小説掲示板‐n o e l‐のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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‐n o e l‐

• 1:

  ◆OfTB/xkOl.

  忘れられない人がいる　　７年経った今でも…　　　　
  あなたとの思い出は　　　何１つ色褪せずに　　　　　
  あたしの中にあるんだ　　　
  　　　　　　‐noel‐

  2007-02-21 20:42:00
• 2:

  ◆OfTB/xkOl.

  どうしてかな？　　　　　あんたみたいな最低なヤツ忘れられないなんて…
  
  多分あたしの頭はどうかしてしまったんだね。　　　
  ねぇ今あなたは何を思ってる？

  2007-02-21 20:48:00
• 3:

  ◆OfTB/xkOl.

  あの時もしも…
  
  先に出会ったのが愁じゃなくて、あなただったら…　　
  何か違ったのかな？

  2007-02-21 20:52:00
• 4:

  ◆OfTB/xkOl.

  悔しいくらい鮮明に覚えてる
  香水の香りも…
  あたしを呼ぶ声も…　　　
  お願いだから　　　　　　あたしの中から消えてよ。

  2007-02-21 20:56:00
• 5:

  ◆OfTB/xkOl.

  出会わなければ良かった　　
  そんな風に思ったりもした　
  でもあなたに出会ったから　
  今のあたしが居るんだよね

  2007-02-21 23:41:00
• 6:

  ◆OfTB/xkOl.

  ねぇケンちゃん
  あなたはもう覚えてないだろうけど…
  
  あの日は今でもあたしの記念日なんだよ

  2007-02-21 23:44:00
• 7:

  ◆OfTB/xkOl.

  あたし達が出会ったあの場所には
  今は違うお店があったよ
  だからあの場所が生まれ変わったみたいに　　　　　あたしも前に進むね？　　　
  バイバイ、健二。

  2007-02-21 23:48:00
• 8:

  ◆OfTB/xkOl.

  ―新宿・歌舞伎町
  
  きらめくネオン。
  酔っ払いのサラリーマン。派手なドレスを着た女の子達…そんな人の波を横切って、ようやく見えたビル。

  2007-02-21 23:57:00
• 9:

  名無しさん

  「ここだよルナ♪ここの４　階！」
  楽しそうにあたしを振り替えるレイカ。　　　　　　　
  『ここかぁ…』
  そう呟きながらレイカの後に着いてエレベーターに乗った。

  2007-02-22 00:45:00
• 10:

  ◆OfTB/xkOl.

  あたしとレイカは同じキャバクラで働いていて、一番の友達。　　　　　　　　　
  今日は店が暇で、レイカとずっと話して過ごした。　話題はお互いの彼氏について…。
  レイカは彼氏と同棲してて、あたしもその時同棲してる彼氏が居たから、レイカと同棲について語りまくって、気付けば《お互いに彼氏を紹介しよう！》みたいなノリになってた。　　　　
  そこまでは良かったんだけど…

  2007-02-22 00:53:00
• 11:

  ◆OfTB/xkOl.

  「じゃあさ、今日終わった　らうちの彼氏んトコ飲み　行こうよ！」　　　　　『うん！行きたい！たまに　は飲みたい！』
  「じゃ優紀に連絡しとくね　」
  
  ―で、ついたのは歌舞伎町　か…。

  2007-02-22 01:37:00
• 12:

  ◆OfTB/xkOl.

  あたしは歌舞伎町に降り立つその時まで、気付いてなかったんだ。
  レイカの彼氏が《ホスト》だって事に。　　　　　　　　
  「『お疲れ様でした〜』」二人で店を出てタクシーに乗る。
  行き先なんて気にもしなかった。とにかく《レイカの彼氏》に会えるのが楽しみだったから。

  2007-02-22 01:41:00
• 13:

  ◆OfTB/xkOl.

  タクシーを降りたのは新宿駅の近く。レイカの歩いて行く先には歌舞伎町…。　　
  ―え？もしかして…　　　　
  『ね、ねぇ！レイカの彼氏　ってどこで働いてるの？　何してる人!?』　　　　　
  慌ててレイカに聞いた。

  2007-02-22 01:49:00
• 14:

  名無しさん

  ━━━完糸吉━━━

  2007-02-22 07:14:00
• 15:

  ◆OfTB/xkOl.

  「ん？ホストだよ♪」　　　
  ―――――――――　　　「―…ルナ！着いたよ！」　　
  あたしがついさっきの事を思い出してる間に、エレベーターは目的の階についたらしい。　　　　　　　　　
  ―ヤダなぁ…

  2007-02-22 18:15:00
• 16:

  ◆OfTB/xkOl.

  ホスト=怖い。あたしはそう思ってた。　　　　　　　
  ―すぐ帰ろう！レイカの彼　見たらすぐ!!　　　　　　
  そんなことを考えて店に入った。
  ビックリするくらいの大音量、出迎えるホスト、楽しそうな笑い声…　　　　　レイカは慣れた感じで席に座った。

  2007-02-22 18:20:00
• 17:

  ◆OfTB/xkOl.

  ―なんか、やっぱりヤダ…　
  その時タイミング良くレイカの彼氏が現れた。　　　「こんばんは！優紀です。初めまして」　　　　　　『…あ、はい』　　　　　「えーと？笑　ルナちゃん　だよね？」　　　　　　『…はい…』　　　　　　レイカの彼氏はいかにもって感じのホストで、やっぱりあたしには《怖い》だけだった。

  2007-02-22 18:27:00
• 18:

  ◆OfTB/xkOl.

  「優紀、とりあえず適当に　つけてよ！ルナ初めてだ　から♪」　　　　　　　　
  レイカが何を言ってるのかも理解出来ず…言われるがままにお酒を飲んで、言われるがままにソコに座ってた。
  帰るって言えばレイカは悲しい顔するし《今日だけ付き合うか》って簡単に考えて…

  2007-02-22 18:31:00
• 19:

  ◆OfTB/xkOl.

  沢山名刺をもらった。　　　
  ラストだから誰か選んでくれと言われて、《愁》って子を選んだ。一番長くついてくれたから。　　　　　愁はあたしより１つ年下で、大学生だった。優しくて楽しい話も沢山して、なにより話が合った。　　　　　
  帰りは愁がエレベーターの下まで送ってくれて、番号を交換して別れた。

  2007-02-22 18:52:00
• 20:

  ◆OfTB/xkOl.

  何だか、システムがいまいち理解出来ないまま、あたしのホストクラブ初体験は終わった…
  とりあえず、レイカの彼氏の優紀って人はあたしは苦手なタイプで、あまり近付きたくない感じだった…。　
  翌日―
  「ルナおはよ！昨日楽しか　ったね♪」

  2007-02-22 23:03:00
• 21:

  ◆OfTB/xkOl.

  『あ、うん…そうだね』　正直微妙だったけど、レイカの顔見たら《そうでもなかった》とは言えなかったんだ。　　　　　　　　　　
  「また一緒に行こうね♪」『機会があったらね！』　
  
  適当に答えた。その《機会》がすぐ来るとは思いもしなかったから…

  2007-02-23 18:18:00
• 22:

  ◆OfTB/xkOl.

  数日が過ぎた頃、愁からメールが来た。　　　　　　　
  ―相談したい事があるんだ　けど聞いてもらえない？　今日仕事の後用事ある？　俺の出勤前に会えないか　な？―　　　　　　　　　
  あたしはかなりバカだった。ホストの怖さも知らないで…会う約束をした。

  2007-02-23 18:23:00
• 23:

  ◆OfTB/xkOl.

  あたしはキャバ嬢だったけど、さっぱりした性格だから回りくどい営業をしたことが無い。
  お客さんに営業する時も『今日来て欲しいな?』みたいに直接的な事を言っていた。
  そして何より、《田舎者》のあたしは人を疑う事を知らなかった。

  2007-02-23 18:27:00
• 24:

  ◆OfTB/xkOl.

  愁に会い、話しているうちに愁の出勤時間が過ぎている事に気付く。　　　　　　
  『愁、時間…大丈夫？』　　
  大丈夫も何も過ぎていて大丈夫な訳が無いのは分かっていた。

  2007-02-23 18:31:00
• 25:

  ◆OfTB/xkOl.

  『え!?マジで？うわぁ…ど　ーしよ…ルナちゃん今日　だけ、今日だけお願い！　同伴って事にしてお店来　て？』　　　　　　　　　
  愁は本当に困った顔をしていて、あたしは店に行く事を了承してしまった…　　　
  今思えば本当に世間知らずでバカ。でも…

  2007-02-23 18:48:00
• 26:

  名無しさん

  
  

  2007-06-30 23:00:00
• 27:

  名無しさん

  a

  2007-07-14 16:33:00