん見たら可愛くて余計からかいたくなるんよなぁ。笑『てゆうか、きぃちゃんがなかなか出ていかんからやん。笑』『アホか!だからって急に脱ぎ出す奴がおるか!んまにもぅ…!』あたしに背を向けて顔を手で覆うきぃちゃん。変なの。18歳…それなりに、遊んでるって有名やのに。きぃちゃん。
2007-03-11 19:12:00 -
54:
主◆BpbPdBOU06
そんなやり取りして適当に女の子と会話して。みんなあたしより年上やから、接客つく時もよくしてくれてめっちゃ楽♪ここやったら働いてもいいカモなぁ。
PM2:00──上がりの時間のはずが、ここのオーナーの団体様が入ってきて、残業するコトに。
『ごめんなももチャン。でもどうせ暇やろ?笑』
はいはいきぃ様。ゆう通りですとも!2007-03-11 19:19:00 -
55:
主◆BpbPdBOU06
『初めましていらっしゃいませ〜!』席についた瞬間、目、見開いた。
『『あッッ!!!』』声が重なった。こないだのクラブのお兄さん!!!『えッッ、てか、びっくり!笑』うわ、きまず〜…。笑 『え?知り合い?』と、お連れサンとお姉様方。『あ〜うん!!こないだクラブで。な!?』と、お兄さんは、全ッッ然きまずくも何ともなさそうにあたしに笑いかけた。2007-03-11 19:26:00 -
56:
主◆BpbPdBOU06
『ちょーお前こっち来い!』と、手招きされるままそのお兄さんの隣に座ると、すかさずお連れサンがあたし達を見て、『何なん!?その娘、藤のお気に入りなん?!』とツッコミ。『あ〜もぅちょっとの間僕に話しかけないでください!!笑』と、お兄さん。〈先輩なんかな?〉あたしが隣に行ったコトでイジられるお兄さんは、こないだ会った時よりも元気そうで楽しそうやった。
2007-03-11 19:33:00 -
57:
主◆BpbPdBOU06
『お兄さん、藤クンってゆうんや♪笑』あたしがオチョくる様に言うと、『ぅわッッ!!バレたし!笑』と言いながらも、でも嬉しそうに笑った。笑
『てか、何か飲めや。バック入るんやろ?飲みまくれよ!笑』『いきなりヤラシィ話するなぁ!笑』
適当に酒も進んで、お兄さん改め、"藤クン"の連れも歌ったり、話したり、イィ雰囲気。あたしら2人はその輪の中からちょっと抜けて、話し出した。2007-03-11 19:42:00 -
58:
主◆BpbPdBOU06
『てかお前、電話してこいよ!!ずっと俺待ってんのに!』『嘘つくな〜!笑』藤クン、めっちゃ遊んでそう。笑『や、ほんまにほんまに。てかお前ココで働いてんの?』
聞くと、ココのオーナーは藤クンの先輩らしい。『ほら、あの帽子かぶってる人やで。』『あぁ。』何回か店で見たコトある。ってコトはきぃちゃんの先輩でもあるってコトか。世間って狭ぁ〜…笑2007-03-11 19:52:00 -
59:
主◆BpbPdBOU06
〈あたしもむやみやたらにヤってたらアカンな…笑〉なんて考えてたら、『お前、今"世間狭いわ〜もぅナンパでヤッたりあんましやんとこ"とか思ったやろ!笑』と、藤クン。すげぇぇ〜。笑 『アタリ。笑嘘♪笑 藤クンは良かったよ♪』笑顔で言ってみると、『お前、あんま考えんと平気でポンポンモノゆえるタイプやろ!』って言われて、ちょっとドキッとした。
2007-03-11 20:14:00 -
60:
主◆BpbPdBOU06
話してても、藤クンは確信をつく。しかもそれを"素"で話すから、あたしは苦手なタイプであり、でもドコか惹かれるモノがあった。『電話いいの?』ずっと鳴ってる携帯も、『あ〜いい、いい。』とほったらかし。多分、何か怪しい仕事してんねやろなって感じ。財布も分厚いし、持ってるモノもそれ相応で、21歳ってゆう年的には、逆に浮いてる。でも、似合わんコトもないから不思議。
2007-03-11 21:09:00 -
61:
名無しさん
続き読みたいからあげ〜??
2007-03-14 12:21:00