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1:
ユキ
ゆっくり書いていきます。ちょっと怖い話になるかも知れないけど見ててください♪クラブや薬物の話です
2007-02-25 22:22:00 -
2:
名無しさん
「なんか面白くなくなってきたね」
いつも5人のメンバーに連絡をする好奇心の強いアユミが言った。
「え?」2007-02-25 22:26:00 -
3:
名無しさん
「だってさ。いつも酒飲んで酔っぱらってカラオケって感じじゃん」
「そうだけど…楽しくないの?」
「楽しいよ。だけど、最近刺激がないのー!最初は未成年の私たちがお酒飲むってだけでスリルでドキドキしてたけどさ」2007-02-25 22:27:00 -
4:
名無しさん
まぁ、確かに。と私は思った。最初は幼い私たちが居酒屋に入ってお酒を出してくれないんじゃないかってドキドキしてたっけ。お化粧をして、髪を巻いて、綺麗な服を着てれば誰も止めたりはしなかった。
「みんなー!」2007-02-25 22:29:00 -
5:
名無しさん
少し酔っぱらって、盛り上がってた他の3人がアユミを見た。
「クラブ行かない?」
「えー?クラブ?私行ったことないし…なんか怖いよ」
お金持ちの家で過保護に育てられたカナが言った。2007-02-25 22:32:00 -
6:
名無しさん
「そんなのみんな一緒だってば。5人いれば怖くないでしょ」
少しポッチャリしたチヒロが言う。2007-02-25 22:40:00 -
7:
名無しさん
「そだね。飲んだら行こっか」
学校で一番の美人と言われているサキが言った。2007-02-25 22:41:00 -
8:
名無しさん
おもしろくなりそぅ?
2007-02-26 01:40:00 -
9:
アユミの意見が通り、私たちは初めてクラブに行くことになった。この時クラブなんて行ってなかったら私たち5人は仲の良いまま揃って卒業できてたのに。
2007-02-26 01:53:00 -
18:
オレンジの扉を開けると受付があった。入場料を払い、腕に黒い★マークのハンコを押された。
みんなでロッカーに行き、荷物を置いた。アユミは待ちきれない様子だった。2007-02-26 02:11:00 -
19:
さらに下に行く階段があり、下りるとまたオレンジの扉。扉は重たく、開けると大音量のトランスが流れた。
フロアの横にあるバーカウンターでお酒を頼みに行った。中はあまり人がいなく、テーブルに落ち着いた。2007-02-26 02:44:00 -
21:
『よろしく〜』
それぞれ5人に挨拶していった。見た目派手なわりに礼儀正しい人だった。
「よし!テンション上げてフロア行こう」
ギャル男はみんなにテキーラを奢ってくれた。一気に飲み干し、フロアへ行った。2007-02-26 02:47:00 -
22:
さっきより人が多くなっていてみんな自由に踊っていた。
しばらくすると、5人も酔っぱらってきて踊り出した。最初は固まっていたのに少しずつ散らばり出した。アユミはフロアの真ん中で踊り、私とサキは二人組にナンパされ一緒に踊り、チヒロとカナはバーカウンターで知らない男に酒を奢ってもらっていた。2007-02-26 03:53:00 -
26:
これをどうするか話しているとチヒロとカナが来た。
話し合い、みんな一緒なら…と5人はトイレへ向かった。
トイレは少し広く、5人は余裕で入れた。2007-02-26 14:14:00 -
27:
アユミはそれに火を付け思い切り吸った。異様な匂いがした。
「ゴホッゴホッ!これ美味しくない〜ゴホッ!」
アユミはせき込み続ける。ぐるりと何回か回して吸い、しばらくトイレにいた。2007-02-26 14:17:00 -
28:
「出よっか」とアユミが言うまで動けなかった。バーカウンターにみんなで座る。
「ねぇ、なんか怖い」
チヒロが言う。
「うん…」
カナも同様だった。2007-02-26 14:18:00 -
29:
しかし、アユミとサキと私は違っていた。
「なんかすごい喉乾く」
とアユミがカシスオレンジを頼む。見ると右足はずっと音楽に合わせてリズムを取っていた。サキは目を閉じて音楽に聞き入っていニヤニヤしてる。2007-02-26 14:20:00 -
30:
私がアユミを見て言った。
「なんかアユミ顔老けたね。目が溶けてるし!ウケる!」
「え、まじ?てかユキ(私)も」
見るとサキも同じ顔をしていた。3人は顔を見合わせ、笑った。何がおもしろいのか分からなかったけど、腹がちぎれる程笑った。2007-02-26 14:21:00 -
31:
「あぁ〜死んじゃう。お腹痛いよ」
「どぅ?楽しんでる?」
さっきのギャル男が声をかけてきた。
「めちゃ楽しいよぉ〜」
「そっか。良かった…ってお前らキマってんじゃん」2007-02-26 14:23:00 -
32:
「さっきフロアでマリファナもらって吸ったんだけど」
「そうなんだ〜!んじゃこんな所に居ないでフロア行こうよ!もうすぐショーがあるし」
「うんっ!」
3人は声を揃えて言った。チヒロとカナは休憩しているからとカウンターに残った。2007-02-26 14:24:00 -
33:
名無しさん
かかないのですか?
2007-03-03 15:47:00 -
34:
名無し
そして捕まった 完
2007-03-03 22:45:00 -
36:
その後は踊りまくり、笑いまくりで時間を忘れた。チヒロとカナは先にクラブを出てたみたいだった。携帯にメールが入っていた。
アユミとサキと私はラストまで遊んだ。クラブの地下から上がるともう朝日がのぼっていた。
背伸びをしたサキが言う。2007-03-04 18:07:00 -
37:
「お腹減った…」
「私も!途中から超ペコペコだったの」
3人でマクドへ行って帰ることにした。
「ねぇ!どこ行くの?」
さっきのギャル男が声をかけてきた。2007-03-04 18:09:00 -
38:
「あっ。今日はありがとね。超楽しかった!」
「これからマクド行ってから帰るとこ」
「じゃぁ俺も行っていぃ?マクドよりいい所で奢るからさ」
3人は迷わずうなずいた。この男は私たちにとってとてもキラキラした存在だった。楽しい遊びを教えてくれる人。2007-03-04 18:10:00 -
40:
男は10分ぐらい歩き、あるエスニックなお店に入った。その店は朝だと言うのに若者であふれていた。
顔見知りのようなウェイターにおまかせコースとだけ伝え、料理を待った。2007-03-08 14:41:00 -
41:
「俺はカズキ。俺、この店でも働いてるからタダ飯食えるんだ」
それぞれ3人は自己紹介をした。たわいもない話しをしていると料理が次々と運ばれてきた。2007-03-08 14:42:00 -
43:
「…チョ〜旨い!!」
「だろぉ?シェフは顔不細工だけど料理だけはうまいんだ」
とカズキが言うと厨房の方から「不細工は余計だ」と大きな声が聞こえた。
最後はデザートまでペロリと食べきった。2007-03-08 14:45:00 -
44:
カズキとは店を出ると別れた。『またクラブ遊びにおいでよ。もっと楽しくなるから』と言っていた。
3人は存分に初のクラブとマリファナを堪能して帰った。
これが私たちの薬物デビューだった。2007-03-08 14:46:00 -
45:
カズキとは店を出ると別れた。『またクラブ遊びにおいでよ。もっと楽しくなるから』と言っていた。
3人は存分に初のクラブとマリファナを堪能して帰った。
これが私たちの薬物デビューだった。2007-03-08 14:49:00 -
46:
帰ってすぐに寝た。起きると日曜の夕方で、ちょっとショックだった。キッチンで夕飯を作っている母を背中にリビングでサザエさんを見ていた。
〜♪
【着信 アユミ】2007-04-07 15:08:00 -
48:
「うん。超楽しかった!」
「私ね…カズキ君に惚れたかも」
「えぇ!あぁ。アユミのタイプっぽいね。でもあの人モテそう…謎だし」
「その危ないカンジがいぃのっ!ユキも協力してよね」2007-04-07 15:13:00 -
52:
教室に入るとチヒロとカナが教室でおしゃべりをしていた。
「おはよ〜!」
「おはよう!土曜ゴメンね。先帰っちゃって。まじヤバかったんだから」
私たちが消えてから下がって大変だったらしい。2007-04-07 15:22:00 -
53:
「後ろから聞こえる笑い声は自分を笑っているような感じ。みんなが自分を見てるカンジ?横見たらカナもかなりキョロキョロしてるしさ」
カナとチヒロはすごく心細かったと言った。
私たちはなぜかその後なにがあったのかは話さなかった。2007-04-07 15:23:00