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永久心 (トワゴコロ)

スレッド内検索:
  • 1:

    m↑Кu

    --ガラクタな心は----あなたの心で----永久になりました----

    2007-02-25 18:39:00
  • 2:

    m↑Кu

    「みく-早く行くよォ??」

    『わかった☆すぐ化粧終わるから待ってよォ』

    2007-02-25 18:43:00
  • 3:

    m↑Кu

    --ミィの気持ちゎ--

    --とても小さなガラクタで飾られてぃました--


    2007-02-25 18:50:00
  • 4:

    m↑Кu

    『マキ〜♪ 待たせてごめんしゃぃ↓』

    「みく遅いから遅刻しそうじゃん!! 早く行くよ!!」

    2007-02-25 18:53:00
  • 5:

    m↑Кu

    私の名前は《みく》 自分のことを《ミィ》って呼んでます☆

    話しているのは《マキ》 ミィにとって大切な友達☆

    2007-02-25 18:56:00
  • 6:

    m↑Кu

    今日はとても涼しい風が優しく吹く日だ
    みくはマキといつものように待ち合わせをして、2人仲良く仕事に向かうところでした

    2007-02-25 19:01:00
  • 7:

    m↑Кu

    …ドンッ!!

    2人で急ぎ足で仕事に向かう途中、急ぎすぎたのかみくは誰かにぶつかり まるで子供のようにその場でこけた

    『きゃあッ!!』
    人ごみの多い中でみくは悲鳴をあげた

    2007-02-25 19:08:00
  • 8:

    m↑Кu

    「もぉ〜!!みくのドジぃ。 ちゃんと前みて歩かないからだよ〜」
    マキはそういいながら優しくみくに手を差し伸べてくれた

    『ィテテッ…ハハ♪』
    少し笑みを浮かべ 差し伸べられたマキの手を握り、そのまま引っ張られるように立ち上がった

    2007-02-25 19:17:00
  • 9:

    m↑Кu

    その勢いと共に、2人の足は職場へとさらにスピードをあげて歩いた

    (優しいみくのお姉ちゃん的存在--マキ--ずっと?ミィの友達でいてね…)

    2007-02-25 19:42:00
  • 10:

    m↑Кu

    《着いたぁ〜!! ギリギリだぁ!!》
    2人同時に声を張り上げた
    安心したせいか2人の足はスピードがゆっくりになり そのまま店に入っていく

    2人の仕事はキャバ嬢だった。 店に入るなり、客席ではドレスに着替え 準備万端の女の子達がケータイ片手に、スラッとした足を綺麗に組み、タバコをふかしている。
    そんな中をマキとみくは軽く挨拶を交わしながら、待機室へと向かう。
    2人も急いでドレスに着替え、仕事の準備万端になれば カバンからケータイとタバコだけを持ち出し客席へと向かう。

    いつもこの繰り返しだった。

    2007-02-25 19:58:00
  • 11:

    m↑Кu

    《はい!! 今からオープン入りま〜す!!》
    ボーイの声は店中に響き渡り、みんなの視線がボーイに集まった。

    《は〜ぃ》
    みんなで一斉に返事をする。 中には返事もせずにケータイで誰かと話しながら待機室へ向かう女の子もいる。

    みくもその内の1人だ☆ 笑

    2007-02-25 20:05:00
  • 12:

    m↑Кu

    客への営業電話。 めんどうだけど、これをこなさなければ仕事は務まらない

    対して用事もないのに電話をかけてくる客。 外で会うことを強引に押し付ける客。 そんな客に対しても、この時だけは必ず電話をしてみる。 そうすれば (もしかして自分に興味があるんじゃないか) という勘違いをした人がたまに来てくれるから。

    決して悟られないように、甘えるような声で電話をする。 店に誘うなんてことは絶対にしない。 (営業だ)ってバレちゃうから。

    2007-02-25 20:16:00
  • 13:

    m↑Кu

    「今から同伴誘われたしぃ…ドレスまた着替えなきゃ」
    マキはそう言いながらロッカーの私服を取り出し、せっせと着替え始める

    『マキはいいなぁ〜。いっつも同伴ばっかで指名いっぱぃもらえてるしぃ〜』
    少しひがむのようにみくが言った

    「何言ってんのッ♪ みくも店内指名率No.1じゃん!!」
    マキは自分の気づかいを隠すように言う

    2007-02-25 20:26:00
  • 14:

    m↑Кu

    ガチャ…

    控え室のドアが開くと同時にボーイがひょこっと顔を出す。
    「みくちゃん 指名だよ-」

    『ハーィ』

    「スタートからいきなり指名もらえて良かったじゃん☆ 」
    マキは喜びを分かち合うように言った

    2007-02-26 10:20:00
  • 15:

    m↑Кu

    『だねッ♪ マキも頑張ってね』
    「あったりまえじゃ-ん☆ じゃ、また後でね」
    着替え終えたマキがそう言って部屋をでた

    2007-02-26 12:25:00
  • 16:

    m↑Кu

    ―本日の指名数12本 ボトル数3本―
    今日も順調な売上げだった。
    仕事を終えたみくとマキは2人で色んな愚痴をこぼし合い、着替え終えるとすぐに送迎の車へ乗り込む。

    2007-02-26 12:48:00
  • 17:

    m↑Кu

    車内は密室で、運転手も他の女の子達も無言。 …静かだ。 車の音しか聞こえない。 信号待ちの度に聞こえてくるといえば、ケータイのボタンを押す音ぐらい。

    カチカチ…カチカチ…

    そんな音を聞いていると、みくに睡魔が走る。 気がつくとマキの肩に身を預けて寝ていた。
    マキはどうやら客とメールをしているらしい。 暗い車内でケータイの液晶画面がマキを照らす。

    2007-02-27 07:39:00
  • 18:

    m↑Кu

    《綺麗な目…》
    そんなことを思いながらぼんやりとマキを見つめていると
    「ど-したの?みく」 マキが不思議そうに問い掛けた
    『ううん。マキが綺麗だな〜って思って☆』
    「やめてよ。もう仕事終わりましたよ〜??お客さん」
    『アハハ☆ マキにとってお客様とは何ですか〜??』
    「札束で〜す☆」
    『違うじゃん 神様でしょ〜♪ハハ☆』
    「そんなの知るかっ♪ハハっ☆」

    ―2人の笑い声は、静かな車内に響き渡った―

    2007-02-27 07:56:00
  • 19:

    名無しさん

    アゲ

    2007-02-27 08:49:00
  • 20:

    m↑Кu

    笑っている内に車はマキの家の近くのコンビニに着く
    『今日もマキん家泊まるね』 そう言って、みくもその場で降りた。

    2007-02-28 10:21:00
  • 21:

    m↑Кu

    帰り道の街灯りはどこも真っ暗で、2人の歩くヒールの音が、いつもより大きく聞こえる。
    「実はさ-…嬉しい発表があるんだ♪」 マキは嬉しそうな顔をしてみくに話し掛けた。

    2007-02-28 10:28:00
  • 22:

    m↑Кu

    『ぇ??発表って??』
    「実はね....マキのお腹に赤ちゃんができました☆」

    『ぇ…えぇぇ??!』 みくは急な話に混乱する

    2007-02-28 10:30:00
  • 23:

    m↑Кu

    「やっぱりびっくりした〜♪(笑)」
    『当たり前じゃん!! 急すぎるよ!!』
    「マキも昨日わかったんだけどね☆」
    『そーなんだ☆ それで…産むの??』
    「ん-…取りあえず彼氏に発表してから決めるよ」
    「喜んでくれるといいね♪」

    2007-02-28 12:25:00
  • 24:

    m↑Кu

    そんな話をしていたら、いつの間にかマキの家に到着 マキは1人暮らしで、部屋の電気は消されていた。

    2007-02-28 12:31:00
  • 25:

    m↑Кu

    カチャ…
    部屋に明かりが灯される 隅々まで掃除された部屋。 オシャレな飾りの数々に、みくはなごむ。

    2007-02-28 12:35:00
  • 26:

    m↑Кu

    「先にお風呂入るね」 マキはそう言って風呂場へ向かう みくは部屋にポツンと1人になった。

    2007-02-28 12:38:00
  • 27:

    m↑Кu

    『ファァ…眠い』 あくびをしながらみくが独り言を言っていると、チラッと目に付いたテーブルの上の手紙のようなもの みくは暇つぶしに読んでみる。

    2007-02-28 12:42:00
  • 28:

    m↑Кu

    《啓介に会いたい マキの啓介はどこ…? マキね、赤ちゃんができたんだよ? 啓介の赤ちゃんだよ。 ねぇ…啓介。マキの啓介はどこに行ったの? マキを1人にしないで…お願い》

    2007-02-28 12:50:00
  • 29:

    m↑Кu

    …まるで独り言のような手紙。
    手紙には涙を零したような模様があった

    2007-02-28 12:52:00
  • 30:

    m↑Кu

    読み終えたと同時にマキは風呂から上がる音が聞こえた。 みくは気が動転し、慌てて手紙をテーブルの上に戻す。

    2007-03-01 00:08:00
  • 31:

    m↑Кu

    「上がったよ〜!! みくも入る〜??」
    『あ…うん!! 入りま〜す』 みくは焦り気味の返事する。 そしてみくもシャワーを浴びた。

    2007-03-01 00:11:00
  • 32:

    風呂から上がり、部屋に戻ると みくの視線は無意識にテーブルへ向けられた。
    ―手紙が無い… 隠しちゃったんだね―" " "07/03/01 00:16

    2007-03-01 00:16:00
  • 33:

    m↑Кu

    本当はあの手紙の意味をすごく聞きたかったんだ… だけど聞くことが恐くて。。 何かが壊れてしまいそうな気がして…恐かったんだ。 マキはミィに心配かけないようにワザと明るく振る舞ってくれる強さがあるのに....ミィは弱くてごめんね。。。 本当にごめん

    2007-03-01 00:23:00
  • 34:

    m↑Кu

    「…聞いてる??」
    「ねぇ?? みくってば!!」
    『ぇ?…あ、ごめん!! ボーっとしてた』
    「また何か考えてんの-?? いつもみくは1人で考えちゃダメだって言ってんじゃん!! みくにはマキがいるんだから」

    2007-03-01 00:29:00
  • 35:

    m↑Кu

    ―――マキはいつもミィの心配してくれる―――
    ――自分のことよりミィのこと一番に考えてくれる――
    ―マキは今辛いはずなのに…―

    2007-03-01 00:34:00
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